アットウィキロゴ

21-589

21-589 名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/12/16(金) 18:32:04 ID:???
むか〜し、むかし 狼少女


1/2
むか〜し、むかし。あるところに嘘つきな少女がいました
少女は嘘ばかりついているので、少女の言葉はみんなに信じてもらえません
それでも少女は嘘をつくのを止めませんでした


ハルナ 「ネギ君と新田ができてるって!」
夕映 「パル情報ですから・・」

ハルナ 「刹那さんと木乃香ってできてるって!」
明日菜 「パル情報だし・・」

ハルナ 「エヴァちゃん処女じゃないってば!」
茶々丸 「いまさら何を言っているのですか?」

微妙に本当みたいですが・・こんな調子で誰も彼女の言葉は信じませんでした
21-590 名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/12/16(金) 18:34:16 ID:???
2/2
そんなあるとき、少女は村で一番クールなお姉さんの秘密を知ってしまいました
そんなわけでそのお姉さんに命を狙われることになります


ドンドンドン
ネギ 「誰ですか?ドアを叩くのは」
ハルナ 「助けて〜、龍宮さんに追われているの。龍宮さんが犬の着ぐるみを着て仔犬と戯れているのを見ちゃったから!」
おうちの人は取り合いません
ネギ 「そんなわけ無いでしょう」

ドンドンドン
アキラ 「誰?ドアを叩くのは」
ハルナ 「助けて〜、龍宮さんに追われているの。龍宮さんが刹那さんの下着を頭からかぶっているのを見ちゃったから!」
おうちの人は取り合いません
アキラ 「真名の悪口・・許さない」

ドンドンドン
超 「誰ネ?ドアを叩くのは」
ハルナ 「助けて〜、龍宮さんに追われているの。龍宮さんにお●んちんが生えているのを見ちゃったの!」
おうちの人は取り合いません
超 「依頼があったからつけてあげたネ。問題無いネ」


誰も助けてくれなかったので、ついに少女は追い詰められてしまいました
哀れにも嘘つきの少女はお姉さんにいろいろされて打ち捨てられていたそうです

情報の信頼度は大切ということですね

21-611

21-611 名前:アキラ おもひで[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 00:51:40 ID:???
流れを読まずに投下しますね、スマソ
アキラ おもひで


雪が降っているとても寒い日、私の手は血が出そうなほど赤く凍えていた
そんな私を見て亜子は、自分のしていた手袋を私に貸してくれたね

亜子 「指、寒さでちぎれてしまうで。この手袋であったまってや」
亜子の手袋は少し私の手には小さかったね
でも、とても暖かかったよ

しばらくして、私は亜子にネコ耳がついた毛糸の帽子をプレゼントしたんだ
小柄な亜子がかぶると子猫みたいだったよ

亜子 「にゃあ」
思わず抱きしめたくなっちゃった
とってもかわいかったよ

亜子が先輩に振られた日、亜子は何も言わなかったね
ただ、私の胸の中で黙って涙を流していたね

亜子 「う・・うう・・」
亜子の悲しさは痛い程よくわかったよ
私も泣きたくなっちゃたから


そんな亜子と出逢ってもう2年・・
亜子 「たゆんたゆんやー!うはは!たゆんたゆんやでー!」

亜子。脳、取り替えた?

21-614

21-614 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 01:21:11 ID:???
ちう「おらっ!くらえ!…よっしゃ!!アスナぶっ倒した!」
ザジ「?」

ちう「くっ、ナギ強いな…こうなったら雷でも喰らって焼き鳥になれって!よし!撃破!」
ザジ「??」

ちう「コイツ今までで一番強い!?この双子片割れは倒せるのに『ふう』の方に勝てねー!!」
ザジ「ちう何やってるの?」
ちう「ん?ポケモン。」

21-619

21-619 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 03:04:52 ID:???
 真名 「アキラ、少し散歩に行かないか?」
 アキラ「ん、いいよ」
 真名 「・・・ちょっと待てなぜお前がいる」
 茶々丸「私ですか?お構いなく」
 アキラ「茶々丸さんも一緒に散歩しようか」
 茶々丸「了解しました」
 真名 「なっ、そんな・・」
 アキラ「どうしたの?真名。」
 真名 「な、なんでもない(折角二人っきりだったのに鈍感…)」
 茶々丸「(私はさん付けなのですねアキラ…)」

