「モーニングスター」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
モーニングスター - (2007/10/01 (月) 01:08:40) の1つ前との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
**モーニングスター ~Morning Star~
&bold(){基本スペックと定義}
----
#image(morningstar0100.jpg,blank,left)
全長:50~80cm
重量:2.0~2.5kg
地域:ヨーロッパ
年代:13~17世紀
球体状の先端を持つ棍棒に複数のトゲが付いた武器を、総じてモーニングスターと呼ぶ。
ドイツでは「モルゲンステルン」とも呼ばれ、こちらの名称のほうが最近ではポピュラーになっている。
フレイルのように柄とトゲ付き球体が鎖で繋がれたものが有名だが、実際はこちらのタイプが原型であり、このタイプの方が多く存在している。
ここでは棍棒型のトゲトゲ鉄球のものをモーニングスターと定義し、説明する。
&bold(){時代背景}
----
西欧の騎士たちが愛用したと言われ、その起源は聖職者が用いた聖水撒き棒(Holy Water Sprinkler)に端を発する…という説がある。
棍棒の先に釘バットの如く放射状にトゲをつけたものはだいぶ昔からあり、その武器を原型にした説もあり、説得力がある。
それを主に教会に所属する騎士たちが「これは職杖です。偉い人にはそれがわからんのですよ。」と言い逃れをし、この武器を使うようになったと思われる。
&bold(){使用用途}
----
&bold(){明けの明星}
----
#image(morningstar0101.jpg,blank,left)
**モーニングスター ~Morning Star~
&bold(){基本スペックと定義}
----
#image(morningstar0100.jpg,blank,left)
全長:50~80cm
重量:2.0~2.5kg
地域:ヨーロッパ
年代:13~17世紀
球体状の先端を持つ棍棒に複数のトゲが付いた武器を、総じてモーニングスターと呼ぶ。
ドイツでは「モルゲンステルン」とも呼ばれ、こちらの名称のほうが最近ではポピュラーになっている。
フレイルのように柄とトゲ付き球体が鎖で繋がれたものが有名だが、実際はこちらのタイプが原型であり、このタイプの方が多く存在している。
ここでは棍棒型のトゲトゲ鉄球のものをモーニングスターと定義し、説明する。
&bold(){時代背景}
----
西欧の騎士たちが愛用したと言われ、その起源は聖職者が用いた聖水撒き棒(Holy Water Sprinkler)に端を発する…という説がある。
棍棒の先に釘バットの如く放射状にトゲをつけたものはだいぶ昔からあり、その武器を原型にした説もあり、説得力がある。
それを主に教会に所属する騎士たちが「これは職杖です。偉い人にはそれがわからんのですよ。」と言い逃れをし、この武器を使うようになったと思われる。
&bold(){使用用途}
----
メイスと同様、「これが私の全力全開っ!」と言って全力で殴りつけるのが正しい使用法である。
形状を見て何となく分かると思うが、鉄球でぶん殴られる上にトゲ付きという事で、メイス以上にプレートメイルで武装した兵士に大打撃を与えられる。
ただし、それ相応に重いということでブンブン振り回すというより、重く痛い一撃を叩き込む感じである。
そのため、メイス以上に取り回しや器用さがなくなっていることを忘れてはならない。
&bold(){明けの明星}
----
#image(morningstar0101.jpg,blank,left)
ここでは別称とトゲの数について説明していこうと思う。
まず別称はドイツ読みで最近ポピュラーな「モルゲンステルン」があるということを前述に書いたと思うが、どっちもその意味は「明けの明星」である。
これは頭部が光り輝く金星のようなので、明けの明星=金星の名が付いたと言われている。
とても蛇足なのだが、金星を意味する女神には例外なく美人が多い。
ギリシャ神話のヴィーナス、北欧神話のフレイヤが金星を意味しており、どちらも愛の神々である。
特にフレイヤを表す意味が有名で、これは金曜日(Friday)の語源でもある。
創作者向けにトゲの数に関しての説明。
図は割とポピュラーな数と長さを選んだものである。
一番先端のトゲだけは特別大きく、他は小さくて円錐状だったり角錐状で、細長いものや太くて短いものから様々である。
上のタイプは円錐状のトゲのもので、数は先端を除いて12個。
下のタイプは角錐状のトゲのもので、数は先端を除いて24個。
45度でずらして描いたものがほとんどであるが、たまにランダムにトゲが書いてあるものがある。
ランダムタイプは非常に雑に描いてもいいのだが、やはり不恰好になってしまう。
数は24個以上でも全く問題ないと思うが、ちゃんと測量して、等間隔にトゲをつける方がやはり見た目はいいと思われる。