キセル「―――――――…何を企む……(言うことを効かない身体を横にしたまま、自らを嘲る様に見下ろす存在を睨みあげる) 」
×××「ふふふ…自分が生み出したものに対して、それは愚問ではありませんか。それに、企むだなんて…そんな物騒な響きはあまり良くありませんよ。私はただ、この眼で見てみたいのです――――『面白く』なっていくこの世界を。 」
キセル「…お前は、俺が生み出した『最低駄作』だ……ガフ…ッ…(吐血によって白い地面が赤く染まりゆく) 」
×××「墓穴を掘る様な発言は滑稽だとは思いませんか。その駄作に、貴方は覆されてしまったのですから。…そう、私は貴方の駄作。故に私は傑作に憧れるのです。『最低駄作』が手掛ける『最高傑作』を…そこで見ていてくださいね。ふふっ。……ああ、でも…ただ見ているだけでは退屈でしょう。コツ…コツ…(横になっているキセルのもとへ歩み寄る)……貴方も彼らと共に、遊んできてはどうです。(この上なく不気味な笑みを見せつけると、手にした聖典が妖しく発光する。その頁に「庚」の文字が浮かび上がる) 」
キセル「―――――!待て―――――ヅッ…!!?( ド ッ ク ン ッ )―――――があああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!!! 」
×××「ふふふ…っ…♪ 私に代わって、もっと『面白い』ものを見せてくださいね――――――『キセル』さん。 」
ミシェル(3年前)「 ピ ク ッ ――――――――― 気のせいかな…まるで、"自分が自分でなくなる様な感じ"が一瞬…―――――いや、気のせいにしておこう。今は、この現実を直視しないと…(高台から、変わり果ててゆく世界を静かに見据える) 」
――― 某遺跡・最下層 ―――
ナナ「 ――――――― (両手に力を込めて、その白い扉を開く) 」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ … ッ …―――――(白亜の様な重厚な扉が軋みを上げながら開かれていく)
ヴォイド「--(白い吐息が扉の隙間風で吸い込まれていく最中、やけに落ち着いた表情でその先を見据えナナの護衛に入れるようにと柄は握っている) 」
――― カオスルーム ―――
神の聖域――――と呼ぶには、神秘的でも幻想的でもない、文字通り真っ白な世界。空も、大地も、光も、影も、音も、風もない際限なき世界。
ナナ「……(約1000年…これだけ長く生きている中で此処に来たのは…今回で三度目… いくら私(創造神)でも、こんなところへわざわざ足を踏み入れるなんて…本当に余程なことでもない限り、なかった。)(見慣れた様でそうでない、初々しくも何処か懐かしむように、その白一色の世界を眺める) 」
スカーフィ「かぅー…?(ヒロの背中からゆっくりと顔を出して辺りを見渡す)うわー!なぁんにもないや…!(見たことのない殺風景な景色に唖然としている) 」
レイス「–––––(形容するべき言葉の糸口がない空間でどこに目をやるべきかわからず、息を飲み剣の肢に手を置き鍔鳴りを囁かせる)(隠れるような場所なんてないな……的映画あったならすぐに察知できる、はず…) 」
ヴォイド「文字通り何もなさすぎて一度足を運んだら脳裏に附着しそうだな(細眼で瞳を動かしその周囲を見渡す) 」
来ヶ谷唯湖「……気持ちの良いほどに殺風景だな。」
ナナ「……ここは本来、神ですら滅多に足を踏み入れない聖域。何もないように見えるけど、やがて二つの扉が見えてくるよ。…とにかく、着いてきて。(今度は落ち着いた足取りで、ゆっくりと進み始める。軌道のない真っ白な地面を。) 」
