Shuttle XH61におけるトラブル対処
Shuttle XH61固有というわけでもないかもですが、Shuttle XH61を使っていて起きたトラブルの対処方法のメモ。
メインメモリの相性問題
症状
Windows XPを起動して、暫くいろいろな操作を行っていると、突然、画面表示がおかしなことに!
使い方にもよりますが、だいたい、数分~1時間程度使用すると、こんな感じでフリーズしちゃうのです。
使い方にもよりますが、だいたい、数分~1時間程度使用すると、こんな感じでフリーズしちゃうのです。
対処
実はこの件、OSの再インストールを3回程行って、必ず起こる症状でしたので、購入元に検証の依頼をしました。
グラフィック回りかと思ってShuttle XH61本体と、一緒に購入したCPUも検証してもらいました。
しかし、ハードウェア的な不具合は認められないとのこと。
グラフィック回りかと思ってShuttle XH61本体と、一緒に購入したCPUも検証してもらいました。
しかし、ハードウェア的な不具合は認められないとのこと。
で、もしかすると ... ということで、戻ってきたものを同構成のまま、手元にあった別メーカーのメモリに入れ替えてみたところ、1日経ちましたが、今のところ問題なく動いています。
今時、まさかメモリの相性とは!!
別のPCで使ってた時は、全然問題なかったのに ...
とりあえず、このまま様子見しようかと思います。
今時、まさかメモリの相性とは!!
別のPCで使ってた時は、全然問題なかったのに ...
とりあえず、このまま様子見しようかと思います。
- 不具合が発生したメモリ
メーカー | A-DATA |
型番 | AD31333001GMU |
仕様 | PC3-10600 DDR3 1333MHz 240pin |
- 入れ替えたメモリ
メーカー | HYNIX |
型番 | HMT112U6AFP8C-G7 |
仕様 | PC3-8500 DDR3 1066MHz 240pin |
Autoload.exe/NTVDM CPU は不正命令を検出しました。
症状
Windows XP (32bit) の起動時に毎回、
C:\WINDOWS\Autoload.exe
というコマンドプロンプトのウィンドウが表示され、
16 ビット MS-DOS サブシステム C:\WINDOWS\Autoload.exe NTVDM CPU は不正命令を検出しました。 ...
という感じのエラーメッセージが表示されます。
付属のインストールCDでセットアップを行うと、この様な症状になります。
付属のインストールCDでセットアップを行うと、この様な症状になります。
対処
マイコンピュータを開き、
C:\WINDOWS\system32\
にある
CONFIG.NT
そして、一番下の方に書かれている、
EMM=RAM dos=high, umb device=%SystemRoot%\system32\himem.sys devicehigh=%SystemRoot%\system32\ntfont.sys devicehigh=%SystemRoot%\system32\font_win.sys devicehigh=%SystemRoot%\system32\$disp.sys /hs=%HardwareScroll% devicehigh=%SystemRoot%\system32\disp_win.sys devicehigh=%SystemRoot%\system32\kkcfunc.sys files=40 device=%SystemRoot%\system32\MSIMEK.SYS /A1 devicehigh=%SystemRoot%\system32\MSIMEI.SYS /D*%SystemRoot%\system32\MSIMER.DIC /D%SystemRoot%\system32\MSIME.DIC /C1 /N /A1
のところを、
EMM=RAM dos=high, umb device=%SystemRoot%\system32\himem.sys REM devicehigh=%SystemRoot%\system32\ntfont.sys REM devicehigh=%SystemRoot%\system32\font_win.sys REM devicehigh=%SystemRoot%\system32\$disp.sys /hs=%HardwareScroll% REM devicehigh=%SystemRoot%\system32\disp_win.sys REM devicehigh=%SystemRoot%\system32\kkcfunc.sys files=40 REM device=%SystemRoot%\system32\MSIMEK.SYS /A1 REM devicehigh=%SystemRoot%\system32\MSIMEI.SYS /D*%SystemRoot%\system32\MSIMER.DIC /D%SystemRoot%\system32\MSIME.DIC /C1 /N /A1
という感じに、最初のを除いて「device~」の行頭に「REM」と追記すると良いそうです。
ちなみに「REM」はコメントアウトを表します。
ちなみに「REM」はコメントアウトを表します。
ただし、Windowsのログオン時に一瞬コマンドプロンプトのダイアログが開かれるので、少し気持ち悪いかな。
とりあえず、他への影響は無さそうです。
とりあえず、他への影響は無さそうです。
- 書き換え前
- 書き換え後