分数方程式の範囲
階乗と累乗の最大
図形と式との関係
a>1とする。
このとき、

は点B(0,-a)とP(sinθ,cosθ)との傾きになる。
(sinθ,cosθ)は中心(0,0)半径1の円上の点であるから、
二つを結ぶ直線が円の接線になるときf(θ)は最大となる。
よって、f(θ)が最大⇔∠OBPが最大⇔tan∠OBPが最大より、

のとき最大
図はa=3の場合を示す
ちなみに、微分によって示すと、最小値は

のときであるとわかる。
まず、

であるから、
よって、f(x)=f(-x)より、これは偶関数となるのでx>0だけを考えればよい。
また、

は、関数

上に点P(t,|sin t|)(t>0)をおいた時、
原点OとPとの傾きである

を表している。
したがって、この傾きの最大値は、

であるから、
関数f(x)のとりうる範囲は、
ベクトルと方程式
最大最小法
(例
三角形の60°
三角形の角度においては、
ある三角形△ABCがあるとき、
その角度が

を満たすのならば、
∠A+∠A+∠A<∠A+∠B+∠C<∠C+∠C+∠C
より、∠A=60°なら、
∠A+∠B+∠C>180° より不成立。
∠C=60°なら、
∠A+∠B+∠C<180° よりやはり不成立。
よって、∠60°になり得るのは∠Bのみである。
二項定理の最小値
二数の正負
和と差の範囲
s+t=u,st=vとおくと、今、s,tは

の2解なので、その範囲は、
累乗
最終更新:2012年02月22日 00:08