9000-3000形電車
概要
セラコム統合後、[Hello,Future]のキャッチフレーズで登場した
9000形0番台(以下0番台)の福島以北用高速運転対応型通勤車輌として2015年に登場予定の通勤形電車である。
0番台との主な違いは以下の点となる。
- 空気抵抗抑制用に窓の一枚化および小型化
- クーラーキセの形状変更
- 各種電気的設定の変更
- 軸間を延長した専用の台車を履いていることである。
仕様
車体
車体は0番台と同じく摩擦攪拌接合 (FSW) 工法によって組み立てられたダブルスキン構造の日立製「A-train」を
首都急車輌製造がOEM生産したもので、0番台とは違い全車が首都急車輌製である。
基本的な車体構造は種車と変わらないものの、高速運転時の空気抵抗をある程度抑制できるよう、窓の一枚平滑化が行われた。
車体幅は0番台と同じく裾絞りの2,980mmの裾絞り型ワイドボディーで、全長は先頭車20,350mm、中間車20,000 mmと、乗務員室面積確保の関係で先頭車のみわずかに長い。
前面
基本的な意匠は0番台の20F以降と類似するが、連結器はスカート形状に合わせた大型のカバーで覆われており、印象を大きく変えている。
車内
0番台と同じく日立製作所製A-trainの標準的な特徴を兼ね備えた仕様であるが、この番台のみの特徴として以下のような特色が挙げられる。
- シートは全席リクライニング機能搭載クロスシート。
- トイレを仙台方先頭車に備える。
- TIPは21インチのものを両車端部鴨居に一基ずつ設置。
諸元
| 車両名 |
9000-3000形電車 |
| 編成 |
基本編成 - 10両 |
| 営業最高速度 |
145 |
| 設計最高速度 |
160 |
| 起動加速度 |
2.0 |
| 減速度(通常) |
4.0 |
| 減速度(非常) |
4.5 |
| 最大寸法 |
先頭車[中間車20,000] 20,350 × 2,980 × 4,060 ミリメートル/mm |
| 車体材質 |
アルミ合金 |
| 軌間 |
1,067 |
| 電気方式 |
直流電化/直流 1,500 ボルト (単位)/V(架空電車線方式) |
| 主電動機 |
永久磁石動機電動機 |
| 主電動機出力 |
175 ワット/kW |
| 搭載数 |
4 |
| 歯車比 |
4.89 (93:19) |
| 駆動装置 |
WN駆動 |
| 台車 |
モノリンク式ボルスタレス台車 |
| 制御装置 |
可変電圧可変周波数制御/VVVFインバータ制御(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ[IGBT]素子) |
| 制動方式 |
回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ,純電気ブレーキ |
| 保安装置 |
DATC-Ce,ATO |
備考
便宜上[3000形電車]と呼ばれることもあるが、正しくは[9000形3000番台]であり、書類上の記載は左記のものか[9000-3000形電車]である。
最終更新:2013年05月28日 15:19