しばらく歩いていると、彼女の言うとおり二つの扉が彼らを出迎える。〖白い扉〗と【灰色の扉】。後者の扉の目の前には瓦礫の破片と思われる白い破片が幾つも散乱し、既に開かれた形跡があった。
ナナ「このカオスルームには二つの空間があるの。一つは―――(左手に見える〖白い扉〗を見る)―――〖思考の間〗(フギン)。もう一つは―――(次に右手の【灰色の扉】を見る)―――【記憶の間】(ムニン)。開かれた形跡があることから見て、きっと【記憶の間】で何かあったんだと思う。…開くよ。(灰色の扉の表面に手を添え、ゆっくりと力を加え開いていく) 」
――― カオスルーム・記憶の間 ―――
――――― 「あら、やっと来ましたね。」 ―――――(その扉の先で、先人が、一同の前に姿を現す)
ヴォイド「(先客がいるな。さっき地揺れの影響か?)(足元の小さな破片を踏み歩き、砂利が踏み潰される雑音を響かせながら大きな破片に手を添える)––(再度ナナの元に駆け寄り、その合間を確認)御仁がいるな。」
来ヶ谷唯湖「む………やはりか。(先人の姿を見て、予想通りな口振り) 」
ナナ「(扉を潜り抜けて進もうとしたその時、最初に視界に飛び込んだ『先人』の姿に目を見張った) あなたは―――――― 」
マーシィ「――― ふふっ…誰よりも遅く向かったはずですのに、一番に到着しちゃいました。ともかく、みなさん待ちくたびれましたよ。(いつもの様に絶えない微笑みを一同に向ける。しかし彼女のその笑みには何処か違和感があり、目にした者に形容しがたい感情を芽生えさせる。) 」
ヴォイド「--だいぶ先回りしたなマーシィ。アンタがそこまでランニングの力があったとは驚きだ(発言こそ冗談を交えているが、初動で動揺を隠しきれず誤魔化すように笑う) 」
ナナ「貴女は…さっき
寄宿舎前で出会った…(数分前の事を思い出しながら)(…あの時から変な感じだったけど…何だろう…私の『眼』でも、何も見えない…っ……)(マーシィのその微笑みに悪寒が走る) 」
レイス「ゾッ–––––(浮世離れした雰囲気、ある種の神々しさすら感ぜられる笑みに戦慄を覚え背に冷水を浴びるかのような悪寒が迸る)玄関口見たけど"散らかす"のがお好きなようで、相当お急ぎだったんですか(あの破片、ただ単に扉を開いた摩擦で発生する粉末とかそんなものじゃない……すでに他の誰かと事を交えたのか) 」
マーシィ「ふふっ、言わぬが花っていいますよね。(真綿に針を包んだ様な表情を浮かべ)こう見えても私、意外な才能を持っていたりするんですよ…―――まあ、戯れはこの辺にして。"ここから先は私が案内してさしあげます"。」
マーシィ「……と、言いたいところなんですが。どうやらここの『管理人』が貴方がたにどうしてもお会いしたいようで… まずはその方のご紹介から始めましょうか。(ふふふとほくそ笑みながら奥へと立ち去る) 」
×××「―――――(マーシィが立ち去ると、彼女が壁となっていて見えなかったところに一つの影が在った。人の姿をしたそれは肩に長刀を携え、ゆっくりと彼らのもとへ歩み寄った) 」
スカーフィ「かぅ…?(どっかいっちゃった…何だろう、あの人…)(消え去るマーシィを目で追っていたが、すぐに×××の存在を察知する)もう一人いた…君はだぁれ? 」
ヴォイド「――マーシィの言ってた管理人ってのがアンタか(だいぶ物騒な装備で拵えているが)話は通じるか? 」
×××→キセル「 ス ―――――(胸前に平行に構えた刀を抜刀し、黒刀を露わにする) ――――――(目深に被られたシルクハットから研ぎ澄まされた刀の如き鋭い眼光を露わにする。それは、彼らに対する明らかな「敵意」を含んでいた) 」
――― Vs キセル ―――
