「架闊邸」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

架闊邸 - (2013/06/07 (金) 21:40:18) の編集履歴(バックアップ)


製作者:十三階段


基本設定


架闊興醒架闊凪威親子が生活していた屋敷。現在では無人。
非常に広く、大規模な旅館ほどの大きさがある。
鬱蒼と生い茂る森の中に立地しており、一部の人間を除いてその場所を知るものはいない。

興醒夫人である架闊大鉈が死去した後は、この屋敷には興醒と凪威の二人だけで生活していたはずなのだが、
この二人以外にも「誰かが暮らしていた」と言われる曰くつきの屋敷。
それどころか、現在進行形で、「未だに誰かが住んでいる」と言われている。

3年前に架闊親子が死亡した後、この屋敷の周辺には蛇の魔物エキドナがどこからともなく集まり始め
現在では屋敷の周辺数kmに渡ってエキドナの巣窟となっている。
まるで、蛇達はこの屋敷を守るかのように屋敷周辺を縄張りとしている。

何度か調査隊が派遣されたが、全て、ほぼ全員何者かに惨殺されるという結果に終わっている。
生還者の話では、自分達を襲ったのはエキドナではなく、「手足が伸びる人間のような生き物」であったといい、
それも一人ではなく複数の人物が襲ってきたらしい。
また、ある生還者は手足が伸びる和服姿の女性「数名」に襲われたと言う。

架闊興醒は、自分と同じ「蛇」の能力を持ち、それゆえに迫害されたり親に棄てられたり、
または親や家族を能力者排斥集団によって殺された子供達を
引き取ってこの屋敷で一緒に暮らしていたと言われる。
架闊家は没落して貧乏だったと言われるが、金欠の本当の理由は各地から引き取った子供達を養う為だったとも言われる。
子供達を引き取ったという話以外にも、架闊家には凪威の兄弟が何人かいたとも言われる。
その兄弟達が、未だに住み着いているのではないかという見解もある。

しかし、真相は未だに闇の中であり、その全貌は殆ど明らかにされていない。

架闊親子の存命当時からすでに電気も水道も止められていたようだが、
人間離れした生命力を持つ親子にとっては特に死活問題にならなかったようだ。
とりわけ凪威に至っては殆ど野生児同然の生活をしていたためまるで問題にしていなかった。

いずれにせよ、架闊親子が死んだ後も「誰か、それも一人ではない複数の人物が住んでいる」ことは間違いない屋敷である。

住民

架闊興醒(3年前に死亡)
架闊凪威(3年前に死亡)