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22-730

22-730 名前:GTN[sage] 投稿日:2006/01/07(土) 01:06:21 ID:???
GTN〜Great Teacher Nitta〜 伝説の教師

新田「お前たち! 席につけぇ!」 3ーAに一人の偉大な教師の怒声が響き渡った
アスナ「なんで新田がいんのよ…」
新田「このクラスの担任はこの私、新田に変更になった! というわけで皆夜露死苦ぅ!!」
その他一同「なにーー!?」 クラス全員が即座に反応した こういうときだけ団結するである
桜子「ネギくんは? ネギくんはどうしたの?」
新田「労働基準法違反で学園長がつくまり、ネギ先生は故郷に強制送還されました」
その他全員「………」 全員が心の中で納得した

続く(かも)
22-732 名前:GTN[sage] 投稿日:2006/01/07(土) 01:42:25 ID:???
早朝、アスナは新聞配達をしていた 彼女は親がいないのでアルバイトをしているのだ
アスナ「次の家で終わりか…」 何年もやっているので道も完全に把握している
ぽすっ ポストに新聞をいれた 彼女の今日の仕事は終わったのだ
アスナ「帰って寝よーっと あと2時間は寝れるな…」
そうしてアスナが寮に帰ろうとしているそのとき、
新田「神楽坂… 性が…いや精がでるな」
アスナ「げ……」
二人は公園に移動した ベンチに並んで座っている
アスナ「先生は何してたんですか?」 アスナの質問に新田は改まった顔をして答える
新田「ちょっと尻を触ってみろ」 アスナはそう言われて自分の尻に手をあてる
すぐに違和感に気づいた ズボンが破れて中のパンツと生尻が丸見え状態だったのだ
新田「そのことを君に伝えようと思ってね 寮から出てくる時気付いたんだ」
するとアスナは小声で何か唱え、それと同時にハリセンが出現した
アスナ「早く言えよ変態!!」
バキィィィィィ!!!

薄れゆく意識の中で新田は思った
(なんてことだ 朝から女の子の青い尻を拝見し
思いっきりハリセンで殴られ、おまけに変態と罵られる始末





最高だ 最高のプレイだ)
やはり新田はどこでも変態だった

22-738 名前:GTN[sage] 投稿日:2006/01/07(土) 11:00:25 ID:???
新田「お前たちぃ! 今から風紀指導をする」
その他一同「ええ〜〜?」 生徒たちは突然のイベントに大ブーイングである
新田「やかましい! もし風紀を乱すような者がいれば放課後このわしが直々に調きょ…指導してくれるわ!」
新田は興奮していた なぜなら普段生意気な生徒たちを痛めつけることのできる大義名分
を得たからである
新田「まずは神楽坂 髪を染めるとは何事だ!」 アスナ「あたしだけ!?」
新田「鳴滝姉妹とマクダエル! ロリ度を下げろ」 鳴滝姉妹・エヴァ「ロリ度!?」
新田「那波!胸がでかすぎる 下着ももっと地味なのに変えろ!」 那波「なんで知ってるんですか!」
新田「宮崎!……かわいいぞ」 のどか「おえぇえ!!」
新田「四葉!…痩せろ」 さつき「('A`)ヒドイ」
新田「おらあ 神楽坂! 性格なおせ」 アスナ「なんで2回もあたしに言うのよ! しかもひどいし」
そんな調子で時は過ぎていった
新田「え〜 これで全員の風紀指導は終わりました もう最悪ですね
クラス全員放課後指導室逝きですね 全く…」
その他大勢「死ね! 変態教師」
ボクシャーー
新田はリンチにあいました しかし彼は満足そうです



美空「私、忘れられてる…」

22-761 名前:GTN[sage] 投稿日:2006/01/08(日) 00:19:40 ID:???