悩める乙女達

21-623

21-623 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 12:28:42 ID:???
刹那「龍宮、聞きたいことがある」
龍宮「せ、刹那。その犬耳はなんだ?」
刹那「何を言っているんだ、お前はこれが好きじゃないのか?」
龍宮「い、いや。大好きだ」
大好きだが、意味が分からない。
人間に犬の耳は生えない。
しかし刹那の頭には作り物ではない、本物の犬耳が生えていた。

刹那「聞きたいことはそれなんだ、龍宮。お前は犬耳と私、どっちの方が好きなんだ?」
龍宮「は…?」
ますます意味が分からない。
大好きな刹那が犬耳を付けるから、相乗効果で余計に好みとなるのだ。
どうでもいい奴が犬耳を付けたって、全然ぐっとこないのに。
刹那「どうなんだ?」
龍宮「それは当然…」
刹那が、お前に決まっているじゃないか。
そう言おうとして、私は口を開く。

龍宮「犬耳に決まっているじゃないか」
しかし、出てきた言葉は違うものだった。
21-624 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 12:29:23 ID:???
何故だ?
違う。
こんなことを言うつもりなんて、全然…

刹那「そうか、私より犬耳か」
刹那が頭に生えていた耳を取り外す。
そしてそれを力無く地面へ落とすと、とても悲しそうな顔をした。

龍宮「せ、せつな…!」
刹那「お前は、只の私よりも、犬耳を付けた新田の方が好きだと言うのだな…」
勘弁してくれ、気持ち悪い。

とぼとぼと去って行く刹那。
その姿を何故か追うことが出来ないまま、私はその場に泣き崩れた。
21-625 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 12:30:21 ID:???
う…う、刹那ぁ…
「どうしたんだ、龍宮…」

龍宮「う…刹那?帰ってきてくれたのか…?」
刹那「?ああ、さっき買い物から帰ったが」
変な夢でも見ていたのか?うなされていたぞ。
私の頭を軽く撫でる刹那の手。
そうか、夢だったのか…良かった。
温かい刹那の手を、私は自分の両手で包む。

龍宮「刹那、私は」
刹那「なんだ…?」
龍宮「…お前のことが、大好きだからな」

終わり

21-633

21-633 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 18:53:14 ID:???
「もうすぐクリスマスだよねー」
「…」
教会で美空がツリーの飾り付けをココネとやりながら喋り続けている
「みんないいなあ、私はミサのお手伝いだし。シスターだから仕方ないか」
「…」
ココネは黙々と飾り付け、美空はだんだん話し疲れて来た
「はぁ…彼氏欲しいなあ、じゃないとシスターシャークティみたいになっちゃうよ」
「…!」
ココネが慌てながらコソコソ距離を置く
「あれ、どうしたのココネ?」
次の瞬間美空の悲鳴が響いた
口は災いの元

21-635

21-635 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 19:16:30 ID:???
再、アメリカンジョークをネギまキャラでやるテスト。


朝倉がネタを探して公園に来ると、千雨が池に釣り糸を垂らしていた。

朝倉「何やってるの?」
千雨「見りゃ分かるだろ、釣りだ」

しかし朝倉はその池に魚は一匹もいない事を知っていた。
知らないのか、からかってやろうと朝倉は千雨に訊いた。

朝倉「今日はどのくらい釣れたの?」
千雨「そうだな、お前で三人目だ」

21-637

21-637 名前:新田 信念5[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 20:12:42 ID:???
新田 信念5


1/3
新田 「やあ、私だ。変態教師新田だ。学校に出てくるまで結構時間がかかってしまったよ
    留置場で全裸にいたり、檻の格子の隙間からお●んちんを出して鍛えていたんだ
    そしたら精神鑑定されてしまったよ。もちろん正常だったが・・」


