シャンクス「日光のパーキングエリアで手に入れた伝説のドラゴンソード」

AIに『ルフィが泣く 「でもよぉシャンクス!』『ある海賊について話が』『ドン!!』『日光のパーキングエリアで手に入れた伝説のドラゴンソード』以外自動で書かせたSSです
いい時代になったもんだな

ルフィが泣く
「でもよぉシャンクス!
おれ、あいつらなんかに負けないぞ!」
「あァ。そうだよな」
シャンクスは少し悲しそうな顔で笑った。
そして再び、歩き出した。
それから数時間後──。
ようやく目的地に着いた。
「ここだ」
と、シャンクスが立ち止まったのは大きな屋敷の前だった。
その家の表札には『赤髪』と書かれている。
どうやらこの家らしい。
門から玄関まで、かなりの距離がある。
これでは客を呼ぶ気がまったくないとしか思えない。
しかし、玄関の前に立つとドアが開いた。
中に入ると、メイドらしき女たちがいた。
「おかえりなさいませ、旦那様」
そう言って頭を下げる。
シャンクスはその前を素通りして奥へと歩いていく。
オレたちもそれに続いた。
長い廊下を歩いている時も、何人かの使用人とすれ違ったが、やはりみんな頭を下げて挨拶してくるだけで、特に誰も声をかけてこようとしなかった。
ただ、視線だけは感じた。
まるで値踏みするような冷たい視線が…………。
やがて大きな扉の前で立ち止まる。
するとシャンクスはノックをした。
するとすぐに返事があった。
「入れ」
さっきの声とは全然違う低い声で命令された。
部屋の中から聞こえてきた声の主は、背の高い痩せぎすの男だった。
歳はまだ四十にもなっていないだろう。
白い髪をオールバックにして後ろへ撫でつけている。瞳の色は青く、鋭い眼光を放っていた。
一言で言うなら、怖い人だ。
「失礼します」
シャンクスに続いて入室する。
室内は広く、天井は高く、壁は全て本棚で覆われていた。
その男へシャンクスは静かに告げた。

「ある海賊について話かある」

ドン!!机の上に足を投げ出して座っている男は、その足を勢いよく振り下ろして言った。
「いい度胸じゃねェか小僧。誰が誰のことを話してるって?」
「あんたが赤髪のシャンクスさんかい? それとも船長と呼んだ方がいいのか?」
シャンクスの言葉に、赤髪は眉間にシワを寄せた。
「おれの名を気安く呼ぶんじゃねえ! 赤髪はこのおれだ!!」
怒鳴り散らすと、部屋の空気がビリビリ震えたような気がした。
だがシャンクスは平然としている。
「悪ィな。あんまり畏まって話すの苦手なんだ」
「ハッ! そいつぁご丁寧にどーも。ところで何の話をしに来たんだい? まさか世間話をするためにわざわざこんなところまで来たわけじゃないだろ」
「ああ。実は、うちの乗組員の一人がこの島で攫われた」
「ほお~。そりゃ大変だなァおい。それで? どんな奴なんだい、ソイツは?」
ニヤリと笑いながら聞いてくる。
「名前はエース。麦わら帽子を被ったガキだよ」
「え!?エース!?」オレたちは思わず声を上げた。
あのエースなのか…………? 間違いない。この人は間違いなくエースの兄貴だ。
オレたちが驚いているのを見て、赤髪はさらに笑みを深めた。
「やっぱり知ってやがんなァ。まあ、当然か。おれの弟だからな」
「どういうことだ?」
「ん~そうだな。ちょっと長くなるが、説明してやるよ。ただし、条件がある」
「なんだ?」
「お前らが知っていることを全部教えてくれ。おれも知らない情報をお前が持ってたら、交換しようぜ」
男は少し考える仕草をして答えた。
「いいだろう。まず一つ目。お前の宝を奪った野郎の名を教えてやる」
それを聞くとシャンクスの目の色が変わった。無理もない、それはシャンクスが長年追い求めていた宝、生きる理由だった。
それを奪った者の名を聞けるというのだから。
「なんだと!!俺が日光のパーキングエリアで手に入れた伝説のドラゴンソードを奪った野郎を知っているのか!!日光のパーキングエリアで手に入れた伝説のドラゴンソードを奪った野郎を!!」
激昂するシャンクスとは裏腹に男はニヤリと余裕めいて笑う。
「ああ、おれは親切だからよ。特別にこっちから教えてやるぜ。そいつの名は…………」
男はそう言うと、ゆっくりと口を開いな。
その名は、世界最強の大剣『炎』を盗んだ、最悪の海賊。
「──鷹の目、ミホーク」
そう、男は言った。
「……………………ッ!!!」

「……………………ッ!!」
オレたち三人とも、息を呑んで言葉を失った。
「どうした? そんなに驚くこっちゃねェだろ。確かにアイツは世界一の大剣、日光のパーキングエリアで手に入れた伝説のドラゴンブレードを盗みはしたが、それだけのことじゃねェか。
「……………………」
「……………………」
「……………………」
しかし、オレたちの驚きは収まらなかった。
いや、むしろさらに強くなったと言ってもいいくらいだ。
「…………シャンクス…………」
ルフィは小さな声で呟いた。
「…………兄ちゃん…………」
「あの野郎、俺の日光で手に入れた伝説のドラゴンソードをよくもぬけぬけと………ッ!!」
シャンクスは拳を握り締めながら怒りの声を上げる。
だが、それも無理はないと思う。
シャンクスは今まで、自分の命よりも大切なものなどなかったはずだ。
それが、今は違う。
日光のパーキングエリアのお土産を取り戻すためなら、どんな犠牲を払ってでも構わないと思っている。
それほどまでに、あのドラゴンソードはシャンクスにとってかけがえのないものだったのだ。
「どうするんだい船長さん。アンタの命より大事なもんなんだろ? あんなに怒っちゃって、取り戻せるのか?」
男が挑発するように言った。
「いいだろう。その勝負乗った!」
シャンクスも即座に言い返す。
「おい! 待てシャンクス!! お前、本当に大丈夫なのか!? 相手はあの鷹の目のミホークだぞ!!」
「心配すんなよレイリー。俺は負けねぇ。絶対に奪い返してみせる」
「無茶だ! もし負けたら、お前はこの世から消されるかもしれねえんだぞ!!」
「それでもいいさ。たとえこの世に未練がなくなったとしても、あいつだけは許せねえ」



一方その頃


鷹の目ミホークは日光のパーキングエリアで手に入れた伝説のドラゴンソードで豆腐を切っていたが、
誤って指を切り落としてしまい「だめだこりゃ」と言いながらショック死していた。


それを知ったシャンクスはめちゃくちゃ泣いた。
「ハハッ。バカな男だ」
赤髪の男、ガープがそう言って笑っている。
「…………どうして、こんなことになってるの?」
ナミの呟きに答える者はいなかった。
「まあ、細かいことは気にするな。要は勝てばいいんだよ」
「そういう問題じゃないわよ!!」

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最終更新:2021年10月06日 17:14