アルフヘイムの至るところでエンカウントする雑魚モンスター。
なんなら
ニブルヘイムの一部地域にも生息している。
見た目はボロボロの兜と胴当てのみを身につけた、二足歩行のネズミ型獣人。
人間と同等のサイズ感でネズミ特有のまん丸な目玉がこっちを見るとかなり怖い。
また更に格下(進化前)のモンスターとして下っ端ドブネズミが存在するが、
こちらは極一部の地域でしか遭遇出来ない上に初期レベルが1固定。
テイム後に経験値が1でも入ればドブネズミ兵士に進化するというフレーバー的存在なので説明は割愛。
上述の通りどの地域でも遭遇出来るコモンモンスターであり、性能はそのレア度相応。
俊敏性が伸びやすく、どんな属性・状態異常にも耐性があるという特徴はあるものの、そもそも全てのステータスも低水準。
レベルも早々に上限を迎える為、デコイ代わりに召喚しておくくらいしか使い道はない。
……しかし丹念に育成を重ねていくとなると話は違ってくる。
レベル上限を解放し、限界突破でレアリティを上げていけばステータスの上昇率は好転。
すると俊敏性に特化しつつも欠点のないステータスに加え、万能の耐性を併せ持つインファイターが誕生するのだ。
序盤から育成していればメインクエストクリア報酬を頼りに上限解放、限界突破も比較的簡単。
初心者ガチャで強力なモンスターを引けなかった場合には十分メイン
パートナーの選択肢になりうる。
言わばAGI特化版リビングレザーアーマーと言った立ち位置か。
またもう一つの特筆すべき能力として装備品や職業への適性の豊富さがある。
ドブネズミ兵士は『学習能力』というパッシブスキルを持っており、他のモンスターに比べてステータスの可塑性が高い。
また様々な
スキルを習得可能。
更に各ステータスが一定ラインを超えた状態で対応した武器種を装備するとクラスが変化するようになる。
フリーダムリッター形式と言えば分かりやすいだろうか。
力を重点的に伸ばして剣を装備していれば『ドブネズミ剣士』
知力に特化させて杖を装備していたなら『ドブネズミシャーマン』
俊敏性に特化させて短剣を装備させた場合は『盗賊ドブネズミ』
他にも『レンジャー』『プリースト』『オーガ』『アルケミスト』『サモナー』
そして全てのステータスを一定以上までブーストする事で解禁される『ドブネズミ騎士』
以上、変化可能なクラスはこれまでに9種が確認されている。
のだが……9では区切りが悪いしもう1クラス隠されているんじゃないかという噂もある。
最後に、
リューグークランの
流川たな選手の
パートナーとして一躍有名になったドブネズミ兵士(騎士)だが、
決してぼんやりと使っているだけでも強いモンスターではないという事を忘れないようにしよう。
例えばドブネズミシャーマンは単なる魔法職として扱うだけなら、もっと優れたモンスターは幾らでもいる。
他の進化先も同様である。高難易度レイドへの採用を視野に入れるなら、運用法をしっかり練る必要がある。
生来の俊敏性と高い耐性を活かすのは勿論の事、
ドブネズミ兵士の時点で習得出来る『疫病散布(パンデミック)』は進化後でも十分強力なので必ず採用したい。
そして俊敏性と耐久力、自身を中心とした範囲
DOT付与攻撃を最大限活用するには
シャーマンやレンジャーでも近距離戦闘を主体にする必要があるだろう。
と言った具合に
ビルドを突き詰めていこう。
肝心の、どのように近距離戦闘で活躍するのかは同じクラスの中でも沢山の選択肢がある。
こうしてわざわざドブネズミ兵士のページを最後まで見てくれたその熱意や勤勉さで、
あなたのドブネズミ兵士をあなただけの
パートナーにしてあげて欲しい。
最終更新:2023年07月29日 17:59