私は死ぬ> 龍宮真名はそう確信していた
それは丁度10分ほど前のことだった 部活を終えて寮に帰る途中、
4匹の魔物が襲いかかってきたのである
彼女はすぐさま人気のない所に魔物を誘導した
一般人を巻き込むわけにはいかないからである
しかし今考えればそんな冷静な行動がとれたのは敵を過小評価していたからかもしれない
魔物を誘導したのはいいものの、自分の銃を破壊されてしまった
そして今に至るのだ あきらめるなど自分らしくないとは思ってはいるがこの状況ではどうしようもない
真名「みんな…」 龍宮は目をつぶった
ズキュン!
しかし何やら銃声のような音がしたので彼女は目を開けた
真名「な…にぃ!」 龍宮を囲んでいた魔物が倒れているのである
新田「こんな雑魚共に手こずってんじゃないよ」 龍宮の背後には新田が立っていた
真名「新田だと? 貴様…何故」 新田「はっ 自分の生徒を助けるのが私の役目だ」
龍宮は新田に抱きつく 本当は怖かったのだ
真名「しかし一体どうやって…」 すると新田は龍宮の手に何か棒状のモノを持たせた
新田「なあに 私の44マグナム(完全態)が火をふいただけさ」





次の日、学園の広場で傷だらけの全裸の男が発見されました

22-841 名前:GTN[sage] 投稿日:2006/01/09(月) 12:06:45 ID:???
美空「あ〜 退屈だな〜」
美空は学校を無断欠席するようになっていた もう何日休んだだろうか
彼女はそれ程自分の存在感の無さにウンザリしていた
彼女は学校を休んでいる間様々な悪事に手を染めた
万引き(気づかれなかった)、キセル(気づかれなかった)、放火(監視カメラに映ってたのに気づかれなかった)etc…
しかし美空は退屈でだった あまりにも上手くいきすぎるからである
彼女は自分という存在を誰かに気づいて欲しくて悪事をした筈だった
だがそれもただのヒマつぶしになってしまっていたのだ
美空「学校… 行ってみようかな 何日も休んじゃったし」
美空は学校に向かった 流石にみんなもこれだけ欠席したのだから心配してくれると思ったからである
美空「おはよう」 美空は教室に着いて挨拶をした しかし誰も気づかない
彼女は落胆したがチャンスすぐはめぐってきた
新田「お前ら 席に着け 出席とるぞ」 彼女は心の中でガッツポーズをとった
流石に出席をとる時には気づかれるだろうと思ったからである
新田「今日も全員きてるな 感心 感心」 しかし気づかれなかった…
疑問と絶望が頭の中に飛び交う中、美空は一つの結論にたどり着いた



宇宙は私に興味がない

22-855 名前:GTN[sage] 投稿日:2006/01/09(月) 18:28:23 ID:???
水泳部更衣室の裏に朝倉和美は潜んでいた
和美「うへ 今日も水泳部の皆さんの美しい姿を撮りますか」しかし隣には窓から中を覗きをしている新田がいた
和美「な…なにやってるんですか」
新田「なあに 覗きや盗撮をしているヤシがいないか監視しているのさ」
新田は毅然とした態度で言い放った
新田「そういう君こそ、盗撮なんてしてるんじゃないのか?」
朝倉の表情は氷ついた だが何か思いついたかのように内ポケットから何かを出す
和美「これいりませんか」
新田「な! これは女子高等部の生徒が×××している写真」
朝倉「ふふ それあげるから新田先生… このことは内密に」
新田「ふふ わかっとるわ それに君は取材の一貫として撮ってるだけだろう?」
和美「新田先生ものわかりがいいねぇ
しかし背後にはアキラが立っていた
アキラ「何してるんですか…」 彼女がそう言った瞬間
朝倉はアキラに抱きついた
和美「新田に襲われそうになったの!」 アキラの中で何かがキレた
アキラ「変態教師が…」アキラは怒りに満ちていた しかし新田は動揺すらしていない
むしろこの状況を楽しんでいるようだ
アキラの拳が顔面に入り、意識が薄れていく中で新田は思った

