国際経済(理論)

国際収支

受け取りが+、流出が-で表示される。
「経常収支+資本収支+外貨準備増減+誤差脱漏=0」
⇔「外貨準備増減≒-(経常収支+資本収支)」
となるから、外貨準備高が増えるほど値は小さくなる。
経常収支…貿易・サービス収支(貿易・旅行業)、所得収支(利子・配当など)形状移転収支(国際機関への拠出など)
資本収支…投資収支(純粋な資金投資)、その他資本収支
外貨準備増減…外貨準備高の増減で、経済収支と資本収支の和から定まる。
誤差脱漏…誤差調整。

経常収支

経常収支は、貿易収支、サービス収支、所得収支、経常移転収支の4つからなる。
貿易収支はいわゆる貿易による収支で、もともと黒字が減る方向だったが、円高や震災の影響を受け、2011年に黒字→赤字に転落
サービス収支は旅行産業などを主とする収支で、運賃や保険・観光などの大院支払いが多いことから赤字が増す方向。
所得収支は、海外投資によって、日本の対外資産(子会社、預金・株式)が増しいており、黒字が増す方向。
経常移転収支は、日本からの無償資金援助や国際機関への拠出金であり、常に一定量の赤字となっている。

物価水準

物価とは、ある商品を買うのに必要な金額である。
物価が上がるのであれば、それだけ紙幣の価値が下がるということである。
たとえば、商品Aを買うのに、日本円で80円、米ドルで1.0ドルとする。
米ドルの物価水準が1.6倍になるということは、Aを買うのに1.6ドル必要になったということである。
このとき、「80円=A=1.6ドル」⇔「1ドル=50円」ということになる。

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最終更新:2012年11月23日 12:57
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