大変御手数ですが真下よりご閲覧ください
サタナエル「ああ?玩具が壊れただけだろ、いいよ捨てとけ、どうせ死体かき集めれば作れるしー…なにより、また楽しみが増えたしな。当分退屈はしないよ 」
レミエル?「ラウム、パピルザグを破壊されてしまいました・恐らく修復は不可能かと存じます 」
サタナエル「言うまでもないだろ…たまには散歩するものだな、娯楽映画より見応えがある、ぶつ切りなのが残念だが仕方ないな 」
レミエル「……またソロモンの『中から』ご観光されていたので? 」
サタナエル「がなるな聞こえてるよ…ああ 」
レミエル「サタナ…様、サタナ様! 」
シャルール・ブルク 氷山
慰月「僕の手は・・・届かない・・・の、かな・・・、君の声は、届くのに・・・。(ふらふらと歩きながら、無銘の刀を拾い上げて帰っていく) 」
来ヶ谷「 む……!おい、どこへ行く! ………やれやれ……どいつもこいつも、だ。(歩いていく) 」
瀬那「―――っ…(アルの別れが聞こえたような気がした)……わり、俺行くわ(降りしきる雨の中、その場を去っていった) 」
ピカチュウ?の中の人「…だから先公は嫌いなんだよ…文部科学省の犬がっ…! 」
玉野「(…しかし…化け物だからって恩人を忌み嫌うのは、おかしい…異常だって言われたって…それは変わらない…いや変えない…)(
Alvisを見て) 」
Alvis「……(車の中で一度だけ振り返る)…サヨナラ 」
セコンダ?「あー…待て、回収しないと(生徒達を押し退けて負傷兵二人を両脇に抱え、デイヴィットの車に乗りこむ) 」
玉野「…(教師と生徒達を見る)…恐れてない私達が異常なのか…それともあいつらが異常なのか……わからないっ…! 」
慰月「・・・最低だ、最低だよ、何が教師だ、何が先生だ・・・先を生きる者なのに、これっぽっちも・・・!(教師を軽蔑するような目で見る)アル・・・君、僕は・・・何があっても、僕は君を・・・(手を、伸ばす、まるで遠い星に向かって手を伸ばすように。) 」
デイヴィッド「と、とにかく
政府軍は撤退しよう。この子は戦士だ、気持ちが安定するまでこっちで預かるぞ……(セコンダ達に戸惑いながらも説明し、alvisを車に乗せて発進) 」
来ヶ谷「 そんなこと、ではない……もしかしたら、目を覚めさせるかもしれないのだ。…頼む。(瀬那に) 」
逸見「おーう。 とっとと や、変な奴と関わったって思われたくねーから。(イツキに)ん?ああむっちゃ近くで見てきたよオレ、いや…マジで…何が怖いかって…(歩いてく) 」
瀬那「待って…今はそんな事やってる場合じゃねーよ…(アルヴィスを見たまま小さく来ヶ谷に) (アル……俺、どうすんのが正解だったんか…わかんなかった。……ゴメン)(歩いて行くデイヴィットとアルの後ろ姿をただ見送っていた) 」
槭「(クソッ……クソッ、クソッ!みんな恐怖でまともな思考が出来てない……!頭が痛い、壊れそうだ……!)(周囲のAlvisに対する悪意が頭に流れ込み、表情を歪める) 」
セコンダ「じきにほとぼりが冷めるさ、暫く離れるのが良い 」
小林「逸見ィー、行くぞー。 」
Alvis「……(光のない目でデイヴィッドの手を取り歩き出す、一度も振り返ることも声を発することもなかった) 」
教師「私は間違ってはいない!私には全校生徒の身の安全を厳守する義務が課せられ!その生命を脅かす危険性の在る者が存在するなら排除することも厭わんッ!それが教師として社会貢献する上での義務であり!異端者は抹消されるべきなのだ!違うか!」
ピカチュウの中の人「…っ!!(教師の顔を無言で殴りつける) 」
慰月「驚かせちゃったかな・・・あはは。(乾いた笑いで、逸見を見る)・・・アル、君・・・僕は・・・。(ふらつきながらも、Alvisに歩いて近寄る) 」
デイヴィッド「クソ…映画とか漫画の中だけだと思ったがこんなこともあるんだな(歯を食いしばりながらAlvisに視線を向ける)一旦離れよう、大丈夫だ!皆混乱しているだけだ。君はみんなを助けた!わかってくれる日が来る!(Alvisの手を取り、学校という戦場から出る) 」
教師「………退学だ、化け物に教えることはない…!とっとと何処へなりと消え失せろ!」
「おい、切れたぞあいつ…!」「やばいって行こうぜ、もう巻き添えはごめんだ」「逃げるぞ…」「おい早く歩け!早く!」
クレメンティーネ「(手で顔を覆い、血を見ないようにしながら)・・・これじゃあ、本当に勝ったのか分からなくなるわね・・・。 」
Alvis「なんなんだよ…僕が、僕がッ!(量の拳で思い切り地面を殴り縋る子供のような視線を贈る)なんだったんだよ!僕は!僕がやってきたことはッ!…皆嘘だったのか!僕と親しくしてくれたのも、認めてくれたのも!全部全部嘘だったのか!?僕はなんのために!……僕は……嫌だ……僕は…また……独りにされるの…?(嗚咽を繰り返し雨水の波紋が広がる地面に頭を垂らす) 」
ピカチュウの中の人「まーったくやだねぇ、化け物だってわかった瞬間掌返すような奴ってさ… 」
来ヶ谷「 ………仕方がない。人は、有り得ないものを目にすれば、たとえそれが何者であれ……それが、圧倒的な力であったなら……迫害する。 白井くん、ちょっと、腕を頂戴させてくれないか(瀬那に) 」
慰月「・・・っ。(再構築された足で、地面に立つ)化け物・・・って、・・・生徒を否定する教師が、あったものなの・・・? 」
槭「みんなが怖いのは分かるさ!だけど、みんなは何の根拠があってアイツを責めるんだ!?どこにアイツが敵だって根拠があるんだよ!どうして事実から目を背けるんだ?アイツは実際に助けてくれただろ!? 」
逸見「結構効くのねきずぐすり。うわ…マジかよ(手足が再生するイツキを見て驚く)(やべえマジかよ、こいつらといたら俺もおかしく思われる。今のとこ見られてねーよな) 」
セコンダ「(確かに普通ではない……とはいえ……)あの手の市民は嫌になるな……どいつもこいつも…… 」
新谷「…(化け物、か…ヒロ(ピカ中)、あんたも…こんな風に煙たがられてたの…?)(生徒達を見る) 」
Alvis「………僕は………なんのために戦ったの……?……こんなの…こんなのって… 」
来ヶ谷「 ………(瀬那の後方から、苦い表情で一般生徒達を凝視) 」
シュルシュルシュル・・・(慰月の腕と足の無くなった部分に、赤い粒子が集まっていき・・・腕と足が全く元通りに、再構築された。)
瀬那「お、おい…そりゃねーだろ…(飛び交う怒号を聞き、笑顔が引き攣っていく)と、とりあえずサ!助かっただけ儲けモンじゃね?ほら、お前らも素直に喜んどけってー!(口ではそう言っているが、表情はどんどん緊迫していく) 」
逸見「オイカエデェ…よせよ。カッコ良くねーよそんなん。(小声で) 」
教師「い…いや……私は……(恐怖を抑えきえてない目でAlvisを見つめる」………その目を向けるな化け物ォォォ!来るな!二度と顔を見せるな! 、消えてしまえ! 」
慰月「い゛ッ・・・(薬を飲まされる)た・・・く、ない・・・?(首を傾げる) 」
男子生徒「お、お前…狂ってんじゃねーのか槭(信じられないという表情で槭に視線を送る目が多数) 」
玉野「…っ…(…普通の人間の反応としては仕方ないのだろうが…何故自分たちを助けてくれた奴をあそこまで責められる…!?)(生徒達を見ながら下唇を噛む) 」
Alvis「……(言葉を失い腕をだらりと垂らし横目で防戦と体育館を見上げる)……待ってよ…僕は… 」
逸見「あっ、さんきゅ。(傷薬を貰いイツキに塗る)しみまーす、たぶーん。んでもって苦いでーす。(薬も飲ませる) 」
槭「馬鹿、落ち付け!誰かが誰かに危害を加えないって保障の話をし始めるなんてどうかしてるぞ!例えば俺が今、お前をぶん殴らない保障がどこにあるんだ!?お前が隣の人間の首をいきなり締めない保障がどこにあるんだ!そんなの、信じるしかないだろ!助けてくれた、アイツを!! 」
デイヴィッド「お、お前らいい加減に!……チッ……(あlゔぃsに駆け足で近づき、目線を合わせる)おい、耳貸すな!いいな! 」
怒号が飛び交う中、一度止んだ雨が降り注ぐ…それは紛れもなくただの雨、大気から降り注ぐ涙に他なrなかった
逸見「・・・・・・・・・。(口をぽかんと開けて声を聞いている)ヮッカんねえなぁ~っ…けどまあいいや。(何故「Alvisスゲー!!」ってなんないのか理解できねーな)おっとっとぉ~、やめとけ。(イツキの口を手で覆い言葉を遮る) 」
慰月「だ・・・だいじょう、ぶ・・・これぐらいなら、再生するから・・・。(シュルシュルシュル、と赤い粒子が無くなった腕と足の部分に集まりだす) 」
セコンダ「原因は不明だ、不明!引率の教師は居ないのか!なんとかしろ! (Alvisに駆け寄り) よくやった、お陰で被害を最小限に食い止められた、だから気にするな 」
男子生徒「正気か槭お前…!今回は助かったけどよ!次があったた?俺達はどうなるんだよ?なあ!そうだろ皆!そもそもあいつが俺達に何もしねえって保証ねえだるぉ!? 」
来ヶ谷「 フフ…事が終ったようだな。(瀬那の後方) 」
槭「っと……慰月!?や、やべぇなそりゃ……と、とりあえずこれだ、どれくらい利くかは分からないけど……塗るなり飲ませるなりしてやってくれ(逸見に傷薬を渡す) お、おい、待てよみんな!アイツはバケモノなんかじゃない!! 」
男子生徒「おい瀬那そいつから離れろ!こ、殺されちまうよ!」「そうだそいつはバケモンだ……そいつも殺せよ!」 」
慰月「うん・・・生きてる・・・よ。(擦れた声でAlvisに答える)化け物・・・って、き、君達・・・誰のおかげであいつが倒せたって・・・!(生徒達を見る) 」
