《ウルトラの彼方から / Beyond the Ultra》 |
何万光年先の彼方から…
「ウルトラなあいつら」がやって来る
主題歌
あらすじ
ある日の混沌世界で突如、昼夜が逆転するという不可解な現象が発生する。
その数日後、世界各地に「ウルトラホール」と呼ばれる異次元の穴が開かれ、
そこから得体の知れない生命体「ウルトラビースト」が次々と現れる。
混沌とした世界に更なる混沌を齎す、招かれざる客人たち、そして光蝕まれていく世界…
世界に起きた様々な不可解な現象の原因とは?
異空間から現れた「あいつら」の目的とは?
今、カオスでウルトラなドラマがはじまろうとしていた―――――!!
登場人物
~混沌世界~
愉快な走り屋を自称する集団。
烏合の衆。
『
Lemniscate』にて解散したはずだが、UB襲来に対抗するべく新勢力を加えての復活を遂げる。
たぶん本編における最初の被害者。
ウツロイドに癒着され欲望をむき出しに暴走するも、
ここぞとばかりにヒロに鬱憤晴らししたい彼を救いたいという一心で動いた連中の活躍により勝機を取り戻す。
~ウルトラビースト~
「はぁぁぁ……鬱々します…」
ガラスのような物質で身体が構成されているが、その形態は常に変化し固まっていない。
生存本能のようなものはうかがえるが意志や感情を有しているかは不明。
その姿や動きはどことなく人間の少女のように見えるといわれている。
一見無害そうに見えるが、帽子のように覆いかぶさり、神経性の毒を注入することで人間やポケモンに寄生して操るという恐ろしい生態を持っている。
出身地は海底のような幻想的な世界「ウルトラディープシー」。
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カオスドラマにおけるウツロイド |
常に憂鬱に苛まれている根暗少女。
自分を「うつつ」と呼んでいる。口癖は「鬱々します」。暗くじめじめした場所を好む。
過剰にストレスが溜まりやすいため、タバコや麻薬が大好物。
ウルトラホールを通じて混沌世界にやってきた(劇中の発言から、ウツロイド自身の意思ではない模様)が、
そこが自分の望んだ世界では無いことから自分好みの世界に変えてやろうと手当たり次第に目についた住民たちを自らの毒で暴走させていく。
最後は直接ヒロと癒着し「ウツヒロイド」になるも、ヒロに悪意と敵意を剥きだした彼を救出するべく立ち上がった住民たちに阻止される。
以降は下水道へ逃げ込み、そこで暮らすようになった。
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筋骨隆々な蚊のような、非常に男性的な外見をしている。
上半身の筋肉質な腕と下半身の四本の足を合わせて足が六本と虫らしい特徴を色濃く持つ。
全身が膨張した凄まじい筋肉に覆われており、この筋肉を用いたフルパワーのパンチの威力は計り知れない。
特徴的な長い口吻はダイヤモンドよりも固いと言われている。
そのムキムキの巨体はダンプカーをパンチ一発で吹き飛ばせるほどのパワーと頑強さを持ち合わせている。
その一方で、事あるごとにボディビルに似たポージングを決めてその筋肉を見せつけてくるというユーモラスな習性を持っている。
この行動が威嚇なのか自慢なのかは現在のところ分かっていない。
出身地はどことなくポージングしているような木々が乱立する「ウルトラジャングル」。
「レジエレキアンチです」
ゴキブリやフナムシを連想させるシルエットをしている。
背中にある大きな翅のようなものがちょうど髪の毛のようにも見え、
細長い手足や装飾品にも見える触覚も相まって女性的な外見をしている。
フェローチェを見た生命は、性別・種族に関わらず魅了され敵意を失うとされる。
理由として未知のフェロモンの作用やその容姿による催眠効果などが考えられているようだが、詳細は不明である。
細くしなやかに伸びた脚は爆発的な加速が可能で、落雷すらもかわせるほどと言われている。
その瞬間時速は200km/h。現在発見されているどの生物よりも速いらしい。
また、気位が高く潔癖な気質のためか、自分の世界以外の物には一切触れようとしない。
出身地は宝石と白い砂の美しい砂漠「ウルトラデザート」。
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カオスドラマにおけるフェローチェ |
ウルトラデザート外での活動経験が豊富で世俗に詳しい個体。
ケイオスへ訪れても潔癖症故に一部の住民を毛嫌いしていたが暴走こそしなかった。比較的常識人。
『異世界転美女UB』を自称していた頃もあったようだが、あながち間違いでもなくやたらと外界へ飛んでしまうらしい。
