シェリー・フリント

ジョン・アデルの幼馴染であり、ロイ・フリントの実妹。
故人。

兄ロイと共に、孤立していた幼少時のジョンに手を差し伸べ、家族ぐるみの付き合いをしていた少女。
若干5歳にしてあらゆる格闘技に精通し、大人顔負けの実力を誇る天才児だった。
ジョンにとっても親友であると同時に頭の上がらない存在であった様子。

20年前のある日、キャンプに訪れた山で愛犬の「部長」とともに遭難。
巨大な熊に襲われているところへ駆けつけたジョンによって救助されるも、
シェリーはナイフ1本で熊を殺したジョンの姿に恐怖し逃げ出し、崖から滑落。
致命傷を負いつつも即死できず苦しみ続け、最期はジョンが介錯を行った。

享年5歳。

幼き日の常軌を逸した殺人経験はジョン、ロイ両名に深い心の傷となって残り、
彼らの人生に暗い影を落とし続けた。

死んだシェリーの魂はブラッドラストの『殺した相手を取り込む』という特性によってジョンの肉体に宿り、
アルフヘイムでのブラッドラストに関わる騒動の中で幻影の姿でジョンと再会することとなる。
ドゥーム・リザードを象った無数の血液人形を瞬く間に壊滅させるなど、死してなおその強さは健在だった。

一通り無双した後はアルフヘイムのブレイブ達にジョンのことを託し、光の粒子と化して消えていった。

幼くして非業の死を遂げたその顛末とは裏腹に、本人はなかなかあっけらかんとした性格。
20年を経てなおジョンを尻に敷き続けている一方で、自らを殺したジョンのことを常に気にかける慈愛も併せ持つ。

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最終更新:2022年11月17日 18:58