20代中盤程度の長身のアメリカ人男性。ジョンより若干細身。
くすんだ金髪と猛禽類のような鋭い碧色の眼差しが印象的。
精悍だが無機質な、ロボットのような印象を抱かせる顔立ち。
米陸軍に所属するプロの軍人であり、数々の戦地を渡り歩いてきたため年齢にしては飛びぬけた実戦経験を持つ。
特に白兵戦で類稀な実力を持ち、アサルトライフル、ナイフ、チェーンマイン、毒物などありとあらゆる武装をそつなく使いこなす。
また指揮官としても優秀であり、異世界に召喚されてからは小学生並みの知能しかないゴブリンを訓練し、
隊伍を組みアサルトライフルを使用する軍隊へと鍛え上げた。
その正体は
ジョン・アデルの幼いころの親友であり、
シェリー・フリントの実兄。
日本で外人呼ばわりされ、学校で仲間外れになっていた幼少期のジョンに初めて手を差し伸べた。
ジョンとは家族ぐるみの付き合いをしており、いつでも行動を共にするほどだったが、
妹シェリーの死を契機に疎遠になり、ジョンのとの関係も歪んでゆく。
家の都合でアメリカへ帰国するも、ジョンと和解できなかったことをずっと悔やみ続け、
大人たちに無罪と言われようとそれに納得せず自罰的な振る舞いを続けるジョンを気にかけていた。
そして試行錯誤の末、自らの手でジョンを罰しジョンの魂を救うことを決意、成長して軍属し、
確実にジョンを始末することのできる腕を磨き続けてきた。
目的のためには手段を選ばず、無辜の民を殺害することにもまるで躊躇いがない。
冷徹で酷薄な性格に見えるが、本当の性格は正義感と責任感の強い真面目なタイプ。
ジョンからヒーローと呼ばれるほど、弱きを助け強きを挫く筋金入りの正義の味方。
ただし、今はジョンとの友情を貫くことを最優先し他のことをすべて後回しにしている。
最終更新:2020年09月11日 11:30