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大和国
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全項目追記修正可
概要
カオス界南部に位置する島国。合島国レサーティアの一区画に該当し、
世界政府加盟国である水の国の一部でありながら独立された治外法権的政治体系を有する
政治形態
『君主制』に該当する
政は基本的に君主に該当する『将軍』以下、将軍と臣民の意に従って選抜された『老中』が取り仕切る
権力構造は右記の通り将軍>老中>各国家機関となる。
三権分立は成されず、同時に大臣も存在しない。『司法機関』『軍』『警察』『各省庁』等、
各国家機関はそれぞれ各老中が所有権を持ち取り仕切ることとなる、
老中の権力は、所有する国家機関の種、数、功績によって大きく左右される。
権力構造
将軍は世襲制。正式な血統の者が将軍の地位を引き継ぐことなるとされる
一般的(学童向けの教科書等の記載)には、現在の将軍は『15代目』
ただしその存在は表に姿を見せず神格化されている
国家の象徴、神に等しい将軍の言の葉は代理人であり、
より清い血と魂を持つ『大国守ノ御子』とされる者が代弁者として民草の前に立つ
現在の『大国守ノ御子』は『14代目』。将軍の継承と同時に御子も入れ替わる
経済
主に侍や武人等の『戦力的人材』で他国に武を提供し幅を広げてきたという歴史もあって、
今尚軍事費や防衛費への財源の流れ方が著しい
反面、産業に注力しなかったツケが回ったのか、大和で羽振りがいい企業は世界政府と結託する『大和造船』、
他指で数える程度の大手のみに絞られ金回りは芳しくない
資源に恵まれた島国ということもあり、漁業はそれなりに盛んではあるが、
経済が上向きになればその分軍事費に回されるため一向に経済が安定しない
この為、港を捨て水の国本島であるサンレスガーデンへ拠点を移す漁師も少なくはなく先行きが危ぶまれている
左近では軍事施設の拡大のため近海の埋め立てが行われ、漁業の衰退が見込まれている
白鬼
出自不明の亜人種。歴史文献では建国から間も無く、何の前触れもなくこの大和に住まう亜人種とされている
好戦的、かつ長寿。皮膚を硬化させる固有能力を共通して保有する他、特殊な個体にはまた別に異能が備わる
平均寿命は当初300年程であったが、その寿命は世代を追うごとに著しく低下し、
比較的古株の白鬼より若い白鬼が先立つ例が頻繁になりつつある
曰く『血が薄れてきた』らしく、当初の白鬼より戦闘力も低い個体が多い
当初の白鬼は『人の形を成した鬼神』と恐れられ、
故に『鬼殺し』を為すべく、護国剣客師団が結成されたのではないかという説も存在する
白鬼は過去に海賊行為によって国取りを仕掛けたことがあり、人と白鬼による内戦は熾烈を極め、
多くの犠牲を払い人間側の勝利でことを収め現在に至る
既に過去の事柄だが、今尚これが因果となって種族間の差別や格差が根深く残っている
今尚『瑠璃』という組織化された暴利集団が存在するのは、そもまともな働き口がないという背景があると指摘されており、
人口減少の傾向にある大和では殊更、労働力が犯罪組織に流れる現状が問題視されている
軍部
この国で最も発言力がある公的機関
陸海空全部隊完備、他、将軍を守護する少数精鋭部隊として『護国剣客師団』なる者達が存在する
予算の割り振りとして、陸軍・海軍が優先され空軍に至っては何故か予算が削減され、
空軍にも関わらず領空内の飛行が非常に厳しく制限されている
国内戦力の先駆けとなったのは『護国剣客師団』
帝国との戦争時には軍部は存在せず、一流の剣豪達が同盟国の用意する船に乗り込み、
敵船へ切り込んで無双劇を繰り広げたという
いわば『大和における英雄』であって、その血筋を引くものや、
特別将軍の眼に叶った者のみが護国剣客師団への入団を許されるようになった
近代に至っては、そういった精鋭以外の剣士や他軍事力を担う者として軍部が設立されている
歴史
大和国として成立した歴史は比較的若く、世界政府に国家として認定されたのは300年前、
帝国との戦争を和平によって終え、初めて世界政府と交流を持ってからとされており、
厳密に大和自体がいつ頃に形を成したのかは知られていない
人物
大和政府
将軍
+
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... |
