残像の殻《Void》(20161126005009)「――――(空気抵抗を無視した様な無音の高速移動から
ヴォイド本人の懐へ潜り込み) ズ ァ ッ ! ! ! (唯一無二のはずだった雷(いかずち)の剣を振り上げた) 」
残像の殻《Hiro》(20170223020543)「ズググググ…ッ… ! ! ! (両腕を広げ、真っ白な大地から「白い土」を呼び起こす) グ バ ァ ッ ! ! ! (周囲に浮遊する大量の土を練りあげ、白い波となった土が濁流の如くヒロと
スカーフィに襲いかかる) 」
ヴォイド「ヴァリッ……(僅かな電撃を帯びた劔を、下に構え、虚像からの攻撃を、25kgの塊を難なく往なす)ザシュッ!!(先刻の戦いから、すでに電力は使い果たされ、虚像目掛け横に振るう劔は重量にモノを言わせた切れる鉄骨と化した) 」
ナナ「ッ…!(無数の敵数、その一人一人の戦力も、また…――――)ッ―――!(襲いかかる残像たちの攻撃が衣服を掠める)……!(駄目…これじゃあ… 視る対象が多すぎて――――) 」
ヒロ「………チッ…!(同じように土を練り上げ、波と同じくらいの大きさの盾を前に展開する)…なるほど、うまいこと似せてるね… 」
残像の殻《As》(20120420225433)「 ユ ラ リ ―― ズ オ ン ッ ! ! (
ヴォイドが自らの残像と戦う最中、彼の頭上の空間が歪み、死角から幻影の剣が彼を仕留めんと下弦の斬撃を振った) 」
スカーフィ「かぅ…本物そっくりだけど…!(ヒロの背後から大跳躍し、残像のヒロに狙いを定め)―――「そっち」はヒロの匂いが感じられないよ!(残像に踵落としを炸裂させる) 」
残像の殻《Sunday》(20120716202225)「 ダ ァ ン ッ ! ! !(背に帯びた十字架を構え、“止日”による時間停止を行おうと発動態勢に入る) 」
残像の殻《Hiro》(20170223020543)「 !!!(本人と相討ちになる中、土壁の向こうから現れた
スカーフィに気付けず踵落としが炸裂し、仰向けに転倒する) 」
ヴォイド「ズシャァッ!!(首から背筋にかけ、上空のASによる斬撃により鮮血が走る)『虹は虹に』!(もはや感覚麻痺など使用していない、やせ我慢の中、真上の空間に存在するその虚像に剣を食らいつかせる) 」
ヒロ「ナイス、
スカーフィちゃん!(踵落としを見て)…(さて、相手は俺…どっちの方が有利だ…?)(土を掌に発生させながら) 」
――――――キュインッ!!(一振りのナイフが雷光の残滓を纏ってカーブを描いて 残像の殻《Sunday》へ向かって飛来した)
残像の殻《As》(20120420225433)「 ガ キ ィ ィ ィ ン ッ ! ! ! (空中で鍔迫り合いとなり、
ヴォイドを地面に叩きつけようと重力を駆けていく) 」
残像の殻《Sunday》(20120716202225)「 ス…―――――!?(方手を上げ、能力発動を行おうとしたその時、流星の如く飛んできたナイフが頬を掠め停止)……(そのナイフが飛んできた先を見据える) 」
残像の殻《Pikaman》(20140607172531)「ババッ(複数にして同一の個体が一斉に同じ決めポーズを取り、ヒロへ向かって野球ボールを握ったままタッチアウトを狙わんばかりに走ってくる) 」
残像の殻《Kazumi》(20150614014529)「ト ン ト ン …(ヒロの背を優しく叩く者がいる。彼が振り返るとそこにいたのは――― 彼自身にとって、もっともかけがえのない存在だった『面影』だった) 」
ヴォイド「ギシッ!(上下の不利状況から真向勝負せず、剣の重心を僅かに手前に逸らし、虚像の重力を誘う)ギャイン!!(両手を使い、強引に虚像の剣を確実に弾き飛ばすと、問答無用の雷神剣の振り上げを繰り出す) 」
ヒロ「………(両手の指をモニターを作るように動かす)…(Pikamanの真上を飛んでタッチアウトを掻い潜らんと試みる) 」
