エンプティー編 破滅への序章 過去ログ3

続き



コスモ・ブレイン「ウグオオオオオオオオオオオオォォォォォォオオオオオオ……ッッッ!!!!!アアアアアァァァァァァアアアアアアアァァァァァアアアーーーーーーーーッッッ!!!!!!(眼に直撃し、呆気無く消滅) 」
レインド「…(何も言わず、コスモに右ストレート) 」
コスモ・ブレイン「待て…っ!我はここで朽ち果てるわけにはいかん…!止せ、止めろ…ぉッ!! 」
レインド「あぁ…(コスモ・ブレインに近づき、拳を後ろに引っ張る)言い残す事は? 」
コスモ・ブレイン「ん………なっ…!?す、我とした事が……。(その場から逃亡を図ろうとする) 」
フーナ&氷冬&スカーフィ「……(゜ロ゜)(唖然) 」
レインド「……ならさっさと片付けるのが賢明か 」
モララー「………はぁ…駄目だこいつ。(呆れ顔)レインド、聞いたか?止めはお前に譲るぜ。 」

コスモ・ブレイン「こ奴は我の影武者だ。我の体は酷く脆く、アークという人形でカバーすることで、部外者からの攻撃を遮ることができる。 」
フーナ「じゃあ…このアークって言う奴は一体…。(足元で倒れているあ―クを見つめ) 」
氷冬「秩序…ね。縛られて生きていくなんて、私はごめんよ。いえ、きっとみんな…同じ事を思うわ。 」
コスモ・ブレイン「ウム。我の目的か…それは、ケイオスを切り取って亜空間に引きずり込み、秩序に縛られた完全なる世界を創造することだ。 」
モララー「そういえば…テメェ等の目的って…何だったけ? 」
レインド「……秩序…か……混沌の反対ってことか 」

謎の黒い物体→コスモ・ブレイン「我は秩序の神…コスモ・ブレイン。貴様等混沌人風情に我が長年の計画が壊されるなど…絶対に許されん。 」

フーナ「貴方は…誰なの? 」
レインド「……(どうくるか…) 」
謎の黒い物体「貴様ら、よくも我の分身を駄目にしてくれたな。(やがて黒い物体は人間の脳みそのような形に変化していき、その中央に血走った眼が出現する) 」
氷冬「もしかすると…あれが本体なのかも…ね。 」
レインド「…? 」
スカーフィ「わぁ~、なんか出てきたよ?何だろう。(殺戮眼解除) 」

謎の黒い物体「グ・・・オオオオォォオオオッ…!(倒れ込んだアークの背中から何かが湧きでていく) 」
モララー「……(様子を伺う) 」
レインド「……ふう…勝ったか? 」

アーク「止せ――――――グワアアアァァァァァアアアアァァァアアアーーーーッ!!!!!(天上にめり込み、ぐらりと落ちる) 」
スカーフィ(殺戮眼)「殺戮眼(スラフター・テュー)…(額に第三の眼が出現)オーリンジキッコン…!(アーク上空へ蹴り上げ、追撃で空中での連続蹴りを繰り出す) 」
アーク「ズアアアァァアアーーッ!!!(まるでピンボールの如く大きく吹き飛ぶ) 」

フーナ「(風分身を2体生み出す)開花凛蘭!!!(風分身と一緒に高速回転しながら大型手裏剣で吹き飛ばす 」
レインド「スカーフィ!フーナァ!(吹き飛んだアークを見て更に声を上げる) 」
アーク「ヅ…アアァァ…っ!!?貴様等…止せ、止めろぉッ!!(違う方向へと吹き飛ぶ) 」
氷冬「四刀流…刄刀羅!(アークを8つに斬りさく) 」
レインド「氷冬、もう一発かませ! 」
アーク「グワアアア!!!(大きく吹き飛ぶ) 」
モララー(TURBO)「おうよ…ドウンッ!!(TURBO発動)“TURBOバズーカ”!!!(両手を後ろに伸ばした後、勢いを利用した掌底を高速で打ち込む) 」

アーク「ヌオッ…!?な、何を…(投げ飛ばされる) 」
レインド「おーら!(怯んだアークを掴み、モララー目がけ投げつける) 」
アーク「馬鹿な――――グ…アッ…!?(ハンマーフックが脳天に直撃し、アークトルネイドが解除される)ぐっ…(目、目眩が…) 」
レインド「おーよ!(吹き飛ばされても尚態勢を整える)おーらぁぁぁぁ!(『きもいんだよ』ならぬ『きもいんだよ・改』で、アーク目がけ勢いに任せたハンマーフック) 」
モララー「レインド、先陣切って討ってきな!(連携技“きもいんだよ”を発動 レインドをアークに目がけて投げ飛ばす) 」