アイコン |
ゲスト |
性別 |
男 |
種族 |
- |
身長 |
- |
好 |
大和国 臣民 炊飯器 刀剣 船 |
嫌 |
蛮族 共産主義 民主主義 |
人物
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徒紀和姫
+
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... |
アイコン |
ゲスト |
性別 |
女 |
種族 |
人間 |
身長 |
145cm |
好 |
少女漫画 子供達 炊き出し |
嫌 |
野蛮な男 非効率性 |
人物像
実質大和の最高権力、四老中の一人に該当する女性
容姿は漆のように艶やかな黒長髪に赤目の少女。普段は質素な紅色の着物を好んで着用
老中会議や公に顔を出す際には相応の上質な物を着用するが、嗜好は非常に庶民的な様子
言葉に独特の訛りがあり(どの方言にも該当しない)、遠回しな物言いで相手の神経を逆撫でする言動が多々見られる
とりわけ、同じ老中や軍部に属する者達には当たりが強い
その素性、来歴もあやふやな上腹の内を見せず掴み所がない人物として恐れられる
庶民からはそれなりに親しまれ、彼女もまた管轄する市場の商人と友好的に接し、
身寄りのない子供達を自身の館に受け入れたり、浮浪者に炊き出しをする等、民草に寄り添った振る舞いを見せ良い関係を築いている様子
管轄は軍部や警察といった武装勢力を持たない公務の殆ど
受け持つ数は他の老中の比較にならないが、大和では武力を有する公務を管轄する老中の発言力が強く、
必然的に彼女の老中としての地位は非常に低くなるため貧乏くじばかりを引かされたような状況
逆に言えば、それほどの冷遇にあっても他の老中と対等、或いはそれ以上に渡り合える政治手腕の持ち主でもあると解釈できる
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宗方忠成
+
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... |
アイコン |
ゲスト |
性別 |
男 |
年齢 |
70 |
種族 |
人間 |
身長 |
185cm |
好 |
刀剣 大和国 強い男児 美しい国 |
嫌 |
蛮族 自由思想 |
人物
護国剣客師団団長(国家公安部部長)であり大和を収める四老中の一人
人面岩と評される厳格な顔立ちに五分刈りの白髪の男
勤務時は勲章の目立つ深緑の軍服を着用、その他日常では和装を好む
徹底した保守層の過激派。物静かな人物で声を荒上げることはない
だがその主張は常に人命より国家を重んじる傾向が強く、民意を意に介さない
将軍に対する忠義は明確に示すが、その熱は彼個人よりかは国家に向けられたものである節がある
滅私奉公の権化故なのか、職務以外にこれといって何をすることはなく休暇には付き人曰く座禅を組んだまま黙している事が殆どらしい
代々重役に着く家系、宗方家の長男
弟が二人、妹が一人存在したようだが、いずれも殉職や病死等で他界している
既婚。妻、しずは病気がちながら献身的に宗方に尽くすもその想いは届かず、夫にそれを看取られることなく杯を病み病死
その咎を息子の峰吉が追求すると一笑し、これを島流しにして事を収める
現在は妹の息子らしき人物に家を継がせるべく動いているようだが、これも不仲なため雲行きが怪しいらしい
類稀な剣才に恵まれ若かりし頃より将としての活躍を望まれていたが、
大和が開国、和平に舵を切り、戦において彼が先陣を切って鉱石を上げることはなく、
彼の人生は今に至るまで国内の犯罪組織を取り締まることに費やされる
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伊蒼義孝
+
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... |
アイコン|ゲスト|
性別 |
男 |
年齢 |
27 |
種族 |
人間 |
身長 |
177cm |
好 |
秩序/権利 娘 |
嫌 |
混沌 |
CV |
速水奨
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人物
氏名:泓坂 義孝。 大和見廻組長官