残像の殻《Pikaman》(20140607172531)「パァンッ(飛び越えられたショックで一斉に弾け飛び消滅する) 」
ヒロ「…守備の選手の上を飛び越えてはいけないというルールはない。俺はそれを巨●の星でしっかり学んだからな。(ドヤ顔)………!!!!!(残像の殻《Kazumi》の姿を見て、表情が変わる) 」
レイス「――――ゼェ…ヒュ……コヒュ……ヒュ……(遠目からでも明確な赤を絶えず吐瀉しつつそれを見せまいと左腕で口元を覆い、『投擲した』まま硬直した右腕を突き出し、砂上の枝が如くふらつきながら足を杖に無理矢理立ち上がる)死に損ねました。おかげでまたザビ残です(冗談めかしく苦笑し、ナイフをコートの内ポケットから束ねて取り出し)ズラァァァ…(中空へ一瞬で扇状に並べ、柄の先端に手刀を添え、
サンデーへ向かって一斉に飛ばすと同時に右へ、サイドステップ。ナイフを囮にしつつ
サンデーの左手側の死角へ回ろうと立ち回りつつ)キ ィ ン !!(手元に光の粒子を収束、微弱な光を放つ剣を出現させる) 」
残像の殻《As》(20120420225433)→《Void》(20161126005009)「 ギ ャ キ ィ ン ッ ! !(刃を弾かれそのまま着地。彼の刃がその身に迫ろうとした時―――) ギ ュ オ ン ―――― ガ キ ィ イ ン ッ ! ! ! (幻影はさっきの残像へと変化し、本人の重い剣戟を同等の力で防ぎ切る。そして―――) 」
残像の殻《Liz》(20160225231142)「(槍・ブリューナクを顕現。手に取った獲物を華麗に振り回しながら、重みの無い優雅な足取りで
ヴォイドの背後から接近し――)――― ヒ ュ ァ ッ ! ! ! (獲物を振う直前の態勢で彼の目と鼻の先に現れ、空間を穿つ一撃を繰り出した) 」
残像の殻《Kazumi》(20150614014529)「――――― ニ ヤ ァ ―――――(優しい微笑みを見せる面影。しかし次の瞬間、その表情は歪み、手にした包丁でヒロを突き刺そうとする―――) 」
スカーフィ「――― ヒロッ!!(ヒロを庇おうと一目散に駆け出し、彼を突き飛ばすが―――) あ…っ゛…!(残像の繰り出した包丁に横腹を突きさされ、地面に転倒する)か…ぅ…っ……!(地面に蹲り、赤く滲みだす腹部を強く押さえつける) 」
残像の殻《Sunday》(20120716202225)「 ギ ィ ン ッ ! ! (目前から迫る無数ナイフに対し、十字架を盾に防ごうと試みる)――――!(しかし
レイスの思惑通り隙を晒してしまい―――) 」
ヒロ「ぁ……か、カz………!?(歪んだ表情を見て)な、なんd……!!!??(包丁に気づいた瞬間
スカーフィに突き飛ばされる)す、すまな………!!!!??す、
スカーフィちゃん!! だ、大丈夫か!(彼女に駆け寄る)な、何をするんだ
カズミ!(その姿に現実との区別をつけられずに叫ぶ) 」
レイス「フッ――――(足の関節を広げ
サンデーの懐へ一気に滑り込み、腰を大きく屈め、上体を捻り遠心力を乗せた一閃を、半円を描き床ごと切り裂いて
サンデーへ向かって振り抜く) 」
マーシィ「…最愛の『魂』を失った『器』の虚しさ、母なる『器』を探し求める『魂』の嘆き…――― ご存知でしたでしょうか。貴方がたが一歩踏み出した瞬間、その「残像」は切り離されるんです。もはや不要となった存在…生存する価値もない存在… 『彼等』の行方末は何処へ?体は?心は?…もう気付いたでしょう。なぜならそれこそが…ふ…うふふ…っ…(愉快な笑みと共に全身が震え出す) 」
ヴォイド「ガッ!(防がれたとほぼ同タイミング。その虚像の出現を図っていたのか、初期動作無し(ノーモーション)で虚像に蹴りをかまし、距離を離す)ギッ(虚像の姿形にリアクション一つ見せず、視界に収まった夢想の槍を)ガァァアアンッ!!(雷神剣の腹で軌道をずらし、頬を掠める)ゴッ!!(剣の腹を押していた左腕を、そのまま過密な接近をしてきた虚像の小さな顔に、流れるように肘打ちを決める) 」
