《紅い月と蒼い力/Blue Moon and Red force》 |
紅い月 闇夜の中でも分かる赤い雲 その中に対照的な
薄く蒼く、誰にも見られることのない光輝
それを見据えている黄色の意志
"酷く、虚しい” "なんで、俺は、貴方と“話せている”んだい…?”
"今の俺には、絶望と罪悪しかない。その全てをレインドさんにならぶつけられる気がする…。…俺を、助けてほしい”
"優しいな…レインドさんは……”
"俺はいつも通りの残留した思念(そんざい)だってワケだ”
"…俺がー…俺が、ここに居てしたいことは……”
”また治せばいいんだ…積み上げればいい……”
”見えているのは……俺だけだ…蒼……”
”甘ったれた思念(そんざい)は…ここに居て何をしたい…?”
”俺はお前に最高の鎮魂歌(レクイエム)か…復活曲を奏なけりゃならないからな”
”本気出して来い”
紅い月夜に照らされる そんな地で
彼等は刃を交える
登場人物は
たった二人だけ
主な登場人物
レモンが好きな社会人
前々からアオの気配に気づいており、紅い月の日は死者が復活するという言い伝えがあった。
故にアオの元に姿を現し、拳と刃を交え
激戦の末、0.1秒の差でアオに打撃を与えたことにより
アオの実体を呼び戻した。
「目、醒めたか…」
カオス界の元英雄。それでも甘ちゃんと呼ばれている。
死亡していたが、未練の残った不完全体としてこの世に留まっていた。
レインドがアオの気配を完全に察知していた為、レインドのみに今の彼は見えていた模様。
絶望や罪悪といった負の気持ちを全てレインドに出し切り
最後は光のある綺麗な目でこの世界の地に足をついていた。
「最高に良い目覚めだよ……」
最終更新:2019年11月11日 23:02