ここでは、実際のドラマの現場を紹介するところである。
メタナイト「ふぅ・・・・戦争・・・か。(ベンチに座っている) 」
ボロボロのコート着た男「戦争……貴様もご苦労な物だな…メタナイト…… 」
メタナイト「 ああ・・・・ところで、貴様は一体・・・?(コートを着た男に)」
ボロボロのコート着た男「俺に名など無い……そもそも過去の記録が無い…… 」
メタナイト「 そうか・・・・。過去の記録が無いか・・・。 」
ギャリギャリギャリ・・・・!!!(伸びた剣の刃が突然出現し、メタナイトが座っているベンチを切り裂いた)
ボロボロのコート着た男「剣?(伸びた剣を見て)」
メタナイト「 のわっ!?(ベンチが切り裂かれ、離れる)何者だ・・・!?(マスターソードを構える)伸びる剣といえば・・・・蛇腹剣しかないな。ん、蛇腹剣・・・・?まさか・・・!! 」
ボロボロのコート着た男「蛇腹剣なるほど…… 」
????「お久しぶりだね・・・メタナイト君。(声:石田彰) 」
メタナイト「 ・・・・!!・・・やはり貴様だったか。ああ・・・・本当久しぶりだな、
ミドビィ! 」
ボロボロのコート着た男「知り合いか……メタナイト 」
????→ミドビィ「覚えててくれて光栄だよ・・・ふふっ。どうだい?早速
マルク君と戦ったみたいだけど・・・・?(声:石田彰) 」
ボロボロのコート着た男「フッ…なるほどな…… 」
ミドビィ「やれやれ・・・なども言わせないでくれたまえ。僕は裏切ったんじゃない。強くなる為に彼(
シルヴィ)のところに入ったのさ。」
メタナイト「悪いが、ここは私一人でやらせてくれ。 ・・・・・ああ、なかなか厄介な相手だった。だが、あのマルクは自分の意思で入ったわけではないのだろう?お前等が勝手にマルクを・・・・! 」
メタナイト「 どちらにせよ、裏切ったようなものだ。
カービィや
アカビィたちが心配している。お前・・・・こんなことしてていいのか?奴と共に世界を手にして、それでお前は満足なのか?(ミドビィに) 」
ボロボロのコート着た男「構わんよ……俺は負傷してるしな…この状態じゃまとまに戦えん……だがせいぜい命だけは大切にな……メタナイト(そう言って移動する) 」
メタナイト「ああ・・・気をつけろよ。 」
ミドビィ「・・・・・・ああ、そうだよ。どうしてもマルク君は僕たちの軍に入れたかったのでね・・・・。何よりも、あの銀河の大彗星・・・
ギャラクティック・ノヴァが必要だったんだ。でも、君たちはそれを破壊した・・・・。そう、一番計画に必要なものを・・・ね。 ・・・・・・うるさい!僕はもう・・・昔のような日々は送りたくない・・!シルヴィと手を組んで良かったさ。それで満足している!!(紅い蛇腹剣を持つ) 」
メタナイト「 そうか・・・・。・・・やはり、あいつ等のところには戻らないのか・・・。くっ・・ ・・・よかろう、ならば決着を付けよう・・・ミドビィ。お前一人でも止めてみせる・・・・!(カービィ・・・許せ) 」
ライビィ「!!(メタナイト……本気で決着を付けるつもりなのか……) 」
ミドビィ「フフ・・・・手厳しいね。
でも・・・・いずれしなくちゃいけない事だし・・・ね。(蛇腹剣を片手で持ってメタナイトに向ける)・・・生憎、僕はとある病を抱えていてね。もうじき死んでしまうかもしれないんだ。どうせ誰かに倒されるだろうとは思っていたけど・・・・・けど、君にささげる命だけは無いよ。」
メタナイト「 (病・・・・やはりか。)・・・・むんっ!!!(ミドビィに斬りかかる) 」
ミドビィ「ミドビィ「・・・・・ガキン!(蛇腹剣で受け止める)そうか・・・・確か君は、かつての英雄だったっけ・・・?なら・・・前みたいにすぐにやられないでね?(振り払う) 」
メタナイト「ふっ・・・・!(振り払われる)・・・・前のようにはいかんさ。・・・はぁっ!!(ミドビィに連続斬り) 」
ミドビィ「フフッ・・・。(僕にとって・・・これが最後の勝負になるかもしれない・・・。だから精いっぱい戦うよ・・・シルヴィ・・・カー・・・アカ・・・)(こちらも連続斬りで対応) 」
ガキン!ガキン!ガンガンガンガンガンガン・・・・!!!!(メタナイトとミドビィの剣劇の音)
メタナイト「 くっ・・・ぬぅ・・・・うわっ!!(剣劇に敗れる) 」
ミドビィ「フフッ・・・・隙ありだn・・ゴフッ!?(突然ミドビィの体に異変が起こり、吐血する) 」