ナナ「―――!!(キセルと目を合わせた瞬間、尋常ではない戦慄が全身を迸った) みんな気を付けてッ!!! 」
来ヶ谷唯湖「 ほう……あまり見知らぬ顔だ。少し面倒だが………(刀を取り出し、腰に備える) 」
レイス「随分シャイみたいですよ、お話はできなそうだ(冗談とは裏腹に喉を刺すような敵意に小さくない恐怖を感じ、考えるよりも先に剣を逆手持ちにして身構える)–––(––––––本当に正当な管理人なら、仮にこのカオスルームが異変の原因だったとしてその対策を講じているはず。それ以前に今の彼は……少なくとも正気じゃない……!) 」
ヴォイド「待て待て、聞きたいことが腐る程あるんだ。蟠りを解いてから――(戦時中、幾度もこういう交渉をしたが……この”眼”をしているやつは肉体言語じゃなきゃ通じねェ)――(語ることもなく、従来の『虚無』の構えで面々を横にキセルと対峙) 」
キセル「ス…――― ギ ュ ォ ォ ォ ォ ォ オ オ オ オ (空いた片手を広げると、真っ白だった空間が自身を中心に捻じれていく。捻じれる空間はやがてブラックホールの様に凄まじい吸引力を発揮し、彼らを呑み込もうとする) 」
ナナ「っ……!(千里眼が使えないんじゃ…前線に立っても彼らの足手纏いになるだけ… 悔しいけど、ここは…)(全員にアイコンタクトを送り、ブラックホールから逃げるように後退する) 」
ヴォイド「(ナナは下がった。数は有利だがさて)ギャインッ!!(帯刀されていた雷神剣を隼が如く抜剣、手前の地面に突き刺すと、キセルのブラックホールに対して『意地』とも読み取れる頑固たる姿勢でその場に留まる) 」
レイス「–––––––(! 空間が……ッ、それごと飲まれ……)ッツ!! (想像を絶する現象に絶句しバランスを崩しかけ頭髪が渦の中心に向かってなびき瞳孔が限りなく縮小し歯をくいしばる)––––タァンッッ! キ ィ ン ! (床を思い切り蹴りつけてバックステップを踏んで辛くも攻撃範囲から離脱→腕で真一文字の軌跡を描きながら振りかぶりサーベルを矢のようにキセルヘ投擲) 」
スカーフィ「かうぅ~~っ!!吸い込まれる~~~!!!(慌てて逃げ込むように必死に逆方向へ走りだす) 」
来ヶ谷唯湖 「 む…… ! いかん……っ ザキンッ!!(地面に刀を刺し、掴まり凌ぐ)…っ…… 」
キセル「ギャキィィン…ッ… ! !(もう片方の手に握られた刀を振ってサーベルを上空へ弾き返すと、前のめりからの疾走でヴォイドに斬りかかる)ズッ―――――ザンッ ザンッ ザンッ ! ! ! ! (その後レイスとスカーフィ、来ヶ谷に斬撃を飛ばした) 」
スカーフィ「かぅっ!?てやぁーっ!!(目前まで迫った斬撃を蹴りあげる)危なかった…今度は油断しないよ!(小柄な体でありながら勇敢な眼差しを見せ、脚部に手を添えて身構える) 」
ヴォイド「ザシッ(雷神剣を抜き、手前まで迅速に迫ってきたキセルの速度に対応)そおりやァ!(威勢良しの片手振り上げでキセルの斬撃とかち合うと)――ッッ!!(今までにない程の剣戟による振動を五臓六腑で感じ取り歯を食いしばりながら仰け反る) 」
レイス「(剣圧が接近するだけで皮膚が痺れるような痛みを感じるが、怯むことなく弾き飛ばされたサーベルへ手をかざし) フ ォ ン (光の粒子を残してレイスの姿は消え斬撃が虚を両断する)–––––ヒュオン……ジャキィ!!(そしてサーベルに吸い寄せられるように自らがテレポートし、キセルの上空へ現れ両手持ちしたサーベルを振りかぶった) 」
来ヶ谷唯湖「 な…… ぐぁっ!っく……これしき………(斬撃の傷を負い) 」