ふう、どうしてもため息が多くなってしまう
あんなところに押し込められていたからね、実はちょっと参っているのだよ
だから今日は癒しを目的に行動してみよう思う。いたずらは無しだ

では心を癒すにはどうするべきか?それは動物療法がいいと考えている
犬や猫、イルカなんかもその効果は高いと聞く
私は身も心も動物になりきりその癒しを味わってみよう


ここは秘密の広場、よく動物たちが集まるという秘密の広場
いま、どんな動物たちがいるんだろうか・・私はそっとのぞいてみる
子犬が数匹いた
だが何より驚いたのはその中心にいた人物だ
アレは龍宮君。クールビューティーな外見と行動は私も知っている
しかし今の表情はどうだ。まるで別人ではないか
そうなのか。動物療法はとても効果があるということか・・
それでは、私もいざ行かん
21-638 名前:新田 信念5[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 20:13:22 ID:???
2/3
新田 「ワン!」
私は龍宮君の前に飛び出した。格好は完璧に犬
犬耳に肉球手袋、アナ●に直挿しの尻尾、そしてネクタイ、これは紳士の心意気。後は全裸だ
そんな私の姿を見た龍宮君は固まった。仔犬たちも動かなくなった
私を見たあまりのうれしさに言葉も出ないらしい


新田 「ワン!」
私は近くにいた一匹の動かない子犬を抱き上げ、その顔を舐めまわした。犬の親愛の情だ
仔犬1 「きゃいん!」
ひげの一本までゆっくりと舐めまわした頃には子犬は失神していた
感激のあまりだろうか・・なめまわしたほうとしてはこんなうれしいことは無い
嗚呼・・心が癒されてゆく
では、Let's Next

近づいてくる私を見て龍宮君が叫ぶ
真名 「や、やめろーーーー!!!!!」
龍宮君が泣きながら私に銃を向けた。確か彼女の銃の腕前はオリンピック級だったか
どうしたんだい、龍宮君。この子のようにして欲しいのかな?
私は失神した仔犬を胸に抱き、龍宮君を見つめた
するとどうだろうか、彼女は顔を赤くして震え始めたではないか
嬉しいなら嬉しいといえば良いのに・・
イカン・・ここは癒しの空間なのに・・おっきしてしまいそうだ
21-639 名前:新田 信念5[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 20:14:26 ID:???
3/3
真名 「や、止めてくれ・・私の仔犬たちを汚さないでくれ・・」
号泣しながらに龍宮君は訴えてきた
なんということだ。別に私は汚すなんていう行為に及んだ覚えは無い
ただ、愛情を召しただけではないか。それなのに・・

新田 「私は悲しいぞおおおおおお!!!!」

なんということだ。私の心が伝わらなかったとは・・信じられぬ
イカン。興奮してきた・・おっきするぞ!おっきするぞおおお!!!


だがおっきしたそのときであった
ふわり、とわたしのおっきしたお●んちんに何かが優しく触れる
何かと思ってみてみれば、それは私の抱きしめている子犬の尻尾であった
その尻尾はとても温かくそして優しく私のお●んちんを撫でてくれた
そうか・・君は優しいんだな
忘れていたよ、私が何故ここに来たか
癒しだったね。私は過ちを犯すところであったよ

私は抱えている仔犬をそっと地面に下ろすと、振り向いてその場を離れた
真名 「う、うわああああん!!!」
背後で龍宮君の泣く声が聞こえる。次は君がその子に癒してもらいたまえ
私はもう十分だ。おっきしたお●んちんも安らかそうに眠ってしまったよ


ん?何だね、キミたちは?私に銃を向けるとはどういうことだね

21-646

21-646 名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 22:40:19 ID:???
むか〜し、むかし 金のオノ、銀のオノ


1/2
むか〜し、むかし。あるところにとっても正直な少女がいました
あるときのことです
少女はつまづいて、持っていた仔犬のぬいぐるみを泉に落としてしまいました
少女はとっても悲しくなり泣きました。それはとっても大切なものだったからです
少女は神様にぬいぐるみを返してくれるようにお願いしました
するとどうでしょう、泉の中から女神様が出てきたではありませんか

