『星のカービィ スーパーデラックス』(SDX)・「メタナイトの逆襲」で初登場した、メタナイトがプププランドを征服するたために造り上げた空中戦艦。
左右に蝙蝠の翼のような2対のウイングがあり、
メタナイトの仮面を象った艦首がある。
2連主砲を装備し、艦内にヘビーロブスターを搭載している。心臓部はリアクター。
「メタナイトの逆襲」で2連主砲は
カービィによって破壊され、右ウィングもヘビーロブスターの爆発により大破し、心臓部であるリアクターも破壊されて墜落した。
『星のカービィ 参上!ドロッチェ団』では海底に沈没している姿が描かれたが(ちなみに、このハルバードは海底で土砂に埋もれた状態になっており、
SDXで海に墜落したものを改修したものである可能性もあるが詳細は不明)、メタナイト戦の最中に宇宙(ギャンブルギャラクシー)へ飛行する。
SDXのリメイク作品である『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』(USDX)においては基本的にSDXの項に同じ。
ただし、デザインがスマブラXのものに変更されている。
『スマブラX』および『スマブラ3DS/Wii U』では対戦ステージとして登場。
SDXのデザインを基本としつつも、バルバス・バウから火砲に換装、砲台の増強、ウィングの形状、中央構造物などが変更されており、
全くと言っていいほど全体の形状が異なる。足場は洋上の格納庫から艦の周囲を旋回して最後に甲板に着艦する。
また、前者はゲームモード「亜空の使者」にも登場し、ストーリー上重要な役割を担っている。
空軍が移動手段として用いていた空中戦艦。船体下部のハッチから影虫を地上に散布し、兵士を送り込む事が可能。
本来はメタナイトの所有物だが、移動手段として目をつけた
タブーが強奪した。
作中では、スターフォックスシリーズに登場するアーウィン、グレートフォックスと激しい砲撃戦を繰り広げる。
以前の作品に登場したハルバードに比べ武装が強化されており、新たにレーザー砲や対空機関砲が多数装備されている。
2連主砲に取り付けられているアームもアーウィンに命中させるだけの精度と射程距離、そしてグレートフォックスを艦底に締め上げるだけの力を持っている。
更に、グレートフォックスの攻撃を無効化するほどの強い装甲を持つ。
『星のカービィ ロボボプラネット』では
オープニングで登場するが、ハルトマンワークスの攻撃を受けたため迎撃を試みるも返り討ちにされてしまう。
サイボーグ化されていたメタナイトが解放された後、水面下で修理が行われていたようで、暴走した星の夢がアクシスアークスから飛び立つとカービィの前に現れる。
スージーが用意したロボボにスキャンされ融合した「最終決戦艦ハルバードモード」となり、星の夢と戦う。
融合によって機体はピンク色、艦首はカービィロボボの顔になり、ハルバードの戦闘能力にロボボのスキャン能力が加わり、
破壊したミサイルや隕石などをスキャンして取り込み、エネルギー弾に変換して射出できるようになった。
アニメ『星のカービィ』においてはホーリーナイトメア社本部に向かうため、メタナイト達が造り上げた"宇宙戦艦"として描かれている。
メタナイトがプププランドに漂着してから部下とともに密かに建造していたものが最終盤で公衆の目前に明かされた。
主砲こと『2連装重力波干渉砲』は大型円盤デスタライヤーを一撃で撃破できる強力な破壊力を誇る(光線温度は3万度で対象物を溶解により破壊する。
ソードナイトおよびブレイドナイト曰く「どんな物質も3分以上耐えられない」)ほか、対空装備としてレーザー砲も装備。
防御装備としてバリアシールド(展開中は攻撃はできない)も備える。
また、空間跳躍能力を有しており、約900光年をたった7分で移動できるが、その間は艦内に激しい振動、乗員に多大な負担が発生する。
それ以外にも艦内には牢獄や食堂、トレーニングルームや医務室などが設けられている。
劇中ではプププランドの住民から集まった志願者とメタナイト、カービィらを乗せて
ナイトメア要塞に特攻をかけた。
SDXに登場したヘビーロブスターはここでは敵側の刺客として登場するがカービィによって破壊され、
ハルバードも最終的には要塞内部でデスタライヤーを道連れに轟沈した。
カオスドラマにおける戦艦ハルバード
恋と戦争編
シルヴィと同盟を組んだ
亜空軍により再び強奪され、戦争に使用される。
しかし
夜神月をはじめとする住人たちの活躍により全壊した。
新世界編
『
新世界編』・「エンプティー編」にて登場。
I.I.の本拠地、亜空間・大迷宮に乗り込む為に繰り出した。
敵の迎撃によりタイはするが、亜空の使者の時の様に乗組員が各々に別機体に乗り込んだことで脱出に成功した。