大和でもそれなりに知名度の高い名家『泓坂(オウサカ)』家の分家における長男
伊蒼は母方の性で、父は尊敬こそしているが泓坂の性を大和国内では公にして名乗らない
規律・法の遵守・家訓を重んじる『自己に対してのみ』厳格な人物
他者に対する態度は至って寛容で、職務以外では身分問わず分け隔てなく紳士的に接する
元々『泓坂家』は西洋との繋がりが深い家であることから幅広い文化に精通する
この為異なる価値観、文化に見聞が広く、良いと考察した習慣等を積極的に受け入れる先進的な人物
反面、職務に関しては冷徹無慈悲。法に遵守し、良くも悪くもこれを徹底し政界の一部の層からは煙たがられている
内政側に癒着する犯罪組織に対しても容赦がなく融通が利かない為、利益より優先してこれを排除しようとする
寧ろこれの摘発のため軍部ではなく『見廻組』の役職に着いたとも
養子の一人娘がいる
溺愛こそしているが大和国内には一切寄せ付けず距離を置いている
徒紀和姫を上回る外交術・情報戦に長けた知将として大和国内では広く知られる
チェス・将棋でも名手に匹敵する力量を持つが、競技に限らず思考パターンなど、
几帳面で型に沿った物が主で、予想外の事柄や奇策に滅法弱く奔放な徒紀和姫とは相性が悪い
父を早くに亡くした為、治世や政界の処世術は徒紀和姫の手ほどきを受けて育っており、
彼女との仲は良好な様子
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麻統招二
+
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... |
アイコン |
ゲスト |
性別 |
男 |
年齢 |
24 |
種族 |
人間 |
身長 |
173cm |
好 |
可愛い女の子 物分かりの良い奴 聞き上手な奴 安全な出世 |
嫌 |
人(自分)の言う事を聞けない奴 物分かりの悪い奴 自己主張が激しい奴 |
大和空軍長官。及び入国管理局等を担当する四老中の一人。
一般人の範囲で端正な顔立ち、群青色のウェーブが掛かった前分けの頭髪の青年。
保守寄りだが信念に乏しく親の受け売り、育った環境で得た物をこの世の全てと確信しただけ、
視野は広いように自らを語るがあまりにも狭い世界に生きてきた井の中の蛙の典型
敬意も無ければ信頼もなく、上には付き従い媚び諂い、下にはその倍厳しく当たる
自らを『優しい、滅多に怒らない』と語るが彼の元にある部下の殆どは彼の身分ゆえに口を閉ざしているだけで、
その実は恐怖による統治を成しており誰からも信頼はされていないという実に無自覚な性分
この『何もかも自分に良いように捉えるが盲目的に気付かない』性質が幸いして、
自信だけは人一倍強く、あたかも『自分の考えは世間の肯定を得ている』と信じ、相手にも信じさせる術に長けている
この自信によって磨きがかかった話術は凄まじく周りが『 化物?』ばかりなだけで、
滅多に取り乱すことなく他者を言葉で丸め込め味方につけ、そうでないものは作った味方に潰させる
補佐官のアヤセ曰く『老中じゃなければどの企業でも出世できた。ただし何も成し遂げない』と評される
一般人の範囲では優秀な人物らしい
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道乾
+
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... |
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アイコン |
ゲスト |
性別 |
男 |
種族 |
人 |
身長 |
173 |
好 |
人助け 人の笑顔 人の幸福 |
嫌 |
可哀想な人 哀れな人 |
本名:道乾(ドウケン)
愛なき『憐憫』の罪
腰まで伸びる金の頭髪に蓬色のメッシュ
赤黒い生地に金箔をまぶした毒々しい和装の青年
常に朗らかな笑みを浮かべ、時には金色の瞳から絶えずガラス玉のような涙を零す
快活によく喋る。積極的に人と触れ合い、積極的に助けようとする
自我を持ち、自我に狂う者達を『可哀想』と憐れみその救済を誓う
我とは存在せず、あらゆる道徳・倫理等のイデオロギーは権力者が人を束ねる術と考える
そも、権力者が存在する意義とは個々が生半可に自我を持ち、哀れにも争うのを収める装置であって、
別段圧政であれなんであれそこに『支配』という概念は存在しない
