目次
「宇宙怪獣襲来の巻」
この話は全体が、ウルトラマンのパロディ。
ピーピーマンはたぶん、スーパーマン。スッパイダーマンは、スパイダーマン。
絵ではバットマン、キャプテン・アメリカ等も登場している。
アブドーラの元ネタはアブドーラ・ザ・ブッチャーというプロレスラー。
シーク星人の元ネタはザ・シークというプロレスラー。シーク教はインドで信仰されているヒンズー教から派生した宗教。
フィンガーポップスは、指で弾いて飛ばす当時のおもちゃ。
キン肉マンと長官の「ひ⋯必殺技が完成しました」「でかしたぞ 星!」というのは『巨人の星』のパロディ。
野球帽をかぶった少年は、嶋田先生(原作の方のゆで先生)。
「少女歌手と怪獣の巻」
この話は全体が映画「キングコング」のパロディ。
オチはもしかしたら、人魚姫のパロディ。
「キン肉星からの使者の巻」
ミートの示す図には、アイアンキング、スペクトルマン、ミラーマン、サンダーマスク、ゴレンジャー、イナズママン(原文ママ)、バロム・1、スーパーマン、スパイダーマン、バットマン、ファンタスティックフォーなどと書いてある。
ここにある「キカ」というのは「キカイダー」で、「ライオ」はライオン丸だと思われる。
星取り表には、ゴジラ、ゼットン、よしのり(まんがの方のゆでたまご)、たかし(原作の方のゆでたまご)などと書いてある。M1号、ゴローはウルトラQ、ウーはウルトラマン、ラゴンの元ネタはわからない。
町の看板には馬場、ダスティローデス、鶴田、シーク、テリー、DORRY、などと書いてある。
集英社のビルには、漫画家達が入っている。秋元治らしき人もいる。
しりあがり 寿と思われる人がいる。
スペシウム光線は、ウルトラマンの必殺技。
「キン肉星を救え!の巻」
「てえへんだ! てえへんだ!」というのは、時代劇の銭形平次の子分のがらっ八こと八五郎が元ネタ。
格闘技オリンピック出場者の中には「栄光の16文」という札を掲げた馬場さん似の超人や「コブラツイスト」という札を掲げた猪木似の超人がいる。「ヘッドロック」という札を掲げているのは、たぶん、担当編集者の中野さん。
キン肉ママが話題にしている「ルー・テーズ」は実在のプロレスラー。
キン肉マンは宇宙船の中で、「馬場は強いのう」と言っている。
本人に言わせると、自分が猪木でミートが小鉄だそうだ。
キン肉星には太陽が二つある。このさりげないSF風設定の元ネタはよくわからない。
キン肉マンの名前がスグルだと明かされるのもこの回である。元ネタは野球選手の江川卓である。
観客のプロレスラー達は、ミル・マスカラスなどである。
キン肉マンのメキシコ風の入場衣装もたぶん、マスカラス風なのだろう。
そして試合では「ミル・マスカラスの必殺技 フライング・ボディー・アタック」を披露。
キング・トーンの本名はイクエちゃんだが、由来は不明。
シゲルくんの名前の元ネタは、元阪神タイガースの小林繁。シゲルくんが登場するエピソードは江川事件のパロディ。
この話ではじめて「吉野屋」(吉野家ではない)の歌が歌われる。
「標的はネッシー!の巻」
ミート君の読んでいる「毎夕新聞」には、「金山たかし逮捕」「よしのり100万円きふ」「共犯の中野ピーも逮捕」などと書いてある。それぞれに原作のゆで先生、漫画のゆで先生、担当編集者だろう。
キン肉マンの部屋には、ゴング(実在するプロレス雑誌)と、馬場選手について書いてある雑誌が落ちている。壁には「タレ目金ちゃん」の絵が張ってある。たぶんその後に出てくる「タレ目の欽ちゃん」と関連づけているのだろう。
テレビ局に出てくる萩本欽二は、若き日の萩本欽一(欽ちゃん)。
女性が握っている石鹸に「花」と書いてあるのは「花王」の石鹸ということだろうか。
牛殺しの王山ハゲ照館長は、極真の大山倍達。ヅラをかぶってからは漫画の空手バカ一代の大山倍達。
「かわいいキッスの巻」