大河内の拳は気持ちいい

22-978 名前:GTN[sage] 投稿日:2006/01/10(火) 23:31:11 ID:???
桜子、円、美砂は今日は街にでていた
桜子「あ〜 やっぱ都会っていいねぇ 毎日来たいなー」
円「ほぼ毎週来てるじゃない… おかげでお小遣いが…」
美砂「まあまあ せっかくだし息抜きしようじゃん」
そうやってはしゃいで彼女たちに学ランを着た2人の不良が近づいてきた
不良A「ねぇちゃん 俺らといいことしないか?」
3人の顔は一気に青ざめた せっかくの休日に不良にからまれるなんて…
彼女たちの表情がその心境を物語っていた
不良B「うへへ 優しくしてあげるからさぁ」
不良たちは彼女たちに対し下品な笑顔を浮かべている
円「きゃあ! 離してよ!」 円が1人の不良に腕を引っ張られたその時であった
新田「何をしとるか 貴様らぁ!」 最凶の教師・新田があらわれた
美砂「新田先生! 助けて下さい こいつらが無理矢理…」
新田「この糞餓鬼共 薄汚い手を離せ!」 新田は全く怯まず不良達に言い続ける
新田「貴様ら さっきから頭が高いぞ」
B「はあ? てめぇ わけわかんねぇよ」
すると何故か新田はパンツを脱ぎ始めた
A「な…何する気だ おっさん」 そう言った瞬間、新田は不良達に尻を向けた
新田「この肛門が目にはいらぬかぁ!!!」



捕まりました

22-742

22-742 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/07(土) 19:02:40 ID:???
休み時間
「よっ、美空」
教会の雪かきで疲れ、うつらうつらしていた美空は突然声を掛けられ跳ね起きる
「うわわ!って、なんだみさきちか…」
相手は美砂、あまり話さない相手に美空はポカンとする
「みさきちって言うな、暇そうねー」
「まーね、美砂こそ円と桜子は?」
「円は部活の仕事、桜子は食券の賭け」
暇つぶしの相手かと思った美空はふてくされる、そこに美砂が耳打ちする
「うちのクラスってさ、あれなカップル多いよね」
「は?、ああ…そうだね」
目の前では木乃香が刹那にベタベタしている
「あとはザジさんと長谷川かな」
美砂はカップルを並べて行く、美空は呆れていたが相手する
「美砂…ここだけの話近衛さんと刹那さんは近々修羅場になりそうだよ」
「え、なんで?」
「ほら」
美空が目配せする方向には真名が嫉妬の眼差し、さらにはのどかもじっと見ている
「うわ…」
「泥沼ってやつ」
「流石はクラス一番の空気、よく見てるー」
( ‘д‘)ゴラァ
  ⊂彡☆))`Д)←美砂

22-753

22-753 名前:むか〜し、むかし[sage] 投稿日:2006/01/07(土) 23:39:44 ID:???
むか〜し、むかし 一休さん2


むか〜し、むかし。あるお寺に一休という者がおりました
ある日のこと、和尚様が出かけようとしたときのことでした
真名 「刹那、お堂にある壺の蜜を舐めてはいけないぞ。あれは毒だからな」
和尚様は一休にそう言いつけると、どこかへ出かけてしまいました

和尚様が出かけた後、一休はお堂に行きます
刹那 「これがその蜜か・・蜂蜜かな?」
なんということでしょうか!!
一休は和尚様の言いつけを守らずに毒の蜜を舐めてしまったのです
刹那 「うん。蜂蜜だな、それも上等の・・」
その蜜の味をしめてしまった一休はしばらくその蜜を舐めていました
すると・・
刹那 「うっ!」
しばらくその蜜を舐めていた一休でしたが、そのうちに体が痺れてきました
刹那 「こ・・これは・・いったい・・」