レインド「遅かったか…!(気を固める) 」
スカーフィ「きゃうぅ…!(転がり吹き飛ぶ) 」
フーナ「やば……あっ!(吹き飛ぶ) 」
レインド「この攻撃は不味いかもな…!スカーフィ!フーナ!お前等も壁かなんかに掴まれ!(地面に伏せて) 」
モララー「チィっ…!(壁にしがみ付く) 」
氷冬「くぅ…っ…!(刀を地面に刺し、耐え凌ぐ) 」
アーク「ガアアァッ!!(腹を抑え込み、よろめく)味な真似を…!“ダークトルネイド”…!(自身を高速回転させて闇の竜巻を発生させる) 」

レインド「この人数相手に接戦たぁ…やっぱりやり手か… 」
アーク「グッ…ヌッ…!?(二人の攻撃を受け、退く) 」
フーナ「天澪花雲!!(大型手裏剣を二つ平行に構え、交差するように思いっきり切り裂く) 」
モララー「そおいっ!(跳躍して斬り込む) 」
レインド「早ッ!(腕をクロスし、回転蹴りを無理にでも防ぎ、押し返す)おらぁ!(大降りにパンチ) 」
アーク「“メルシア”…(気弾を回避し、再びレインドに接近して回転蹴りを浴びせる) 」
氷冬「熱いのは苦手なのよ…!(四本の刀を高速で振り回し、熱風を跳ね返す) 」
レインド「うぉ!?(顎を蹴られる寸前、手のひらで防御してダメージを緩和しつつ後ろにバク転)そらよ!(バク転中に気弾を発射) 」 スカーフィ「かう…!(しゃがみ込んで回避) 」
アーク「ドゥッ!! ドゥッ!!(爆発的な脚力でレインドの眼と鼻の先に接近し、顎を蹴る)フン、“ボルケーノキャノン”!(それと同時に巨大な闇の熱波を氷冬、スカーフィに放つ) 」
モララー「(アークを見て何か違和感を感じている)……まあいいか、さっさと終わらせてやる。(アロンダイトを構える) 」
レインド「10割だ…己の10割を全て出し切れ…(気が飛び交う中、態勢を崩さず) 」
フーナ「きゃ…っ!?(足を踏み込んで耐える) 」

アーク「フン、揃いも揃って吹きやがる。二度と立ち上がれぬよう絶望を与えてくれるッ!!!ドゥンッ!!!!(体を纏っている激しいオーラが増していき、凄まじい気を放出する) 」
氷冬「言ったわね…?じゃ、余力を考えず…初めから本気出すから。チャキ(二刀流から四刀流に変える) 」
スカーフィ「こんなことは止めてよ。誰の為にもならないんだよぉ~! 」
アーク「いつもいつも笑わせてくれるなよ?俺も随分と舐められたものだな。…倒せるのか?大した自身だな、俺は貴様らになど負けん。(立ち上がる) 」
レインド「アンタの築く世界なんざ、御免被りたいな… 」
氷冬「貴方を倒せば…全てが終わるのね。チャキ…(二刀流に構える) 」
フーナ「いよいよ最後ね…覚悟しなさい、黒人。 」
アーク「そんな訳の分からぬ理由で…俺の計画が潰されてたまるか…!(モララーを赤い眼で睨みつけ) 」
モララー「どうやら、風向きは俺たちにあったようだな。 」

???→アーク「初対面…という訳か。俺はアーク、I.I.総帥にして……全世界を総べる王となる者だ。ここまでたどり着いたことは評価しよう、だが…貴様等……何処までも俺の邪魔をしてくれるな。許さんぞ。(怒りを込めて唸る) 」

レインド「…(???に視線を向けているだけ) 」
???「来たか…混沌の訪問者共。(王の間の奥 王座に座ってレインドを絶ちを見据える 」


~亜空間・王の間~



スカーフィ「あ、置いていかないで~。(急いで入っていく) 」

氷冬「腕が鳴るわね……。(扉に入っていく 」
フーナ「……(小さく頷き、扉に入る) 」
レインド「……壊させやしねぇ…俺達の世界を…(扉に入る) 」
モララー「んじゃ、行きますか。(不敵な笑みを浮かべ、扉に入っていく) 」
スカーフィ「かぅ~…やっとみんなに会えたよぉ…。(バテバテになって扉の元へ寄っていく) 」