女子生徒「そう…そうだよ…だってあんなのが居ること事態どうかしてるわよ!あんなのと私達一緒に今まで生活してたの?よくも入れたわね! 」
瀬那「(膝をつくアル、そして周囲を見渡し『あいつも化け物』という発言が耳に入る)……ぁ…えっと…す、すっげーじゃんか!今ので最後だろ?うっひゃー、生き延びた生き延びた!万々歳じゃねーのよ!なぁ!?…そう、だろ?(顔は笑っているが、汗が喉元を伝っていく) 」
女子生徒「化け物って…今まで私たち騙して楽しんでたってこと 」
Alvis「瀬那…イツ…キ……槭、逸見…だよね…兵士の人も生きて…る……よか…(『化け物と聞いて硬直する』)……え……? 」
逸見「ゲッ…(気づかなかった…なにこれキッツ…)お、おう。槭、こいつどうしよう血が止まらねェ。 ………まぁ、確かに、強いよなぁ、異常に。いまの絵面もやべー(Alvisを見ながら) 」
男子生徒「ふざけんなよ!!あんなバケモンが居たからこんな目にあってるっていうのかよ俺らはよ!!(体育館から乗り出すようにAlvisに怒号しながら周りに呼びかける) 」
慰月「うっ・・・(逸見にキャッチされる)あ、ありがと・・・う。(無くなった左腕と左足があった場所からは、依然として血があふれ出している) 」
「あいつも化け物なんじゃねーのか」
「なあ…あれアル…だよな?」「何が起きたのよ説明してよ」「い、いや私にも…」「なあ…もしかして…」
セコンダ「鋏に捕まっていた生徒……だな……一瞬で細切れか…… 」
槭「……すげぇ……なんだ、あれ…… 」
逸見「うっわ…キッショ。(異臭に口元を手で覆う)こいつぁ早い所処分しねーとかなりくせーぞ… キャッチ。(イツキをお姫様抱っこの形でキャッチする。) 」
Alvis「ッ…(雨のような血を頭から被り力が抜けて崩れ膝をつく) 」
慰月「・・・あ、ある・・・くん・・・?(空中でAlvisの姿を見る)う、受身・・・と、とらな・・・きゃ・・・。(力の入らなくなった体で、どうにか空中で体勢を立て直そうとするが全く直せてない) 」
パピルザグ「(切断された部位から電流が迸り、自動追撃したブレードによって幾度も刻まれ血しぶきをばらまいて残骸へ変貌する) 」
デイヴィッド「んだよ…あんなのいるなら俺たちいなくてよかったんじゃあないのか…(へっと笑いながら光景を眺める 」
逸見「なに喋ってんだぁ~…あいつは… まだ立てるのかな?カニ野郎。どっちにしろ……助かったぜ、学校は嫌いだけど体育出来ねーのは暇になるからな… ア゛(イツキを見て) 」
Alvis「往生際が悪いね(軌跡を残す眼光を揺らめかせ)……消えなよ(縦に高速回転して上空から急降下、思い切り剣を振り下ろし頭部を真っ二つに切断) 」
玉野「…?(槭の隣の方の窓からAlvisを見る)…あれが…あいつか…? 」
慰月「ぅ゛っ゛・・・(か細い声で、パピルザグが地面に叩きつけられた衝撃で宙を舞う) 」
セコンダ「今のは…………何かの能力……か?(体育館の屋根に着地し)…………ほう(Alvisを見) 」
瀬那「あ、アル…なのか……!?(姿を現したアルヴィスを見て) 」
槭「……アルヴィス……?(体育館の窓から様子を見て驚愕する) 」
パピルザグ「(セコンダに覆いかぶさるギリギリで減速し鎧を再生させながらも地面に叩きつけられ土煙が舞う) 」
Alvis「(両手に剣の形を成した青白い光を握り同じく光の剣の形をした四枚を背に高速回転して、姿を現す)…ああ、そうだ……僕はもう隠すのには疲れた 」
慰月「ぅ・・・ぇっ・・・。(力無く、パピルザグの状態に驚きの声を漏らす) 」
逸見「ッシィアー…!痛ッテ…近すぎた。(右拳を抑える)!?ハハ、旨そうなかにしゃぶだぁ。 」
「ああああァァァ!こっち来…え」「は?…おい、え?」「落ち着きなさい身を乗り出すんじゃな……えっ」
瀬那「うぉッ、なんだ!!?(閃光を目の当たりにして驚愕する)…!?……!!?(パピルザグの状態を見て絶句) 」
パピルザグ「パァ…ン(パースペクティブによって右足のほとんどが跡形もなく消し飛び…そして)──(Alvisを握っていた鋏が粉々に消し飛んで電流が腕を伝い鎧のほとんどが自然と剥がれ落ちて肉が露わになった) 」
セコンダ「不味い……踏み潰す気か……?(更に方向を変え、パピルザグの落下点に向かって急加速 」
慰月「くそぉっ・・・放せ、放せよぉッ・・・!(力無く、パピルザグに乗ったまま右手で殴る、逆にこちらの手から血が流れ出す)うッ・・・あ、アル・・・君・・・?(閃光に目が眩み、血が滴る右腕で遮る) 」
逸見「0!(ゼロ!)10秒経過、ロック完了。SMARTに決めるぜ… 『パースペクティブ』!宇宙の彼方までブっとばすッ―――z_!オラァ!!(雄叫びを上げて、視界を遮るようにして拳をパピルザグに打ち込む) 」
Alvis「僕がッ──────… 殺 す ッ !!(辛うじて抜け出した右手で左目を覆い、迸る閃光に全身が飲み込まれる) 」
デイヴィッド「嘘だろ…!(後ろの体育館は守る為、炎撃ムスペルヘイムを発動し、氷柱を溶かすが、多量の精神力を使った為息が荒くなる) 」
パピルザグ「ア"ァ…KYAAAAAAAAAA!!(セコンダや瀬那、イツキなどの周囲の外的に怯え、我を見失ったかのように全ての足で地を蹴り飛ばし体育館へ向かって飛び上がるq) 」
逸見「うるせえ!!くらぁッ!!(目を逸らさずにパースペクティブで瓦礫を破壊)一度目を逸らせばまた10秒からやり直しだ。今は5秒数えたのに、つまりまた5秒「無駄」だ。無駄は嫌いなんだ、時間を有効に使えねー奴ァ 人生に負けるんだよ。負けは嫌いだから無駄も嫌いだ。んでもって……… 」
慰月「くそっ・・・くそっ、くそっ・・・!(押し付け続ける、がしかしここで魔剣に力を吸われていたのもあって力が一気に抜けていき、無銘の刀を手放してしまう) 」
Alvis「(もう…どうでもいい!普通の人間として、普通に少年として生きていたかった!でもそんあことは…もう、今の現状を!変える
ためには捨てるしかないんだ!やるんじゃない…僕は…)こいつを……!! 」
瀬那「ちっくしょう!ふざけんな!!あの光線、っつーか体育館に向かってんのどうにかしねーとマジでやべーんじゃないの!!(額から血が滴る。乱射される光線を見て足がすくむ) 」
セコンダ「ダメージのうちにも入らないか…?(身を翻し、強引に方向転換。ハピルザグの後頭部目掛け突進)ここで仕留めるしかない 」
パピルザグ「カパッ…(口のようなハッチを開いて水を吐き出し、同時に吐き出した冷気で氷柱の弾丸を生成してデイヴィッド放つ)KYUYYYYYYYYY(最早イツキを振り払うことを諦め前進を続ける) 」
────ドクン
Alvis「イツキっ…!瀬那…みん…な……(殺られる…僕だけじゃない…このままじゃ…皆…!) 」
慰月「・・・―――ぁぁぁああああッ!!!!(左腕と左足を失っていながら、痛みを堪えて右足に力を込めて地面を蹴り、振り切ろうとするパピルザグに再び飛び掛ってその右手に握り締めた刀をAlvisを掴んでいる鋏に強く押し付ける) 」
デイヴィッド「おいおいなんでこっちくるんだよ面倒くせぇな…(ため息をつきながら魔剣を構える)足止め上等(パピルザグ目がけ、黒い波動のような蒸気を力強く発生させる) 」
姫川「 うっそーん、おい伏せろやっぱ無理だ!(逸見の頭を掴み伏せる) 」
パピルザグ「(前足でコンクリを掘り起こして体育館へ投擲、丁度それは逸見達に接近し…)ガガガがガッガッガガガガ…(更に加速を始めイツキを振り切ろうとするKYUYYYYYYYYY(鋏を破壊され絶叫しながら照準のあっていない光線をがむしゃらに乱射) 」
瀬那「やりぃッ!…げっ、まだ止まらないのかよ!(パピルザグの挙動を見て驚愕) い、イツキ!!? うわ、すっげ!やっぱベテランは違ぇな…!(セコンダの立ち回りを見て) 」
セコンダ「(掴み掛かってきた所に銃槍を構え、カウンターの要領で弾薬を炸裂させる) くそっ、体育館に…! 」
逸見「噛んでんじゃないっすよ~~(笑)まあ…「見てな」って。『パースペクティブ』 …9 …8 …7(カウントし始める) 」
慰月「・・・!!!(声にならない叫びを上げ、地面と鋏にサンドイッチされる)アル・・・く・・・ん・・・。(それでも尚、這ってでもパピルザグに近寄っていく、左半身の殆どが赤黒い結晶に包まれ、一方左半身は灰色の鉄のようなものが皮膚を覆い始める) 」
新谷「(体育館内)(ポケットから袋に入った種を取り出して見つめている) 」
姫川「お、おい…お前それドッキリじゃねせよな!?大丈夫だよな!? 」
パピルザグ「ギギ…ギ…ギイイイイイイ!!(焼けつくような痛みに悶えAlvisを掴んだまま腕をイツキごと床に挟むように叩きつけた) 」
慰月「ぐァ゛ッ゛・・・!(瓦礫が勢い良く左足に命中、左足が吹き飛ぶがそれでも右足だけでパピルザグに飛び掛り)アル君は・・・僕が・・・、助ける・・・!(Alvisを掴んでいる鋏の定点に滾る焔を押し付け、焼き切ろうとする) 」
パピルザグ「(イツキに向かって足で瓦礫を蹴り飛ばし前進、Alvisを維持でも渡さないと言わんばかりに余った鋏でセコンダに掴みかかる) 」TYUMYYYYYYYyyyy(発火が目に入り小爆発を引き起こして潰れ、崩れた足並みで周囲の物体を破壊しながら体育館へ向かう) 」
瀬那「ぐぁッ!…ぁあ!痛くねェよ!!(巨大な瓦礫は回避するが、鋭く細かな瓦礫が頭部に衝突、そして肩部に浅く突き刺さり出血する) もーちょい持ちこたえろ、アル!喰らえッ、火炎だ!!(走りながらペルソナを喚び、パピルザグの超至近距離で発火が起こる) 」
クレメンティーネ「うそ・・・ひっ・・・(両手で口を抑えて、力が抜けていきぺたんと尻餅をつく) 」