夜、和尚様はお寺に帰ってきて一休がいないのに気が付きました
真名 「愚かな・・」
和尚様はお堂へ行くと思ったとおり、一休が倒れていました
真名 「言いつけを守らんからだ・・それは毒と言っただろう。言いつけを守らなかった罰を与えないとな」
和尚様は袈裟を脱ぐと、ゆっくりと一休に覆い被さりました
このとき一休に与えられた罰は、それはそれは淫らなものであったといわれています


翌朝、一休があられもない姿でお堂に転がっている姿が発見されました。一休はただ一言こう言います
刹那 「汚れちゃった・・」

22-809

22-809 名前:はじめてのにちゃんねる番外編[sage] 投稿日:2006/01/08(日) 20:03:28 ID:???
私、春日美空!
普段は空気扱いなのにIP抜かれて別の意味で目立った可哀想な中学生!
今日こそ2chで空気という汚名を返上してや………え??


1:【ついに】ザジちうPART10000【五桁!!】(83)
2:茶々丸はぱんつはいてない(124)
3:PARをパルと読んでしまった人(+8000)(801)
4:レス番801ハンターパル対策本部9(721)
『5:【自演】アンチ美空スレ【空気】(4)』

「ついにアンチスレが立つ程有名に!アハハハ嬉しいなー」


ココネ「可哀想な人…」

―完―

22-810

22-810 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/08(日) 20:27:20 ID:???
美空「………私もみんなの輪に入りたいなぁ…いや! 行動あるのみよ 自分から仲間に入らなきゃ!」
アスナ・木乃香・刹那・エヴァ「ワイワイ」
美空「よし! 行くのよ 美空!」
エヴァ「それで茶々丸が爆発したんだよ」
アスナ「あははは! 何よそれ」
美空「ねぇ 何の話して…」
刹那「あぁっ! しまった」
木乃香「どうしたん せっちゃん 何かあったん?」
刹那「そういえば3時から部活だったんですよ もういかなきゃ」
木乃香「そか… じゃあ頑張ってな いってらしゃい」
エヴァ・アスナ「いってらしゃーい」
木乃香「せっちゃんいってしもうたし、アタシらどうする?」
美空「だっ…だったら今からみんなでカラオケいか…」
アスナ「そういえばなんかさっきから臭くない?」
エヴァ「そういえば臭うな これは屁というよりもワキガっぽい感じの臭さだが」
アスナ「誰かしら ほんと臭いわね」
木乃香「でもここにはあたしら3人しかおらんし
さっきから30分くらい一緒におるから違うやろ?」
アスナ「それもそうね ここには今3人しかいないし きっと気のせいよ」
エヴァ「じゃあ、帰るか 3人で」
木乃香「帰ろ 帰ろ 3人で」





美空「………」
22-811 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/08(日) 20:35:42 ID:???
ウッ・・・(´;ω;`)

22-812

22-812 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/08(日) 20:36:58 ID:???
Smells Like Nirvana

私は悟った……!
この世界に私の居るべき場所はない……!
ならばせめて……せめて私は私だけの世界をッ!
極楽!聖域!フォビドゥン・ゾーン!サンクチュアリ!ニルヴァーナ!
今こそ私の…私自身の完璧な世界を造り上げるッ!
君達には触れる事さえ適わぬ「世界」だ!
さぁ……「世界」の少女達よ……私を導いてくれ……



千雨 「言いたい事はそれだけか?」
龍宮 「女子専用浴場に全裸で侵入……」
刹那 「ビデオカメラを回し……」
明日菜 「腰を振って双子に威嚇を……」
新田 「フ……フ……」

