予告
一難去ってまた一難!?
妖狐襲来
迫りくる妖狐族の精鋭を撃退せよ!
ひまりのお言葉
話が前後するが新入りのおぬしに向け、我らを取り巻く状況について簡単に説明しよう。
ここ三狐の領域は我らが仙狐族の他、妖狐族、天狐族と3つの種族が違いに覇を争っておる
妖魔界の火薬庫とも呼べる場所じゃ。
悲しいかな、衰退著しい仙狐族は既に捨て置かれており、現在は妖狐族と天狐族の争いが
激化している状況となる。
じゃが、先ほど入った報によると、わしの復活や鬼道衆の襲撃といった一連の動きを察した
妖狐族が情報収集のためか、仙狐族の領域への侵攻を開始したらしいのじゃ。
先の襲撃により未だ戦禍の爪痕も新しい状況じゃが、急ぎ軍を再編し妖狐族の撃退に当たらねばな。
イベントストーリー
開幕
第1話
プレイヤー |
鬼道衆を追い払ったと思えば次は妖狐の襲撃ですか? |
ひまり |
規模は不明じゃが、領地への侵攻を確認しておる |
プレイヤー |
最近は天狐とばかり争ってたはずなのに何でまた急に…… |
ひまり |
いずれは本格的に争うつもりであろう?それが少し早まっただけじゃ |
プレイヤー |
毎度の事ですが、いつからそんな話になってるんですかね |
ひまり |
お主にその気が無くても向こうはやる気じゃ、いいから腹を決めんか! |
プレイヤー |
分かりましたよもう……ああ、早く退散してくれる事を祈ります |
第2話
干支衆・兎 |
あら若様、陣中見舞いに来てくださいましたの |
プレイヤー |
ええ、この砦は今回の戦の重要拠点になりますので |
干支衆・兎 |
重要な砦を舞い手の私に任せてもよろしいのでしょうか? |
プレイヤー |
ひまり様の判断なので策あっての事か、思いつきかのどちらかですね |
干支衆・兎 |
私も戦えない事も無いですが、果たしてお役に立てるかは…… |
プレイヤー |
危なくなった逃げましょう、決して無理はしないでくださいね |
干支衆・兎 |
ふふ、ここは命に代えても守れと命令する場面ではないのですか? |
プレイヤー |
僕の軍はそれでいいんですよ、ケガしちゃ元も子もありませんから |
第3話
妖狐王 |
睡蓮(スイレン)よ、あの連中は我ら妖狐の脅威と成り得るか? |
睡蓮 |
現状を見れば取るに足らない連中ですね、ただ…… |
妖狐王 |
どうした?気がかりな点があるなら申してみよ |
睡蓮 |
短期間であそこまで国を建て直した点を踏まえると、監視が必要だと思います |
妖狐王 |
将来的には化ける可能性があると、お前もそう見るのだな? |
睡蓮 |
腐ってもあの仙狐族です、そこまで楽観は出来ないのかもしれません |
妖狐王 |
まだ情報が欲しい、お前達は引き続き奴らを叩いておけ |
睡蓮 |
承知しました、鬼鉄(キテツ)の手綱も握らねばならないのでこれにて失礼します |
第4話
ひまり |
まさかここまで苦戦するとはのう……敵ながらあっぱれな奴らじゃ |
プレイヤー |
特にあの二人の将が危険ですね、追い返すのがやっとです |
ひまり |
力任せの猪、後方支援の女狐と役割分担も出来ておる、妖狐の分際で生意気な |
プレイヤー |
あの怖い方はひたすら猪突猛進ですね、戦いを楽しむ部類の方かと |
ひまり |
二人に関しては調査報告も上がる予定じゃ、腰を据えてかからんとな |
プレイヤー |
また輪廻ちゃんの時みたいに説得出来ませんかね? |
ひまり |
国同士の戦争となれば話は別じゃ、流石のわしでも無理があろう |
プレイヤー |
ああ……また襲撃の報告です、仕方ないので行きましょう |
第5話
睡蓮 |
潜入工作ですか? |
妖狐王 |
奴らは密偵の質が高いらしくてな、策を講じる必要が出て来たのだ |
睡蓮 |
確かに……諜報部隊の質が頭一つ抜けているみたいですね |
妖狐王 |
撤退の間際、寝返ったと思わせそのまま内通者として活動させるつもりよ |
睡蓮 |
人選次第ですがある程度の効果は見込めそうですね、ちなみに誰を? |
妖狐王 |
