明かされる真実 そして… 過去ログ

熊の仮面をつけた人物「ヒュォォーーー………(暗い夜道から風とともに現れる) 」
レインド「……(スっとリンゴを降ろす)……ミシェル、またあったな…(仮面をかけた人物に) 」
熊の仮面をつけた人物→ミシェル「(仮面をゆっくりと外す)……ああ、また、だね。キミも夜の散歩か何かかな? 」
レインド「そんなんじゃないさ…ただ……月が紅いな…ってよ…(闇夜に紅く光る月を見てリンゴをかじる) 」
ミシェル「月が紅い…?……ああ、そうだね。キミの命日を飾るのにもってこいだね…。(月を見上げると同時に右手に刃を握る) 」
レインド「……一応予め言っておくよ…俺はまだお前と”も”友達だよ…(スッとライトセイバー化したクロリアーを抜剣し、片手に持っていたリンゴを握りつぶす) 」
奏「 ………(ミシェル達を見ていて) 」
ミシェル「――――――――ブワサッ…シュッ!!(ローブを巻き上げ、爆発的な脚力でレインドに向かって駆け出す) 」
レインド「ヅンッ!(同じく爆発的な脚力で、ついていた地面にクレーターが出来る勢いで駆け出し、ミシェルにクロリアーを振りかざす) 」
ミシェル「――――ッ(刃で受け止めようと試みるが、流石にクロリアーを受け止める事は出来ずに刃は折れ、ローブが切り裂かれる)……ボクにはキミたちの絶望が必要だ。チャキンッ……シュンッ!(日本刀を取り出し、再び駆け出す) 」
レインド「ブオンブオンブオン…(光線的な音がクロリアーから鳴り続ける)絶望か……そんなに欲しいならくれてやる……だが、その前に俺から、お前への四重奏(カルテット)を贈ろう!(駆け出して来たミシェルに蹴りをいれる) 」
ミシェル「ありがとう、でも結構だよ。(いつの間にか背後に移動していて背中を一閃) 」
奏「 ………(懐からパイナップルを取り出して じっと見つめ) 」
クレッペ「(レインド達を眺めながら、小刀を研いでいる) …ブツブツ 」
レインド「なっ!?(気を探りとって瞬間移動で間一髪避ける)こ、こいつ…速さはモララーと同等かもしれない…!(クロリアーを両手で握り構える) 」
ミシェル「(両手を前に突きだし、猫背になってふらふらし始める)………黒帝…。(某神族が使用していた技を発動し、姿が一瞬にして消える) 」
俊「(走ってくる)レインド・・・ゼェゼェ・・・俺も・・・ゼェゼェ加勢すべきか?・・・ゼェゼェ。(バテてる) 」
龍翔「クレアさんも大注目の戦いだ…見とかないとどやされちまうよ(冷汗をかきつつレインドとミシェルの戦いを見てる) 」
レインド「くっ…瞬間移動を多様できないのが難点だな……(ギュッと柄を持ち、歯を食いしばる)……(目を閉じ、精神統一) この戦い、俺に任せてくれ…… 」


……ズシャッ…!(レインドの周辺にある大木に切り傷ができる)


俊「わかった・・・ゼェゼェ、ただし・・・無茶はすんな・・・ゼェゼェ、無理だと感じたら・・・ゼェゼェ・・・交代する・・・ゼェゼェ。(超バテてる) 」


……ズシャッ!!……ズシャッ、シャッ!!(レインドの周辺であらゆる物が無差別に斬り裂かれていく)


ミシェル「――――――(0.1秒の世界でレインドの周辺を移動している。それも日本刀を振り回しながら) 」
クレッペ「…誰も、介入は許されない、か…あの方の戦い… 」
龍翔「ダッ(斬り裂かれてる周辺からダッシュで逃げる)無理無理死ぬ死ぬ絶対死ぬ 」
レインド「……ピクリ!(気を感じ取ったか、真後ろに逆袈裟斬り) 」
奏「 ………(涙を必死に堪えているような様子で 二人の戦いをただただ見続けている…) 」
ミシェル「―――――!つあっ…!(切り裂かれると同時に姿を現す) 」
龍翔「俺はなんの力もないただの人間なんですよ…いくらクレアさんの頼みでもこれは…!(戦いをちらちらと見て) 」
レインド「…ミシェル…ミィィィシェェェェェルーーーーーー!(ミシェルの名を叫びながらクロリアーを上に構えて駆け出す) 」
フィリア「……(ミシェル達の戦いを観る) 」
ミシェル「チィッ…本当、つくづく思い知らされるよ、キミにはああぁぁッ!!(こちらも駆け出すが……) 」