4人 「「「「ボラーレ・ヴィーアッ!(飛んで行きな)」」」」

新田 「フォーーーーーーーーー!!!!!!!」



年が明けても相変わらずの新田であった

22-817

22-817 名前:流れ断ち切ってスマソ[sage] 投稿日:2006/01/08(日) 23:08:16 ID:???
円「あのさぁ、私思ったんだけど」
美砂「なになに?」
円「実は長谷川って、ネットアイドルのちうさんなんじゃないの?」
千雨「なっ…!(コイツ、いきなり何を言い出すんだ!?)」
美砂「あ、確かに似てる!」
桜子「うんうん、「千雨」の読み方を変えると「ちう」になるし!」
円「それが関係あるかはわからないけど、髪質とかスタイルとか似てない?」
桜子「そーそー、背も同じくらいだしね」
千雨「な、何言ってんだ!私がそんなことするわけ…(まずい!何て言い返せばいいんだ…考えろ、千雨!)」
美砂「そうかなー、そっくりだと思うんだけど」
千雨「似てない似てない似てない!私はちうなんて奴は知らねーよ!!」
桜子「じゃあ証明してよー」
千雨「証明って…何すりゃいいんだよ」
円「そうね…身ぐるみ剥がして徹底調査とか」
千雨「は!?何言って…(いや待てよ、サイトで公開してるちうの3サイズと違うことが分かれば疑いは晴れるはず…)……分かったよ、気のすむまでやってくれ」
桜子「ホント!?じゃあさっそく。いただきまーす」

がばっ

千雨「は!?何飛び掛かってんだ…ってかそこはマジでシャレに(ry」


その後、千雨の疑いは晴れましたが、代わりに何か大切なものを無くしたそうです。

22-819

22-819 名前:温泉[sage] 投稿日:2006/01/09(月) 00:34:57 ID:???
温泉


ひらりと一片の雪が、私たちの入っている温泉の水面に落ちた
空を見ればほとんど雲は無いのだが、一体この雪はどこから落ちてきたのであろうか
暖かい湯気はすぐに冷たい大気になじみ、風が吹けば水面を舐めるように走って消えていった
ちゃぷり、と手を湯の中から出せばそこにはオーラのように湯気がまとわりついて面白い


刹那 「心地よいな・・」
仕事のパートナー、共同生活をする友人、そして・・私が密かに思いを寄せる唯一の人だ
真名 「湯の温かさと、外気の寒さがなかなかに心地よいな・・」
少し白みがかった湯は少しばかり硫黄の匂いがした
ふと視線を落とすと胸より下は、白濁して見ることはできない
当然、刹那もそうだ。私の刹那の裸を見てみたいという目論見は簡単に崩れ去る。残念だ

刹那 「相変わらず・・」
気が付けば刹那が私のことをじっと見つめていた
真名 「何だ?」
刹那 「胸が大きい」
ふふ・・これは自慢以外の何者でもないが、胸が大きいことが私の自慢だ
身長が大きいのはご愛嬌ということで

真名 「触ってみるか?」
すこし、ためらいの時間があったあと、刹那は私の申し出を断った
刹那 「和泉さんではないんだ。癖になっても困る」
お前になら・・揉まれてもいいのだが・・というか、揉まれたら揉み返してやろうと思っていたのだがな
思いっきり抱きしめて、私の胸でお前の胸をもんでやろうと思っていたのだがな
その後はキスして・・岩の上に押し倒して・・のぼせるまで可愛がってやろうと・・
いけない・・鼻血が出てきた

22-823

22-823 名前:帰り道1『照れた灯り』(1)[sage] 投稿日:2006/01/09(月) 01:01:27 ID:???
『ここは、青が支配している。』

プールで泳いでいるとき、私はこう思う。
波紋が白で砂丘を描き。空気のガラス玉は、散って、溺れて、息継ぎに急ぐ。私は全身で青を掴み、さらに青と混ざっていく…。今の自分は、しっかり水に成れてる。
どこまでも広がる青の中。音は曇っていて、お母さんのお腹の中にいるみたい。あ…、息が足りない…。
「はーい、もうおしまい!大河内、頑張りたいのは分かるけど、根詰め過ぎるのは体に毒よ」
「あ…コーチ…」
水面から顔を出すと、プールサイドに立った男勝りなコーチの優しく強い声が響いた。
「はい、コーチ。もう、あがります」
疲れて筋力の緩まった両腕を支えにしてプールサイドに上がり、軽く頭を振って、湿った鼓膜を掌で乱暴に刺激する。
そのまま右手の怠さに委せて水泳帽を払うように脱ぐと、今まで押さえつけられていた髪が、濡れて束になったままばらけた。

