《獅邦街区/Shihou district》 |
かつて
ケイオス北部に存在した港と共に発展していた街。
港が廃港となり、市街もゴーストタウンとなって数十年が経過し、現在は一切の公権力の及ばない闇の街と化した。
ケイオス各地から無数の難民が流入し、残っていた建築物に加えて無数のバラックが建てられ、旧港湾施設は無計画な増築が繰り返され一種の『城』を思わせる姿となっている。
街区内は人身売買、賭博、薬物……ありとあらゆる犯罪が跋扈する文字通りの無法地帯であり、特に旧港湾施設は迷路と化している為、一度入ったら出られないと形容される事もある。
無茶な建築、増築がそこら中にある為に日当たりは最悪で昼でも薄暗く、町全体が生臭く、道は通りにくく入り組んでいる。
この上医師は大半がモグリ、犯罪組織がのさばり、平然と違法薬物や武器が軒先で売られている治安とは無縁の危険な場所ではあるが、住民達は意外と不自由なく暮らしていたりする。
最終更新:2025年08月24日 14:41