「おい…なんかこう、変な音しね?」「おいやめろよ馬鹿!これ以上は…やべ吐きそ」「ね、ねえちょっとあれ……!」「えっ…」
逸見「へへへへへへへ!イーッヒッヒッホッヒッヒ!イヒ… いきますよ。ひゃくにじゅうさん、いつみばん。超絶SMART危機一髪まで後―――10秒だぜ!(ドギャーz_ン!) 」
セコンダ「(身を翻して曲線を避け、パピルザグの鋏に向かって飛ぶ) 」
Alvis「あぁぐ…ひぐ…ッ!(死ぬ!死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ!殺される!嫌だ嫌だ嫌だ…まだ死にたくない、死にたくない!シャノンに合わせる顔が……ッ)体育館…?そんな…皆のところに近付いて…! 」
クレメンティーネ「・・・えっ、ちょっ・・・あれ、もしかし・・・て・・・、血・・・?(慰月の左腕から零れるものを、目で捉えてしまう) 」
慰月「放せ、放せ、放せぇぇぇぇぇ!!!(振り下ろされたハサミを避けようとしたが、足が追いつかずに左腕がすっぱりと切断される・・・が、そんなことは気にも留めず怒涛の勢いでパピルザグに滾る焔纏う無銘の刀を何度も振るう) 」
姫川「誰が上手いことを言えと言ったこの阿呆がァァァ────ッ! 」
パピルザグ「ジジ…ジ…(頭部の目のような赤い点が発光し曲線を挙句光線をセコンダへ放ち、瀬那の気配を感知して一番後ろの足を後方へ振り上げ瓦礫を蹴り上げる)WYYYYYY(イツキの攻撃で鎧に亀裂が走り号を煮やして余ったハサミを思い切りイツキへ振り下ろす) 」
逸見「①②③(いつみ)番、逸見才人が超絶SMARTにシェンガオレンを討伐する。 」
姫川「……選べ、①イケメンの姫川ちゃんに脱出の名案が浮かぶ②仲間が助けてくれる③助からない、現実は非常である 」
恭介 「 ───────ニィ………ベァァンッ、なんて…な。(窓辺で何やら愉しむように観戦しながら、手で銃の形をつくり窓から見える適当な人の姿に面白半分で向け、口で効果音をつける) 」
慰月「くそぉッ、アル君を、放せぇぇぇぇぇ!!!(吹き飛ばされても、素早く体勢を立て直す)炎帝・・・服従しろ!!(魔剣となった無名の刀に、業火が纏わり付く)っらぁぁぁぁ!!!(そして飛び掛り、パピルザグに思いっきり斬りかかる) 」
瀬那「うげッ、なんつー馬鹿力…!!(ケベフセヌエフが強烈な打撃を受けて消滅する)い、イツキ!あんにゃろ~…!!(パピルザグを追っていく) 」
セコンダ「(瓦礫を盾で防ぎ、一旦着地)くそっ、体育館に…!間に合え……(ホバージェットを再び起動し、パピルザグに突っ込む) 」
逸見「でっすよね、さすがぁ~…(キリッ)(悪びれない)ヤバくないっすか…さっきのデカイのこっち向かって来てますよ…体育館。 」
新谷「…みんな、大丈夫かな…(一人体育座りしている) 」
慰月「ぐっ・・・あッ゛・・・!(ローリング中に強引に斬りかかり、攻撃するもローリングに巻き込まれて吹っ飛ぶ、左頬の赤黒い結晶が広がっていく・・・) 」
姫川「いやね、あたしも見知らぬ後輩に助けてくれって言われたけどさ、まあ華麗に無視よね、うん、スマートだと思うぜ実際、人のことより事故管理だよな(逸見の隣でキリッ) 」
デイヴィッド「あぁいいさ。お礼はコッチが言いたいぐらいだがな(モンスター討伐数が増えた事に対しての)よっと(破損部位から外を確認)ソロモンの反応は消えた…凍てつけ、ニブルヘイムァ!(体育館の破損部位を一時的な防御壁として、氷をとりいれる) 」
クレメンティーネ「了解よ、負傷者を確認次第、治療にあたるわ。(生徒を一人一人確認していく) 」
パピルザグ「グォォォン(ランドマスターさながらにローリングし、イツキ、ペルソナを牽制、その後余ったハサミで後者を殴りつけ瓦礫の防壁でセコンダを阻みながら加速し体育館へ直進) 」
クレメンティーネ「じわじわ効く毒なんて無いのよ・・・私お手製の即効性の毒、誤爆は怖いけどやっぱりいい威力ね・・・(自画自賛) 」
デイヴィッド「向こうにはセコンダが行った。アイツの腕なら殺せない相手じゃねぇはずだ……負傷者を確認しろ。俺はこの部屋(体育館)の一時的な補修と護衛にあたる 」
逸見「あ、危ないところだったぜ あの人を置いて逃げなくてはやられていた…賢い…賢いぜぇ1233110…!SMART!合理的な判断、英断だぜ…(安堵) 」
ネフィリム「(群がっているため毒が一気に感染しかなりの数が死滅し、槭に切り裂かれてまた多くが死滅、更には外のほとんどがデイヴィッドによって駆逐され全滅した) 」
槭「ッ……!(驚きで身体が強張る)おかげで助かりました、ありがとうございます 」
デイヴィッド「まだいやがったか…ッ!(槭のいなしたネフィリムの眉間を後ろから飛び上がって突き刺し、後ろに引っぱり上げる)おい、無事か兄ちゃん(槭に安全確認だけして剣を持ち帰る) 」
クレメンティーネ「負傷者は確認できないわ・・・でも、あの大型に生徒が連れ去られたわ・・・(パピルザグを見る) 」
セコンダ「迷ってる暇は無いな、アレを仕留めて体育館の援護に回るか…(ホバージェットを起動し、パピルザグが掴んだAlvis目掛けて突っ込む) 」
瀬那「ズザァッ!(校舎を出て、アルヴィスを締め上げて歩行していくパピルザグを見て驚愕する)ッ、アル!!クッソ―――ぜってぇ助ける!見てろよ、俺の大活躍!!カッ――『ケベフセヌエフ』――パリィン!!(銃型の召喚器を自らのこめかみに突き付け、引き金を絞る。すると全長およそ3mの鷲の頭をし、翼を持たない鳥のような姿を持ったペルソナが出現し、パピルザグに突進していく) 」
デイヴィッド「粗方数は減ったろう…おいティネ!負傷者はいるか!?(外のソロモン排除後、中に入ってくる) 」
姫川「おおマジか!お前やるんだn……っは?はあああ!? 」
槭「くそったれ、ホラーだなんだと騒いでる暇もねぇな!!(抜刀してネフィリムをいなし続ける) 」
慰月「くう・・・このぉッ・・・!(転びそうになるも、左手で支えてそのままパピルザグに再び斬りかかる) 」
Alvis「ア"…ックアア…がァ…!(悶えるがハサミはビクともせず締め付けられる) 」
逸見「やっぱか!わかったぜ逃げるます!(パーフェクトコミュニケーション)おおおおおおお!(姫川を置いて逃げる) 」
パピルザグ「……(片腕を上げ異常な高度を有する鋏で受け止め切れ血が走るが意にかいさず前進を続ける) 」
クレメンティーネ「全く、私は戦闘向きじゃないのに・・・!(ネフィリムの中心に、生徒に被害が及ばぬように毒薬を投擲する) 」
ネフィリム「(普通の人より小さいのも含めた大群が体育館にへばりついており爆薬や斬撃で数は徐々に減少して行く) 」
慰月「あっ・・・アル君!!(パピルザグを確認し、咄嗟にパピルザグに突撃する)アル君を、放せぇぇぇぇ!!(飛び掛り即座に無銘の刀を納刀、魔剣抜刀し斬りかかる) 」
恭介 「 ───────どうやら本格的に始まってきたようだな(教室のドアを背に傍観) 」
姫川「ふっざけんなまじ!帰りたい!かっこ悪いセリフだけど今日程おうち帰りたいって思ったことはねェ!おいお前!スタンド使えるんだろなんとかしろ! 」
セコンダ「今日は随分と多いな……(着地し、クレメンティーネの方を見) ……大物も居るのか…(パビルザクを確認) 」
槭「ど、どう見ても危険だろ!!いいから早く逃げろ、逸見!!(会 話 成 立) 」
デイヴィッド「あいよ(魔剣を持ち直し、体育館窓に張り付いたネフィレムの一体ずつの眉間を狙って剣を振りかざしていく) 」
逸見「ええ!?槭だ!?やべェ!?(訳:槭さんではないですか!この生物は危険なのですか!?)(二重ショックでわけのわからないことを言う)うぅぅぅぅぅぅぅぅくぅぅっ―――――グッァッッッ~~~~~!!きっしょ!! 」
パピルザグ「(重厚な鎧を纏った巨体を有し、Alvisを締め上げ土煙を上げながら平然と歩行して行く) 」
クレメンティーネ「・・・!ネフィリム襲来!(声を張り、セコンダとデイヴィッドに聞こえるように言う)くっ・・・押し込まれる・・・!(ネフィリムの集団に爆薬を数個投擲する) 」
ラウム「──────(声を発する間も無く頭から身体を吹き飛ばされ焼け焦げた翼だけが残った) 」
ネフィリム「(顔を突っ込むように窓を叩き割り複数隊の小型ネフィリムがなだれ込んでくる) 」
槭「俺は普通ですよ、あんまり期待しないでくださいね(苦笑) ……ッ!おい、窓から離れろッ!! 」
瀬那「(―――三階、自教室に入り自分の席にあるカバンに手を突っ込み、ホルスターに収まっている拳銃型の召喚器を取り出す)あった…これでもう役立たずなんかじゃねぇ!(ホルスターを腰に装着し、来た道を引き返して一階へ降りる) 」
慰月「うそ・・・!?(更に小窓に目を奪われ、ネフィリムを目撃する) 」
セコンダ「良し…離したな(ラウムがデイヴィットを離したのを確認し、ラウムの口の中に銃槍を突っ込み、弾薬を炸裂させる) 」
逸見「え、どうしました見せて(わざわざ姫川と同じ窓から見る)…えー。 」
体育館の小窓に2m弱の人骨、もといネフィリムが張り付いていた
姫川「冗談じゃねーよ…あいつキチガイだちキチガイ…ん、ああなんかうるせえな、補強工事か何……か(小窓に目をやり絶句) 」
慰月「・・・あ、アル君!?(巨大なハサミを見て、ただ動揺する事しかできなかった) 」
クレメンティーネ「・・・そうならないように心がけるけれど、もし私達がやられたらあなたが指揮をするといいわ、多分あなたが一番リーダーシップがあるでしょうし・・・ね。(シャフ度で槭に言い、出入り口付近で身構える) 」
デイヴィッド「ヨシッ!(腕が解放され、魔剣ごと腕を引っこ抜き、そのまま地面に着地)…ちっ…新手か…?(足音を耳にする) 」
