「ultra soul」(ウルトラ・ソウル)は、B'zの楽曲。作詞は稲葉浩志、作曲は松本孝弘。略称は「ウルソ」。
世界水泳福岡2001大会公式テーマソングとなったため、テレビ番組などで水泳などのスポーツ企画のBGMとして使われることが多い。
このタイアップによって高い知名度を誇り、B'zの代表曲として認識している人も少なくない。
レコーディングの際、アコギの音は当初とずれていたものの、かえって良くなったためそのまま採用されている。
PV
メンバーがプールの水上で演奏しているというもの。
羽田東急ホテル(2004年9月30日に閉館)のプールで撮影された。
稲葉は最初はロングコートを着て歌っているが、最終的には半袖になり歌う。夏のイメージが強い曲であるが、PVの撮影時期は真冬でありく、収録の合間は巨大ストーブで温まっていたという。
エピソード
「うたばん」に出演した際、稲葉が実際に使用した作詞メモを公開し、鑑定をしたところ、250万円という値が付いた。
鑑定を行った前野重雄によると、稲葉の迷いが見えたのが良かったという。「
ultra soul」以外に「super soul」「iron soul」などとメモされており、曲名で迷った形跡が見られた。
このメモは、「
New Message」の歌詞が印刷された紙の裏側に書かれており、稲葉曰く資源節約だという。
なお、直後に鑑定された松本のギター(レスポール チェリーサンバースト 1959年製)は2000万円もの額になっている。
ネット上での人気
元々B'zの楽曲の中でも知名度が高かったが、ニコニコ動画にて様々な楽曲のフレーズに「ウルトラソウルッ!」を付け足す音楽MADが流行。その汎用性の高さとシュールさから、ネット上での人気が加速した。今でもTikTokやYouTubeでも人気である。
バージョン
- ultra soul
- ultra soul 〜Splash Style〜
32ndシングル『GOLD』の2nd beat。1番はほぼアコースティックver.となっており、2番から原曲通りのエレキギターが加わるが音量はかなり抑えられている。
- ultra soul(Alternative Guitar Solo ver.)
12thアルバム『GREEN』収録。ギターリフが追加され、ベースが生音になった他、ギターソロなどが異なる。
- Ultra Soul
海外のiTunes Storeにて配信されたミニアルバム『B'z』収録。再録である。ドラムが打ち込みでなくなるなど、生音を重視したアレンジになり、ギターソロも変更されている。
- ultra soul 2011
再録バージョン。18thアルバム『C'mon』収録。近年のLIVE-GYMで演奏されているアレンジに近い。B'z Official YouTube Channelにて、過去のライブ映像にラストサビの音源を合わせたものが公開された。
- Ultra Soul2012年にリリースの配信限定アルバム『B'z』収録。英語詞になっている。アレンジは「ultra soul 2011」に近いが、ベースソロがカットされている。
参加ミュージシャン
原曲
- 松本孝弘:ギター・作曲・編曲
- 稲葉浩志:ボーカル・作詞・編曲
- 徳永暁人:編曲
ultra soul 〜Splash Style〜
- 松本孝弘:ギター・作曲・編曲
- 稲葉浩志:ボーカル・作詞・編曲
ultra soul 2011
ライブでの演奏
定番曲であり、リリース以降ほぼ毎回演奏されている(以下参照)。
また2002年以降のライブでは、ラストの「ウルトラソウル!ハイ!」の掛け合いを3~4回繰り返すアレンジが定着している。「ハイ!」のタイミングでジャンプをする。
タイアップ
原曲
- 「世界水泳福岡2001」大会公式テーマソング
- 「世界水泳バルセロナ2013」大会公式テーマソング
- 「パンパシ水泳ゴールドコースト2014」大会公式テーマソング
ultra soul 2011
収録作品
日本語ver.
CD作品
配信限定作品
リリース日 |
タイトル |
備考 |
2007年4月3日 |
B'z |
「Ultra Soul」(再録ver.)での収録 |
映像作品
英語ver.
配信限定作品
リリース日 |
タイトル |
2012年7月25日 |
B'z |
CD作品
最終更新:2025年01月17日 10:45