暁鐘Ⅹ字師団

暁鐘Ⅹ字師団(ヴァルネン・クロイツ)/Warnen✛Kreuz》


Judgement Of Kings *Another Animated Answer*?』のみに登場する架空の組織。
EmPtIeS直属の執行機関。通称『機関』。
秘密組織でありながら軍事大国に匹敵する極めて強大な戦力を擁する。
世界の天秤を均衡に保つという理念の下、EmPtIeSが警戒対象としている「強大な力を持つ者・組織」による暴走の抑止あるいは対象の排除を行っている。
諸悪の根絶や国家間戦争の調停(後者は現在停止している)など、他にもさまざまな活動を行っているが、
近年、人類に脅威を齎す謎の生命体『蟲』が現れるようになってからはその駆除にも徹底している。
基本的には大預言者であるEmptIeの総帥(通称:ファティマ)から告げられる啓示のもとに動き、悪しき未来を阻止・回避するために奮闘する。
団員は基本的に黒あるいは白の装束に身を包み任務を行うことが義務付けられている。
組織のエンブレムには十字架のマークが意匠されている。
黒と灰の二つの十字架、そして円を重ね合わせたシンプルなデザインであり、これは東西南北と中心を支配する組織の絶対存在を露わしている。

構成員


-番号使-

An.Ⅲ

An.Ⅳ

An.Ⅴ

An.Ⅵ

An.Ⅶ

An.Ⅷ

An.Ⅹ

-団員-










-その他-



  • ヴァラフ
機関最高峰の頭脳を持つ崇高な天才科学者。


用語


番号(アンメルデン)
機関の中でも秀でた才能を持つ十人に与えられる称号。この際、No.ではなく『An.』と表記される。
一般的に番号を有する団員を番号使(アンメルダー)と呼ぶ。
全体的に戦闘能力の高い順番にⅠからⅩの番号を与えられ、団員の体の何処かに各々が該当する数字の刻印がある。
一人一人が一国を震撼させるほどの強大な力を有し、その存在こそ機関が機関たる由縁にある。
番号に選ばれる為には下記の基本戦闘術『Ⅹ回路』の完全体得、そして『超越神架』の覚醒に耐え得る強靭な肉体と精神を
最大限まで高められていることが最低条件とされている。
単独行動や部下を従わせる指揮権など、様々な権限が与えられる。
数字の刻印にはそれぞれ超越神架(後述)が宿り、行使できる。
また、かつて番号使だったが汚職などの理由で番号を剥奪された、あるいは辞退した団員を旧番号使(アルト・アンメルダー)と呼ぶ。
かつて与えられた番号には剥奪の意を込めスラッシュを入れられる。
旧番号使は一度選抜されただけあって現番号使とは一線を画す実力を持つが、番号を剥奪されているため超越神架の発動ができない。

超越神架(エル・エリヨン)
番号を持つ機関団員全員が有する覚醒形態。
今のところは名称以外明らかとされていない。

Ⅹ回路(クロイツ・シュトラーセ)
機関団員のみが使用できる十の基本戦術及び道具の総称。番号を持つ団員はこのⅩ回路の完全体得が求められている。
攻撃、防御、速力、回復など、本来人間に備わっている全ての能力を極限まで高めることができ、超人的な戦闘を可能にする。
無論この基本戦術は鍛錬次第で応用化が可能であり、幅広い派生技へと進化する可能性が秘められている。

Ⅹ回路一覧
+ ...
士騎(シュナイト)
身体能力を強力化する攻撃術。
戦闘などで激しい動作を行うことで鼓動が高まる際、それに呼応するように『マナ』と呼ばれるオーラが全体内に灯る。
このマナが最大限にまで達し、開放することで全身が刺激され、一時的ではあるが身体能力を大幅に上昇できる。
超越神架による覚醒後ではこの士騎は使用できなくなるが、覚醒状態時でもマナは溜まる。
いわゆるドーピングに近い効果を齎すこの技術は、たとえ瀕死に陥っていたとしても発動後は従来通りの活動を行うことができる。

刹那(シュネル)
瞬発的に高速移動する高等移動術。
空中移動はできないが、不安定な地形やフィールド能力においてはそれらを容易く掻い潜ることができる。
多くの団員は、この刹那を基本に派生移動術を開眼している。