亜空間の消滅が始まった時は脱出用に小型改良した戦艦ハルバードも登場した(劇中でメタナイトはこれを「予備」と言及していたが、実質は異なる)。
バトルロワイヤル世界大会"CHAOS"
Silent Siren
寄宿舎の地下にハルバードの建造施設を移し、そこで戦艦の再建造及び修復作業を行っていた。
いつどこで起こるかも分からない"混沌"に備えるべく、メタナイト提唱の「ハルバード強化計画(プロジェクト)」の基に、
修理改修が完了した戦艦ハルバード『最終決戦艦ハルバード改』を建造した。
最終決戦艦ハルバード改
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機体の軽量化によりセルウィングによる華麗な旋回回避が可能となり、
随意領域にエネルギーシールドを高速展開できるように改造が施されているため、これまでよりも大破・墜落の危険性が大きく解消された。
主要兵装に、受け止めた衝撃をエネルギーに変換し、それを強力な電磁砲『惑星砲』(プラネットバスター)として砲撃する。
そして惑星砲の最上級にあたる派生攻撃『銀河新星砲』(ギャラクシーバスター)は時空を歪めるほどの凄まじく強大な火力を誇る。
これは、メタナイトも持つケイオス史上最強の剣技“銀河新星”(ギャラクシー・ノヴァ)から逆輸入したことで造り出した史上最強の兵器である。
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搭載兵器・機能一覧
カオスドラマオリジナル設定も含む。
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ハルバードの主砲。
上下に2種類の艦砲があり、上部に登載されている砲は俯仰角を調節可能な火砲。
下部の砲座は固定式のビーム砲であり、超高出力のエネルギービームキャノンを放つ。
なお2連主砲の右側の砲郭側面には装備された伸縮自在の作業用アームが装備され、、主砲に接近する敵を爆撃したり、
掴んでビーム砲の射程に収めた状態で固定し射撃するという技がある。
ハルバードのレーザー主砲。
詳しい原理は不明だが砲弾の温度は3万度に達するためか、これを受けた物質は3分以上原型をとどめることはできない。
もっとも、ほとんどの場合は その砲撃で一瞬で貫通・爆破・粉砕できる。
ハルバードはこれを30門以上装備している。その加害力はデスタライヤーを一撃で撃破できる程度である。
ちなみに発射音はヤマトの主砲と一緒。
宇宙戦艦ヤマトのパルスレーザーに酷似した副砲。およそ10門程度搭載されている模様。
2連主砲上部の砲から発射される弾丸。名前の通りへろへろと独特の弾道を描く。
ハルバードの左右に搭載されている艦砲。実体弾の機関砲。
主にこの砲台で弾幕を張り対象を威嚇しつつ、2連主砲のビームで迎撃を敢行する。
ハルバードの防御装置。艦全体を緑色のシールドで包む。
敵艦の迎撃砲や対空機銃の弾幕に対して一定の防護力を呈するが、攻撃を受けすぎると貫徹される恐れもある。
シールドを強化することも可能。シールド発生中はハルバードは攻撃できない模様。
ハルバードを遥か彼方へ移動させる装置。
900光年を艦内時間約7分で移動できる。しかし、ワープ中は衝撃が激しく、乗組員に負担をかける。
シャッター式の隔壁で、ハルバードの中に無数に存在する。
被弾時に破損部分を隔離する、艦内侵入者の進撃を阻止するために設けられている。
ハルバードに配備されているメタナイト達の作った海老型ロボット。
鈍重な外見に反して運動性は大きい。体当たり、火炎放射攻撃、小さいヘビーロブスターを出すといった攻撃をする。
無敵の戦闘力を誇るが、視界が悪くなると動作不良が生じる。
『夢の泉』に登場したヘビーモールと違い、明らかに戦闘を目的とした兵装が施されていたこともあってか、
ごく一部では「殺戮兵器」などと恐れられている。
ハルバードの心臓部。
防御システムとして偏向反射レーザー砲、船底に取り付けられた主砲、床下からの火炎放射器等がある。
なお動力源はウィリーであり、SDXのリアクター戦では背景でウィリーが走っているのが見える
(ちなみにアニメでは、エーテルと言う物質による動力で動いており、激しい攻撃を受けると機能が低下するようである)。
ハルバード内にある隠し部屋。
- 惑星砲(プラネットバスター)/銀河新星砲(ギャラクシーバスター)
上記の「最終決戦艦ハルバード改」の項を参照。
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クルー一覧
建艦から操舵、攻勢まで当艦艇の運用を全面的に担っている。有事には戦闘員として敵の邀撃にも当たる。
- メタナイツ(アックスナイト、メイスナイト、トライデントナイト、ジャベリンナイト)
最終更新:2017年01月03日 15:37