限界半径比

(1)NaCl型のとき、
$2R^-=\sqrt{2}(R^-+r^+)$
$\iff \frac{r^+}{R^-}=\sqrt{2}-1=0.41$

(2)CsCl型のとき、
$2(R^-+r^+)=\sqrt{3}\times 2R^-$
$\iff \frac{r^+}{R^-}=\sqrt{3}-1=0.73$

ここで、CsCl型は配位数8で、NaCl型は配位数6より、
$\frac{r^+}{R^-}>0.73$ のとき、CsCl型を常にとる。

以上より、
$0.41 \le \frac{r^+}{R^-}<0.73$ のとき、NaCl型
$0.73 \le \frac{r^+}{R^-}$ のとき、CsCl型

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最終更新：2012年06月23日 08:55

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