レインド「さぁ…な。どんな奴かは知らねぇけど………世界救えるってんなら…対面するっきゃないな 」
フーナ「……。(大型手裏剣を取り出し、そびえ立つ扉を見据える) 」
モララー「よお、いよいよ親玉と対面できるんだな。(レインドの隣に立つ) 」
レインド「…顔ぶれは揃って来ているようだな…(周囲を見渡し、扉の前に立つ) 」
氷冬「ふーん……流石英雄と呼ばれただけあるね。あ……(扉を見て) 」
モララー「やれやれ、あいつ容赦ねえな。(汗(遠くからレインドを見て、扉に向かって歩み寄る) 」

レインド「毒も抜けて来たか…(フィギュア化と同時に身が戻り、脚をどかす) 」


ポワン……(扉の周辺に来訪者のフィギュアが浮かび上がり、ゆっくりと開いていく) 」


来訪者「―――――ッ!?シューーーー・・……(胸にナイフが突き刺さり、フィギュア化する) 」
アルティメットレインド「恥じれ、その余裕を(ダーツのような手つきで来訪者の胸元にナイフをつきつける) 」
来訪者「(もがいている)もげえあぶしにびらべ!!(訳:てめえ調子になるなぁ!!) 」
アルティメットレインド「おっさん、どうやら俺が死にかけた時は解放出来る様セットしてたみてぇだな…ヒ、ヒヒ……(来訪者の前まで歩み寄り、煙を吐く来訪者の顔を踏んづける)そういう意味では感謝感激だぁ…さっさとフィギュアにしてやろうか?(ナイフを取り出す) 」
フーナ「うわぁ……早い…。 」
来訪者「んだよあれ、早過ぎんだろ―――――――ッ!!?…ゲフ(顔面真っ黒になり、口から煙を吐く) 」
アルティメットレインド「……ヒヒ!(ニッと不適な笑みを浮かべ、爆発的な脚力で地面を蹴り突きを繰り出している来訪者の隣に既に移動)オラァ!(片手に溜めていた白い気弾を来訪者の顔面にぶつける) 」

来訪者「全くだ、まあいい…さっさと終わらせてやるぜ。―――――キェイハアアァァアアーーーッ!!!!(連続突きを繰り出しながら接近する) 」
レインド「氷冬、お前も後一発でもそいつに手出したら許さねぇ…(瞳がエメラルドグリーンに変化している)悪ィな…連れが挨拶しにきたみたいだな…(ナイフをしまい、手元に白い気が集まりだす) 」
来訪者「次から次へとまぁー…厄介な連中がやってくる。(斬られたところを押さえつけ) 」
氷冬「あら…水を差すのはアレだったみたいね。 」
フーナ「ビクッ ど、どうしたの急に…?(汗) 」
氷冬「ごめんあそばせ…てね。(背後から突然現れ、来訪者を斬り伏せる) 」
レインド「……邪魔すんじゃねぇ!フーナ!(声を張り上げ、立ち上がる) 」
来訪者「何だってんだよぉ~…おいっ!!(立ち上がり、フーナを睨む) 」
フーナ「(風刃を放った張本人)ここが親玉の部屋に繋がる扉ね。…あら、貴方は…。(レインドを見て) 」

レインド「…この風は…(息混じりの声で) 」
来訪者「ん、何だ――――ゲフッ…!?(吹き飛ぶ) 」


ビュオワァ……ッ!!!(突如何処からともなく風刃が出現し、来訪者に襲い掛かる) 」


来訪者「フン、フン、フンッ!(全弾叩き落とす)終わったなぁ!ひゃはははは!!!(突き刺そうとする) 」
レインド「ハァ…ハァ…フン!(片方の手で至近距離まできた来訪者に気弾をぶっ放す) 」
来訪者「勝つためには手段なんて選ばねえ…それが俺のモットーつーモンよ。( ´,_ゝ`)クックック・・・( ´∀`)フハハハハ・・・(  ゚∀゚)ハァーハッハッハッハ!! ガッ(カオスソードを手に取り、レインドに斬りかかる) 」
レインド「テメェ…随分とせこい野郎だな…(体が重くなってきやがった…)(片膝つき、呼吸が乱れる) 」