Alvis「……! イツキ!先に瀬那と後者の方へ……(と言いかけた瞬間近くのブロック塀が砕けて巨大なハサミが彼を捉え…) 」
逸見「ああ~…あいつかぁ~(にやにや)スリルあっていいじゃないっすか、てか…頼もしいッスねーあいつら、惚れそうっすよ~(くず)なんか…ん?なんかリズム刻んでるぞなんの音や… 」
ラウム「ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ァァァ…!(正面から盾を受け弱点の眉間に衝撃が伝わり嘴を開けてデイヴィッドを離す) 」
慰月「うん、瀬那君も気をつけてね・・・。(心配そうな顔で、瀬那を見る)・・・え、ちょ・・・何この音・・・えっ?(遠方から聞こえる音に困惑する) 」
槭「了解しました、ご健闘をお祈りします(クレメンティーネに頭を下げて) 」
………ガッガッガッガッガッガッガガッガッガッガッガッガ(遠方から地に杭を打ち込むような足音が聞こえてくる)
慰月「・・・こっちに来たら、どうしようか?(念の為に静寂の構えを取る) 」
クレメンティーネ「即効性の回復薬よ、外傷治療にも直接塗れば効果があるわ・・・でも数に限りがあるから気をつけてね。(警戒をしつつも、片手に爆薬を持つ) 」
瀬那「わかった!アルもイツキも、気ィつけろよ!(走りながら振り返って手を振り、再度向き直って校舎へ入り、階段を三段飛ばしで上がる) 」
セコンダ「(咥えたままか…砲撃は出来んし、避けられもしない、となれば…!)(盾を構え、正面からラウムの突進を受けにかかる) 」
姫川「冗談じゃねえよ、此間だってべによるくん…だっけ?うん、なんか猫背負った不良に殺されかけたし…今回といい 」
Alvis「うん、ありがとう槭、任した! あはは…うん覚えてるでも幸い多分あれこっちには向かってないと……思いたい おっけ、瀬那は先行って物を取ってて! 」
デイヴィッド「くっそ離せよこのクソ野郎ッ!(無理矢理噛まれている腕を動かし、ラウムの体内で剣をぐりぐり動かす)セコンダァ!(名前を読んで今だという合図) 」
クレメンティーネ「慌てないで・・・ここは私が・・・(ロノヴェに爆発薬を投擲する) 」
慰月「ぐ・・・あ゛ッ・・・う・・・。(痛みに悶えながらも、立ち上がる、・・・左の頬に赤黒い結晶が生えてくる) 」
ロノヴェ「┣¨ムン(一体が呆気なく吹き飛び、もう一体が陥没した床から起き上がって笑みを浮かべる) 」
瀬那「そういうお前は随分余裕そうだな…ッ(槭に) い、いいだろ…ほっとけ――――……ぁ、あ…アイツだ……ヤツが、入ってきた…!! 」
デイヴィッド「(剣を差した所でコイツのこの表面の硬さ……貫けねぇ……)あぁ!?降りろってか!?人を降ろす時はもっと優しく降ろせオラァ!(振り落とされ、歯を食いしばりながら魔剣を一振り)『我が身、刃と化せ』!(黒い蒸気が剣だけでなく体全身から浮き出てくると、空中で『着地』するような動作に入る) 」
新谷「…い、今のは…?(出入り口を見る( 」
セコンダ「(銃槍を正確にロノヴェの顔面に突き刺し)すまんが、もう一匹の相手もしなきゃならないんだ(銃槍内の弾薬を炸裂させる) 」
姫川「お、マジか、実は溜まり場知っててさ、チンピラの────ーちょ…待ってこれ… 」
逸見「あー!よくやりm―――――なんすかァ……ぁ…ぁ…ああれ。(ロノヴェを見て) 」
美影「一杯一杯つったって……何に対してそんな嫌悪感丸出しになってるの…アンタらしくないよ瀬那――!(槭とほぼ同タイミングで出入り口側に視線を送り瞳が小さくなる) 」
玉野「…(一人体育館内を歩き回っている) 」
Alvis「槭の方が上手くやれる、可能性は高くないけど一番適任なのは槭だと思うよ うん!問題な……え?いやちょっと無理早……! 」
クレメンティーネ「来たわね・・・みんな、慌てないで、あいつに近寄らないで!(毒薬と爆発薬を持ったままロノヴェに近寄っていき、生徒達に注意を促す) 」
慰月「と、止まらな・・・!う゛ぁ゛ッ・・・!(回避しようとしたが足に力が入らず転び、そのままロノヴェに突き飛ばされて壁に衝突する) 」
姫川「あ?…決まってんだろお前、知らんぷりして適当にうぜえチンピラをボコにすることだよ 」
槭「こういう時は冷静さが肝心だ、頼むぞ瀬那(苦笑) ……ッ!!(出入り口側に目を向ける)今のは……!! 」
ロノヴェ「(一体は丁度セコンダの射程内へそしてもう一体は…)グシャァァァ ̄ ̄Z____体育館の出入り口に激突した)_ 」
逸見「見えないことの利点?なんかありましたっけ? 」
慰月「アル君!迎え撃てる!?(必死にこちらに向かってくるロノヴェに虚空穿を放ち続ける) 」
ラウム「(背に乗ったデイヴィッドにはその羽根の一枚一枚が光沢を帯びていて鉄のように硬く冷たいことが伺える そして螺旋状に回転し) 」
新谷「…っ…!(瀬那の叫びを聞き下がって行く) 」
槭「よし……頼もしいお姉さん方だ……!(ロノヴェがやられたのを見てニィッと笑う)これくらい簡単に行けば良いんだがな……とりあえず何人かで外を少し偵察した方が良いんじゃないか、不用意に外に出てまだ何か居たらコトだからな 」
セコンダ「まだもう一匹いる、か……?(手早く弾薬を再装填) デイヴィットの方もまだ交戦中か 」
デイヴィッド「(見えたッ!)オルァアアアアア!!!!(ラウムが開いた大口の内部へと刃を入れ込むように腕を伸ばし、炎を黒い蒸気の精神力で緩和する) 」
姫川「よ、洋楽の受け売りだ…あ~~~んだよただの化け物っておい…お前冷静だな 」
Alvis「とりあえずあの小さいのはどうにかなったみたい!行くなら今じゃないかな! 」
クレメンティーネ「私お手製の爆薬の味はどうかしら・・・?(ロノヴェに爆薬を突っ込む) 」
ラウム「KYUYYYYYYYYYッ(翼を畳んだまま大口を開けて炎を蓄えてデイヴィッドへ急接近) 」
逸見「スタンドの名前っすか!?(姫川に)あーなんだ良かったぁ…“ただの”怪物らしいッスよぉ~~~(安心する) 」
ロノヴェ「(腕を振り上げるもクレメンティーネの爆薬に破壊され身体の半分をセコンダに消し飛ばされる) 」
クシャ…(学校を覆うフェンスが紙のように潰れ奇声に呼応したかのようにロノヴェやラウムよりも遥かに巨大な身体を誇る蠍型のソロモンが侵入してくる)
慰月「くうッ・・・ついに、出てきちゃったか・・・!(歯を食い縛り、果敢にロノヴェに向かっていく、足に力を込めてのダッシュ) 」
瀬那「チッ、どんな大物だよ…!(槭の振る舞いに驚き、生徒たちの方を向く) はぁ!?アイツはアイツだ、詳しいことは知らねえけどよッ、見りゃわかんだろ!怪物だ!!み、みんな!!下がれ、出来るだけヤツから離れろォッ!!(恐怖で声が上ずりながらも叫ぶ) 退けるつったって、どうやって…!クソ、一刻も早く教室へ戻らねぇと…!(アルヴィスに) 」
姫川「お、おうあたしにも詳細頼むわ…頼むからネバー・ダイ・トゥモロー使わせるような事態になってくれるなよ 」
デイヴィッド「ソロモン自体の討伐は何体も殺ってきた。テメーみたいな気持ち悪ィ奴らをな…まぁ俺の会った中でお前の顔面崩壊具合はベストだ。褒め言葉だぜ?悪い方のな(空中で一歩一歩脚を踏み出していき、ラウムに接近していくと、駆け出す) 」
Alvis「イツキ!…!?(赤黒い決勝に驚愕し瞳が小さくなる) せ、瀬那…これはあれだ、こいつを退けないと… な、何か投げた!? あ、ああ、不安になってきたけど信頼してるよ 」
セコンダ「(一体が吹っ飛んだのを確認し)……さて、これ以上の被害は出せんな(空中で態勢を変え、もう一体に向けて急加速) 」
逸見「あいつツぅ…!?ッオイ!!“アイツ”ってなんなんだよ!説明しろよ!(怒鳴る) 」
ラウム「(空中で静止したデイヴィッドに対し驚愕したのか滑空を中断して空中で停滞し再び汽笛のような奇声を発する)KYUYYYYYYYYYyyyyy 」
槭「そこまで信頼されると、光栄だな(クスッと笑う) 当たり前だろ、余裕じゃない時ほど余裕そうに振る舞うもんだ。そんでみんなの不安を晴らす…それが男の役目さ(流し目で笑みを作って)瀬那、みんなに下がるように言ってくれるか。体育館の端っこにでもさ 」
槭「そ?理解しててそこまで落ちついてるなら、予想以上に大した肝っ玉だ。将来旦那さんを尻に敷くなぁお前(冗談っぽく笑う) あぁ、俺は普通だな!(いい笑顔)でも、やらなきゃいけないことはやる……問題は、やらなきゃいけない状態になるかどうかってことさ 」
姫川「チッ…んだよ、てめーで2人目か…しかも今日と来た、宝くじ買っときゃよかったと思うぐらいの偶然だぜ、最高にNOハッピー あ?あー…うん、そうだな…こうオーラ的な何かが」
クレメンティーネ「・・・了解したわ、気をつけて。(出来るだけ負傷した二人を見ないように、体育館の中に入る)誰か、手の空いてる生徒はいないかしら?出来れば手当ての経験のある生徒は出てきて。 」
デイヴィッド「あー…いらねーのに…(薬を仕舞う)しかしブッサイクなソロモンだなオイ……(避難者もいる。さっさと決めないとな)真っ赤に燃えなァ!ムスペルヘイムァ!!!(ラウム目がけ、業火の炎の砲弾を剣先から吹き飛ばす) 」
霧島「…姫さん?何か見えるんすか? 」
Alvis「そ、そうじゃないとイイね…(冷や汗を流し上空を見上げる) 怒らないで聞いて欲しいっていうか…まあ嬉しいかなとは思うけど、槭って普通の人じゃんだからさ… おかえり瀬那…呼吸洗いけど何かあった? 」
セコンダ「(薬瓶を咥え)なら私が一旦手当てをするから、デイヴィットの支え……何か居る、か…その辺の生徒に応急処置のし方を教えてやらせろ、方付けてくる(体育館の中に負傷した二人を連れ込み) 」