黒髪の青年「――――――!!(何者かがレインドとミシェルの間に割り込む) 」
レインド「――ッ!?(クロリアーと同時に体の動きをピタリと止める) 」
ミシェル「――――!(青年を見て足を止める) 」
黒髪の青年「盛り上がっているところ申し訳ないけど………ゲームはもう終わりだ。ね…?(ミシェルに) 」
ミシェル「……誰。邪魔なんだけど…。 」
レインド「……(クロリアーはとめているものの、構えたまま) 」
黒髪の青年「……。(やれやれとでも言いたげそうな顔で俯き、その瞬間、ミシェルの顔面を思いっきり殴りつける) 」
ミシェル「な――――あぐっ…!?(吹っ飛ぶ) 」

黒髪の青年→ミシェル「(ポケットからピエロ帽子を抜き出して頭に被る)……ボクが誰かって?…ボクはミシェル、この世界にたった一人しかいない――――ミシェル・ザ・ノンボーレだ。 」
レインド「…おかえり…友よ…(クロリアーを降ろし、空気を一斬りしてクロリアーを消す) 」
ミシェル「あいてて……やっぱ無理しない方がよかったかな…。(左手に包帯を巻いている)ああ、ただいま…♪ 」
ミシェル(?)「―――――――ッ!!? 」
奏「……!! (ミシェル以下略を見て) 」
ミシェル「 ハハッ…♪何をそんなに驚いているのかな?うん?………。(もう一人のミシェルを見つめ) 」
ディーヴ「 あれ、ミシェルが二人もいる………ってかなで、あんたらしくないわよ、どうしたの? 」
フィリア「 あれは……真なる神、天空神ミシェル…!?(驚く) 」
ミシェル(?)「そんな……な、何で……。(唖然) 」
奏 「 ……あたしらしい……… あたしらしいって…なんなの………(ディーヴに) 」
レインド「…まぁ…俺は最初から気づいてたぞ!ミシェルがこんなやつな訳ないしな!(← 」
クレッペ「わけが、わけがわからんぞぉ! 」
ミシェル(?)「……!い、いや…違うね。キミは偽物だ。何者かが創り出した、真っ赤な偽物…レプリカのようなものだ…!!ボクがミシェルだ…!! 」
ディーヴ「 何がなんだか状況が理解できないけど、ミシェルはミシェルよっ!キャー!ミシェルサーン!! ・・・・えっとねー・・(汗)(かなでの反応に困ってしまう) 」
龍翔「アレは偽物だったか…これだけ報告できれば怒られないだろ どうにでも治せるようには出来ると思いますけどね…なんせこの世界は常識が無いからなァ…(溜息をつく) 」
奏「 …っ……(ミシェル?を見ながら 拳が強く握り締められていて震えている) 」
ミシェル「うんにゃ、キミはボクなんかじゃない。ボクは……ボクしかいない。いい加減、本性を現したらどうだい…? 」
レインド「往生際は悪い方…か…フフフ 」
浦橋龍助「どういうことだ・・・・ミシェルが二人だと!?・・・・。俺の親友(キルビス)を怪我させやがって・・・・ 」
ミシェル(?)「………はぁ…残念です。実に残念です。…後もう少しだったのに……残念です。ブワサッ!!(ローブを空にへと脱ぎ捨てる) 」

ミシェル(?)→アバラ「(ローブを脱ぎだすと、そこに立っていたのは……まさかの人物だった)…お久しぶりです、ミシェルさん、レインドさん。 」
レインド「…(予想はなにげなく的中か……だが性格等も全てまねるなんて…やるな…) 」
奏「………?(アバラを見て) 」
ミシェル「 ―――――!……そうか、キミ……だったんだね…。(表情一つ変えず) 」
アバラ「どうです?私の演技もなかなかの物でありましたでしょう。今度は口調も性格も、そっくりそのまま真似させていただきました。誠に申し訳ござ―――――ッ!?(突如殴られる) 」
フィリア「 ……!?……嘘でしょう?貴方は………(アバラに近づき) 」
ディーヴ「 えっとー、あたしが居なかった間に何が起きたの?(キョロキョロ) 」
奏「……?(みんなの反応を窺って) ………? 」
レインド「うぉー…いったそ… 」
アバラ「ははは……かっこ悪いところを、見られましたね…。(仰向けに倒れてフィリアに) 」
ミシェル「 (アバラの顔面を二度も殴った)……そんなことはどうだっていい…。許せないのは、皆を巻き込んだ事だよ…っ!! 」
奏「 ……誰…?(アバラを見てレインド達に) 」
アバラ「ああ、あれですか…。あれに関しては本当に申し分ないです。キルビスさんやレインドさんを殺して、絶望エネルギーを集めてくるという仕事を受けていたもので…。 」
レインド「…(腕組みをして様子をうかがう)殴られて当然か?俺もキルビス刺したことには腹立ててるからな… 」
フィリア「 (アバラに手を差し出し)………今からでも、きっとやり直せる筈です……(アバラに) 」
クレッペ「え、ええと…あれが確か…名の神… 」
ミシェル「 ……誰の差金だい?……T.T.か…? 」
アバラ「(起き上がる)……。(しかしそんなフィリアには目もくれず、ただ俯いたままだった) 」