メタナイト「 く・・・・やはり・・な・・・。・・・・貴様、「肺結核」なんだろう・・・?」
ミドビィ「・・・う・・・・知ってたん・・・・だね・・・・ガハッ!?ウ・・・ガハッ・・・ゴッホゴホ・・・!(吐血) 」
メタナイト「貴様・・・・・奴のところにいて相当の無茶を犯したらしいな・・・。・・・・ギリギリまで減らした相手には情けは掛けてしまうが・・・・・・容赦は、しないからな・・・・・!(剣を構える) 」
ミドビィ「・・・フ・・・フフッ・・・・それで・・・いい・・・。(後ずさりし、剣を右手で撫でるように触れる)・・・ムン・・!!!(蛇腹剣を天に掲げる) 」
ギュイィィーーー・・・ン・・・・シュンシュンシュン!!!!(上空から緑色の刃がメタナイトに落ちてくる音)
メタナイト「 な・・・・ぐわあああああああぁぁぁ!!!!(刃が直撃する) 」
ミドビィ「・・・・・そうだよ、誰がシルヴィ軍の計画を立てていると思っているんだ・・・・。誰が、時間を惜しんで徹夜まで頑張って戦争の準備をしていると思っているんだ・・・。・・・・僕がいなければ、シルヴィ軍は窮地に追い込まれてしまう。僕にしかできない・・・・僕の代わりになれる者など・・・・誰もいない・・・!!!!(伸びた蛇腹剣でメタナイトを切り裂く) 」
メタナイト「(くっ・・・・これで行くしかないか・・・。)シューー・・・・・ドゥン・・!!!(自身の体から白い気が出てくる)はああああぁぁぁぁっ!!!!!(今までにないスピードで攻撃をガードする) 」
ガキン・・・!!(二人の攻撃が相打ちになる)
メタナイト「いけ・・・・我が魂に宿る龍よ!!(マスターソードから竜の形をした雷が発生し、ミドビィに放つ) 」
ミドビィ「な・・・・ぐわあああああ!!!!(雷を喰らう)・・・く・・・・・うう・・・・ドサッ(後ずさりし、倒れる) 」
メタナイト「 ・・・・・・・・・。(倒れたミドビィを見つめる) 」
ミドビィ「・・・・・・・そうか・・・・・とうとう僕も終わりか・・・。・・・短かったなぁ・・・・僕の人生・・・・うっ、がはぁっ・・・!!(吐血) 」
メタナイト「・・・・・・貴様、本当はカービィやアカビィたちと一緒にいたかったんじゃないのか・・・。あいつ等と一緒に、また幸せな一時を過ごそうと思っていたんじゃないのか・・・?」
ミドビィ「フ・・・・フフ・・・・そうだよ・・。何で君が・・・僕の本当の気持ちを知っているのか分からないけど・・・・・うん、事実だよ・・・。本当は皆と一緒にいたかったさ。シルヴィのところに入らなくてもいいと・・・・最初はそう思っていた。けど、やっぱり昔の・・・・・ひ弱な自分だけが許せなかった。もしまた、世界に危機が訪れたら・・・僕は皆と一緒に悪と戦う事になる。けど・・・・一番力が無かった自分は足手まといになるだけ・・。今の自分は・・・・どうしても力だけが欲しかったんだ。」
メタナイト「 だから・・・・シルヴィのところに入ったのか・・・。 」
カービィ(b)「 なんてシリアスな場面なんだ…俺はこの場に居ては死んでしまいそうだぜ(ミカンの皮を食いながらベンチに座る) 」
ミドビィ「そうさ・・・。でも、入って力がついたことはとてもうれしかったよ。でも・・・・一つだけ、後悔したことがあるんだ。それはね・・・・・うっ・・ゴホ、ガハッ!!(吐血)・・・・・・仲間との絆を・・・・傷つけてしまった・・・。カービィやアカビィ、それから他の皆にも・・・・酷い事をした。・・君にだって酷い事もした。」
メタナイト「ああ・・・・・分かっている。だが貴様は・・・・今、自分がやってきた事が間違いだと気付いた。それでいいのだ・・・・。もし気付かなければ貴様は永遠に・・・・苦しんでいたかもしれない・・・。 」
ミドビィ「そう・・・か・・・フフッ・・・・・。・・・・・・・メタナイト・・・君・・・・・・一つ、お願いがあるんだけど・・・・いい・・・かな・・・? 」
メタナイト「 ・・・・・何だ・・? 」
ミドビィ「・・カービィに・・・・・・「また、僕たちで旅がしたいね」・・・て・・・・。・・・・・よろしく・・・・ね・・・・・・・・・・・・・・・。(肺結核により、死亡)」
メタナイト「 ・・・・・・ああ、貴様の伝言・・・・奴に届けてやるさ・・・。・・・・・・くっ・・・!(自分のマントをミドビィの顔にそっと乗せ、その場から去る)」
―END―
最終更新:2010年10月28日 20:38