レインド「…また死んだら、魂ごと消えるんだっけ…?(うつ伏せになり、体を引きずっていく) 」
ナナ「(その頃戦艦内…)……!レインド…君……。(小さくなっていくのを確認し、口元を手で覆う)
シュシュシュ…(ナナの持っているレインドの気が小さくなり始める)
亜空間で黒く覆われた
新世界の空は…今日も青々しく広がっていた
レインド「………(倒れた所から血潮が広がる)か、はぁ…! 」
来訪者「カ……ハ…ッ…!(白目を向き、死亡する) 」
スォォォォォォォォォ………ドンッ(鈍い音が二つ、地面で鳴り響く)
来訪者「ひぃっ!!よせ、やめろ!!やめろおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおぉぉぉおおおおおーーーーーーーっっ!!!!!!!!!!!!!! 」
レインド「もしくは追跡者ん所行って、もっと強くなってからその余裕を俺にぶつけなぁ!―――――うおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!(地面が近づくと同時に声をあげる) 」
来訪者「―――――ッ!?てめえ…ふざけんなぁーーーーッ!!!! 」
レインド「いいか、その視野を…あの世で広めて来い…俺も元々死んでるが、付き合ってやるからよ…!(来訪者を掴んだまま回転しつつ、急降下) 」
来訪者「な…っ!?(掴まれる) 」
レインド「ッ!(ソードが腹部を貫通)て、てめぇ…!(来訪者につかみかかろうと試みる) 」
来訪者「まだ終わんねえよぉ…!先ずはてめえから逝きなぁ!!!(カオスソードを一本投げつける) 」
レインド「――ッ!(来訪者と共に落下)……さて、どうしよう 」
来訪者「―――――――――ッ!!?グアァァァアアアアァァァアア~~~~ッッ!!(落下していく) 」
そして亜空間は、完全に消滅した
レインド「ご存知の通り、ただの
マイテイ人…もとい、地球人さ……(ニッと笑う) 」
来訪者「―――――!テメェは…誰なんだよ、誰なんだよぉッ!!!! 」
レインド「世界を存在価値だけじゃなく、別の面で見るべきだ…(白い気を纏った状態で来訪者の後ろで立ち尽くしている) 」
来訪者「ドッゴオオオーーーンッ!!!(大剣が空振りする)アアァァ!!?何処だぁ、何処へ消えたぁッ!!!? 」
少しずつ、亜空間が消滅していく… 」
レインド「テメェは視野が狭すぎたんだよ…『来訪者』(自身の姿が揺らぎ、その場から消え、足跡の痕跡が残る) 」
来訪者「んだと………んだとゴラアァッ!!ああああぁぁあああ!!??(二刀流のカオスソードを合わせ、大剣に変化する)アアァァァァアアアアァァァアアアアーーーッッッ!!!!(大きく振りかぶり、思いっきり降り下ろそうとする) 」
レインド「そんなもんに囚われちゃ、てめぇ等の世界だって同じだろう…俺達からすればお前達の世界の存在価値はないどころか、-だ 」
来訪者「グウッ……!?(腹に直撃) 」
レインド「……存在価値?へっ………!(切り裂かれる中、重い蹴りを来訪者に喰らわす) 」
来訪者「ほざけええええぇぇぇっっ!!!!(鍔迫り合い中に蹴とばす)キングはあの世界を我が物にしようとした、つまり
ケイオスの崩壊だ。俺はあの世界が気に入らねえんだよぉ…大嫌いなんだよぉ…!!あんなちんけな世界、存在価値などねえんだよぉッ!!!!(爆発的な脚力を駆使し、×状に切り裂く) 」
レインド「…滅ぼす滅ぼさないしか考えられないキングに従ってるお前に…俺の気持ちは分かりやしないさ…!(バットを取り出し、
カオスソードと鍔迫り合い) 」
来訪者「グッ…(吹き飛ぶ)ザザーッ……(間合いを取って耐え凌ぎ、高く跳躍する)何が世界を壊させねえだ、馬鹿馬鹿しい。てめえ等の世界などどうだっていい、とっと滅んじまえばよかったのによぉ!!!(頭上から突き刺そうとする) 」
レインド「タッタッタッタ!バッ(斬撃波が背後から迫ったと同時に前方の壁をダッシュでのぼり、ある程度の高さまで上がったら蹴り上げて来訪者目がけ飛ぶ)喰らいやがれ!(両拳を前に突き出す) 」
ハルシオン「………。(窓ガラスから黙って見下ろしている) 」
ナナ「レインド君……。(黒い玉を握りしめ、ただ祈っている) 」
