大変お手数ですが、真下から閲覧してください。
モララー「……!(
レグィに押され床に着地する)ギュルンギュルンギュルンッ!! ザグンッ!!(ワイヤーガンを鉄パイプで絡め取り、それを地面に突き刺して今度はラーヴァの元へ駆けだす) 」
レグィ「ガッ!(瞬間移動で刈り取られた風の動きに合わせ、右腕を振り上げながら後ろに振り返り鉄パイプに自身の腕を当てて力で押し合う)いっとくぜ…俺を相手にしてそう簡単にこの戦いから足抜け出来ると思うんじゃねぇぞ…!(あやしいほど真率な表情が漲らせ、一気に力をこせてモララーを押し返す)」
AS「そこか・・・!(気配を感じ取り、ワイヤーガンをモララーに向けて発射する) 」
モララー「――――――――――ギュオンッ!!(瞬間移動でレグィの背後に移動しており、今にも鉄パイプで後頭部を薙ぎ払おうとする) 」
レグィ「(コートを脱ぎ捨て、コートの影を自身の視線に会わせるように投げ、目眩ましから逃れる)(さぁ、どっからきて…どいつを狙う…)」
AS「子供騙しの小細工か・・・視覚など無くとも・・・!(目を閉じて、モララーの気配を追い、走り寄る) 」
フーナ「決まった…って、えっ…!?(ASのラーヴァの攻撃が決まったと思った瞬間、モララーが消えたことに驚きを隠せない)ッ…敵は何処に―――――!!!?きゃ…ッ…!!(突然の猛光に瞳を閉じて身を伏せる)」
ラーヴァ「ハハ、手応えはあったつもりだが…そうきたか(パルチザンを構え直し、天井から現れ光球を打ち上げたモララーを見る)しま――――ッツ…!!?(迸る光に目が眩む)」
ドパァ…ッ…!! カアアァァァァァーーーー……ッ……!!!! (天へ舞い上がった光球が勢いよく破裂し、建物の口いっぱいに激しい光が迸り、戦士たちを眩ませる)
モララー「ボゴォンッ!!(天井を突き破って出現し、床に着地する)―――神聖“ラジェーション”(掌に光球を生み出し天へ打ち上げる)」
AS「・・・有りもしないモノを、斬らされた・・・どこかに、奴は居る・・・。(警戒する)」
モララー「―――――!!ザンッ、ザンッ、ザンッ!!! ドッシャアアァァァーーンッ!!(ASの三閃、そしてラーヴァの速攻の突きを直に受け塔の壁に激突し、ぐったりと力無く倒れ込む)……ビシャァ…ッ!!(だがその直後体は水となって飛散した)」
ロビンフット「(英雄・・か。なんとまぁ、お偉い人が来ちまったこと・・・。)(姿と気配を消しつつ、弓を構える)」
ラーヴァ「【英雄】に数えられた猫か―――…"私は"どこまでついていけるだろうな、くくっ(装飾されているパルチザンを出現させる) ……誰も行かないのなら、一番槍は私がもらうぞッ!!(瞬間移動にも似た高速移動でモララーの側面へ出現し、パルチザンで横腹へ突きを繰り出す)」
AS「かかって来い、とでも言いたいのか・・・ザンッ(足音を立て、一瞬にしてモララーの眼前まで踏み込み―――)『ミラージュスラスト』!!(一撃の斬り上げ、それを追うように三重の、実体化させた幻影の追撃) 」
漆黒の騎士「……フッ。(挑発にも微塵も動じず、その場で停止している) 」
フーナ「……(レグィの言葉で息を飲み、目の前のモララーを『敵』だと改めて認識し大型手裏剣を取り出して構える)…とにかく、あの人を倒せばいいのね…。(モララーの長髪に、動くかどうか躊躇う)」
レグィ「……どういう訳かは俺はまるっきし理解できちゃいないが…最も簡単なのは対峙している奴は倒すことにある…(フーナに語りかけながら、
モララーの姿を視界に納める)紅いとも黒いともつかない嘲罵したような挑発、受けて立つしかねぇよな… 」
モララー「ダンッ!(片足で地面を踏みつける)…ボゴォンッ!! ガシッ ヒュンヒュンヒュンヒュン…ッ……ジュワキィン!!(すると地面から鉄パイプが出現する。それを手に取り、起用に振り回して先端を戦士達に向ける)……クイクイ…(片手で戦士たちを挑発する)」