「あ、大河内…」
コーチの声がプール全体に広がる。大人しく揺れるプールの水面が微かな波音を立てている。
「はい…」
「外で友達がアンタのこと待ってるみたいだったよ。今夜は冷えるから、早く行ってあげなさいね」
「はい」
友達?…誰だろう…
髪を結んだゴムを解きながら、熱った頬を手の甲で撫でる。私の手、冷たいな…。
私が更衣室に入ったと同時に、プールの照明が落とされた。
22-824 名前:帰り道1『照れた灯り』(2)[sage] 投稿日:2006/01/09(月) 01:03:32 ID:???
シャワーを浴びてから屋内プールの出口まで来ると、もう夕方を過ぎていた。遅すぎる放課後にオレンジ色の灯りが並ぶ。手前から二番目の街灯が弱々しく点滅を繰り返していた。寒いな…。
街の灯りに照らされて、誰かの影がアスファルトを移る。頬がオレンジに栄えて、その顔がおぼろに覗き出た。あの娘は…いつも気弱なイメージのある後輩の…。
「大河内先輩!」
「どうしたの?…」
「あの、先輩、こっ、これ!」
その娘は両手でマフラーを差し出す。でも、その立ち位置、渡すには少し遠すぎない?
「あ…ありがとう」
受け取らないわけにもいかない。それに、もう慣れてしまった。
「しっ、失礼します!」
そして後輩の後ろ姿は街灯の列をくぐって、すぐに影と見分けがつかなくなった。ところで、背中に視線を感じる…誰かはわかってるんだけど…。
「本当にモテモテだね〜、うらやましいにゃ〜」
「ゆーな、見てたの?…」
「ここでアキラ待ってたら、あのコも手に何か持ってアキラ待ってるみたいだったからさ。これでも気を利かせたつもりなんだけどな?」
悪戯好きな仔猫のように、上目使いで甘えながら見つめてきた。ううん…返事はひとつしかない。
「別に怒ってないよ…」
「うん、知ってる(キッパリ)。それにしても、今シーズンはマフラーいくつ?私の計算だと大体3か4なんだけど」
「5だよ…」
「5!?最高記録樹立してない?」
「うん…」
急に沸いた話題は冷めるのも早く、時刻に似合った沈黙が一時的に流れた。
「そっか。じゃあ、帰る?」
「うん…」
あれ?何で裕奈は私を待ってたんだろう?
「あ、ゆーな」
「ん、何?」
「何で待っててくれたの?」
「ぇ、え〜と、なんとなく…かな」
"なんとなく"か、裕奈らしいよ。
「本当に、"なんとなく"?」
「そ!…あ、そういえば前から訊きたかったんだけど、水泳してるのにアキラの黒髪がキレイなのなんで?」
「………ヒミツ…ふふっ」
裕奈の活発な顔を見てたら、なんだかイジワルしてみたくなっちゃった。それは裕奈もわかってたみたいで、作った膨れっ面はいつもの笑顔にすぐ移り変わった。
22-826 名前:帰り道1『照れた灯り』(3)[sageラスト] 投稿日:2006/01/09(月) 01:06:09 ID:???
それにしても寒いなぁ…、息の白さがしばらく残る。
「寒いんだから、もらったマフラー使えばいいんじゃないの?」
ゆーな、それは鋭い意見だね。
「ぅ…ん」
「使わないの?」
答えづらい質問だって、わかってて訊いてる?イジワル……あ、さっきのお返しのつもりか。
「使わないんだ…。だったら………、それっ!」
背丈に合わせて軽くジャンプした裕奈は、私にマフラーを巻き付けた。強引に巻き付けたものだから当然かもしれないけど、マフラーは口まで塞ぐ。
「ふむぅ!」
「バスケ部のジャンプ力を甘く見てもらっちゃ困るよw」
「ぶはぁ…!」
思わず息継ぎ。マフラーに溺れたのは初めて。マフラーを脱ぎながら、裕奈を睨みつける。してやったりとばかりに裕奈は笑ってる……ん?…あれ?このマフラー、私のじゃない?
「それ、アキラにあげる」
え?
「記録更新だね。6つ目のマフラーだよ」
微笑む裕奈、戸惑う私。だって、このマフラー、手編み?
「ゆーな、これ…」
「大事に使ってよ〜、手編みで愛情が篭ってるんだからさ」
「ゆーな……ありがとう」
「へへっ、"ついで"だよ、"ついで"!お父さんのマフラー編んでたら、毛糸が余っちゃってさ〜」
はにかみながら照れ隠しに外方を向いて話す裕奈の後ろ姿は、いつも目にしてた友達の背中と少し違って見えた。見えない顔を想像しながら尋ねる。照れ隠しに。
「どうしたら、こんなに毛糸が余るのかな…?」
「クックック……ヒミツ!」
小学校以来かな、久しぶりに私達は手を繋いで帰った。普段でも話の多い裕奈が、今夜はより一層賑やかだった。でも、私があまり喋らない方だから、丁度良いのかもしれない。
延々と寮まで続く道の途中、何故か点滅する街灯を思い出し、立ち止まって振り返った。
「アキラ?…どうかした?」
室内プールのある建物まで、全ての灯は消えることなく光っていた。
「ううん、何でもない…」
前に向き直って、私はまた裕奈と一緒に歩き出した。

