25000形電車
セラコム25000形とは、
西線区(旧:東京高速鉄道)
新宿線・
鎌取線で運行されている通勤型車両である。
概要
この25000形は「2004年の開通」「京神線との直通に備えて導入」したものと、「2009年の鎌取線・2010年新宿線全線開通」「幅広車体による混雑緩和」したものの大きく分けて2つに分けることができる。それぞれ前者を「A25000形」、後者を「N25000形」とする。
A25000形
2004年12月11日に新宿線の横浜までの開通と旧・京神高速相武線・小田原線(現:セラコム
首都線・小田原線)との直通運転に備え、開発、製造されたものである。
当時、成急車輛では、成急7000形と同線用の10000形の製造を行っていた関係で、同車は東急車輛・日本車輛で製造された。
現在の運行範囲は首都線(東神奈川~相模湖)・小田原線(深見~小田原)の東線直通運転と新宿線・鎌取線全線となっている。2010年にセラコム合併後に、東線区と同様の運行システム(CER-TIS)を導入したことから、乗り入れの制約はほとんど無くなったものの、現在も東線区の乗り入れは25000系のみに限られている。
基本的な性能は10000形と共通している。
N25000形
2009年の鎌取線全線開通、および2010年度末の新宿線全線開通を前に2008年11月に、4年のブランクを経て製造されたもので、これは、2002年から製造を続けてきた10000形が2008年度をもって製造が終了したことや、近年の需要増加に対応するために、建築限界に余裕がある旧・東京高速で初めてJR東日本で導入されているE233系を標準仕様とした、幅広車体が導入され、定員が若干増加することが可能となった。
A形とN形の相違点
- A形はJR東日本E231系電車を標準仕様とし、N形はJR東日本E233系電車を標準仕様としている。
- A形はストレート車体を採用。N形は幅広車体を採用した。
- A形のMT比は5M5T。N形のMT比は6M4T。
当初はN10000形として導入される予定だったが、開発中に新宿線の全線開通時に導入する形式が10070形決定したので、番号に余裕がある25000形の続番で対応することになった。
仕様
A25000
ストレート車体となっており、基本的な性能は10000形と同様であり、12編成製造された。
旧・東京高速の特徴である吊り目ライトはこの編成では採用されていない。
N25000
25000形としては4年振りに製造されたもので、「2009年の鎌取線・2010年新宿線全線開通」「幅広車体による混雑緩和」を目的にしたもので、車内内装や行き先表示・運転台周りはJR東日本E233系と共通の仕様となった。また、「故障に強い車両」もコンセプトにあったため、「予備パンタの設置(デハ25300、デハ25900)」「多重系システム化」等の改良があるが、ホームドアを導入している関係で、先頭車の直後の座席は6人掛けとなっている。
A形からの続番となっており、N形のトップナンバーは13Fとなっている。2012年度までに全部で13編成が導入された。
以上によってA形から大幅にモデルチェンジされたため、実質的には別形式に見える。
諸元
| 車両名 |
25000形電車 |
| 編成 |
基本編成:10両 |
| 営業最高速度 |
A:140km/h N:120km/h |
| 設計最高速度 |
140km/h |
| 起動加速度 |
3.3Km/h/s |
| 減速度(通常) |
3.5km/h/s |
| 減速度(非常) |
4.5km/h/s |
| 編成定員 |
先頭車 142名(座席 48名) |
| 中間車 :153 名(座席 54名) |
| 最大寸法 |
A:先頭車[中間車20,000] 20,100 × 2820 × 4050ミリメートル/mm N:[同 20,000]20,150 × 2950 × 4050 ミリメートル/mm |
| 車体材質 |
ステンレス鋼 |
| 軌間 |
1,067 |
| 電気方式 |
直流電化/直流 1,500 ボルト /V(架空電車線方式) |
| 主電動機 |
かご形三相誘導電動機]] |
| 主電動機出力 |
190/kW |
| 搭載数 |
(要作成) |
| 歯車比 |
6.21 (00:00) |
| 駆動装置 |
(要作成) |
| 台車 |
モノリンク式ボルスタレス台車 |
| 制御装置 |
A:日立製:可変電圧可変周波数制御/VVVFインバータ制御(絶縁ゲートバイポーラトランジスタ[IGBT]素子)/N:三菱製:可変電圧可変周波数制御/VVVF-IGBTインバータ制御 |
| 制動方式 |
回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキ,純電気ブレーキ |
組成
斜字はパンタグラフの位置を示す。
| 1F - 12F |
| 導入両数 |
120両 |
| 導入線区 |
新宿線・鎌取線・首都線(東神奈川~相模湖)・小田原線 |
| 所属 |
岩井検車区:12編成 |
| 導入時期 |
2003年度-04年度(営業開始は2004年) |
A25000形
クハ25100(Tc)
サハ25200(T)
デハ25300(M')
デハ25400(M)
サハ25500(T)
デハ25600(M)
サハ25700(T)
デハ25800(M)
デハ25900(M')
クハ25000(Tc)
N25000形
| 13F - 25F |
| 導入両数 |
130両 |
| 導入線区 |
新宿線・鎌取線・首都線(東神奈川~相模湖)・小田原線 |
| 所属 |
岩井検車区:13編成 |
| 導入時期 |
2009年度-12年度 |
クハ25100(Tc)
モハ25200(M)
デハ25300(M')
デハ25400(M)
デハ25500(M')
サハ25600(T)
サハ25700(T)
デハ25800(M)
デハ25900(M')
クハ25000(Tc)
今後の予定
2015年度より西線区にも9000形(30000番台)が導入することになり、減価償却の時期を迎えるA形は12編成すべて置き換えることになった。尚、N形は引き続き使用される。
備考
最終更新:2013年06月11日 22:29