カオスドラマ消滅編

《カオスドラマ消滅編(しょうめつへん)


2016年11月26日―――
ある世界からひとりの聖職者の淑女が訪れてから数日が経ったこの日
復興した寄宿舎では誰もが平穏の一時を満喫していた。
女性はふと、寄宿舎を管理する男ヴォイドに問いかける。


――― 『この世界』に纏わる『歴史』は、誰が、何処で記録しているかご存知ですか ―――


女性の奇妙な問いかけにヴォイドは、その答えは誰にも確認できるものではないと答える。
この世界を綴る歴史は実に不特定多数であり、この世界以外の人間が干渉する立ち位置がある。
故に真実を知る者はいないのだと―――

更に疑問を抱く女性に、ヴォイドは、今度は自らの憶測を述べる。

歴史は、何かによって書き換えられる事が稀にある。
平行世界、あるいは、監視する世界―――
自分たちが居る『この世界』をまるで『編集』する場所があるのではないかと――

お茶を嗜みながら哲学的な雑談をした住人たちはその後と床に就く。
しかしその翌日、穏やかな日常に不穏な影が忍び寄る。

突然の地震に驚く住人たち。そして、彼らは空が割れていることに気付き始める。

震える大地、割れる大空、狂う大海… それはまるで、この世の終わりを描いた地獄絵図。
そしてその天変地異に続くように、住人たちに更なる絶望が押し寄せる。
それは―――ケイオスに誘(いざな)われた他世界の者たち、即ち、出演者の消滅現象だった。

しかしそれは『現在』だけに起きたものではない。
時空を越えて『過去』や『未来』にも影響し、すべての『歴史』が本当の意味の終わりを迎えようとしていた。

混沌世界が本当の"混沌"を迎える中、創造神の一人であるナナは、この大事件の原因を突き止める。


――― 世界の核を担う聖域『カオスルーム』 に異変が起きたに違いない ―――


ナナの言葉にヴォイドをはじめとする多くの住人たちが立ち上がり、彼らはカオスルームへと向かうのだが…
















――― これは、混沌世界の最期を描いた物語 ―――

――― 終わりの始まりの物語 ―――





















主題歌

unravel

歌詞:こちら

登場人物


最期の史録









用語

カオスルーム
物語の鍵を握る場所。
詳細はカオスルームを参照。

混沌の廃
詳細は混沌の廃を参照。

渾屯の渦
混沌世界の裏側に存在するもう一つの世界であり、裏の世界とも呼ばれる。
混沌世界の負の象徴の根源であり、遥か大昔は混沌世界と繋がっていたが、神々により境界線を張られ、現在は隔離されている。
しかしマーシィが世界の理を破壊したことで表と裏の世界の境界が破られ、再び繋がる形で現れる。
空が割れたのはその空自体が境界であり、割れた空の向こうにある赤い空間がこの渾屯の渦と呼ばれる裏の世界である。


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最終更新:2018年11月04日 00:56