キセル「ガキャァンッ ! ! スタン―――ザザザァ…(ヴォイドに斬撃をいなされた直後、上空から迫るレイスのサーベルの軌道を刀でズラし、致命傷を退ける。その後回転しながら後退する) ズズズズ―――ザッパアアアアァァァァアアアアンッ ! ! ! ! (背後から、幻影で生み出した津波を発生させる。だがそれはあくまで幻影であり、実体を伴わない。しかし、津波の中には刀から一瞬で繰り出した鋭い衝撃波が幾つも潜み、津波という幻影に隠れて彼らに襲いかかる) 」
ナナ「これは…―――っ!(これくらいなら"視える"…!)(こちらにまで押し寄せる幻影の津波の正体を千里眼で見破り、衝撃波をしゃがんで避ける) 」
来ヶ谷唯湖「 このままでは、持久戦か………どう打つ………(様子を窺う) 」
スカーフィ「わっ!すっごい波がやってくr―――ふぎゅ…っ!?(見破れない衝撃波を受けて転倒する) 」
ヴォイド「風は風にッ!(仰け反り体勢から速攻で持ち直し、踏襲する津波に対して小竜巻を発動)キュイチァ!(謎めいた機械音と共に、目前の竜巻の属性吸収により幻影である津波をかき消す)~ 」
ヴォイド「――ッ!(津波が消えた次は、衝撃波による二段構えを視界に捉え)……ッ!(倒れこむように屈んで回避するも、左肩に一本線を描いた切り傷が生成される)キシッ……嘗て亡き閃光!(雷神剣の剣先をキセルへと差し向け、守護雷陣から貫通特化の光線を放つ) 」
キセル「――― ブ ワ ァ ッ ! (掻き消された津波から勢い良く身を乗り出した状態でヴォイドに迫る。一直線に飛んでくる閃光をすれすれで回避し、刀を振った)――― ガキャァンッキィンッ、カンッ、カキィンッカンッ、ギキャンッキィンッ、カキャンッ、キンッガァンッ ! ! ! ! (鮮やかにして力強い剣舞で圧倒し続け、ヴォイドを翻弄する) 」
レイス「ッギィン!! ッ ツ ザシャァァ(刀で攻撃をズラされた際のわずかな衝撃を利用してバク宙し体勢を崩すことなく着地し、立て続けに襲いかかる斬撃に目を見張る) (津波……いや、この"圧"は……) ダ ッ ––––(迫り来る衝撃波に構わず駆け出し、あたかもそれを予見していたかのようにヴォイドの竜巻で衝撃波が消滅する中キセルへ向かって駆け続け)ファインプレーだよ……!(キセルの間合いに入った刹那一回転し、地面を切り裂きながら三日月型の軌跡を描き斜め切り上げを繰り出す) 」
来ヶ谷唯湖「 おぉ………大したものだ。(ヴォイドを見て) 」
ナナ「(来ヶ谷の真横に並ぶ)私の『眼』で貴方が斬って。そうすれば、きっといける…!(不敵な笑みを見せて彼女を勇気付ける)いくよ…!(そして彼女と共にキセルへ立ち向かう) 」
キセル「―――――!(死角からのレイスの刃がシルクハットのつばを切り裂き、上空に舞い上がる)ガッ――― ズ ン ッ ! (露わとなった素顔でレイスに一瞥を与えると彼の腕を掴み、背負い投げる) 」
ヴォイド「ぐっ――!(俊速のキセルの攻撃に遅れを取らず対応、両手で雷神剣を手にすると、その華麗な剣技と相反して、不恰好ではあるが、確実に攻撃を捌き肉を抉らせない)(後手に回っていたらまずい、速度も徐々に上がる、力も常識を何倍にも凌駕してやがるッ!)レイスッ!!(攻撃を受けている最中、援護にきた彼に攻制に転じたキセルの隙を付き)《 雲は雲に 》(しゃがみ姿勢から前方の敵に後ろ蹴り昇竜脚をキセルの下顎めがけ繰り出す) 」
来ヶ谷唯湖「 む…… ……………――――――心得た。(ナナに) 」
スカーフィ「かぅ…ボクだって…!(立ち上がる)負けられないもんねっ!!(額に第三の眼が出現する)…“ 殺 戮 眼 ”(スラフター・テュー) …――― ダ ッ !(たった一回の跳躍でキセルの頭上に現れ…)―――“ストロアックス”!!!(真下のキセルめがけ踵落としを繰り出す) 」