AS「・・・奴は―――いや、違う、俺の知る、『奴』ではない・・・何が、違う・・・?(抜刀したミラージュブレイドに手を当てながら、戦闘態勢を取る) 」
フーナ「…久しぶり…だね… …レグィ…!(レグィだと分かった時、喜びを含んだ表情になる)」
レグィ「久しぶりだな、フーナ(フードを外すと、フッと笑みを浮かべてフーナを見下ろす) 」
フーナ「あの猫…確かあの時の…!!(新時代編の
アーク戦でモララーと共闘した場面が思い出され)……うそ……!(フードを脱ぎ素顔を露わにした男を見て驚愕する)」
ラーヴァ「…嫌に静かだ、が―――。(奥側へと目を凝らし、姿を現したモララーを見て目を細める) 」
漆黒の騎士「……その男の言う通りだ。 ……どうやら現れたようだ。 」
モララー「(静寂な塔内の奥側から淡々とした足取りで姿を現す)……。(巻いているマフラーに手をかけ、不敵な笑みを浮かべながら戦士たちの顔を順々に見る)」
黒コートの男性「………(両手でゆっくりとフードを外し……) 」
フーナ「……!!?(黒コートの男性の言葉に驚愕の連続)……何処かで、お会いしましたか……。(本人は全く気付いていない模様) 」
AS「・・・何か、居るな・・・。(ミラージュブレイドを抜刀する) 」
黒コートの男性「緊張し過ぎだっての…(フード越しにその驚く様を見て、自然と笑い出す)お前があまりにも堅くなってるから名前呼んだだけだ……んでもって、どことなく成長したな(『貴方は』への返答はせず、ポケットに手を突っ込んだままフーナの横に並ぶ) 」
シ…ン……(他の塔とは違い威圧感や邪悪な気の一つも感じられず、吹きさらしの窓から流れる夜風を切る音しか聞こえない。しかし、微かに、奥側に誰かが潜んでいるのがわかる)
フーナ「ピク…(名を呼ばれたので驚いて背後へ振り替える)………!!(誰が声をあげたのか、それらしき人物を探していると黒コートの男性を視界にとらえた)……私を…呼んだ?貴方は…―――」
黒コートの男性「…(クソでけぇなこの塔…)(そびえ立つその塔を、冷静な心で、注意深く見上げた後、後に続くように中に入る)おい、フーナ(突如、フーナの名を周りの人物にも聞こえるようにはっきりとした口調で呼ぶ) 」
AS「・・・此処にて待ち受ける者は、果たして何者か・・・藪を突いてみるとしよう。(塔を一瞥し、中に入っていく) 」
フーナ「……。(決心を決めた表情でゆっくりと塔の中へと入る)……ここには…誰も居ないの…?(辺りを見渡しながら歩みを進め) 」
ラーヴァ「近くで見ると、また壮観だな……(しかし、想像以上だ……アオも死んでいなければいいが―――。) 」
フーナ「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…っ…!!(塔の目の前に到着し天高く聳え立つそれを見上げる)」
~追憶の塔・肆~
戦士たちは一斉に駆け出した
ロビンフット「(なんだあいつら・・・知らない顔だが・・・英雄が多いな。ふ~ん、ま、ちょいとつけてみるか。)(緑のマントをバサッと翻すと、姿や気配が消える。そのまま後をつける) 」
AS「・・・霞、見守っていてくれ。(ざッ、と足音を立て、塔に向かっていく) 」
漆黒の騎士「……私も同行しよう。(塔へと歩いていく) 」
ロビンフット「なぁんかよくわかんねぇが・・・行ってみるか!(走り出す) 」
フーナ「―――――――!!!!(ラーヴァの言っていたことが自分の疑惑に的中していたことに驚愕し、同時に絶望した)覚悟…(…あそこで何か大きな戦いが起きている……もしかしたら二人もそこに居るのかもしれない。だったら尚更放っておく訳にはいかない。三人で無事に帰らなきゃ……帰らなきゃ…ッ…!)……ッ…!!!(塔の方角へと走っていく) 」
黒コートの男性「…いるのは……(なんて懐かしい野郎だ……)(フーナを視界に入れると、フードの影越しに小さく笑い、夜の暗さを突き破ろうとするように歩き出す) 」
