青龍の守護者-四神族・青龍の理-
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四神とは東西南北を始めあらゆる事象を司る四体の妖魔であり、その四神の血を受け共に過ごす種族を四神族と呼ぶ。力を分け与える存在と受け取る存在が共生関係を結ぶ事は妖魔界では一般的な事柄である「青龍様の力を求めるならそれに見合う対価を支払って頂きます、もちろん金銭の話ではありませんよ」
四神はその身に収まりきらない力が溢れ、分身と呼べるような存在を生み出す事がある。そのようにして生まれた存在は根源となる四神と比べて力が弱いが、人目に触れる機会が多い関係から彼らを本物の四神だと誤解してしまう場合が多く見られる「ああ……あの魚の様な者は青龍様の溢れた力が実体化した者ですね」
四神の根源となる存在は俗に裏四神と呼ばれる事が多い。これは、力を持たず数が多い四神が逆に多く認知され、市民権を得てしまった背景が裏にある。真の存在であるのに裏とはいかに？と疑問を持たれる事も多いが、他ではない四神本人達がそれなりに気に入っているのも事実である「このような事を貴方に言っても仕方ないのですが、青龍様はもう少し威厳と言う物をですね……」
四神の試練を突破した者は四神の加護を受けるに留まらず、試練の監督役である四神族の同行をも得られる。加護の力を制御が四神族の目的とはなるが、試練を通じて芽生えた絆によってはそれ以上の関係を築ける場合もある「別に長い物に巻かれるつもりはありませんよ？これは興味です、単なる興味本位に過ぎません……他の守護者達がああも心を許す者、その者に興味が湧いただけですよ」
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まあ、お魚の青龍様もいらっしゃるのですか 四神の加護を掻き集め、貴方は何を目指すのでしょうか？ この身に流れる青龍様の血は何物にも代えがたい誇りです なるほど、あの仙狐が噂の…… |
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お魚の青龍様は、青龍としての自覚に欠けていらしゃいます なるほど、貴方は苦難と共に歩まれて来たと、そういうお話しですね 青龍の守護者は銃の使い手が多いので、私はどちらと言えば異端な存在です 公私はわきまえるべきだと思いますが、いかがでしょうか？ 王族がなぜそこまで……私には理解致しかねます 慣れ合うつもりはありませんので、これにて失礼致します 四神を統べる黄龍様、その土気を相克とするのが青龍様の木気なのです 白虎の守護者はですね、もう少し守護者としての慎みをですね…… |
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根負けと言うものですね……貴方は本当に変わっているお方です そんな貴方だからこそ、四神を統べられるのかもしれませんね 力を弄ぶ事だけは無き様に、それが守護者としての願いでございます 私こそ意固地になり過ぎていたのかもしれませんね 白虎の守護者はですね、もう少し守護者としての慎みをですね…… 四神を統べる黄龍様、その土気を相克とするのが青龍様の木気なのです 気の効いた話の一つも出来れば良いのですが……申し訳ありません 私は少しばかり視野が狭かったようですね、お恥ずかしい話ですが お魚の青龍様も、本人が幸せならそれでいいのかもしれません この尾も青龍から賜わり物、意外とスベスベしてますのよ？ |
| バトル開始 |
騒がしいですね……これでは木気が散ってしまいます 雷が白虎の専売特許とでも？笑わせないでください 嵐に飲まれてもまだその威勢が続きますか？ 青龍様より賜わりしこの扇で全てを灰燼へ…… |
| 進軍時 |
愚かしいですね…… その行為にどれ程の意味があるのでしょうか？ 根源の一端を垣間見せてあげましょう 風通しがよくなったようですね |
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