総合すると、彼の抱く理念は仏教において取り除かれる傾向にある『我欲』に限らず、
『心』『感情』といった人特有の精神活動そのものに対する否定的な考え
『自分なんてものは存在しないのに、知恵も力もないのに意識が高いと大変だねぇ、可哀想だねぇ』
我欲・心・感情・束ねて人間性からの解放は、人に生まれたが故の業苦からの解放である
個体保存本能を取り除けば、死の恐怖さえ克服できるとのこと
ちなみに100%善意。良かれと思ってだしみんな喜んでくれると思っている
来歴
大和の小さな寺に生まれた僧侶の子
大和に古来から存在する『陰陽道』の『最古』に該当する家柄
いわゆる『万能の天才』
超人的肉体は持たなかったので、基本的に『知』の才が発揮されたが、
幼少期から『弱いのに生きてて可哀想だから』という理由で『箸で蚊をつまみ』これを食すという、
驚異的な反射神経に加え、周囲の全てが知性が足りない哀れな生き物に感じる『憐憫性』を備えていた
女遊びに節操がない父、懐に材を蓄えることしか頭にない母という両親に恵まれなかった点がこれに拍車をかけたと考えられる……
かもしれないが、全てにおいて『可哀想』という結論に帰結する彼にとっては両親の品格などは瑣末な問題でしかなかった
彼が成人するとほぼ同時に農民に僧侶の汚職が判明してしまい、寺を焼き討ちにされてしまう
その際、自分は『いつかこうなるかな』と備えがあったので難なく焼け落ちる寺から抜け出す
去り際、燃え落ちる柱に足を挟まれた父に助けを今晩されるが
『もうその足は切るしかないね。可哀想、これからずぅっと力も知恵もない上足もお金もないのに、生きていかないといけないなんて
可哀想だよ、あんまりだよ……神様はそれなのに助けてくれないんだ』
と、心底、皮肉もなく悪びれることもなく腹の底から泣きむせび、哀れみ、せめて楽に楽土へ行けるようにと『首をへし折って』引導を渡した
その後は術の才能を買われ、将軍家直属の陰陽師として老中に次いで高い地位に着く
将軍に対して信仰はなかったが、彼を慕う人々を見て『信じるって何も考えなくて済むんだ。楽そうだね、よかったね』と感慨を受け、
将軍への信仰をより『盲目的』にするべく広報・『技術』共にあらゆる面で尽力している
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名所
首都 京宮
大和の首都
将軍の居城が建てられており、城下町には公的機関の拠点が点在する
一般の住民居住区は設けられておらず、主に老中関係者や公務に当たる上流階級者のみが生活している
ガイドブックにも詳細は記されていないため情報が少ない
第二特区 江門
大和における第二の中心に該当する港町
中流階級の住民が多く、商いや娯楽が盛んであるため一般的にはこの江門が首都として認知されている
国境沿いにある街というだけあって治安も良く、
旅行者などは主にこの江門から内陸へは向かわない
異国の訪問者に対して歓迎的なのはこの江門までというのが有名だからである
第三特区 大社
大和における第三の中心都市に該当する人口島
主に『池田屋』の城下町として知られ、此方も上流階級の住民が多くを占めるが、
商業に関わる居住者が多く、主にリゾート街として機能している
また、遊郭等も此方に集中している為、国内の極道が多く此方に居を構えており縄張り争いが耐えない
政府と癒着している組織が多く、みかじめ料が裏金として周り、実質税として際限なく回収される
池田屋
将軍直々に建設が命じられた幕臣等が利用する料亭
豪華絢爛、『多額の税による助け』もあって、基本的な設備から娯楽施設に至るまで、
最新鋭、最高の物が扱われ、館内を彩る装飾品に至っても大和に存在する国宝や、
世界中のから集めた著名な芸術家や職人の手がける絵画、彫刻、茶器等ばかり
一市民への解放はされておらず、警備には『陸軍』から数名銃士隊と剣客隊が派遣される
浅森
かつて都市として機能していた場所
一昔前の町長が白鬼に対して友好的に接したことで将軍の反感を買い冷遇されてしまった
だがこれが災いし、独自に浅森を仕切る猛者達が現れる
彼等の台頭によって大和全体と浅森は分断され、実質治外法権となった
この為浅森の住民は将軍、ひいてはそれに隷属する者達を快く思っていない
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最終更新:2021年12月07日 01:13