逸見「ひゃー♪やっぱりー!「見えてる」し「使える」んですねぇー! 」
姫川「あん……?んだよお前馴れ馴れしブフォ!?(パースペクティブを視界に入れ茶を吹き出す)て、てめぇ… 」
美影「本当ね…幾ら何でも急過ぎて…外の様子見れば大方何が起こってるのか理解できなくもないんだけどさ…(槭に)…あ、やほ、新谷ちゃん。そんでもってお帰りキレ気味の瀬那君!何があったかは分からないが落ちついた方がいーんじゃない? 」
ラウム「(翼を広げれば幅は7mはありそうな、僅かに人の顔の面影が垣間見える鷹のような怪鳥が上空を旋回し足には小型のロノヴェ2体を捉えていた) 」
慰月「・・・何か、鳥みたいなのが見えたんだ・・・気をつけて。(瀬那にそう言い、どうにか目で追えないか頑張る)アル君・・・もしかしてアイツ、こっちに急に突っ込んでくる・・・とか、しないよね? 」
槭「ん……倒したけど、新手って感じか?おっかなくて見たくないな、外は 」
瀬那「…ッ……ッツ…!クソッ!!(付近に置いてあったバケツを思い切り蹴飛ばし、道具室を出る)………どいつもこいつも、ふざけやがって…!(アルヴィス達の許へ帰ってくる)…ん?…何か見えるのか…? 」
逸見「へー、じゃあ別に怒ってないんだ?……ないんだ。…… 『パースペクティブ』 ドギャーz_ン!(スタンドを出現させて、見えるかどうか確認する。)ねーねー(姫川に) 」
デイヴィッド『いくらなんでも無理矢理すぎんだろセコンダ…(汗)…あぁ…どうやら、まだ何かいるっぽいな…(柄を握りしめ、感じる鳥のような気配に警戒) 」
Alvis「だろうね…僕もどこまでできるか、自分の力を把握していない以上予想もできないし…あれ、一体死ん……!? 上空に一体…何かいる! 」
クレメンティーネ「・・・はぁ(ため息をつく)いつも通り要求された数より一個多く作ってるし、それに万が一って事もあるわ・・・持っておきなさい。(デイヴィッドとセコンダに半ば押し付けるように薬を持たせる)・・・ちょっと、それってつまり出てるって事じゃないの・・・困ったわね、それじゃあ私、その人達を見れないわ・・・。(額に手を当てる) 」
セコンダ「血が出てるな……ああ、いや、出てない、ケチャップだ。体育館で手当てを頼む 」
姫川「っせーな、これが素なんだよ(人型何か、スタンドが彼女の中に溶けるように消える) 」
ショージ「瀬那ッツ!!!(怒鳴りつける)…ナビは必要だ、わかってるだろ……これは―――"リーダー"としての命令だ、待機。(瀬那の目を見て、低く言い放つ) 」
慰月「・・・あれ、何・・・かな、・・・?(鳥のような影を見るが、目で追いきれない) 」
新谷「あっ、先輩…!?(瀬那を見て)…あ、美影先輩も…(美影に声を掛ける) 」
槭「うっす、お互い大変だなぁわけも分からずこんなとこにさ(美影に苦笑して) ……正直あの大きさは厳しい、生身の戦闘力に欠ける俺じゃ簡単にとっ捕まりそうだしな。任せられるもんなら政府の上官がたに任せたいもんだ 」
[
慰月「・・・あ、あれ・・・かな、怪物さん・・・死んじゃってる?(倒れたロノヴェを見る) 」
イツキ、Alvisが外を覗き見た途端、デイヴィッドやセコンダに重なるように巨大な鳥のような影が通り過ぎて行った
サエ「あ…アンタ、なんてこと言うのよッ!(瀬那に向かって) 」
デイヴィッド「その支給品は全部負傷者にやってくれよ。俺達が飲んでも体力が満タンで使用できませんってコマンド出るだけだぜ(青髪の女に) 」
青髪の女→クレメンティーネ「・・・ちょっと待って、その人達・・・血とか、浴びて・・・ないかしら?(セコンダに確認を取る) 」
シオン「……っ(俯く) 」
逸見「なんでそう喧嘩腰なん?(笑)…(なんだこいつ、変なカッコだなぁ…きめえ。) 」
瀬那「―――…し、シオンの召喚器を俺に寄越せよッ!戦えないヤツより、よっぽど俺の方が役に立つだろ!?(シオンを指差す) 」
デイヴィッド「モンスター討伐数はこれで98か…対人と同じくらいになったな(倒れ込んだロノヴェを確認し、周囲を見渡す)他にいねぇよな… 」
Alvis「そう…だね、でもここもいつまで安全か検討も付かないし長引くのは… (一緒に外を覗き込む) 」
セコンダ「(負傷した二名の兵士をしれっと両脇に抱え)……生きてるだろうな… ああ、薬は後で良い。こいつらを頼む 」
ショージ「っ……!?(瀬那の姿を見、腰の辺りを見て大方察する。他にサエ、シオンという女生徒が道具室に居た)瀬那は…待機だ。持ってないだろ、召喚器 」
姫川「うっせーな…てめえこそガン売ってんじゃねえぞ、こちとらわけわかんねぇこと続きでイラついてんだ(全身黒のフルフェイスメットとライダースーツで身を包んだような人のような何かが姫皮に茶を運んでくるのが逸見だけに見える) 」
瀬那「ショージっ!!(道具室に入り、声を張る) 」
青髪の女「(幾つもの瓶が入ったケースを抱えながら、歩いてくる)遅れてごめんなさいね、薬の支給よ。(セコンダとデイヴィッドに瓶詰めの薬を差し出す) 」
慰月「警察・・・はいいけど、政府は・・・嫌いかな、特に上層部、・・・ただ僕の世界の政府が酷かっただけなんだけどね。(あはは、と苦笑いを作る)出てみないと・・・かぁ(構えたまま、ちょっとだけ出入り口を見る) 」
美影「あ、槭…よかった…これだけ顔馴染みが無事だったんだ…(ふぅと一息) 」
槭「まぁ、そだな。そんなとこだ……アレか?警察とか嫌いなタイプか?(慰月の顔を見て) ……まぁ、全滅はないと思うけどな。アレから何らかのアクションがない限りは…… 」
逸見「なんッスか、なんか言いたいことあるんスか。(姫川に) 」
ロノヴェ「(弾かれ空中で縦に幾度も回転しながら着地し、間をおいて頭がかち割れ血を噴水のように吹き出して倒れる) 」
ショージ「(一方、道具室。)…いいか、絶対に奴らには近寄るな。攻撃するなら必ず遠距離で――― 」
Alvis「さあ…出て見ないことにはわからないと思う…って、せ、瀬那!? うん…既に何人か来てるみたいなんだ…でも状況に変化がないってことは戦闘が長引いてるかもしくは… 」
デイヴィッド「頼みますよ先輩…オラァ!(突っ込んで来たロノヴェに回避ではなく、剣で斬るというより、弾くように剣を振り上げる) 」
姫川「(バカヤローわたしだって死にたくねえよ、あたしだって死にたくねえってハッキリ言いたいわ!)」
ロノヴェ「(すかさず自らフェンスに体当たりしその衝撃の反動で跳ね返され自らを砲弾のようにしてデイヴィッドへ突っ込んでくる) 」
慰月「政府軍・・・政府軍?もしかして、この世界の、公的機関だったりするの・・・?(政府、という言葉を聞いた瞬間険悪な表情になる) 」
槭「政府軍の大部隊が来てくれる、とかは無いのか?俺達が何とかするよりそれを待った方が得策な気もするけど…… 」
セコンダ「(盾でコンクリート片を防ぎ)良し、なら奴の相手、というか…体育館は任せる、私は負傷者の回収に向かう 」
瀬那「あぁ、まぁな…!ちょっと話してくるから、少しだけ待っててくれ!すぐ帰ってくる!(アルヴィスにそう告げ、走って道具室へ向かう) 」
日向 創?「 …ああ、外が気になるなあ……外はきっと、希望同士のぶつかり合いが起こってるに違いないよ……道具室に何かあるのかな?それとも、何かの準備かな…(考え込む) 希望を、捨てちゃ、ダメだよ?(にこっと笑って逸見に) 」
逸見「死にたくねえ。(体育座り) 」
慰月「・・・外では、一体何が起こってるんだろう・・・(Alvisの言葉を聞き、ただ音の聞こえた方向を見るだけしかできない) 」
デイヴィッド「40期セコンダ…人の顔覚えるくらいならパン喰ってた方がましだ。OK、壁が損傷気味だな…アレ(ロノヴェ)は任せてくれよ(拳を握ると、ガラスを割る様な音と共に青い蒸気を帯びた魔剣が青い気体を吸い寄せながら出現)おっと!いきなり激しすぎない!?(一振りすると、冷気を纏った剣から氷壁を作り出し、体育館の壁損傷部を覆う)たく、これ直すのにどれだけお金必要か分かってんのか!(コンクリを剣先で往なしていく) 」
Alvis「でしょ…今安全地帯にいるから大丈夫って思うかもしれないけどいざ現場に出たらなにがあるか… あはは、ごめんね…でも僕は正直言ってこの場にいる全員が心配だよ、自分も含めてね ショージ?さっき言ってたアテかな…」
瀬那「ショージ…!」
ボウガンのように射出された二つのコンクリは飛来する過程で互いに衝突して砕け複数にばらけて降り注いだ
日向 創「 それって希望も絶望もない、平凡で退屈で…穏やかな日々を送りたいって解釈でいいのかな?この避難場所にとっては安全に一番近いかもしれないけどさ……けど、ボクにとってはとんだ不運だよ(姫川の答えに対して) 訳の分からないまま、避難なんてことになるなんてさ… 」
ショージ「……(周りの目を気にしつつ、体育館の道具室に複数の人影が入っていく) 」
長身の兵士→セコンダ「そんな所だ、えーと、お前は確か…45期のデイヴィットだったか、人の顔を覚えるのは苦手なんだ ……二本同時に撃てるのか……えーと、デイヴィット?負傷者が二人、向こうの体育館に生徒多数だ、向こうは遠距離攻撃の手段を持ってる 」
新谷「…ポジティブ、か…(体育座り) 」
慰月「(あ、アル君の名前が浸透してる・・・ちょっと嬉しいかも)(ある程度まで頬が緩む)ぽじてぃぶしんきんぐ・・・だね、うん。(頷く) 」
瀬那「そりゃお互い様だっつーの…!帰りにボッチはキツいからな…オレもうチビりそうでヤバかったぜ、マジ…(美影に) あ、あぁ…イツキ、だよな。ヘーキヘーキ、ポジティブに行こうぜ!(イツキに) …ちっと、アテがあるんだ。ダメだったら……頼むかもしれねぇ(アルヴィスに) 」
