リキッドイーストについて
特徴は、純粋に単一の株を使用できることです。
ドライイーストでは、製造工程上、雑菌が混じることが免れません。
それに大してリキッドイーストでは、純粋培養が可能です。
また、酵母の種類が豊富なのも長所です。
何十種類もの酵母が販売されています。
リキッドイーストの利用
リキッドイーストは、二重の袋に入って売られています。
純粋な株がほんの少量、小袋に入っています。
そして、その小袋と培養液が、大袋に入っています。
使用する数日前に、袋をパンチして、中の小袋を破ります。
すると、培養液と酵母が混ざり、酵母が培養されます。
数日後、袋がパンパンに膨らんだら、酒のもとと混ぜて使用してください。
ただし、大袋の中の培養液では、多量の酒を醸すほど酵母は増えません。
多量の酒を醸す場合、
培養してください。
リキッドイーストの入手
残念ながら、日本ではなかなか手に入りません。
有名なのは、Wyeastというブランドです。
自家醸造の専門店か、海外通販を利用すると良いでしょう。
日本でリキッドイーストを量産、市販しているメーカーはありません。
Wyeastの使い方については以下のサイトに詳しく書いてあります。
ttp://www.amy.hi-ho.ne.jp/brew/wyeast.html
冷蔵保存が必要なので、海外通販では送料が高くなります。
専門店も海外から取り寄せているので、そもそも価格が高いです。
酒造用の酵母(協会酵母)は、日本醸造協会でアンプルが配布されているという話ですが、一般人に入手できるかは不明です。
最終更新:2008年12月07日 02:55