新聞配達人は中野さん。
キン肉マンが取り出す名刺には「芸名 キン肉マン 本名 江川卓 改め 猪木カンジ」と書いてある。猪木カンジはアントニオ猪木の本名。
幼稚園で子供が歌っている歌は、「むすんでひらいて」だが、この歌の作詞は不詳である。(作曲はジャン=ジャック=ルソー)
幼稚園の生徒には、中井先生と嶋田先生と中野さんが混じっている。怪獣にさらわれるのも中野さんと嶋田先生らしき「タカちゃんとカズ坊」である。
「アメリカからきた男の巻」
ザ・テリーマン(この回ではそう名乗っている)の元ネタは、テリー・ファンクというプロレスラー。
ペドロモラレスは実在するプロレスラーの名前。
テリーマンにけられた「ボーイ」は、嶋田先生。街角のポスターには、中野さん。
「いたずらアルバイトの巻」
表紙は、チャップリンの『キッド』のパロディ。内容はチャップリンがデパートで警備員のアルバイトをするが、泥棒に入られる『モダンタイムス』のパロディ。
スーハーマンはスーパーマン。
スッパイダーマンは、スパイダーマン。
バッドマンはバットマン。
牛丼屋に来るTUGAWAは、わからない。
牛丼屋のお客として、中野さん。
キューピーさんも中野さん。
7ページ冒頭で、「ゆ」と胸に書いた嶋田先生が飛んでいる。
宇宙人は、嶋田先生と中井先生。
スロードーというおもちゃは当時実在した。ツクダ・オリジナルから発売されていたらしい。
ウルトラマンの人形も登場。
「恐怖のバスジャックの巻」
12ページ目でキン肉マンが入院している住之江病院は、大阪府大阪市住之江区に実在する。
「とべー!キン肉マンの巻」
表紙はスーパーマン。
3ページ目でミート君が体を鍛えているブルワーカーは、70年代の少年漫画誌にかなり広告が載っていた有名なトレーニング器具。広告漫画でも「都会のもやしっ子」が短期間で日焼けしたマッチョマンに変身して「女の子にモテモテ」に。
6ページ目でキン肉マンが考える際にとった「ぽくぽくぽくチーン」の動作は、アニメの一休さんがトンチを考えるシーンの決めポーズ。
10ページ目で、名前が出てくるビビアン・リーは、映画版の「風と共に去りぬ」でスカーレットを演じた人。
「きまった!キン肉マンショーの巻」
表紙の怪獣はたぶん、ゴジラが元。
2ページ目の「マルコメみそ」は実在する商品名。
「孤独のドジ怪獣の巻」
2ページ目は、スーパーマンのパロディ。
4ページ目の大平首相は、第68・69 代、日本国内閣総理大臣。在任期間は、1978年12月7日 - 1980年6月12日
9ページ目の「キャンディーズのランちゃん」は、アイドルグループキャンディーズの伊藤蘭。
「たて!ナチグロンの巻」
6ページ目でミートくんが変身しているのは、ジャイアント馬場。
10ページ目で、ミートくんがわたす笛はマグマ大使の笛。
12ページ目で、猪木と馬場が登場。
「南洋の大怪獣の巻」
12ページ目で歌われる歌は、吉野屋の歌。
「キン肉星SOSの巻」
2ページ目の2コマ目の後ろ姿は、ウルトラマンタロウ。
2ページ目、5コマ目以降は本人も言うとおりスーパーマンのパロディ。
「翔んでるナツコの巻」
1ページ目、二コマ目に「江川銭湯で星飛雄馬とつかみあい」と書いてある。野球選手の江川と、『巨人の星』の星だろう。
「プロレス大決戦の巻」
「キン骨マンの巻」
「キンをもとめて⋯の巻」
「なんでもかんでも腹の中の巻」
「天丼怪獣の復讐の巻」
「とまれ!マラソン怪獣の巻」
「巨人ナツコの巻」
「ジャパニーズ・ドリームの巻」
「パーティーへの招待の巻」
4ページ目で、キン肉マンが歌っている曲は桑名正博の「セクシャルバイオレットNO.1」
13ページ目で、テリーマンがキン肉マンを「日本のアラン・ドロン」とちゃかしている。アラン・ドロン(Alain Delon)はフランスの映画俳優である。
最終更新:2025年01月04日 15:24