刹那 「あなたの落としたのはこの綺麗な仔犬のぬいぐるみですか?それとも汚れた仔犬のぬいぐるみですか?」
少女の落としたのは汚れたぬいぐるみです。少女は正直に答えました
真名 「そ、その汚れたぬいぐるみだ」
女神様は感心してこう言いました
刹那 「正直なあなたにこれを二つともあげましょう」
こうして少女はぬいぐるみを返してもらい、さらに新しいぬいぐるみまでもらいました
真名 「あ、ありがとう・・」
21-647 名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 22:43:00 ID:???
2/2
このお話は村中に知れ渡りました
それを聞いた自分の気持ちに正直な少女が同じ事をしようと考えました
そして女神様のいる泉に同人誌を投げ込みます
思ったとおり女神様が出てきました

刹那 「あなたが落としたのはこっちの・・えっちな・・同人誌ですか?それとも純愛物の同人誌ですか?」
少女は張り切って答えます
ハルナ 「私が落としたのは、新田先生とネギ君が・・・それで瀬流彦先生が我慢できずに・・・
     高畑先生が後ろから・・・で学園長が横で寝ていて・・・が中で出た内容の同人誌です」

ところがそれを聞いた女神様は

ブバッ

と盛大に鼻血を噴き出し泉に沈んでしまいました
女神様がいなくなったので少女は慌てます
ハルナ 「あ!同人誌!持っていくなら1,000円払ってよ!」

このあと女神様がいろいろと目覚めたとか目覚めなかったとか・・

21-650

21-650 名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2005/12/17(土) 23:24:06 ID:???
むか〜し、むかし 北風と太陽


むか〜し、むかし。あるところに北風さんと太陽さんがいました
北風さんと太陽さんはどちらが凄いかで言い争っていました
言い争っても決まらないので、どちらが旅人さんをモノにできるかで勝ちを決めることにしました

はじめは北風さんからです
真名 「いいだろう刹那、もう見ているだけでは我慢できないんだ・・」
北風さんがそう言って旅人さんに抱きつき、服を脱がせ始めました
旅人さんは少し戸惑っています
刹那 「な、何を言っている、龍宮!私には心に決めた人が・・」
真名 「それは私だろう?」
北風さんの舌が旅人さんの首筋をゆっくりと、そしていやらしく這っています
やがて旅人さんのベルトは外され、緩んだズボンの中に北風さんの手が入れられます
刹那 「ま、待て!今日はまだお風呂に入っていないんだ!せめて体を綺麗にさせてくれ!」
真名 「お前に汚いところなんて無いよ。あっても私が綺麗にしてやる」
刹那 「た、たつみやぁ」

そんな光景を太陽さんはもんもんとして見ていました
木乃香 「ああん、あんなことまで・・アカン!これ以上見とられんわ!!」
急遽、太陽さん参戦。くんずほぐれつの戦いとなりました

木乃香 「せっちゃん。内側のここ、弱いんやったな」
真名 「犬耳つけてくれ、尻尾もな」
刹那 「もう・・好きにして・・」


結局、勝負は引き分けに終わり勝負はつきませんでした
争いはそのまま二回戦に突入したそうです

21-654

21-654 名前:Buzzer Beater 1/4[sage] 投稿日:2005/12/18(日) 03:03:53 ID:???
――神様
ほんの一瞬だけでいい
どうか私に
力をお与えください――



スコアは一点差。うちが負けている
ここで決めなきゃ、うちが負ける
第4クォーター、残り時間10秒
もうショットクロックは関係ない

サイドラインの味方からボールが投げ入れられる
私がキャッチした瞬間、時間が減り始める
第4クォーター、残り時間は10秒しかない
ここで決めなきゃ、うちが負ける
でも大丈夫、あわてることはない
まだ、10秒もある