22-837

22-837 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/01/09(月) 11:05:31 ID:???
「うー、寒い・・・」
美空は余りの寒さに早く目が覚め眠れなかった、仕方なくココアを啜りながら窓の外を見る
一面雪景色、道路も埋まっている
「こりゃ大変だなあ・・・朝から雪かきだな。はぁ・・・」
大雪は麻帆良も例外ではなく、美空もココネと毎日教会周りの雪かきでうんざりしていた
ただひとつラッキーなのは、道路がなぜか歩ける程度に除雪されていることである
除雪車が来るまでの間歩行者にそれは重宝されていた
「道路はまだかぁ、うん?」
ドドドドドドドドドドドド!!!
轟音と共に雪煙が向かってくる、その先頭にいるのは・・・
「うおらっしゃああああああ!」
新聞を抱えた少女、明日菜だった
美空は暫しその勢いに呆然となる、明日菜は道路の雪を吹き飛ばしながら新聞を正確に投げ込んでいく
「あ、明日菜だったのかあ・・・まさに人間除雪機」
明日菜の通った跡は例の道路の道が出来ていた
いつも美空と体育の短距離で争う明日菜、まさかこれほどの健脚とは美空もびっくりだ
「これじゃ次負けちゃうなー、せっかく控えめにしてる私が目立つ機会なのに」
美空はココアを飲みため息。
「あ、そうだ!くひひ」
美空はおもむろに携帯を取り出して誰かに電話する。
そして数日後
「ちょっと朝倉、なにあの記事!」
「おっ人間除雪機あすなっち、いい事してんだからいいじゃん」
言い争う明日菜と朝倉
そう、明日菜の走る姿がまほら新聞のトップを飾ったのだ
「で、誰から聞いたのよ?。情報はクラスの人って書いてあったけど」
「はいはい、えーと・・・あれ?」
「どうしたのよ?」
「いや・・・あれ誰だっけ?」
朝倉は本当に分らないようだ、確かに名前は聞いていたはずなのに
「くくくっ・・・」
それを見て笑うのをこらえるのに必死の美空がいた

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最終更新:2007年09月30日 18:19