牛の仮面をつけた人物「―――――ボクさ。(ミシェルたちに) 」
レインド「…おんや…この前の…(仮面に体を向ける) 」
ミシェル「 ……!(仮面の人を見る) 」
アバラ「ハッ……!(牛の仮面をつけた人物を見て) 」
フィリア「 ……。(無言) ……え?(牛をつけた人物を見る) 」

牛の仮面をつけた人物→ベガ「……そう、アバラ君をキミになりすませ、事件を起こさせたのも…部下を使ってキミを車で襲わせたのも、ボクだ。久しぶりだね。天空神さん、そして……この前の人。(レインドに)」
ミシェル 「 べ、ベガ…!?……なんで、何でそんな事を……。 」
レインド「……俺はレインドだ…(キッとベガに) 」
ベガ「ああ、失礼。レインド君だね。……何故かって、決まっている。全ては天空神ミシェル、キミへの復讐の為だ……! 」
フィリア「 ……今度は誰でしょう、次々と増えていきますね……(警戒) 」
レインド「…復讐…か…(腰にてをあてて)執念深いねぇ…… 」
ミシェル「 なっ―――――!?……そうか、あのギアの時の事……まだボクを恨んでいたんだね。 」
ベガ「あの時は本当、やられたよ。キミさえいなければ、ボクは今頃…この世界の頂点に立っていた。それがどうだい。地獄に落とされ…挙句の果てには狂った囚人共に舐められて、酷い仕打ちを受けたものさ。――――だからボクは、脱獄することと共に、キミへの復讐の計画を考えていたのさ。 」
ミシェル「 ………。(黙って聞いている) 」
クレッペ「れ、レインド様、一体これは…(西洋槍を背負ってレインドの後ろへ) 」
レインド「…(腕を組んで聞いている) クレッペ…神様は信じてるよな? 」
フィリア「 また、神との戦いですか………其程、憎まれてしまうだなんて…… 」
ベガ「車を使ってキミを襲わせたのは…アバラ君の能力を発揮させるためのものだった。キミが世間から姿を消せば、もう一人のミシェル、即ちアバラが自演を始めてくれるからね。これもキミに対しての復讐さ。けど、たった今…それは失敗に終えたようだね…。がっかりだよ…。 」
クレッペ「ええ…特に信仰は有りませんが、実在される…というのは 」
ミシェル「 それはよかったね。こっちは堪忍袋の緒が切れる寸前なんだけど。……キミだけは、絶対に許さないよ…。(ベガを睨む) 」
レインド「その神様達の…恐ろしい戦いってもんが今あるんだ…(クレッペに) 」
アバラ「……!(何か申し訳なさそうな表情になり…ふと、フィリアと目が合う) 」
ベガ「お言葉だけど、ボクには強力な助っ人がいる。……かつてはキミもお相手したことがあるだろう。――――――シリウス君だよ。 」
フィリア「 ……?(……どうしてアバラさんは手を組んだのかしら……?) 」
ミシェル「 ――――!シリウス……まさか…… 」
レインド「…シリウス……(少し組んでいた腕に力が入る) 」
クレッペ「…戦い、ですか。噂には聞いておりました、が… 」
レインド「まぁその噂は事実…恐ろしいってもんじゃないな 」
俊「(寝てた)ん・・・シリウス?あいつ確か逃げてたよな(レインドに) 」
ベガ「おや、キミも知っていたのか…レインド君。まあいい、いずれキミたちとはまた、何処かで会う事になるだろう。フフッ……行くよ、アバラ。作戦は失敗、撤退するよ。(牛の仮面をつけ、闇の夜道に消える) 」
アバラ「……(フィリア…さん……。)……!は、はい…。(追いかけるように去る) 」
フィリア「 ……………♪(アバラさんなら、絶対に今からでもやり直せるはずです……)(そう信じ、アバラに切ない様な、憂いを帯びている笑顔を送る) 」
レインド「……あっ!ま、まて――(ベガを追い掛けようとするも立ち止まる)……(頭を掻きながら立ち尽くし)あぁ。逃げてたな 」
ミシェル 「 ………。(完全に消えていくまで見送る)……はぁ……これで、一安心かな…。 」
フィリア「 ………。(心配そうに、アバラを見送る。) 」


レインド「……ミシェル…(振り返って) 」
ミシェル「 ……ん、なに…?(こちらも振り返る) 」
レインド「……おかえり――(微笑) 」
ミシェル 「 ……ただいま――(微笑み返す) 」

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最終更新:2011年07月08日 22:23