美影「うん、襲われたりはしてないよ……しかしアル君に心配されるなんてなー… 」
姫川「…っかー…いや、何よりあたしゃ当たり前に生きてたいよ…なんつうか、アレだ、こう煩わしいこと省いてさ 」
ロノヴェ「……(長身の兵士を見据えブロックの数を二個にしフェンスから手を話す) 」
慰月「五体満足・・・だけれど、確かに万全には程遠いかな・・・(苦笑いを作る) 」
ディヴィッド「この気配…あー(顔を空に目一杯あげ、ロノヴェを確認)まじかよ居やがるよ…ったく(眼を閉じ、ハァとため息をつく)アンタ、交戦者かい?(長身の兵士の隣まで、ロノヴェを見据えながら移動) 」
Alvis「イツキが弱くないってことはわかってるよ、ただ…今万全の状態じゃないのは事実でしょ? …どうする?瀬那…あれ、迷惑じゃなkったら途中まで一緒に行こうか(苦し紛れに笑う) そっか、じゃあアレに襲われたりとかもなかったんだね、良かった 」
慰月「あは、あはは・・・僕、もしかしてLv0の一般人?(苦笑いしながら、足にぐっと力を込めて立つ)・・・瀬那君・・・だっけ、お互い・・・生きて帰ろうね。(音の響いていた方向に無名の刀を向けながら) 」
美影「はいはい、うるさいね!…でも…本当によかったよ、瀬那…(少し落ち着いたのか、小さめの声で瀬那に安堵の表情) 」
長身の兵士「……それなりに高度な知性がある様だな(ロノヴェを見据え)……こっちを狙ってくれると良いんだが(ロノヴェに手を振る) 」
日向 創「 生きてれば、ねぇ……そりゃあ、身近なところに死があるって絶望的だよね……でも、だからこそ、その絶望と戦う生存本能こそ、希望は輝く……最後には希望が勝つ、ボクはそう確信してるんだ(座ったまま、ただただ姫川に悟っている) 」
瀬那「どど、どう考えても、『この程度』で済ませられるレベルじゃねぇじゃんか…! う、うるせー、ほっとけ!(汗 美影に) へ、平気だ。気にすンなよな(慰月に) 大したモンじゃねーから…大丈夫だ、アル(ショージ達なら…無理なら、最悪取りに……!) 」
美影「五体満足だよ、元々体育館居たからね(ふぅと一息した後、アルビスに辛そうな笑み)おとと!自己紹介して倒れるなんてレベル1の勇者でも中々ないよ!(慰月の両脇を挟む様に抱え、経たせる) 」
ロノヴェ「(屋上のフェンスをボウガンのように歪ませコンクリの塊を矢の代わりにして狙いを定める)……ヴォ(黄色いタクシーに目をやり首を傾げる) 」
慰月「あはは・・・やっぱり今の僕は心配される立場かぁ、なんだかちょっと・・・寂しいかも。 」
デイヴィッド「ニッポンの学校って感じだな…あーあー怪我人も出てるし……なんで俺がこっちにこなきゃならねぇんだよ全く…(小言を言いながら拳銃を腰に差し、校門から校舎へと脚を踏み入れる)……全員、一応は避難したみたいだな…煙の上がり方からしてあっちか… 」
姫川「…ああ、希望っつうか…そんな大それたもんなくてもよぉ…生きてればなんぼっつうか…(帽子を深く被り体育座り、瀬那達からは他の学生に埋れ見えない) 」
長身の兵士「(体育館を眺め)……場所が割れている、と思うと……不味いな…おまけに負傷者…死者か?二名、か… 」
慰月「えと・・・僕、風見慰月です、最近転入しました・・・よろしくね・・・うわわわっ!(美影にお辞儀・・・した所、一気に足の力が抜けてそのまま前のめりに倒れる) 」
Alvis「のわ!ミエーまで居たんだ…五体満足ー? あぁ…どうも、でもイツキは何より自分の身の安全を第一に考えた方がいいよ そっか……外の様子どうなってるんだろう…鳥に行けないかな 」
慰月「あは・・・ごめんね、重い空気なのにもっと空気を重くしちゃって、・・・忘れてもいいよ?(瀬那の方を向き、頬をぐっと左手の指で押し上げる)・・・僕は、・・・まだ、諦めたくない・・・かな。(無名の刀の刀身を見ながら、答える) 」
美影「アンタのコトだから腕ぐらいあの変なの(ロノヴェ)に差し出して逃げて来てるもんだと思ってたから……あ、アル君も無事だったんだね!!そ、それと…(慰月をみて小首を傾げる) 」
日向 創「 …………。 …この程度の不運なんかで、自分の希望を投げ捨てるつもりかい?(学生達の中、一人ぽつんと座っていた) 」
ギュオオオオオオン……ガタッ、バタン(校門手前で黄色いタクシーが停車し、人がゆっくりと乗り出す)
瀬那「あ、あぁ…そうだよ。ちょ、ちょっとしたモン、だけどな…(伏し目がちに視線を泳がせながらアルヴィスに) み、美影か!?くそ、何ですかソレ…腕くっついてなかったらンなとこに居ねーって! ………(慰月の発言を聞き、返す言葉が見つからず黙る) 」
慰月「何か・・・もし頼みたい事があるなら、言ってね、力になるから・・・。(左手で頬を指で押し上げ、半分だけ微笑みを作る)あは・・・は、こんな重い運命なら、僕は投げ捨てたいかな。 」
美影「お、おい!瀬那!!(Alvis達から離れた位置から声を挙げ、人ごみを避けて合流していく)良かった…ちゃんと腕とか付いてるみたいだね 」
Alvis「……いや、なんでもないよ(微笑を返し) 瀬那は…忘れ物か何か? 」
瀬那「運命ねぇ…俺はそんなご大層なモン持っちゃいねぇから、お前よりはマシなのかもな……(体育館の壁に寄りかかり、少し苛立っている)(ふざけんな!どうしてこんな時に限ってカバンに入れっぱなんだよ…またあの連絡通路を引き返すなんてご免だぜ…!) 」
慰月「この状況だけでなく、運命にも押しつぶされそうで、怖いんだ・・・(瀬那に、小さな声で返事をする)・・・あれ、アル君・・・どうしたの?(無銘の刀を構えながら、Alvisを見る) 」
Alvis「踵を返して体育館に集まった学生に目線を配る)……(室内に居てもらう分には、少なくとも僕が電源をONにして戦おうと人目につかない…好都合か) 」
瀬那「…奇遇だな、俺もだ(イツキに) …お前ら、正気かよ。(得物に手をかける面々を見て、自分も制服の内ポケットに手を伸ばす)…あ、あれ…!?(召喚器がない!?ああクソ、忘れてきたか…!) 」
ロノヴェ「…二ィ(フェンスを鷲掴みにして引っ張り歪ませコンクリの塊を曲線になった部位に置く、その形状はボウガンと似ていた) 」
長身の兵士「………お前も後で見てやる、上手く行ったらな(銃槍と盾を構え、ロノヴェを見据える)よく狙えよ、猿 」
新谷「…(一体、ここはどうなるの…?)(体育座りをして顔を埋めさせる) 」
Alvis「…ああ、そうだ…腹を括るんだ…よね…(剣の鞘に手を掛ける) 大丈夫…大丈夫だよイツキ、決して楽観視してるわけじゃないけど…信じるしかないよ 」
慰月「これが、今頬をつねったら全部夢で・・・そんなんだったら、いいのに・・・。(苦笑いで、無銘の刀を構えてただ待機する)・・・怖いよ、僕は、怖い。(ふと瀬那の目が合った時に口から零す)どうせなら、あれぐらいおちゃらけてた方がこの詰まった空気も流れるけれどね・・・あは、は・・・。 」
ロノヴェ「(のそりと先程より一回り大きい個体が校舎の屋上からスローイングの構えを撮って屋上を見下ろす)Kill…Kill… 」
槭「こんな状況でひょうきんにはなれねぇな、ハハハ ……クソッタレ……腹ァ括るか……(刀の鞘に手をかけて) 」
女性兵士「(コンクリの側で横たわり地面に血を滴らせて動く気配がない) 」
瀬那「へへ、騒ぎが終わったらな……お安いご用だっつの、マジ。……サンキューな(一時、目を伏せてアルヴィスに) ……(アイツも、怖ぇんだろうな…まぁ、当然か…)(イツキをふと目が合う) 」
Alvis「し、した…ね……槭もイツキンも聞こえてるって事は…聞き違いじゃないんだ…困ったな…(足がすくんでいる) 」
慰月「あはは・・・あの時のは、たまたま・・・だったんだね。(空いている左手で頬を上に押し上げて笑顔を作り、槭に) 」
長身の兵士「(ガチャガチャと物々しい音を立て、弾薬を装填する)他に見られる前に他の個体を潰…おい、避け…! 」
慰月「・・・!い、今の音・・・。(すっと立ち上がり、音の聞こえた方向の壁に向かって無銘の刀を構える、力がうまく入らず刀がカタカタ震えているのがよくわかる)あはは・・・震えって・・・移るの、かな・・・?(瀬那を軽く見て) 」
槭「ん……そうか?じゃあ、どっちかって言えば今の俺が平常運転だぞ(慰月に笑いかけて) ―――――!い、今……なんか、ぶっ壊れるような音が…… 」
Alvis「仕留めた…のかな(イツキと同じ方向を見ながら) ……そう、だね…あの人達が無事にここへ戻って…… ぽふっ…(瀬那の頭に手を置き)……この騒ぎ終わったら倍撫でてもらうからねっ 」
瀬那「……悪い、頼んでいいか。さっきから震えが止まらねぇんだ(苦しそうな笑みを見せ、アルヴィスに) 」
新谷「そう…(壁の方を見る)メイ…大丈夫かな… 」
慰月「なんだか、前会った時とは全然雰囲気が違うね・・・こう、なんだか・・・。(槭の前と今の雰囲気の違いに本当に同じ人なのか少々戸惑っている)・・・大丈夫、かな・・・あの人達。 」
┣¨ウ…(突如として飛来してきたコンクリの塊が女性兵士を巻き込んで校舎の壁に直撃した
女性兵士「わからない…ただ、あの子達の避難先を見たのはあの一体だけの筈……──?…なに、この音…──── 」
………ヒュルルルルルルルルル(風を切って遠くから何かが飛来してくる音がする)
槭「とにかく今は、あの人たちに任せるしかない。…俺が戦うことには、ならなきゃいいんだけどな 」
Alvis「うっ…(壁の向こうを意識しつつ新谷に横目をやる)……ごめん、僕は…知らない 」
