命名の儀

命名の儀

闇鬼神
俺だ、例の件はどうなった?(小声)
エリカ
む?なんじゃ、なぜそのように小さき声で話す、それでは聞きとり難いぞ
闇鬼神
どこに聞き耳が立ってるか分からんからな、お前も小声で話せ(小声)
エリカ
わかった、これくらいではどうじゃ?(小声)
闇鬼神
いい塩梅だ、じゃあ本題に入らせてもらうが俺の技の件はどうした?(小声)
エリカ
おぬしの技の件とな?うーむ……悪いが、これと言って心当たりは無いのう(小声)
闇鬼神
なん…だと…?
エリカ
ほう、もう小声は終いかの
闇鬼神
それどころじゃねえ、俺に新しい技名を見繕ってくれるって話はどうしたんだ!?
エリカ
そう言えば、そのような話があったような気がしないでも無いな……許せ
エリカ
しかし
技では無く技の名前を考えて寄こせとはおぬしも変わった奴であるな
闇鬼神
とりあえず名前だけ貰って、技の中身はそこから考える事にしたんだよ
闇鬼神
装備の調達には失敗したが、まだ裏闇鬼神覚醒計画を諦めた訳じゃないからな
エリカ
分かった、おぬしの言う計画とやらは良く分からぬが技名を考えておいてやろう
闇鬼神
よろしく頼むぜ、いかにも常闇の妖魔が使いそうな奴でな
エリカ
常闇の領域の妖魔たるわらわの手にかかればお安い御用じゃ、任せておけ


最終更新:2021年06月01日 14:30