スカーフィ「か…ぅ…ッ…… だめ…ヒロ…っ…!その、人は…はぁ…はぁ……(ヒロの足を弱弱しい手で掴み、彼の傍にいるその残像を睨みあげる) 」
残像の殻《Liz》(20160225231142)「 ゴ ッ ―――― ド サ ァ … ッ … ! ! (顔面に一撃を受けた少女は人形の様に軽々と、無機質な表情のまま吹き飛ばされ、白い床に横たわった) 」
残像の殻《Zeurus》(20110803212312)&《Robert》(20121108233525)『 コ ツ … コ ツ … (男は歪に光る眼鏡をくいっとあげながら、もう一人の男はハウンドのリロードを行いながら、
ヴォイドに差し迫る)』 」
残像の殻《Sunday》(20120716202225)「 ザ ァ ン ッ ! ! ! (空間ごと斬り刻まれた彼の身体は断裂) シ ュ ル ル ル … ッ … (倒れ行く最中、その遺体は再び「繭」と成った) 」
ヒロ「…っ!む、無理しちゃだめだ…!(
スカーフィに足を掴まれ我に返る)わ、わかってる…!彼女はもう…!(体を震わせながら) 」
ヴォイド「ペッ(僅かに赤く染まった唾を吐き捨て、剣を一振り)『星は星に』(そっと呟き、本来構えるはずもない構えを取り、その虚像の内、銃を持つ虚像に距離感を狂わす程の突出した牙突を腹部へと繰り出し)ヴォンッ!(突き斬った態勢から、眼鏡の虚像へと回転斬り) 」
レイス「――――(この世のどんな悪よりもどす黒い気分になる。何かを明確に悪と認識できるのはあの女性が初めてかもしれない。ともすると)ッ――――!(意識が飛んでた僕は幸いか……!)トンッ(「繭」と成った
サンデーを一瞥するとまっすぐ
ヴォイドの方向へ、血跡を床に点々と刻みながら脇目も振らず駆け出し)(《Zeurus》へ向かって大きく地を蹴り飛翔、宙空から身体を水平にしつつ上体を捻り縦回転斬りを型めがけ振り下ろす)るァ"!! 」
罪過の繭→残像の殻《Celld》(20141127234629)「 シ ュ ル リ … ――――(繭が再び芽吹く。繰り返される生命の誕生に、彼らは何を想うのか。その『魂』なき『器』には、到達しえない理解―――)グッ――― ザ キ ィ ン ッ ! ! ! (手に取った双剣を振り上げ、その烈風で
レイスを吹き飛ばした) 」
レイス「――――!?(ゾッとした。そこにあるのは確かに見知った顔の彼であって彼ではない。彼の形を成しながらにして彼自身へ向けられた憎悪が、今、自身に降りかかるような錯覚が突きつけられ)がッ……!! はッ!ぁ……ッ(完全にノーマークだったのか、対応は間に合わず《Zeurus》へ斬撃が届く直前に吹き飛ばされ、耐性の立て直しもままならず床に打ち付けられる)コふッ……! ッ……他にも色々候補はいるでしょうに……僕に対する嫌がらせですか……!(剣を杖に立ち上がり憎々しげにそれを見上げつつ口元が引きつる) 」
ナナ「…っ……(圧倒的な兵力を前に残された体力で抗う戦士たちを背後から見守っていたが、やがて肉体的にも精神的にも追い詰められていく彼等を黙って見過ごすわけにはいかないと駆け出そうとするが―――) 」
残像の殻《Ao》(20111014163211)「 ザ ッ … ―――(そんなナナの前に立ちはだかったのは、彼女にとっての「英雄」――) ス ォ ン ッ ――――(彼が振り上げた刃に、正義も悪もない。"虚"に塗り固められた刃を振り下ろした―――) 」
ナナ「そん――――――!!(理解すら許されない瞬間に、様々な感情が錯綜――― 彼女が次の声を解き放とうとしたその時、その双眸に虚光が迫った――――) 」
最終更新:2019年01月21日 15:34