長身の兵士「(砲撃と共に失速し、ロノヴェの肉片と共に着地)この一匹だけか?他は…居るか? 」
慰月「火薬の弾ける音・・・外から、かな・・・?(壁を見る)友達・・・かぁ。 」
Alvis「八方塞がりって感じだね…せめて外の様子でもわかれば… …頭、なでよっか?気が落ち着くよ(大真面目に) 」
新谷「一体何が起こってんのかな…急に避難しろって言われてここに連れてこられて来たんだけど…Alvisはなんか知らない?(Alvisに) 」
瀬那「……(竹下に無言の肯定) ………!(居た…ショージ…サエ、シオンも居る…他は、いないみたいだな……あれは槭…?助かってたんだな、良かった…) ピクッ あっ、あぁ…ちょっと、友達が無事かどうか。……もう、気が気じゃねぇよナ。ハハ(明るく振る舞い、アルヴィスに) 」
槭「ハハハ、逃げ足には自信ありなんだ。……どうせなら腕っ節にも自信が欲しかったけどな、俺じゃここから動けない 」
Alvis「(…そうだ、いざとなれば僕がやるしかない…僕が……) 槭こそ無事で良かった…本当に良かった…! 」
ロノヴェ「Gyah…(長身の兵士を髪砕こうと口を開けた瞬間爆散、顔面から上半身に掛けて肉片と消し炭と化して消し飛ぶ) 」
槭「ん……(自分の名を呼ばれ、Alvisに気付く)ああ、お前達も来たか。……何があったかは把握してる、無事でなによりだ 」
慰月「うん・・・、わかった。(Alvisの言葉に頷く)あ・・・イナちゃんの、知り合いの・・・?(槭を見る) 」
長身の兵士「…良し(間合いに入った瞬間ロノヴェの顔面に銃槍を降り下ろし、銃槍内の弾薬を一気に爆発させる)……フルバースト…! 」
Alvis「えと…誰かを探してる?(とんとんと瀬那の肩を叩き) ……うん、ぞうだね…何も聞こえない… 時間稼ぎはいいけどさ、逃げる時は一緒だよ… 他に誰か知り合いは……か、槭…? 」
槭「どうなってやがる……家族は無事か……?クソッ……(避難先の体育館の中で苛立ちを隠せずにいる) 」
ロノヴェ「!?…(慌てて長身の兵士を掴もうとするが間に合わず接近を許してしまう) 」
新谷「…ん?(近寄ってきたAlvisを見る)あ、君Alvisくん…だよね?君も避難してたの?(Alvisに) 」
慰月「戦う、といっても・・・僕はみんなが逃げる時間を稼ぐだけしかきっとできない・・・けど、時間稼ぎは・・・できるはず。(抜刀された無銘の刀を力なく握る) 」
長身の兵士「……(吹っ飛ばされた兵士を横目に)大丈夫か?後で見てやる いや、私も前に出る方が性に合っている(銃槍を構え、ホバージェットを起動。圧倒的な推力で加速し、猛スピードでロノヴェの顔面に突っ込む) 」
ロノヴェ「(腹に浅い傷を作りバックステップを踏んでプロレスのような構えをとる)……Kill 」
竹下「だな……最早何も聞こえやしねーよ……(ガラスの音すら聞こえず、耳を塞ぐように俯く)暫くそっとしてくれ… 」
Alvis「あ、えと…新谷ちゃん…だっけ…(膝を付いたまま近寄る) イツキは戦う…のか、止めはしなけど…さ… はは、そういえば僕も終わらせてないや…竹下の写していい?(冗談交じりに苦笑しながら) 」
瀬那「…はハハ…だよ、ナ…。(アルヴィスの返答に相槌を打ち、僅かに肩を落とす) …幸せだよな、そいつら(竹下の返答に小さく答える) …あ?今ガラスが割れる音が…気のせいか ………(リーダー…居るのか、それとも…)(避難者の面々を目を凝らして見ている) 」
女性兵士「怯んでな…………──!?お、おいおま……!(ガラス窓に突っ込んだ兵士を見て絶句)……!くそ、囮は引き受けるよ…あんたは後方から槍を突き立ててあげば!(ロノヴェの間合いに入り刀を横に振りかぶる) 」
竹下「見てない奴の邦画多いだろうよ……何が起きてるか分かってねーって顔が何人もいやがるぜ…… お前戦うって………最早誰でも希望に見えてくるな……その時点でとんでもない状況下に置かれてんのは確かだ……とにかく壁ぶっ壊されちまったら俺は全力で逃げるね、課題も出してねーし… 」
新谷「(体育館に避難している)一体、何が起こってるってんの…? 」
Alvis「…さ、さぁ…ただ息を飲むほど重い空気だよね…当然か あまり考えたくないけど…その時はどうしよっか… 」
男性兵士「よっしゃ!今だやってやり――ガシャァアアアアン!(体当たりをもろにくらい、全身が縦回転しながら後方へと吹き飛び首からガラス窓に突っ込んでいく) 」
慰月「だよ・・・ね、・・・あれじゃあ、あの獣さんが救われない・・・。(俯く)い、いざとなったら僕も戦えるから・・・だから、多分・・・大丈夫。(竹下に) 」
ロノヴェ「Gyaaaaaaaah!!(体をネジのように捻りながら地を蹴って大きく駆け出し全身に銃弾を掠めながら体当たりを仕掛ける) 」
長身の兵士「(体育館の扉をきっちりと閉め、ロノヴェに向き直る)済まん、遅れたが加勢するぞ 」
竹下「シャワー浴びてぇな…(大丈夫の返答に笑えてない笑った口調)つか、本当にここ大丈夫かよ…あんなのが外にいると成りゃ壁ぶち壊してきたっておかしくねぇ… 」
瀬那「はっ、ハイ……すっげ、マジ軍隊じゃん…(徐々に落ち着きを取り戻してきた。巨大な銃槍一式を見て驚愕する)…と、当然だろ…皆、見たんかな…アイツを(息を整えながら) 」
男性兵士「よし…………!(ロノヴェに30発分の9mm弾を連射し出す) 」
Alvis「は、はい…(長身の兵士と入れ違いになり背中を見つめながら)出て行く訳…ない…でしょ……普通は …他に解決策があるなら聞きたいよ…だいたい部活動の人達かな…不幸にも多いね…困ったな(竹下の隣に腰を下ろす)…大丈夫? 」
竹下「に、にしても………避難者、結構いるな…そら…そら、当たりめーか……(瀬那の横に倒れる様に座りこみ、呼吸が乱れる) 」
ロノヴェ「(校舎から手を離し花壇の花を踏み潰して着地し目の減りになって長い腕を前後させながら兵士達への距離を詰める) 」
女性兵士「安い飯は嫌だよ…期待しないけどね。了解… 今は一人増えただけでも一個小隊が味方に着いたような心地だよ、アンタもよろしくお願いね… 」
慰月「戦うだけしか・・・解決策は、無いのかな・・・。(少し悲しげな表情になる) 」
長身の兵士「……駄目だろう、ここから出たら………もう出るんじゃないぞ(体育館に駆け込んだ生徒達に声をかけ、巨大な銃槍一式を持って生徒達と入れ違いに体育館から出る) 」
男性兵士「ケッ…本当困ったちゃんだな……問題児躾けないと給食食べられないのは辛い辛い…………向こうがコッチ来たら叩き込むぞ、いいな… 」
瀬那「が、頑張れアル!!安心したって皮肉かァ!?…おっお願いしますっ軍人さッ―――どわぁあッ!?(出入口に入った瞬間に足が縺れ、派手に転ぶ)――…っつ~、あ、危ねぇ…!(転びつつ受け身をとり、座ったまま姿勢を立て直す) 」
Alvis「うん!助かった…助かったんだよね…?(後ろを振り返りながら)…どうにかって…何をどう…… 」
慰月「どうにか・・・ならないのかな・・・。(引っ張られるがままに、ロノヴェを複雑な表情で見ながらそのままAlvisに次いで出入り口に入る) 」
竹下「ヨシッ!!!!(引っ張られながらも避難し、息を切らしながら小さくガッツポーズ)た、助かったぜ……!(絶望の中の小さな希望を掴んだ事で、感覚が狂っていながらも前向きに物事を捉える) 」
女性兵士「どうだろうね…この子達の避難先を見ちゃったこいつだけは仕留めないと私達も中でお茶すら飲めないんじゃない…(刀を構え苦笑しながらロノヴェを見上げる) 」
Alvis「うわぁぁぁぁ瀬那置いてかないでっていうか後方への配慮本当に無いね!返って安心したっ!(癒月と竹下を引っ張りながら全力疾走し開かれた出入り口に頭から滑り込む) 」
男性兵士「ほら入れ!中に避難しろ!!後はカッコいいお兄さんとこのおっかねぇお姉さんに任せな!(扉を大きく広げ、走っても入れるように考慮する)そーかい、俺らも逃げていーのかな?ダメ?(弾倉を換え、歯ぎしりを立てる) 」
瀬那「クソ、クソ!!たっ助けてくれぇえッ!!(男性兵士の誘導に応じ、依然として足を止めずに走っている) 」
慰月「う・・・っ。(奇声に怯み、走りながらの為元より半端だった構えが崩れる)ど、どうにか・・・平和的で、誰もが幸せに・・・笑顔になれる解決方法は・・・! 」
女性兵士「ええ…数え間違いは無い筈だし最後の筈だよ…彼等を逃がし切れば最後 」
女性兵士「ひっ…!(ロノヴェが飛び退くと同時に刀を引き抜き男性兵士と肩を並べる)…間一髪…って感じね、映画並のタイミングだよ 」
男性兵士「おい、アレで避難者は最後か!?(女性兵士から離れた位置から声を欠ける、視線はロノヴェにいったまま) 」
Alvis「あ、あったら最初にやってるんじゃない!?ていうか言葉通じるのアレ!?(全力で駆けながら) 僕が知るか!なんか滅茶苦茶怒ってるけど知らない!全然知らないから! 」
ロノヴェ「kyoah…!? (弾丸が妻先に当たった瞬間飛び退き校舎にしがみ付いて奇声を発し威嚇)Kyoaaaaaaa!! 」
竹下「あんだよアレッ!!マジ!なんなんだよアレ!聞いてねぇよ
アンナのよ!!(走りながらも青ざめたその表情には絶望の二文字が叩き込まれている) 」
慰月「ぼ、僕があくまで目指すのは戦う以外の道!わ、和解とかできないの!?(平和的思考)動きが・・・?(動きながらの半端な静寂の構えを保ちつつ、走る) 」
Alvis「(う、動きが止ま…った…?)い、イツキン!そんなフラフラな様子じゃ戦うなんてできっこないって…!もう立ち止まるぐらいなら吐け!ほら行くんだよ竹下ァ!(両腕で竹下を引っ張りながら) 」