ドリブルを続けながら、味方を見る
相手チームの激しいディフェンスに遮られ、パスが出せない
でも大丈夫、あわてることはない
まだ、8秒もある

味方が近寄り、私をマークしている相手選手にスクリーンをかける
その脇をすり抜け、マークをはずす
私は一瞬フリーになる。目の前がガラ空きになる
ゴール下に切り込もうとするが、すぐに行く手を阻まれる
残り時間が5秒を切った
でも大丈夫、あわてることはない
まだ、5秒もある
21-655 名前:Buzzer Beater 2/4[sage] 投稿日:2005/12/18(日) 03:04:50 ID:???
相手選手の長い腕が伸び、ボールを叩かれた。ファウルの笛はない
ボールはコートの外まで転がり、そこで初めて笛が鳴った
審判は私たちが攻める方向に指を差す。ボールは私たちのもの
時計は3秒を切ったところで止まっている
ここで決めなきゃ、うちが負ける
でも大丈夫、あわてることはない
まだ、3秒もある


神様
ほんの少しだけ野球をしていたこともある神様
あなたに憧れて、私はこのスポーツを始めました
今はもう、あなたは引退してしまったけれど
コートの中で、私たちの中で、あなたは永遠に生き続ける

神様
私は美空ほど熱心ではないけれど
部屋の壁に飾ったあなたのポスターに、毎日祈りをささげています
DVDで見たあなたのプレイを、自分もいつかできると信じて、毎日練習しています
少しでもあなたに近づけるように
少しでもあなたと共に居られるように


サイドラインの味方からボールが投げ入れられる
私がキャッチした瞬間、再び時が動き出す
第4クォーター、残り時間は2秒を切った
ここで決めなきゃ、うちが負ける
神様
ほんの一瞬でいい
どうか私に
力をお与えください
21-656 名前:Buzzer Beater 3/4[sage] 投稿日:2005/12/18(日) 03:05:24 ID:???
ディフェンスが激しく当たってくる。私はそれを振り切る。追いつかれる。
残り1秒。スクリーンプレイをしている時間はない
私がシュートを撃たねばならない
違う
私はシュートを決めねばならない

私は一瞬、ドリブルで切り込む素振りを見せ、すぐに姿勢を戻す
相手はフェイントに引っかからなかった
今度はジャンプシュートを撃つと見せかけて、跳ばずにシュートのフリだけをする
またしても相手は引っかからない
残り時間は0.5秒
ここで決めなきゃ、うちが負ける
でも大丈夫、あわてることはない
まだ、0.5秒もある
三度目の正直。私はひざを曲げ、伸ばす。その勢いで、私は空を飛ぶ

相手は私より背が高く、手も長い。ジャンプ力も恐らく相手のほうが上だろう
たとえ私の方が高く跳べても、こちらはシュート体勢
片手を思いっきり伸ばして飛ばれたら、必ず上を取られ、ボールをはたかれる
ではどうすればいいのか
簡単だ
相手の手の届かないところに飛べばいい

私のシュートに反応し、相手は垂直に跳んだ
私はボールを構えたまま、少し後ろに飛んだ
何が起きたのかわからない、といった表情で、しかし本能で相手がボールに手を伸ばしてくる
そしてその手は虚しく空を切った
私の目の前には何の障害もない
今の私は誰よりも高い
その頂点で、私は手首のスナップをきかせ、ボールを押し出す
試合終了のブザーと同時に、ボールが私の手から放たれ、ゴールに吸い込まれていった
21-657 名前:Buzzer Beater 4/4[sage] 投稿日:2005/12/18(日) 03:06:29 ID:???
円 「残念だったね。あれが入ってたら勝ったのに」
桜子 「そうだよねー! でもすごいよゆーな、相手のガッコって去年のベスト8でしょー?」
美砂 「ホントすごいよ! だってうちのバスケ部、万年初戦敗退だったジャン!」
裕奈 「たしかにそうだけど、そんなハッキリゆーなー!」