ラーヴァ「言葉の通りだよ、友達を追ってきたと言っていたな…その友達も危険に晒されているかもしれない。きっと急いだほうがいい(集まってきた面々を見ながらフーナに) 」
漆黒の騎士「さて……ここへ来たからには当然、"覚悟"はできているのだろうな。 」
AS「・・・命の灯火すらも消える音が聞こえる、・・・もう猶予は無いらしい。 」
フーナ「……!!(人が…いろんな人が集まってきている…!この緊迫感というか重圧感というか… それにさっきの爆発音…まさか、二人もあそこに…!!?)…そんな… …氷冬、
スカーフィ……! 」
ロビンフット「わっとと!・・・なんだ?爆発音?あそこからか・・・。(塔を見て) 」
フーナ「そ、そうですか…実は私、友達を追って―――――――――!!!(遠くの塔から聞こえた爆発音を聞いて、強張った表情でその方角を見る)…なに……向こうで…何が起こってるの……!?(困惑とする中ラーヴァの声で我に返る)…はっ、ら、ラーヴァさんですね。私、フーナって言います。あの、そ、それ…どういうことなんですか…!? 」
黒コートの男性「……(手紙は持たず、フーナ達とは離れた位置で塔を一通り眺めていく)……既に何人もの英雄(せんし)が戦っているか…(コートの影で隠れた瞳はふたつの暗い穴のような目をしており、その廃墟の瓦礫を蹴る)面白ぇ…あのメンバーの内に入りゃいいってことだろう…やってやるか 」
ラーヴァ「~~~……あー…情けない話だが、私も状況を把握しきれていなくてな。ただ言えるのは―――(爆発音を耳にする)――…尋常でなく危険なことが起ころうとしてるってこと。私のことはラーヴァと呼んでくれ(フーナに言い、続いて
シルバー、
ヘッジホッグを目にする) 」
AS「・・・始まっているようだな。(別の塔を一瞥する) 」
アルバート「手紙の場所はここアルか。(拾った手紙を手に歩いてくる) ド ゥ ン ッ ! ! ! ! 間違えない、ここだ、なぜなら音がするからだ…爆発の音がな。(歩いてくる) 」
ド ゥ ン ッ ! ! ! ! (別の塔で激しい爆発音が轟く)
漆黒の騎士「(フーナ達の視線や気配を感知)……お前達も、誘(いざな)われたのか。 」
フーナ「……!(ラーヴァの声を聞いてぴょくっとなる)招か…れ…?? あの、貴女は一体… ここで何が起こるんですか…?(ラーヴァに) 」
ラーヴァ「…………(周囲にあるAS、そして漆黒の騎士の気配を感じ取る)…キミが招かれたのか、はたまたそうでないのかは知らないが…用心したまえよ、ここには何かがありそうだ(フーナへ声をかけ) 」
フーナ「ん… 向こう、誰かいる…?(ふと塔の方を凝視するとASの影が見えたので不思議そうな表情を浮かべる)(な、なんか人増えてきた…!ここ、何もないのに…何かあるのかな…?もしかして氷冬とスカーフィも何か知っているんじゃ…)(漆黒の騎士を見て仰天する)」
漆黒の騎士「シュィィィィィンッ...(光の魔方陣で塔付近にワープ出現)」
フーナ「うーーん……考えても仕方ないかな。行こ―――――!(ラーヴァの足音を聞いて彼女の方へ振り替える)……??(ラーヴァを凝視) 」
AS「(少し遠く、
フーナと比べ少し塔に近い位置で佇んでいる) 」
ラーヴァ「手紙の通りなら、ここだが……(手紙を片手に廃墟へと辿り着く)この荒れ方、ごく最近のものだな…くそ、くだらん真似をしおって―――(周囲を見渡し、フーナを見つける) 」
フーナ「(殺風景な周囲を見渡す)……何もないな…あ、向こうに何か建物ある。 あそこにいるのかな、もしかして…。(遠くに映る四つの塔を一望しながら首をかしげる) 」
フーナ「…はぁ……はぁ……はぁ……(荒い息をあげながら廃墟へ赴く)…氷冬とスカーフィを追ってきてみたら逸れちゃった… ……ここ、何処だろう…。(口元を腕で拭う) 」
最終更新:2014年11月19日 20:30