男性兵士「おい!コッチだ!!(端の扉から姿を出し、瀬那達に来る様に誘導)バケモンが…ッ!風穴あけてやるよ!!!(ロノヴェに腰に差していた軽機関銃を何発も連射していく) 」
ロノヴェ「?…(イツキの構えに反応し動きを止め不気味な笑みを浮かべたまま首を傾げて静止) 」
瀬那「はァっ、ハァッ!!ハァッ!!(涙目になりながらもただただ走る。女性兵士の声が耳に入り思わず振り返る)ぐ、軍人さんッ!?あぁっ…うわぁあッ!(迫る腕を見て恐怖する) 」
慰月「あ、あわわっ!(全力の駆け出しに足が追いつかなくなり転びそうになるがなんとか持ち直す)攻撃・・・!?お、穏やかじゃないね・・・!(戸惑いながらも無銘の刀を抜刀、動きながら故に半端な静寂の構えで腕を弾こうとする) 」
女性兵士「くぁ……ッ!?(刀を肘の部位に突き刺すが止まる気配はなく押される一方)嘘…全然保たないなんて…っ 増援は…! 」
ロノヴェ(獣人)「(長い腕を振り上げ、兵士を含む全員を関節で捉えようと襲いかかる) 」
竹下「(その姿形をみて吐きかけながら、アルビスに引っ張られながら足を動かす 」
Alvis「…は、はは…これを見て冷静でいろっていうほうが無理だろ…!(イツキの腕を掴み咄嗟み全力で駆け出す) 」
瀬那「ぁ…ああっ…――――うぁあアアァァァァアッ!!?(怪物が視界に飛び込み、悲鳴を上げてパニックへ陥り声を上げて駆け出す) 」
慰月「なに・・・これ、お、大きい・・・!(言われるがままに、できないなりに体育館に向かって走る) 」
全体的に霊長類を彷彿とさせるシルエットのそいつの立ち上がれば4mはあろう巨体で腕は身長よりも恐らく長く太い。
体毛は針のように硬く鋭く白く、頭部は長い鬣で覆い隠されて隙間から目が夜行動物のそれのように輝いていて、
人の顔と骨格が類似しており、歪な微笑みを浮かべていた
女性兵士「(?……何も居な……ー──!?)(余りの至近距離に驚きを隠せず構えを撮るのが遅れる)ッ…!走れ!一斉にッ…体育館へ早く! 」
扉をこじ開けると連絡通路の進路には何も無かった…。ただ、出入り口の脇で待ちわびていたように、今回の騒動の発端であろう【そいつが】佇んでいた…
女性兵士「っ…はは、数えこぼすなんて酷いね私達…その子もしっかり支えてあげて(おぼつかない足取りなのを見て)……開けるよ、いいね、絶対に振り向かないこと!せーのっ… 」
慰月「みんなぁ~・・・あ、やっと誰か見つけた・・・!(若干転びそうになりながらも、近寄っていく)あ、アル君もいる!よ、よかったぁ・・・僕だけじゃなくて。(ほっとする) 」
瀬那「神頼みか、悪くねぇや…あれ、お前いつぞやの…ほら、来い!(イツキを見て) はは、トーゼンだろうが! 」
Alvis「げぇ!?い、イツキン…!なんでもいいから早くこっち! 奢りは嫌だよ、割り勘ね! うん、生存フラグの方だね… 」
竹下「フラグも十分立てた、こりゃ後は神様仏様だ…逃げ遅れてんの!こっちだ! 」
瀬那「…く、ははっ。お前なぁ…俺だって、生きて…このクソ最低な一日を過ごせたら…竹下、アル。お前らとウマい飯食いに行くんだ。…足絡ませてズッコケんなよ?(緊張した表情で無理やり笑顔を作る) 」
慰月「うー・・・ど、どーなってるの・・・みんなぁ・・・どこ・・・?(一人おぼつかない足取りで、状況を把握しきれず完全に逃げ遅れている) 」
Alvis「僕に任せて!(胸を叩きにっこり) 」
竹下「頼むぜ……アル、まじで……せ、瀬那、おれ、生き残ったら結婚するんだ…へへ(この状況で、冗談をかっとばし、余裕を無理に見せる) 」
Alvis「(よ、よし…瀬那は野球部だし落ち着きもあるみたいだ…) ……(竹下の腕を握る)…引っ張る時だけ足の速さには自信あるんだ…不思議とね 」
竹下「夢か…夢ならよ、お、俺…怖かねえはずなんだよ……(喉からはっせられる言葉は怯えている) 」
瀬那「…っ(なんだよ、それ…刀…!?) なんか、漫画の世界に迷い込んじまった気分だよナ…ハハ、笑えねえよ(汗が頬を伝い、走る体勢になる)(…こんな、ヤバそうな状況なのに、今だって死ぬほど怖ぇのに…どこかで、ほんの少しだけ…『ワクワクしちまってる』…そう、まるで漫画みてえな―――。) 」
Alvis「…竹下さぁ…これきっと悪い夢だよ、多分夢の中でも助からないと目覚められない的ななんかそういう眠り病みたいな奴… 」
男子生徒(竹下)「な、なんなんだよマジで……(不満や不安、入り混じりながら、靴を整え、走る体制に) 」
女性兵士「…良かった、まだ勝算はあるね(冷や汗を流し震えた手で抜刀し)……いい、さっきも言ったように細かい事は一切考えないで、私が扉を開けたら一直線い体育館まで駆け込むこと、いいね?私達のことは空気ぐらいに思っておいて 」
瀬那「お、遅くはないハズ…ま、まぁまぁ…っすよ 」
Alvis「えと…み、右に同じくそこそこ… 」
男子生徒「ま、まぁ…体育やってっから…それなりっす 」
女性兵士「(…まずい…もし校舎そのものを奴らが縄張りにしているならもう…この最短ルートを突っ走るしか…!)……ね、ねぇ君達さ…足の速さに自信はある方? 」
男子生徒「……(最早口を開こうとすらしない) 」
瀬那「ビクッ!!な、なんスか、脅かさないでくださいよ!(一階に降り、扉を閉めた女性兵士を見て胸の動悸が速くなっていく) 」
女性兵士「奇遇だね、私もそう言ってあげた………っ!?(一階に降りて連絡通路を開けるが同じように青覚めて直ぐに勢い良く閉める) 」
Alvis「あはは、ドッキリショーだったら…いい…ねー(引きつった笑みを浮かべて青覚めながら) 」
瀬那「…奇遇だな。同感だぜ(肩を竦めてアルヴィス、男子生徒に目配せして後をついて歩き出す) 」
男子生徒「…なぁ……なんかのイベントで合って欲しいと思うのは俺だけかね…(最悪の事態を想定して、顔が青ざめながら瀬那とAlvisを見てから歩き出す) 」
女性兵士「ええ、察しが早くて助かるよ、急で悪いけど細かい説明は後。急を要する自体だからね、今から体育館に私と来てもらうよ、他の生徒教職員全員もそっちへ移動させているから君達で最後だから自分達が避難することだけ考えて、避難経路は訓練で覚えてるよね? 」
瀬那「(い、意外と計算高そうな性格してる…!? 汗) 確かに、軍服っぽいよな…(不安が交じる表情) 」
男子生徒「……なァ、アレって、セーフ軍って奴じゃあねーの…(黒い雲や政府軍の関与に表情が強張って行く) 」
Alvis「いいヤツを意識してるからねっ……とぉ、どちら様?(冷や汗) 」
瀬那「お前スゲーいいやつだな…俺のことフォローしてくれるヤツとか久しぶりに見……は、ァ!?なななんスか!?(教室に入ってきた兵士を見て心底驚愕する) 」
女性兵士「(黒髪のSGA制服を着た兵士が戸を開けて教室に入ってくる)居た…良かった、丁度三人! 」
Alvis「ねー…別に普通の雨じゃんね…あれ……(黒…い…?) 形式的なテストで力を発揮できない人なんて結構いるよ、読み書きできない物理学者とか居たんだから…え、行事でもない? 」
瀬那「かーっ、やっぱノーミソの出来が違うのかねぇ…バカって損だよナ…くぅ。 へー、何だろな…なんか行事とか?何も聞いてねーぜ、俺(窓の外を見ながら) 」
男子生徒「伝家の雨乞いってなんだよ(声をあげて笑いながらツッコミを入れ、窓の外を見る)……アレま、本当だ……そんなに酷い雨か?態々学校に避難するこたねーのに… 」
Alvis「うわぉ…マジかよ瀬那(便乗)まだフードあるからいいんだけどさぁ… 安心の平均点余裕越えでした!(キリドヤァ) ……あれ、ねぇ…なんか部活残ってた人とかこぞって体育館に行くけど…知らない制服の人っていうか大人もいるしね… 」
瀬那「お気楽すぎだろ!その神経が羨ましいぞ俺は!そんなんで今までテストとかヘーキだったのかよ?(ま、俺はボロボロなんスけどネ……)(汗笑 アルヴィスに) マジかよー、ついてねーな…えぇっ俺ェ!?なんだよ、俺ッチ別に雨乞いとかしてねーし!伝家の雨乞いを使えばこんな雨じゃ収まらねーかんな、マジ!(男子生徒に) 」
男子生徒「あー?通り雨かなんか……いや、通り雨じゃねーなコレ…まじかよ俺も傘持って来てねーよ……おい瀬那、テメーが眠そうにすっから雨振り出してんぞ!(無茶ぶり) 」
Alvis「何しにー?…うーん、一般教養の復習と、友達作りみたいな?(けらっ) 」
瀬那「お、俺が言っても全然説得力ねーんだけどサ……お前何のためにガッコ来てんだよ、寝過ぎだっつの(汗笑) なーんか一雨きそうではあるなー…いやいや、俺ッチはコレが平常運転だからサ。この時間帯スゲー眠いんだよな(へへ 男子生徒に) 」
Alvis「えー?いや見てよあれ、向こう側なんかもうあれ雨雲がかかって……あ、ホラホラ、もう降ってきてる…やだなー傘持ってないよ(窓に張り付いて湿り出したグランドを見下ろす) 」
男子生徒「あー?雨?今日の天気予報じゃ雨なんざ降らねーとか言ってたが…おー瀬那、そいつは今睡眠不足……おめーもかよ…(ケラケラ) 」
Alvis「お…瀬那だー…(寝ぼけ眼でアホ毛を立てて手を振る)うぅん…HRからずっと寝てたみたい(けらけら) んー?別に、雨降ったら嫌だなーって思ってた 」
男子生徒「おいアル、何黄昏れてんだよ(隣の席から煽りを入れる) 」
瀬那「おいおい、どうしたー青少年よ!こんな時間にお眠か?…くぁ…ぁあ(アルヴィスの付近の机の上に座り、大あくびをする) 」
Alvis「(頬杖を付いて教室の座席から放課後の曇天を眺める)…ねむぅぃ…… 」
聖風学園 放課後
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最終更新:2025年01月21日 03:11