結局、あのラストショットは外れ、私たちの大会は初日にして早くも幕を閉じた。
他の試合を見学していくと言うチームメイトを残し、私はチア部の3人といっしょに帰路についていた。
美砂 「あー、でもホント惜しかったよねー。あと1cmズレてたら入ってたかもしんないじゃん」
裕奈 「うん。でもハズレはハズレだよ。私がシュートを外したんだ」
円 「そんなこと言わないでよ、ゆーなはすごく頑張ってた。私たちずっと見てたもん」
桜子 「そうだよー! 最後のゆーな、すごくカッコよかったよー! なんかゆーなじゃないみたいだった」
桜子の言葉に、私はなんとなく空を見上げた。
もうすぐ日が暮れる。藍色の空には、茜色の雲と、輝くひとつの星があった。
裕奈 「……神様、見ててくれたかな」
桜子 「ん? なんか言った?」
裕奈 「うん、神様に感謝してた」
美砂 「あはは、いくら神様でも、うちを勝たせるのは難しかったか」
裕奈 「うるさーい! いいんだよ、たしかに勝ちたかったけど、ベスト8相手にいい試合ができたんだもん。満足だよ」
円 「そうだね、うちらもすっごい盛り上がっちゃった。応援のし甲斐があったよ」
美砂 「でも、どうせなら勝つところも見たいよね」
せっかく円がフォローしてくれたのに、美砂がぶち壊す。
罰として、私のスポーツバッグを美砂にぶら下げると、私は大きく伸びをした。
見上げた藍色の空には、紫色の雲と、無数に輝く星が散りばめられていた。



――神様
力をお与えくださり、ありがとうございました
今度は
あとほんのちょっとだけ、多めにお与えくださいますように――

21-681

21-681 名前:アキラ 犬[sage] 投稿日:2005/12/18(日) 20:38:27 ID:???
アキラ 犬


今、私の目の前に信じられない生き物がいる
その生き物とは大河内アキラだ
何故クラスメートをそんな風に言うかというと・・その格好が問題なのだ


真名 「な、なんで犬耳をつけている!」
アキラ 「真名の好物だから」
真名 「何で尻尾もある!」
アキラ 「真名の好物だから」
真名 「首輪なんて反則だろ!」
アキラ 「真名の好物だから」
真名 「はだか・・だと襲ってしまうぞ・・」
アキラ 「くぅ〜ん」
四つん這いになったアキラは、すねた目で私を見つめ始めた
上目遣いで見つめてくるその姿は、まるで襲ってくれといっているようだ

真名 「・・・」
私はそっとアキラの頬を撫でてみた
するとアキラは目を瞑って、私の手に頬擦りしてきた。頬の感触が柔らかくて気持ちいい
ゆっくりとアキラの顔を上に向け、唇を見つめる
アキラの唇は艶やかに赤く、みずみずしかった。気が付けばその唇は私にこう言っていた


アキラ 「私を食べないの?」
もう・・収まらんぞ・・

21-688

21-688 名前:千雨 クリスマスイブ[sage] 投稿日:2005/12/18(日) 22:08:09 ID:???
千雨 クリスマスイブ


千雨 「やっぱりクリスマスイブは無理なのか?」
ザジは黙って頷く
千雨 「サーカスの公演だもんな、仕方ないか・・」
ザジの表情はいつもの無表情のようだが、とても悲しい表情になっているのが私にはわかる
千雨 「そんな顔するなって。遅くなってもいいからさ、ケーキとご飯用意して待ってるからな」
不意にザジが抱きついてきた。その体は震えている
ザジ 「・・・」
抱きついてきたザジが私の胸の中で泣く。震える体がごめんなさい、と言っているのがわかった


千雨 「待ってるって言っているだろう」
しかしザジは泣き止まない。それどころかさらに強く抱きついてきた
千雨 「しょうがないな・・」
泣いているザジの頭を撫でおでこにキスをした
するとザジはおでこでは不満だったのか、目を瞑り私の唇に自分の唇を近づけてくる

千雨 「ん・・」
暖かく柔らかいザジの唇をしばらく味わった後、そのまま唇を割り舌を絡ませる
ザジの唾液と私の唾液がひとつになりお互いにそれを奪い合った
吸う力はザジのほうが強いようだ。私の舌はザジの口の中に吸い込まれ、ザジの舌とダンスを踊る


このままずっと一緒にいたいと思う
しかしザジは私と同じくらいサーカスが好きなのを私は知っている
だからザジからサーカスを奪うなんてことは私はできない
わたしはアイツの笑顔を見たいから。私だけにわかるあいつの笑顔を見続けていたいから

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2007年09月30日 18:15