キセル「 ゴ ッ ! ! (隙を突かれ、ヴォイドの昇竜脚によって僅かに上空へ吹き飛ばされる)……!!?(吹き飛ばされたその後、スカーフィの踵落としが腹部にめり込み、垂直落下して地面に叩きつけられる) 」
ヴォイド「いい連携だ、共闘はこうでなくっちゃな(着地後、スカーフィに相槌を打つようなハイタッチ) 」
レイス「–––––!!(ヴォイドの攻撃に対応しながらこいつ……!並みの反応速度じゃな–––––) ゾ ッ (キセルの一瞥だけで彼の存在という"異質"さを叩きつけられ硬直し)ッく!!づァ"…ァ"ァ"…!!(腕を掴む握力だけで骨をすり潰すような音と焼け付くような痛みが駆け巡り)––––あ"ァ"ッ!!(背負い投げをモロに受け床に叩きつけられ浅いクレーターが広がり砂利と口からあふれた赤が舞う) 」
ヒロ「……明鏡止水、不撓不屈、無心無情……(力を貯めている) 」
ナナ「(正面、横、背後―――何処から狙っても刀の間合いに入ってしまって弾かれる…なら……)(千里眼でキセルの挙動を解析し、あることに閃く)―――刀を振れば必ず弾き返す、その隙で懐ががら空きになる!(来ヶ谷に) 」
スカーフィ「いぇ~い☆(ヴォイドとハイタッチを交わす)かぅ…!大丈夫…!?(急いでレイスのもとへ駆け寄り、心配そうに見つめる) 」
キセル「……(大の字に倒れていた状態からゾンビの様に起き上がる)……ザ キ イ ィ ィ ィ ィ ――――― ン … (上空に一閃を走らせる。すると、その遥か上空に黒い切れ目が現れ、それはグロテスクな音を立てて勢いよく開かれた) 」
―――――― ゴ ォ ォ ッ ! (上空の切れ目から降り注いだのは、赤熱を帯びた流星群だった)
来ヶ谷唯湖「 ふむ……それは良い考えだ。では…… スッ(地面から刀を抜き)――――――スサササササササッ… ビュンッ ビュンッ、ビュンッ スタスタスタッ(来ヶ谷特有の人間離れした身体能力により目まぐるしいスピードを発揮) 」
ヒロ「………解き放て、そして……飲み込め!!(土の波を発生させ、流星群にぶつける) 」
キセル「……!(高速移動する来ヶ谷に翻弄され、刀を構えた状態で彼女の様子を静かに窺う) 」
ヴォイド「あれだけけたたましい轟音あげてよく無事だったなレイス、立てるか(至って冷静にレイスに背を向ける形で立ち、剣をとる)お次はお星様だ。さすがにこの物量、俺でもどうすればいいのかわからねェ(汗は頬をつたい、顎に溜まった分だけ地面に落ちる) 」
ナナ「…“ディフェンス・ウィンドウ”!(来ヶ谷と自分の頭上に幻影魔法による障壁を展開し、流星群を退ける) 」
スカーフィ(殺戮眼)「ヒュオッ――――“灼熱地獄“(ヘルズ・バーナー)!!!( ド ゴ ォ オ ン ッ ! ! ! )(急激な摩擦発火によって赤熱した脚を以てヴォイドとレイスの頭上に降り注ぐ隕石のひとつを破壊することで彼らを庇った) 」
来ヶ谷唯湖「 ――――――ッズザァァァァァァァァッ(翻弄された刹那、突如、動きを野球のスライディングに急変しキセルの足元へ滑り込み) 」
キセル「 タ ン ッ (来ヶ谷のスライディングを跳んで回避。彼女の背後に降り立つや否や回転斬りを繰り出す) 」
ヴォイド「ナイスだ格闘娘!確かスカーフィだったな!(戦闘時特有のハイテンションで隕石が壊れゆく様を欣喜して見る)難は一つ取り除かれたな。来々谷が応戦している、援護するぞ 」
ボゴォンッ ! ! ! ドシャアアァァーーーンッ ! ! !(ヒロとスカーフィの応戦によって幾つかの隕石が砕け落ちる)
