解の個数

  • a^x=x
a^x=xが実数解を持たない場合を考えると、
恒等的にa^x>xが成り立つ場合である。
故に、
x\log a>\log x
\iff \log a>\frac{\log x}{x}\ge \frac{\log e}{e}=\frac{1}{e}
\iff a> e^{\frac{1}{e}}
したがって、
a< e^{\frac{1}{e}}で異なる2つの実数解を持つ。

  • Ae^x=x
A=\frac{x}{e^x}より
\lim_{x\to\infty} \frac{x}{e^x}=0,\lim_{x\to -\infty} \frac{x}{e^x}=-\infty
また、\frac{x}{e^x}\le \frac{1}{e}より、
y=A,y=\frac{x}{e^x}を考えて、
0\le A\le \frac{1}{e}で異なる2つの実数解を持つ。


x_1+x_2+...+x_k=n+k-1を満たす整数解の組み合わせa(n,k)通りあるとすると、
x_kの範囲は、x_l(l<k)=1としてx_k=nより、1\le x_k \le jである。
今、x_1+x_2+...+x_k+x_{k+1}=j+(k+1)-1の解の個数を考えると、
先程の形に変形させれば求められるわけであるから、
x_1+x_2+...+x_k=n+k-x_{k+1}の解は、
j+k-1=n+k-x_{k+1}\iff x_{k+1}=n-j+1のとき、a(j,k)通りである。
今、1\le x_{k+1} \le nであるから、1 \le j\le n
よってa(n,k+1)=\sum_{j=1}^n a(j,k)

このように、同じ形にすることで解が導ける。

楕円と双曲線xy=k

楕円C:\frac{x^2}{a^2}+\frac{y^2}{b^2}=1と、双曲線xy=kについて、
二つが接する時の条件は、接点を(p,q)として、
(1)座標が一致すること(2)傾きが一致すること
より、
(1)より、\frac{p^2}{a^2}+\frac{q^2}{b^2}=1,pq=k
(2)より、\frac{dy}{dx}=-\frac{b^2x}{a^2y}=-\frac{y}{x}から、-\frac{b^2p}{a^2q}=-\frac{q}{p}
\iff a^2q^2=b^2p^2,pq=k,b^2p^2+a^2q^2=a^2b^2より
p=\frac{a}{\sqrt{2}},q=\frac{b}{\sqrt{2}},k=\frac{ab}{2}
よって、k>\frac{ab}{2} のとき異なる2点で交わる

分離法

x^3+(1-2a)x+2=0$$のとき、
これはx^3+x+2=2axとも変形できるので、
この二つの線が接する点を考えればよい。
それは、f(t)=g(t),f'(t)=g'(t)となる点である。

円と放物線

ある直線と、それに対する放物線上の点との角度の最大値は、
この直線と点を含む円を考えれば、
この直線の長さが最大になるときが角度は最大となる。
したがって、円と放物線が接するときを考えればそれが最大である。

3次方程式

D≦0...1
D>0,f(α)f(β)>0...1
D>0,f(α)f(β)=0...2
D>0,f(α)f(β)<0...3

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最終更新:2012年04月22日 15:38
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