笠間「言葉の通りっす、それが総てっす」
森ノ宮「いや、な?お前が15歳にしてそういう性癖を持ってるのは知ってる、知ってるよ」
森ノ宮「お前それつまり百合だのなんだのだけじゃなく、俺が野郎同士でいちゃつかなきゃならねえって事だろ」
笠間「知ったこっちゃねーっすよ!!女の子の世界に男は要らないんすよ!女の子同士で組んずほぐれつだけで男の介入は」
ガラッ
地野「話は聞かせて貰ったわ、異性愛文化は滅亡する!」
笠間「そうっす!分かってくれると思ってたっすよ!皆女の子同士でいちゃいちゃすれば男は必要ないんすよ!」
笠間「レズが嫌いな女なんて居ない世界になれば良いんすよ!」
地野「そう、今はips細胞で女性同士子供が産める時代なの」
地野「種馬なんて必要ない、可憐な女性だけの時代がやってくるのよ、笠間さん!」ガシッ
笠間「あ、わ、は、はい…あわわ、はい、もちろんでう…」テレッ
地野「……貴女中々可愛らしいわね、ちょっと首輪付けて見ましょうか」
森ノ宮「………まあ、胡桃は…もともとこんなんだし……そのうち終わんだろ、飯食ってこよう」
――――――
森ノ宮「だってなぁ……戻りたくねーしなぁ…まあ、そろそろ終わってる頃だろ」
ガラッ
地野「そうね、犬の真似してみなさい、犬の真似、ほら」
笠間「ワン……ワン……//」
地野「あら、おかえりなさい
森ノ宮さん、パートナーは見つかった?」
笠間「くぅーん…わん、わん」
地野「私思ったのよ、この娘がこんなに簡単に堕ちる位なんだから、楽屋の娘ももっともっとレズレズ出来るんじゃないかしら、って」
地野「という訳でちょっと行ってきます」
―――――
地野「貴女達みたいなちょっと気取り気味のキャラはね、きっと素質があるの」
彩雲「知らん」
地野「でもほんの僅かな出演をちょっと見て見ると、貴方達がノンケなのは確定的に明らか」
彩雲「私はあの方が女性でも総てを捧げるが」
地野「でも想いが成就するかは怪しいでしょう、それでも想い人の為に……でも…」
地野「そんな悩みを持つ二人がレズレズする、それが慰めレズよ」
彩雲「知らん」
地野「レズとしては最低辺の雑魚レズに位置する…でも異性愛と違ってそれは美しいものなの」
地野「私神社生まれのJさんだから、これから貴女達をレズにしてあげる」
彩雲「放っておけ」
地野「破ぁーーーーー!!」
――――――
<イ、イタイ…ソンナランボウニ…ンッ
地野「私達は大いなる一歩を踏み出したのよ」
笠間「わん、わん、ハッハッ」
地野「貴女はここで待ってなさい、お座り。」
地野「次はタチを開拓するわ、前々から資質があると目をつけていた……あなたよ!」
ガラッ
難波「え、な、何」
地野「あら、お茶の途中に失礼しちゃった?」
難波「え…っと、何か大いなる一歩とかなんか聞こえてんけど、あの…地野、さん?」
地野「貴女の方が年上なんだから、さんは付けなくても良いのよ」
ガシッ
地野「……今、確かにピンと来たわ」
地野「貴女、『こっち』よね?」
難波「ちょ、ちょっと千歳ちゃん、流石に顔が近すぎ……」
地野「そう、そしてあなたも」サッ
難波「はぇ!?」
地野「貴女の様な一見普通でいて、優しくて、でも心に病み、間違えた闇を抱えているような人」
地野「そして年齢、それがバリタチの資質なのよ」
難波「え、バリタチって、何、ラーメン?」
地野「きっと今に分かる様になるわ……」
地野「破ぁーーーーー!!」
――――――
難波「よーちよちよち、ミルク飲みましょうねー」
地野「は……はーい……ままー…」
難波「チラッ」
難波「後で相手してあげるから、とりあえずそこの犬と同じ格好してなさい」
笠間「わん、わん」
最終更新:2024年04月11日 01:12