レイス「ッ……く…! あ”…あぁ…大…丈夫。これしきで根を上げている場合じゃ–––––(呼吸を荒くしながらなんとか剣を杖に上体を起こし片目を開け)……! (第二波が来る!)くそ!間に合え–––––(向かってくる流星群の光で視界が赤色に染まっていき、サーベルに両手を添え) オ ン …… (流星群の発するそれに対抗するように刀身が青白いオーラと雷を帯びて眩く発光する)はァァァァァ––––––ッ!!!(それを真一文字に振り抜き立て続けに来る隕石のうち二つを両断し半円状になったそれがヴォイドたちを素通りして背後で爆発する) 」
ヒロ「……かなりのキックだな(スカーフィの蹴りを見て)さて、俺も…行くか!!!(キセルに向けて日本刀を持って走り出す) 」
ヴォイド「ヴォンッ(爆風で髪がなびき、若干の熱風を感じる)やるじゃねェかァァ!(レイスの斬撃にすら歓喜すると、負けじと雷神剣を手に取る) 」
スカーフィ(殺戮眼)「そうだよ♪(ヴォイド同様に高揚感に浸って)わっ、すごい…!(レイスが切り落とした隕石二つの行く末を見届け、わっと仰天する) 」
キセル「……(向かってくるヒロに刀の切っ先を突きつける) 」
来ヶ谷唯湖「 ふ… キンッ!!キンッ!!(すぐさま振り返ると、刀で刃の激しい打ち合いへと持ち込む) 」
フッ………(キセルが切っ先を突きつける直前、突然ヒロの姿が消える)
キセル「ギャキャンッキィンッ、カンキャンッ ! ! !(来ヶ谷との剣戟で火花が散る)……!(目の前から消えたヒロに表情が僅かに微動する) 」
ヴォイド「近接戦闘は分が悪い。多勢に無勢だろうがやつの身体能力がそれを許さねェ……(雷神剣を天へと差し向け)『閃撃(ラスターフォルム)』(雷神剣が姿形をゆっくりと変形させていき、やがて剣身が二つに裂け、中央に細い電子信管が外に顔を覗かせる)装填開始(来々谷が応援している最中、遠方から雷神剣によるレールガンの準備に取り掛かる) 」
レイス「ヒュー……ヒュ…コヒュ……(熱風を受けながら脱力したように項垂れ切っ先で杖をつき肩で誠意杯呼吸する)攻撃を……ッ、しのいだだけだ、次が来る前に攻めるよ…!(剣を引き抜いて二度斜めに振りはらい口橋から絶えず赤を流しながらも地を蹴り) フォン ッ(一度の踏み込みでキセルの間合いに詰め両手持ちにした青白く輝く剣を水平に構え、砂利がスローモーションで舞う)行くぞ––––!! 」
ヒロ「…ここだ……!!(しばらくすると消えた位置の土の粉塵からヒロが形成され、キセルに日本刀で切りつける) 」
キセル「 ガ キ ィ ィ ン … ッ … ! ! (頭上のヒロの斬撃を黒刀で受け止め、薙ぎ払う)――――!(懐に現れたレイスに刀を振り下ろそうとするが―――) 」
来ヶ谷唯湖「ふっ…ふっ…はっ… …(とても滑らかな動きで応戦している) 」
キセル「 ガ キ ャ ァ ン ッ (来ヶ谷の斬撃を弾いたその時、一瞬の隙が現れる―――) 」
ヒロ「……くっ……!!(薙ぎ払われる)……まだまだぁ!!!(すかさずもう一撃を振るう) 」
ナナ「――――― 今だよ!!(キセルの生じた隙を見逃さず、来ヶ谷に叫ぶ) 」
シュワ「刃物を持った奴に馬鹿に応戦する奴があるか!!どけろーーーーー!!! ド ン !!(駆けつけ一発キセルにグレネードランチャーをぶち放つ) 」
レイス「る"ァ"ァ"ァ"ァ "ァ"––––ッ!!(平行に直線を描き直角状に折れ曲がって垂直に振り上げられた一撃はキセルの振り下ろそうとした刀の柄を捉えて火花を散らし、彼の腕ごと仰け反らせ)–––––– ヴ ォ イ ド ッ !!!!!(第二撃を放とうと剣を両手持ちにし刃を背と重なるように振り上げて飛翔しノールックで彼の名を叫び追撃を促す) 」