その時レインドの体に異変が起こる。先程ハブに噛まれ…体中に毒による痛みが迸っている


来訪者「ざまぁwww m9(^Д^)プギャー 」
レインド「(ドスッ!)ウッ…!(腹を片手で抱えながら後ろによろける) 」
来訪者「―――――――馬鹿かお前ー!(隙を見て直ぐに飛びあがってレインドの腹に裏剣を喰らわす) 」
レインド「(来訪者から脚をどかし、真上を見る) 」
来訪者「ゲフッ!おげぇ…っ!?ゲホゲホ…やりやがったなぁ~?……ん…?何だ…あれ……?(突然険しい表情でレインドの頭上を指す) 」
レインド「おぅら!(そのまま持ち上げ、地面に力の限り叩き付ける)そーれ!(横になった来訪者に両足ストンプ) 」
来訪者「ぬわにぃ!?(掴まれ) 」
レインド「ガシッ!(ラッシュの最中、隙を見つけて来訪者の両腕を掴む) 」


ドゴン!ドゴン!ドゴン!(ラッシュがぶつかりあっては鈍い音と衝撃波が周囲の地面を削っていく) 」


来訪者「言ってくれるぜ、兄ちゃん。イィーーヤッハァーッ!!!(カオスソードを地面に突き刺し、レインドと格闘によるラッシュになる) 」
レインド「なーに、連中がくるなんて心配いらねぇよ(ナイフを手中で回し、刃先を来訪者に向けた所で握りしめる)アンタも同胞(フィギュア)の仲間入りだ 」
来訪者「そういうこった。さて、他の連中共がここへ集う前に…アンタを叩き潰さねえとな。兵力差で潰されちまう。カオスソード、「ローズラー」。(紅色の薙刀型のカオスソードを取り出し、構える) 」
レインド「…成る程な…RPGでは良くある、ラスボス一歩手前の厄介な敵キャラって奴か… 」
来訪者「初めにも話したと思うが……キングの元へ行く、つまりこの扉を開くには…俺たちI.I.の戦闘員、そして大迷宮内にいる全てのエネミー共をフィギュアにする必要がある。そして、後生き残っているのが―――――この俺っつーわけよ。(自分を指し) 」
レインド「―-ッ!?(動揺しつつも周囲を見渡し、焦りが感じられる表情) 」


よく目を凝らして見ると…巨大な扉の周辺には、これまでレインドが倒してきた者たちのフィギュア、そしてその他のファイターや英雄たちが倒したであろう敵たちのフィギュアが塵尻に浮遊していた 」


来訪者「……こいつを見な。(突然親指を背後に立てる) 」
レインド「…てめぇ…(ハブから変化した来訪者に視線を合わす)何故俺をわざわざ誘い入れた 」

ハブ→来訪者「この先になぁー…ググググ(突如先程のハブが姿を現し、人の形にへと変化していく)……俺たちのキングがいるんだよぉ。よ、また会ったな。 」

レインド「(さっきまでの景色とは一辺しやがって……どうなってんだ…)(紫に染まる亜空間を見上げる) 」


レインドが入りこんだ先は……巨大な扉がそびえ立つ亜空間だった


レインド「ったくよ…(ハブに噛まれた部分を軽く擦り、逃げていくハブを追い掛ける)……ん?(扉がある事を視認)…何でこんな所にあんだよ。ま、いっか(入りこみ) 」
ハブ「(咄嗟にはなれ、素早い動きで公園の公衆トイレ裏側に逃げ込む。そこには次のフロアへ繋がる扉があり、その中に入り込む) 」
レインド「イッ……(脚を上げて噛み付かれた部分を見る)蛇?ハブ?……どっちにしろなんでこんな奴が(とろうとハブに手を伸ばす) 」
ハブ「シャー…!(レインドに気づかれぬように忍び寄り、右の脹脛に噛みつく) 」
レインド「中々見つからねぇなー…扉(噴水の前で腰を下ろし、ナイフを磨いている)日日製なのか…?



氷冬「貴方には酷いことを言っちゃったけど……でも本当はね…あの剣、凄い物だと感じちゃったんだよ。(上空を飛んでいくコウモリたち見つめ)でも私には、ちょっと大きすぎて扱いにくいかも。(苦笑)(その部屋を後にし、次の部屋へと向かう)


ボッカァーンッ……(ゴベラの剣が爆発し、跡形もなく消滅した)


