073.見つめる瞳
(願わくばここが禁止指定区域になるのがまだ先であって欲しいな……)
鬱蒼と茂る森林の中で♂ウィザードは思った。
なにしろここはハイディングで隠れるには視界が悪く、近づく者は→には・がいれば茂みを踏み分ける音ですぐに気がつくという最適の地形だったからだ。
その刹那、がさりと茂みを踏み分ける音がする。
(おっと、隠れなきゃな……)
敵わなそうな相手ならばやり過ごし、容易に殺せそうな相手ならば後ろから不意をつく。
その気配の進路は丁度こちらだったらしくすぐにその姿を現す。
(ち、ブラックスミスか……少し分が悪いな)
倒せなくはないだろう、だが少なからず消耗はするし、なにしろ少しでもミスを犯して懐に潜り込まれてはウィザードでは歯が立たないだろう。
現れた♂ブラックスミスは丁度♂ウィザードの隠れている地点の直前でその歩みをぴたりと止めた。
(なんだこいつの目……)
光の無いその瞳は真っ直ぐ♂ウィザードを捕らえていた。
(まさかこいつ……)
手にした血に塗れた斧を振り上げる。
(俺が見えているのか……)
そこで♂ウィザードの意識は背後の巨木と共に寸断された。
鬱蒼と茂る森林の中で♂ウィザードは思った。
なにしろここはハイディングで隠れるには視界が悪く、近づく者は→には・がいれば茂みを踏み分ける音ですぐに気がつくという最適の地形だったからだ。
その刹那、がさりと茂みを踏み分ける音がする。
(おっと、隠れなきゃな……)
敵わなそうな相手ならばやり過ごし、容易に殺せそうな相手ならば後ろから不意をつく。
その気配の進路は丁度こちらだったらしくすぐにその姿を現す。
(ち、ブラックスミスか……少し分が悪いな)
倒せなくはないだろう、だが少なからず消耗はするし、なにしろ少しでもミスを犯して懐に潜り込まれてはウィザードでは歯が立たないだろう。
現れた♂ブラックスミスは丁度♂ウィザードの隠れている地点の直前でその歩みをぴたりと止めた。
(なんだこいつの目……)
光の無いその瞳は真っ直ぐ♂ウィザードを捕らえていた。
(まさかこいつ……)
手にした血に塗れた斧を振り上げる。
(俺が見えているのか……)
そこで♂ウィザードの意識は背後の巨木と共に寸断された。
<♂ウィザード 死亡>
<♂BS さらなる獲物を求めて徘徊中>
<残り37名>
<♂BS さらなる獲物を求めて徘徊中>
<残り37名>