第二戦、対英彦山

第二戦、対英彦山


ひまり
万年腹ペコの牡丹を投入した以上、わしらの勝ちは揺るがないじゃろう
(プレイヤー)
いや、ひまり様!敵方の選手を見てください!
ひまり
鬼火の鬼じゃと!なんで奴が敵方についておる、謀反か!?
(プレイヤー)
そこまで頭が回る方だと思わないので、単に食い意地を利用されただけかと
ひまり
しかし、何故わざわざ仙狐に加担する者を引き抜く必要があるんじゃ
(プレイヤー)
単なる人員不足だったか、あるいは他の狙いがあるのか……
ひまり
後者のようじゃな、牡丹の奴が酷く混乱しておるぞ
(プレイヤー)
どうして味方が敵に?これは普通に戦ってもいいんですか?みたいな表情ですね
ひまり
選手との接触が禁じられる以上、牡丹に仙狐式手旗信号を送るのも難しいのう……
(プレイヤー)
鬼火の鬼さんは一つ目だけあって視力が抜群に良いですし、審判天狗に悟られない距離から試すのはどうでしょう
ひまり
牡丹にではなく鬼火の鬼に指示を出すのか、確かにやってみる価値はあるな
(プレイヤー)
では僕はここで待機していますので、お願いしていいですか?
ひまり
任せろ、じゃがどのような内容を送るべきかのう……
(プレイヤー)
長くなると分かり難いので、極力短く行きましょう
ひまり
ふむ、では「敵に」「悟られずに」「負けろ」この三つをひたすら送ってみよう
(プレイヤー)
賛成です、伝えたい事をまとめればその三つですからね
ひまり
わしはさりげない動きで会場を抜けだす事とする、後は任せぞ


最終更新:2021年05月03日 16:07