鬼鉄で行く、あそこまでアホな奴なら警戒される事もあるまい |
睡蓮 |
あの頭では作戦行動に支障を来すと思われますが…… |
妖狐王 |
構わん、連絡が途絶えた時は死んだと見なせばよい |
第6話
ひまり |
敵将の調査報告が届いておるぞ、まずはあの刀を得意とする奴じゃな |
ひまり |
妖狐族の女で名前を鬼鉄(キテツ)と言うらしい |
プレイヤー |
ええ!あの方って女性だったんですか?てっきり男性の方かと |
ひまり |
元は罪人として捕えられていたらしいが、その実力を見込まれ軍に編入されたとある |
ひまり |
もう一人の奴は睡蓮(スイレン)と言い妖狐でも指折りの術師とされる、かなりの実力者じゃな |
プレイヤー |
そちらの方は掴み所が無くて不気味ですね……裏で何か企んで無ければいいのですが |
ひまり |
弱点はこれこれでとまでは調べがつかんが、正体が判明しただけでマシであろう |
プレイヤー |
罪人を軍に組み込むなんて妖狐は何でもありなんですね…… |
第7話
妖狐 |
急に呼び出してどうした、気が変わって俺の処刑でも始めるってか? |
妖狐王 |
貴様ほど有能な奴を処刑するなど天地がひっくり返ってもありえぬ |
鬼鉄 |
嬉しい事いってくれるじゃない、流石は俺達の大将だな! |
妖狐王 |
さて、今日はお前の腕っ節ではなく頭脳を見込んで頼みがあるのだ |
鬼鉄 |
こいつはたまげた、俺の隠された優秀な頭脳に目をつけるとはね |
妖狐王 |
ふふ、部下の能力を完全に把握出来ねば一族の長など務まるまいて |
鬼鉄 |
恐れ入ったぜ、俺の優秀な隠された頭脳に一体何をさせるおつもりで? |
妖狐王 |
この戦から撤退する際、投降したフリをして敵軍に紛れ込んで欲しい |
鬼鉄 |
内情を探らせる腹か、俺でなくば無理な任務だな! |
妖狐王 |
(ククク……単純な奴め、元より期待はしておらぬので安心せい) |
第8話
ひまり |
耳寄りな情報が届いておるぞ、知りたいか? |
プレイヤー |
耳寄りな情報?市で安売りでも始まるんですかね |
ひまり |
なんでわしが野菜や反物の安売り情報を報告せにゃならんのじゃ! |
プレイヤー |
でも最近はお野菜が高いですし、ウチも貧乏なので |
ひまり |
そんな話はどうでもよい!妖狐族の鬼鉄が敵軍の中で衝突しとるらしい |
ひまり |
状況次第で離反もあり得るかもしれん、上手くわしらで取り込めれば…… |
プレイヤー |
貴重な戦力、妖狐族の情報、危険な爆弾と、色々な物が同時に手に入りますね |
ひまり |
バクチとなる点は否定せんが、手札の少ないわしらは贅沢も言ってられぬ |
第9話
妖狐王 |
仕込みは完了した様子だな |
睡蓮 |
仙狐の陣営に向けて鬼鉄の素行が悪く軍の中でも扱いに困るとの情報も流しています |
妖狐王 |
うむ、ある意味それは間違ってはいないのだが……まあよいか |
睡蓮 |
後は怪しまれない程度に戦を続け、頃合いを見て撤退ですね |
妖狐王 |
そして戦場に残った鬼鉄に芝居を打たせ、仙狐に潜り込ませると |
睡蓮 |
果たして上手く行きますでしょうか?あの鬼鉄に |
妖狐王 |
戯れ半分のような物だ、我らの真の目的は天狐の連中であるからな |
睡蓮 |
今後の仙狐の動きが、我々にとっての益となる事を祈りましょう |
終幕
主な登場人物
用語集
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... |
狐妖
狐に由来する妖魔の総称、天狐族、妖狐族、仙狐族の三種族に分かれている
天狐族(1)
秩序や規律に重きをおいた社会を形成し、三種族の中では最大勢力
妖狐族(1)
混沌と退廃を好む種族で天狐族に次ぐ力を持つ
仙狐族(1)
自由奔放を美徳とする種族、天狐族と妖狐族に大きく水をあけられている弱小種族
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最終更新:2019年11月04日 22:24