ベリアント「(一閃され、地に挫折する)我が敗れるなどと…!?こんなことがぁ……こんなことがぁ…!!フィギャァァァァァァアアアアアァァァァアアアアァァーーーーーッッッッ!!!!!!!(無数のコウモリとなって消滅する)
氷冬「そんな太刀じゃ……どんな剣だって、泣いちゃうよ。(最後に思いっきり振りかぶって真下に目がけて一閃する)
ベリアント「なにを――――グギャオッ?!オオォッ!?ヌギィッ!!?フィギャァァアッ!!?(大ダメージを負ったのか、ゴベラの剣を地に手放してしまう)
氷冬「それに貴方…(大きく跳躍)…腕に力が入っていないからよれよれの攻撃になってるし、何よりも攻撃がワンパターンで読めやすいの。――――四刀流奥義・“集慧薙”!!(空中で強烈な横薙ぎを連発する)
ベリアント「フィギャァァアアオォォォオオオッ!!!??(顔面を抑えつけ堪えている)おのれぇ……人間風情めがぁ!!よくも…よくも我に傷を負わせたな?許せぬ、簡単には死なせはせんぞ。フィギャオオオオオォォォォォオオオオオッ!!!!!(再び高速回転していき、今度は彼女の真横に移動して剣を振りかぶる)
氷冬「―――見えた。(振りかぶる瞬間に大きく跳躍し、ベリアントの顔面に斬撃を一斉に叩きこむ)

ベリアント「我に刃を向けたこと、そしてこのゴベラの剣を侮辱したこと、万死に値する!(浮遊しながら何度も高速回転していき、氷冬の背後に移動して再び振りかぶって切り裂こうとする)
氷冬「やっぱり悪い人だ―――――ッ!?(間一髪回避し、瞬時に刀4本を抜き出す)強そうな剣だけど…そんな醜悪な物じゃ、私のには勝てないよ。(構える)
ベリアント「汝の素晴らしい行為に評し、我から礼を授けよう。受け取るがよい、取って置きの絶望をな!!!ブォンッ!!!(再び大きく振りかぶって氷冬を上から切り裂こうとする)
氷冬「ゴベラの…剣。(唾を飲み込み、彼の握っている剣を見つめる)

?????→ベリアント「おお…これはこれは、封印を解いてくれた人間界の女。真にありがたき幸せ…汝の好奇心という行為で、我は忌まわしき呪いから救われたのだ。心から礼を申し上げよう…!我が名はベリアント、そしてこ奴は全ての光を葬り去る黒剣『ゴベラの剣』だ。

氷冬「……!!貴方…だ、誰よ!?(立ち上がる)
?????「ファギャオオオォォッ!!……遂に…遂に我の封印が解かれたぁッ!!フィギャハハハハ!!フィギァーーーハッハッハッハッハァッ!!!!(その時、何処からともなく図体のでかくボロボロの黒服を着た幽霊が姿をあらわにする。そして奴の手には、あの黒剣が握られていた)
氷冬「きゃ…っ!!(あまりにも驚いて尻もちをつく)な、なんなの…あれ…?


ズゴッ……ズゴゴゴ…ッ…!!ズゴゴゴゴ……ッ!!!!ファン、ファン、ファンッ!!!(黒剣が何かに抜かれていき、回転しながら空中に舞う)―――――ドシャァアアンッッ!!!!!!!!(そして大きく振りかぶり、彼女の目の前地面に叩きつける)


氷冬「もしかして私……とんでもない事、しちゃったのかな…?(大汗)


ォォォォォォォオオオオオオオオオ…………メラメラメラァァア…ッ!!!!!!(次第に大きく揺れ始め、途端に黒剣から炎が迸り、結ばれていた紐が燃えて消滅する


氷冬「え…っ…!?な、なに…!?(汗)(一歩退けて)


―――――シャランッ…!!(彼女が紐を斬った瞬間、黒剣から赤い模様が浮かび上がり、ひとりでに小刻みに揺れる


氷冬「……ちょっとだけ…ちょっとだけ、直にこの手で拝見しても…いいよね?うん、いいよね。(汗)シャキンッ…(好奇心が圧倒的に勝ち、刀を一本抜き、一本の紐を斬る)


黒剣はピクリとも動かず、然れど何処かで蠢いているような様子である


氷冬「……!!(目を大きく見開き、心底驚いたような表情となる)これは………見たことのない剣。“あの人”が使用していたと言われる世界最強の黒刀に似て、そして…混沌世界で恐れられていたあの罪剣にも似ているような…。(剣士故に恐怖から好奇心に変わって自然に歩み寄る)


氷冬が進んでいる廊下を抜けると、得体の知れない瘴気を漂わせる薄暗い広間に出る。その中央に黒い幅広の剣が突き刺さっていた。剣の周囲には杭が打たれ、そこから伸びた紐が剣を縛り付けている。剣を縛り付ける紐にはボロボロになった札が多く吊るされており……まるで目の前の剣を封じ込めているかのようだった。


氷冬「なんだか薄気味悪いところね…。(恐る恐ると進んでいる)


~大迷宮・とある暗黒遺跡~

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最終更新:2012年01月26日 19:11