モララー「……必ず帰ってこいよ。(呟く) 」
来訪者「てめえだけは生きて帰さねえ、俺と共にここで朽ちなぁ!!!フンッ、ブアアアッ!!!(二刀流カオスソードから斬撃波を放つ) 」
ズゴオオオオォォオオオオーーーンッッ!!!!!(
戦艦ハルバードが発進し、ゆっくりと浮上していく) 」
レインド「うぐっ!(顔を抑えながら後ろに逃げる) 」
来訪者「おっと、おらぁっ!!(軽く跳躍してまた顔面に蹴りを入れる) 」
メタナイト「 奴はやる時は絶対にやる男だ。もはや今の奴は止められん。心配するな、奴は生きて帰ってくる。……戦艦ハルバード、発進せよッ!!!! 」
レインド「ぐぁっ!(横に倒れるが、すぐに膝立ちして脚払い) 」
ワドルディ「メタナイト様!あの人置いて行っちゃっていいんですか!!?(汗) 」
来訪者「あの程度でくたばるとでも思ったか、馬鹿め!!(回し蹴りをレインドの顔面に浴びせる)
メタナイト「 ……武運を祈る。(出入り口のハッチを閉める) 」
レインド「ウッ!(後ろに吹き飛び、防御態勢) 」
来訪者「ムンッ!!!(連続斬りと蹴りを交互に繰り出し、吹き飛ばす) 」
レインド「……やれやれ…!(小さく笑って向かって来た来訪者とナイフで刃交える) 俺は構わない。早くいけ!」
メタナイト「 (戦艦内の階段を降りてきて亜空間を見渡す)何をしているレインド!早く乗れ―――――ッ!?(来訪者を見て) 」
来訪者「俺とお前は同じ男と戦った。…決着を着けるか?マイテイ人。―――――カオスソード「オブディン」…!!(掌から黒色の剣型カオスソードを取り出し、二刀流となってレインドに斬りかかる) 」
レインド「……あの忌々しい野郎か……… 」
来訪者「コードネームは、「
追跡者」と言う。……俺もな、過去に殺り合った事があんだよ。 」
レインド「……あの男?誰の事だ 」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………ッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(揺れは止まるどころかより激しさを増していく)
来訪者「聞いたところによるとアンタ、“あの男”と戦ったらしいんだな。(右手にカオスソード「ローズラー」を握り、ゆっくりと歩み寄っていく) 」
レインド「てめぇ…まだ! 」
来訪者「コツ……コツ……よお。(その正体は、フィギュアとなったはずの彼であった) 」
モララー「チィ…!しっかりしな。(こけた
スカーフィを担ぎ、入り込む) 」
スカーフィ「待って~…あう…!(こける) 」
レインド「ん…?(背後をみて) 」
氷冬「お先に…!(選管に入り込む) 」
マリオ「 あいつら戻ってきたか…!(戦艦内からモララー達を見る) 」
フーナ「ギリギリ…セーフ!(戦艦に入り込む) 」
コツ……コツ……(その時、レインドの背後から謎の足音が忍び寄る)
メタナイト「 こんなこともあろうかと…予備で戦艦ハルバードを用意しておいた。急げ、すぐに乗り込むんだ!(入り込む) 」
レインド「よしよし…!(メタナイトについていく) 」
そしてメタナイト一行は階段を降りて行き、初めの入り口付近に戻る
モララー「やれやれ…(一息つき、急いで出ていく) 」
氷冬「そんな…っ!(急いで後を追う) 」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………ッッッッ!!!!(揺れは大きく増していく) 」
メタナイト「 喜ぶのは後にしろ。もうこの亜空間は消滅を迎えようとしている、急いで脱出するぞ。私に続け…!(急いで部屋を出ていく) 」
スカーフィ「あ~♪メタナイトだー!やっほ~♪ 」
メタナイト「 バッ(すぐに王の間に入ってくる)やはりここにいたか…。お前たち、ついにやったのだな…! 」
レインド「おっと……崩れるか? 」
モララー「これで…終わったんだよな――――!?(揺れを感じる) 」
レインド「終ったか… 」
ズゴゴゴゴゴゴゴゴ……(コスモ・ブレインが消滅してしばらく経った後、亜空間全体が激しく揺れ始める) 」
最終更新:2012年01月24日 21:38