みならいナイト

本稿では進化形のストライクリッター、ブレイブヴェヒターに関しても併記する。
『ブレイブ&モンスターズ!』アニメ化第一作、無印の主人公三人組のひとり・ジンのパートナーモンスター。
ジンのパートナーのみならいナイトには『メドラウト』という名前が付いているが、ジンが名付けたものではない。

人型の初期モンスター。頭が大きくデフォルメされた身長1mくらいの小さな騎士。
子どもっぽいデザインだがナイトと言うだけあってきっちり甲冑を身につけており、頭部も兜と庇によって完璧カバー。
その素顔を見ることはできない。
アニメでは鳥類らしく囀ることしかできないシマエナガン、『ドロ~』としか喋れないドロダンゴーレムと違い、
最初から流暢に会話をすることが出来る(前者二名もファラオファルコン、タロスにまで進化すると喋るようになる)。
ナイトと言う割には言動が荒っぽく、短気で粗暴。「こんちくしょう!」「こんにゃろー!」などとよく口にする。
メドラウトは元々伝説のブレイブのひとりと言われたジンの祖父・ゼンのパートナーであったらしく、
その際は最終進化形態であったらしいが、現在は初期モンスターにまで退化してしまっている。
パートナーのジンとは悪友めいた間柄で、フルネームのメドラウトは長いためメドと呼ばれている(テンはメドラウト、チィはメドちゃんと呼んでいる)。
属性の別を問わず人型モンスターにはよくあることだが、全体的にステータスがバランスよく纏まった使い勝手のいい性能。
剣や槍による物理攻撃の他、初期の魔法も使いこなすためドロダンゴーレムと違いソロでも充分やっていける、初心者向けのモンスター。

  • ストライクリッター
みならいナイトの進化形。デフォルメされていた頭身がリアル頭身になり、背丈が伸びてジンら主人公三人組と同じくらいになった。
見習いの称号が取れて一人前の騎士(リッター)になり、甲冑も若干豪華になってマントを装備。しかし相変わらず素顔は見えない。
全体的にステータスの向上が見られるが、特にATKの上昇が顕著で、パーティーの前衛・メインアタッカーとして活躍するようになる。
実は『ストライクリッター』というのは正式名称ではなく、このモンスターを指す場合『フリーダムリッター』と呼ぶのが正しい。
フリーダムリッターは専用装備の換装によって特性が変わるモンスターで、三種の装備のうち攻撃に特化した形態をストライクリッター、
防御に特化した形態をカラミティリッター、魔法に特化した形態をイージスリッターと呼ぶのだが、
単純熱血バカのジンはストライクリッター形態以外を使う気がまったくない上、ストライク以外の形態の名前を忘れたため、
ストライクリッターと呼ばれている。
中盤で手に入れた神代遺物醒剣ダーマの刀身に魔力を纏わせて敵を一刀両断する専用スキル『ストライクインパクト』は中盤~終盤までの主力攻撃である。
みならいナイトのときはジンに抱えて運ばれるなど屈辱的な扱いを受けていたが、身体的に成長してからはその雪辱を果たす目的か、
やたらとジンを持ち上げて運ぼうとする。そして失敗する。
口の悪さと粗暴さは一人前になっても変わらない。

  • ブレイブヴェヒター
醒剣ダーマとジンの勇気の力によってクラスチェンジした、みならいナイトの最終進化形。レイド級モンスターの一角。
鎧が更に豪華な白銀のものになり、マントもドラゴンの刺繍が施された深紅のものに変化。
身長は更に伸びて遂にマスターのジンを追い越し、高校生~社会人クラスにまで成長した。
そして最終進化形になったことで、今まで頑なに脱ごうとしなかった兜を脱いだ
中身はまさかの女――だったのだが、ストライクリッターのときもみならいナイトと同じで変わらず女声であったため、
フォーラムでは初期から『中身は女だろう』と噂されていたため特にサプライズにはならなかった
ジンを追い越して成長してしまったため、おねショタ事案が発生。同人界隈に激震が走り、年末に薄い本が厚くなるという事態を招いてしまう。
口調や態度が荒っぽいのは相変わらずだが、外見の成長に伴って精神も成長したのか、今まで悪友として接していたジンに対して明確な恋心を抱き、
チィ以外でジンに親しく接する女性を見ると露骨に機嫌が悪くなる。
キャラ性能的には今までのバランスのいい伸び率をそのまま継続したような使い勝手のいいモンスターで、
仲間のパートナーモンスターと違いひとりだけレイド級なこともあってか、パーティーの中核を務める。
ブレイブヴェヒター(勇者の番人)の名の通りジンのパートナーとして八面六臂の活躍を見せ、
ストライクインパクトの正統進化であるユニークスキル『ファイナルブレイバー』を使い、劇場版アニメでは見事魔王バロールの討伐に成功した。

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最終更新:2022年11月07日 19:42