ヴォイド「電子銷却砲(レールガン)装填開始 サイコフレーム、エネルギーライン全弾直結確認……射撃体勢微調整、安定完了。守護雷陣展開、飛翔体『鉱石』電磁誘導送電開始――ビリッビリリヴァリリリヴァヴァヴァヴァヴァヴァ!!(原子すらも変えてしまうのではないかと錯覚する程の電子音がヴォイドを中心に響き渡り、雷神剣の剣先をキセルへと定め) 」
ホル・ホース「気が合うね旦那、俺も丁度そうしようと思っていたところだぜー!!"『皇帝(
エンペラー)』" メギャン!ドキャ ドキャ ドキャ!!(シュワに便乗して弾丸を撃ち込む)「銃は剣よりも強し」 ンッン~名言だなこれは。( 」
来ヶ谷唯湖「―――――――(ナナの掛け声を合図に、某五右衛門の尺八のようなSEが流れ)――――――隙あり!(高い跳躍の末、キセルの頭上にて振り下ろし) 」
ヴォイド「あぁ!!(レイスの呼応と同時)ヅ ヴ ァ ン ッ ! ! ! (近くに建設物があれば崩れ落ちたであろう衝撃波と共に、キセル目掛け『プラズマ化した鉱石』が光速で発射される) 」
キセル「―――――!(真横から来るグレランと弾丸片手で受け止め、爆発に巻き込まれる。しかし火傷を負ったその手はもはや使い物にならず、自らの意思とは関係なく痙攣し始める) ! ! ! (来ヶ谷とヒロの斬撃により、身体に×状の痕が出来る)ガ キ イ ィ ィ ィ ―――― ン ッ ! ! ! (……!!)(弾かれたことでかつてないほどの大きな隙が現れ―――) 」
ヴォイド「少しは効いてくれよ、大将ッ!!(発射の衝撃で大きく後方へと飛び、30m以上は転がり体に多くの擦り傷ができる)ゲホァッ…! 」
キセル「――――――――(目前より迫る眩い閃光に呑まれてゆく――――) 」
―――― ドッグゥオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォーーーーーーーーンッッッ ! ! ! ! ! ! (ヴォイドが最後に放った一撃はキセルを呑み込み、際限ない空間の先で轟音と共に衝撃が空間を走った)
来ヶ谷唯湖「 (その後ナナの傍へ)スタッ… ふ……またしても、つまらぬものを斬ってしまった。―――――スチャッ…(華麗なる納刀) 」
ナナ「……やった… …やった……!(千里眼でキセルの機能が停止したのを確認。それを確信し、表情がぱあっと明るくなる) 」
スカーフィ「勝ったんだ~!(わっふーと叫んで喜びのあまり跳び上がる) 」
来ヶ谷唯湖「いやはや……きみがいなければ、今頃どうなっていたことか。…考えるのも恐ろしい。(ナナに) 」
ヴォイド「ゲッホ!ゴホゴホッ……(多大な電力量消費からか、大きく疲弊し、腰を地面につけて稲妻を帯びていた雷神剣も大人しくただの剣の形状に戻る)カハッ…… 」
ヒロ「……ナイスショット(ヴォイドに)…やった……のか……!?(スカーフィの方を向く) 」
ナナ「やったね…!…ええっと…(来ヶ谷に微笑みかけるが、彼女の名が分からず困った様に小首を傾げて)うん、大丈夫だと…思うよ。私の『眼』で彼(キセル)の機能が停止したかどうか判断できるからね。(ヒロに)…… ……(その時、キセルが吹き飛んだ先を静かに見据える)……(彼のあの「目」…全く覇気を感じられなかった…もしかすると、彼は……)(脳裏にマーシィ、特に彼女の得体の知れない笑みがよぎり、一瞬表情が強張る) 」
レイス「ザッシュッ(砲撃の余波に煽られながら着地し、白煙の上がる方向へ視線をやるもナナの勝利宣言で肩を落とす)……コツコツコツ(そしてよろめきながらもなんとかヴォイドの方へ歩み寄り)ス…… ––––"立てるか"?(ヴォイドの声色を若干意識しながら息が上がった状態で苦し紛れに微笑し、手を差し伸べる) 」
