ソーシャルゲーム
ブレイブ&モンスターズにおけるメインシナリオのこと。
ブレモンは対戦やレイドコンテンツも充実しているが、本筋のシナリオも順次更新されている。
プレイヤーの大部分はストーリーモードをクリアしてから対戦やレイドに着手する。
現在は第一部の『魔王バロール編』が完結し、第二部の配信が待たれている状態。
『魔王バロール編』は大きく前後編に分けられており、前半では覇王グランダイトを、後編では魔王バロールを相手に戦うことになる。
創造神プロパトールの神託によって、世界を救うという伝説の『ブレイブ』として選ばれたプレイヤーは、
アルメリア王にして
王都キングヒルに居城を構える『
鬣の王』の命によって大陸の平和を脅かす覇王・グランダイト討伐の旅に出る。
王の伝令を名乗る
幻魔将軍ガザーヴァや覇王軍との戦いを経て、『ブレイブ』は自身と
パートナーを強化させてゆく。
覇王軍の本隊はその居城である『
覇宮メル・カヴァ』と共に常に移動を繰り返しており、その居場所を特定するには、
『
十二階梯の継承者』と呼ばれる者たちの筆頭・
『創世の』バロールが作ったアイテム『創世の瞳』が必要不可欠である。
また、
メガロスシェルという名のモンスターでもあるメル・カヴァの脚を止めるための『圧縮炸裂閃光弾』というアイテムも必要であり、
『ブレイブ』はそれらのアイテムを求めて世界各地を遍歴することになる。
行く先々の土地でバロールゆかりの魔法を習得し、黒髪の少年に餌付けし、
『詩学の』マリスエリスや
『虚構の』エカテリーナらの力を借り、
また時には
『聖灰の』マルグリット、
『万物の』ロスタラガムらと対立しつつも『
十二階梯の継承者』たちと交流を深め、
リバティウムにて圧縮炸裂閃光弾を、
金雫の宮コルトレットにて創世の瞳を手に入れた『ブレイブ』は、覇宮メル・カヴァで覇王グランダイトと交戦。
死闘の末にグランダイト討伐を成し遂げるものの、世界が平和になることはなかった。
グランダイトが
アルメリア王国を蹂躙するその裏で、今まで旅先で何度もその名を聞いてきた
『創世の』バロールが暗躍していたのである。
また、それまでグランダイトの配下だとばかり思っていた幻魔将軍ガザーヴァがバロールの配下であったことも判明する。
バロールは世界各地に強力な魔物を放ち、表立っての世界征服を開始。
それまでアルメリア王国内しか公開されなかったマップが世界地図となり、世界観が一気に広がりを見せる。
グランダイト編に出現する魔物は原生の
アルフヘイム産野良モンスターであり、グランダイトの軍勢は人間(亜人含む)のみであったのだが、
バロール編ではバロール麾下の
ニヴルヘイム産モンスターたちが大量に出現して『ブレイブ』の行く手を阻む。
首脳と強力な味方を喪った『ブレイブ』らアルフヘイム勢は大きく弱体化し、
幻魔将軍ガザーヴァの手によって防衛の要・
アコライト外郭までも破壊されてしまうが、
同外郭の戦いで『ブレイブ』は因縁の敵にしてニヴルヘイム最高戦力の一角、ガザーヴァを討伐することに成功し、その勝利を切欠に再度勢いを盛り返してゆく。
最終的に『ブレイブ』はバロールの居城・
天空魔宮ガルガンチュアの場所を特定。
魔宮に乗り込んで兇魔将軍イブリースと決着をつけ、その後魔王バロールを撃破することになる。
バロールは「これは序章に過ぎない」と言い残して死亡。天空魔宮ガルガンチュアは墜落し、ニヴルヘイムの魔物たちは討伐され、
結果ニヴルヘイムは滅亡した。
しかし、ガルガンチュアの残骸に黒髪の少年――
『黄昏の』エンデが出現。
「あなたの仕事は僕が引き継ぐ」と言い残し、物語は幕を閉じる。
テキスト文字数2000万字を誇る圧倒的なストーリーは重厚な中にも程々に息抜きめいたギャグやネタ、メタ要素などが盛り込まれている。
ただし、中盤まではシリアスとギャグがだいたい7:3くらいであったのが、バロールのキングヒル襲撃を機に一気に陰鬱になる。
メインキャラが容赦なく死亡し、鬱展開、凄惨な描写、心に来る演出などが目白押しになる。
そのため『R指定にした方がいいのでは』といった声も散見される。
最終更新:2021年10月01日 10:44