好物はアロエヨーグルト、果汁ゼリー。カレーは小さじいっぱいしか食べない、体型維持大変。
自らの美貌に絶対の自信があり、これを損なうような写りの悪い写真を撮られると豹変し烈火の如く怒りを露わにする。
足の速さにも自信があったのだが戦力的に度外視していたテッカニンの他に破格の機動力を持つレジエレキが現れ心を砕かれた
マッシブーンとは旧知の仲。テッカグヤとも面識があるが思い出したく無い事があったようだ。昨夜はお楽しみでしたね。
移動時の音がうるさい。めっちゃカサカサいう、うるさい、鼓膜が破れる、しかも脳波をコントロールできる。
現在は宇宙警察に捕獲されそうになったが死に物狂いで脱走し、森林浴で心を癒している。
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複数の電気コードやプラグが融合したような姿をしている。
見た目通り肉体の構造が電線に酷似しており、最大100万Vの電気を操る。
電力が不足すると両足と尻尾を地面に立てた樹木のような形態で地面から電力を吸い取る。
出身地は落雷が絶えないデンジュモクの森の様な「ウルトラプラント」。
祝儀袋と奴凧の折り紙が融合したような姿を持つ。
体長0.3mと小柄で紙のように薄い身体だが、その両腕を含む全身は、丹念に研がれた名刀のごとき切れ味を持っており、
自身の何十倍もある鉄塔を一太刀で切り捨てることもできる程。
ウルトラビーストの中では比較的温厚で、自分から襲い掛かることはしない。
出身地は枯山水のような地面の周囲に松のような木々が点在する「ウルトラフォレスト」。
「あはあはっ♡ わたくし、ゾクゾクしちゃいます…♡」
十二単を纏ったような姿をしており、独立した竹のようなアームを持つ。
体内には可燃性のガスが充満しており、これを2本のアームから放射する。
戦闘に使ったり、空を飛ぶことも可能。そのパワーは宇宙へも飛び出せるとされる。
また、竹の様な見た目通り、植物に近い生態を持ち、地中から養分を吸うという。
出身地は荒涼としたロケット打ち上げ場のような大地「ウルトラバレー」。
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カオスドラマにおけるテッカグヤ |
下ネタに物凄く敏感な変態女性。
受けも責めもウェルカムで百合・BLかかわらずエロい雰囲気あるところには森を焼き尽くすほどの高熱量のジェットを蒸かして飛んでくる。
フェローチェとは面識があり、本人曰く共に夜を過ごしたとかしてないとか…。
ワイルドエリアでベベノムに毒針で浣腸されたヒロのお尻に反応してウルトラホールから飛来。
着地と同時にワイルドエリアを更地に変えてしまった。
以降は過剰な妄想に走りながら暴走するも持ち前の巨体が仇となり半ば自滅してしまい、最後はむらびとに敏感な体内に水を流し込まれただけで失神した。
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腹部に巨大な口を持つ。
「暴食」のコードネームの通り、眼前にあるものは地形や人工物も含めて全て食らい尽くすと言われている。
口から伸びているのは舌で、この2本の舌を使い、無機物・有機物問わずあらゆるものを食べ尽くす。
しかしフンは発見されておらず、食べたものをすべて自身のエネルギーに変えているためとされている。
出身地は環境汚染により荒廃した文明「ウルトラビルディング」。
体はほっそりとした人型をしており、両腕の先は鎌のような形をしている。
全身はピエロの衣装ように黄色・水色・ピンクのカラフルな模様で彩られている。
自由に取り外しが可能な頭は色とりどりのふしぎな火花の集合体で、この頭を爆発させて人を驚かし、生気を奪う習性がある。
出身地は不明。
「フォォォォン……」
4本の足が生えた石垣のような姿をしており、体のいたるところに目らしきものがある。
その正体は複数の生命体が詰み上がって形成された存在である。
通常、目の色は水色であるが、相手と対峙したり、強い怒りを感じたりすると赤く変色する。
出身地は不明。
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カオスドラマにおけるツンデツンデ |
常にフォォォン…というノイズを発し、それで会話を行う。
性格は比較的まともだが基本的に感情の起伏が激しく特に4倍弱点を叩き込まれそうになるととても弱気になる。
だが、あまりにも多大なストレスを受けた場合キレてノイズを投げ捨てて普通に喋り始める。
キレたツンデツンデはテッカグヤを持ち上げるほどのパワーを誇る…が、もったのは一瞬だった。仕方ないね。