来ヶ谷唯湖「…うん?……来ヶ谷だ。(ナナに)」
デッドプール「おお~い、気を抜くなァ 「やったか?」は禁止ワードだぞ?お約束だ。PANG!キンッ… キンキンキン (言いながらキセルの居た方へ礫代わりのピストルを放つ)ほれ、俺が
主人公ならここまでやるね。(何処にあるのか解らないカメラ目線で) 」
NOMORE映画泥棒のアレ「 パ リ ィ ン (デッドプールに撃ち抜かれレンズの部分が砕けながら倒れる) 」
ヴォイド「味な真似してくれるじゃねェか(せせら笑いつつ、レイスの差し伸べた手には弾くように手でタッチ)大丈夫だ(自力、一人で立ち上がりフゥと一息)あれだけのレールガンでこの消費量か、使い所は考えないとな……(雷神剣を持ち、ナナたちの元へ)ナナ、一体何を感じた(答えは得ているものの、敢えて彼女に問い、己との感情を比較する) 」
シュワ「やったか。(銃を降ろす) ザッザッザッザッ―― なあ、ここで何があった。さっきの奴は。(その場に居た者に説明を求める) 」
デッドプール「 ガッチャ!!今のシーン絶対予告の時使われるぜ。(近くにいたホルホースに絡みに行く) 」
ヴォイド「(だ、だいぶゴツイのがいるな……)カオスルームの内部だ。外の次元の間の原因がここにあると見て潜入したところだ 」
ヒロ「おぉ、そうか……そいつはよかった!よかった!(飛び上がっているスカーフィにハイタッチを求める)……どうした…?(表情が強張ったナナを見て) 」
ナナ「(ヴォイドの問いかけにしばらく沈黙するが、やがて頭を少し上げて、先の見えない白い空を仰ぐ)……彼(キセル)がこの世界の管理人かどうかは私には分からない。けど、問題はそこじゃない…きっと彼は理性のある人間だったと思う。彼が「ああ」なってしまったのは―――――恐らく、『彼女』が原因だと思う。(呟くような声で答えた後、ヴォイドの背後の先にあるもう二つの扉を見据える) 」
ナナの視線の先に、更にもう二つの扉がある。一つは白い瓦礫に完全に埋もれていて、もう片方は開かれたままだった。後者の扉は、まるで、彼らを誘うように微動だせず、ずっと開いたままだった。
ヴォイド「――(さっきまで扉なんてあったか……?)……あぁ、頭痛がすらァ…… 」
ヴォイド「先入観って言葉もある。今この少なすぎる情報網じゃあ模索しようにも限界がある……単純に、階層を重ねないとあの女にも会えないわけだしな…… 」
レイス「ッパァンッ(気前のいいハイタッチを交わし、その余韻を確かめるように掌をじっと見つめ口元がほころぶ) –––––正直、もうダメなんじゃないかって思うぐらい強かったよ、彼(ナナの言葉を受けキセルがいた場所に横目をやり、悲しげに目を伏せる)……何者なのかは知らないけれど、" 弱っている "状態であれだけの力だったんだ、もし先の女性が原因なら––––(誘うように開いている扉の方へ背越しに振り向き、口元を固く結ぶ) 」
ホル・ホース「あー… さっきから何を言ってんだおめぇさん。俺の周りじゃそういうの流行ってないんだぜ、ごめんな。(困惑)(シュワちゃんの横で)旦那、突っ込んで正解だったな。こりゃ、他人事じゃ"すまない"ことだったかもしれないぜ。 」
シュワ「ふん(ヴォイドを睨み付けた(※本人はそのつもりはない)後、話が勝手に進んでいるようなので空気を読んで口を慎む) 物騒な物音がしたのでな、酷い胸騒ぎもだ。来て正解だった。 」
ナナ「…そうだね… ……とにかく、先へ進んで『彼女』に会おう。実際、あの人の言葉に気になることがあったし…(マーシィの「ここから先は私が案内してさしあげます」の言葉を脳内で巻き戻し、開いたままの扉を見つめる) 」
最終更新:2018年03月04日 12:04