結塊(シュピーゲル)
任意個所に六角形の透明の防御壁を張る防衛術。
強固な硬度を持つ防御壁で攻撃を防ぐ防御機能、何重にもなる結塊を用いて対象を閉じ込める拘束・封印機能、
結塊で受け止めた衝撃を即座に相手に飛ばすことでカウンターを繰り出す迎撃機能、結界の上を歩ける移動機能など、
あらゆる効果が集約されており、使いこなすことで戦闘や移動を有利に捗らせる。
非常に応用力の高い能力であるが、一度に展開できる結塊の数は限られている。
鍛錬により結塊の強度を上げたり数を増やしたりすることも可能であり、また結塊を肉体と結合することで瞬発的に、そして無駄なく発動できる。

断境(グレンチェ)
機関が構築した隔絶空間に干渉するための能力。
団員はこの空間を行き来することで、短時間で遥か彼方の世界に到達できる。
本部内にある「断境の間」を利用することで入れるが、番号使などの実力者ならば個人で開くことも可能である。
かなり便利な通行手段だが、断境内では時々「断境の歪」が発生することがあり、
これに落ちた者は本来の時間軸から外れた別世界(パラレルワールド)に到達することがある。
別世界に到達した後でも断境を利用すればそれを通じて元の世界に戻ることは可能だが、
個人で開いた断境は一度開くと24時間は使用できなくなるため一時的に留まらなければならない。

左右眼鏡(ケントニス)
機関団員同士で使用する交換能力。
この能力を持つ団員同士で目を合わせることにより、言葉を交わさずとも瞬時に情報共有し合うことができる。
またこの能力を通じて相手の在処を感知することも可能で、鍛錬次第では広範囲にまで及ぶ。

鳥籠(ツヴィンガー)
機関団員が所持している白黒の指輪。
指輪に宿る拘束力を発動することで対象者を縛り上げる帯状の光を放ち、完全に封じ込める。
主に蟲に対して使用するが、もともと対能力者用に考案された技術であるため、拘束した能力者の持つ能力を封じ込められる。

自壊予告(シュテルベン)
番号に潜在する、生命活動が完全に停止した時に自動的に発動する自殺能力。

邂逅録(レクスィコン)
番号使のみが所持を許される、不思議な力を宿す黒い手帳。手帳に宿る能力の使用権は契約を結んだ所有者のみに委ねられる。
この手帳を用いることでカオスソードや能力石などのありとあらゆる世界に存在しうる「能力」を手帳に納められ、
更には現在する能力者の能力(霊体能力者には通用しない)を強制的に強奪することも可能である。
入手あるいは強奪した能力は自分自身を含めたあらゆる対象に付加できる(ただし対象一体に付加できる能力は一つに限定される)。
もともとは機関の理想実現に不可欠なものであり、ただ能力を強奪するのではなくそれを保管することが名目である。
卑怯とも万能とも呼べる物だが、この手帳を用いて入手した能力を、仮に人間に付加すると副作用(詳細不明)が起きるケースがある。
そのため機関は、手帳で得た能力を自身の武器などに付加することでその欠点を補う解決策を考案した。
手帳に納められた能力はそれぞれ異なった刻印となって一ページずつに刻まれ、対象に能力を付加することでそれにも刻印が刻まれる。
故に能力そのものを「邂逅録」あるいは「刻印」と呼称することもある(「能力」という一般的な用語と区別するため)。

ジエス
海底にある機関本部。

擬時録(ヴァンデルング)
“断境”を通じて多世界へ干渉した者がまとめたレポート。

極身(きわみ)
Dr.ヴァラフにより開発中の対蟲用殲滅支援兵器。
蟲の浸食を防ぎ、あらゆる強力な衝撃にも耐え得る強靭な漆黒色のオーバースーツ。
背面に動力源となる「エーテル」を搭載することで、着用した人物の身体能力を20倍以上も引き出す効力を発揮できる。
まさにその名に相応しい完全無欠の戦闘支援兵器だが、この状態でも試作段階であり、
下記に挙げる二つのプロトタイプが完成し併せてこそ極身も完成するとヴァラフは理論付けている。
+ ...
  • 淀身(よどみ)
身体能力向上に特化した戦闘スーツ。
プロトタイプであるためか、背面のエーテルからエネルギーを抽出するためのチューブが剥き出しになっている(外観は こちら )。
下記の歪身も同様に、模擬戦闘による性能テストを積み重ねて徐々に完成へと近づけている。

  • 歪身(ゆがみ)
衝撃吸収に特化した戦闘スーツ。
魔法や能力などの非科学的な攻撃にも耐えられる。


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最終更新:2024年02月19日 03:00