フェローチェ、テッカグヤと共にワイルドエリアに上陸、見知らぬ環境と周りの人間に困惑していたがテッカグヤに押し潰されたのとキレたヒロの標的になったことでついにキレた。
キレた彼は1800のパーツに分かれ同時攻撃を行う「石垣爆花散」を発動ししかも脳波コントロールできることをアピールするも、実際分離してしまったことで耐久がクソカスになっていた為メガバズーカランチャーの乱射を受けて、たまらず再度合体したところにさらに直撃を受け宇宙の彼方へ吹っ飛び、惑星カイロスへ転勤となってしまった。
惑星カイロスでは虫のインファイトにいじめられているらしい。
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「んべべっ♪」
全身紫色の宇宙人のような姿である。頭はミサイルのような形状をしている。
頭の先には針のような部分があり、ここから毒液を出して攻撃する。
感情が豊かで、知性も高いため、人と一緒に過ごすことで人の言葉を理解できるという。
異世界では、旅立ちのパートナーに選ばれているほど親しまれている。
出身地は不明。
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カオスドラマにおけるベベノム |
中須かすみの誕生日に忽然と姿を現わし、ミヤコの高級プリンを一瞬で食べ尽くしてしまったが、彼女たちが仲良くなるきっかけを作った。
他のUBと比較すると比較的穏やかで暴走する様子も一切見られず、混沌世界に最初から順応している模様。
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謎多きUBの中でも、一際全ての素性が謎に包まれた存在。
ログ
用語集
ウルトラビースト
『ポケットモンスター サン ムーン』(ポケモンSM)および『ポケットモンスター ウルトラサン ウルトラムーン』(ポケモンUSUM)に登場する謎の生命体。
原作『SM』および『USUM』では、アローラ地方に突如現れた、ポケモンとは違う謎の生命体。略称は『
UB 』。
強大な力を持っており、人間やポケモンたちにとって脅威となりうる恐ろしい存在と言われている。
彼らが各々に住まう異世界から「ウルトラスペース」という狭間の世界から「ウルトラホール」と呼ばれる次元の裂け目を通って現れる。
異なる特徴を持つ複数の種類が存在し、国際警察からはそれぞれコードネームで呼ばれている。
なお原作とは異なり、
カオスドラマではコードネームのナンバーは確認された順で数字付けがなされている。
共通して、明らかに自然発生したとは思えない異形の容姿を持ち、程度の差はあれ、
皆何かしらの愛嬌を持っていたポケモンと比べると、非生物的または非動物的な印象が目立つ。
また内部的な共通点として、不自然で歪な能力“ビーストブースト”を持つ。
これは、ウルトラホールの中を通過する間にウルトラホールに満ちる大量のエネルギーを浴びて体内に蓄積されたものであり、
そのエネルギーをビーストブーストという赤いオーラとして体に纏う。
鳴き声も独特であり、まるで電波のような残響音が混じるのが特徴。
今までのシリーズにおいて、ポケモン図鑑では人間たちのパートナーとなるポケモンたちの危険な面も数多く説明されていた。
しかしウルトラビーストの持つ危険性は従来のポケモンにおいても上位に位置し、
能力上昇のオーラを纏う事でその能力を飛躍的に上昇させ、個々の戦闘力も禁止級伝説に匹敵する程となる。
そのため国際警察は彼らを第一級の危険生物と見なし、場合によっては殲滅もやむなしと言う判断を下している。
ただし、ウルトラビーストたちは積極的にこちらの世界を侵略・破壊してやろうという意図はなく、
過剰な攻撃性も見知らぬ世界に迷い込んでしまったがゆえの戸惑いや警戒によるものだと推測されている。
そのため、原作では駆除ではなく保護を優先し、UB達を捕獲していく事となる。
なお、彼らの危険性・特異性はあくまでも従来のポケモンたちが住む世界の基準から見たものであり
ウルトラホールの向こう側にある故郷の世界では、ごく一般的な生物として多数生息していると言及されている。
ウルトラホール
ウルトラホールは、こちらの世界とウルトラスペースを繋ぐ入り口のような穴。「モーン博士」によって発見された。
多くについて知られてはいないが、一部のウルトラビーストが開けることができる。
また、原因不明だが突如ウルトラホールが開くことがある。
ウルトラスペース
ウルトラビーストたちがもともと住んでいる異次元空間。
最終更新:2021年01月24日 12:58