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25-388

25-388 名前:五月 くいもん屋[sage] 投稿日:2006/02/21(火) 23:40:59 ID:???
五月 くいもん屋


疲れたとき、癒しを求めるのは当然のこと
私は、そんな人たちを癒してあげたくてここに立ちます
私は五月、人を癒す、くいもん屋のおかみさん


五月 いらっしゃい
暖簾をくぐって現れたのは柿崎さんでした

美砂 「あ、さっちゃん。お願いしてたのできてる?」
実は柿崎さんの注文はここで食べるための物ではないのです
五月 できてますよ
私はそう言うと、一つの包みを柿崎さんの前に置きました
美砂 「ありがと〜、今回は忙しかったから間に合わなかったの」
ピンクをベースにした布に包まれた四角の物体
そう、これはお弁当なんです
三段のお重に入っている、ちょっと豪華な感じのお弁当です

美砂さんが忙しいときは、デートに持っていくお弁当を私に注文するんです
美砂 「中身は・・うわっ!!おいしそう・・う〜ん、ここで食べちゃおうかな?」
五月 ありがとうございます。お箸は二つでいいですか?
美砂 「一つでもいいんだけど・・一応二つ」
五月 ふふ・・暖かいうちに食べてくださいね
美砂 「わかってる。ありがとね〜」
美砂さんは嬉しそうにお弁当を持って走っていきました

お弁当には一つだけ超さん特製スペシャルスタミナ肉団子が混ざっています
体が熱くなって・・ボーっとして・・息が荒くなって・・人肌が恋しくなって・・柿崎さん、頑張ってくださいね

25-393

25-393 名前:ココネ かたぐるま[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 01:12:40 ID:???
ココネ かたぐるま


1/2
ココネ 「・・・」
先ほどから私のほうを見つめる少女が一人、姿を見れば教会のシスターさんかな?
アキラ 「どうしたの?私に何か用?」
私のほうをちらちら見るので、思わず声をかけてみました
ココネ 「あ・・」
すこし歯切れが悪いように少女は答えました
何か遠慮がちに・・それでいて何かを訴えるように少女は困った様子で立っています

真名 「ん?ココネじゃないか?」
私の後ろから声がかかりました
振り返ってみればそこにいたのは真名です
アキラ、ココネ 「真名!」
声が重なりました。どうやらこの子は真名の知り合いのようです

アキラ 「真名、この子と知り合い?」
真名は私の傍までくると、私のほうを見てこう答えました
真名 「ああ、教会のシスターのココネだ。最近知り合った」
そういわれたので私はココネちゃんのほうを見ました。しかしその場にはすでにココネちゃんはいません
ココネ 「真名・・あのね・・」
声がしたほうは真名の背後です。いつの間に移動したのでしょうか?
真名 「ふむ・・それなら直接言ったほうがいい。アキラなら断りはしないさ」

私に何か・・用があるのかな?それにしてもいったい何の用だろう
25-394 名前:ココネ かたぐるま[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 01:16:52 ID:???
2/2
ココネ 「・・かたぐるま、してもらえませんか?」
意外な質問に、私の思考は一瞬停止しました
アキラ 「かたぐるま?かたぐるまって肩に乗せて歩くっていうアレ?」
私は肩の辺りで何かを掴むようなゼスチャーをすると、ココネちゃんはうんうんとうなづきました

真名 「ココネはかたぐるまが好きらしいんだ。楓とかにもやってもらっている」
選んでいるのは背の高い人か・・それならそのうちに那波さんとか茶々丸さんとかにもお願いしそうだな・・
なんだか・・可愛い
アキラ 「ふふ・・いいよ。かたぐるましてあげるよ」
ココネ 「ありがとう・・」
先ほどまでの仏頂面とはうって変わり、ココネちゃんは年相応の笑顔になりました
仏頂面も可愛いけれど、女の子は笑顔が一番かな

私はしゃがみこむと視線をココネちゃんの高さまで落としました
ココネちゃんは私にぺこりとお辞儀をすると、いそいそと私の背中のほうに移動します

ココネちゃんは意外と軽かったです
笑顔になっているかわかりませんが、なんだか嬉しいという感じが伝わってきます
小さな妹とか弟ってこんな感じなのかな?

25-418

25-418 名前:真名 昨夜の記憶[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 19:14:36 ID:???
真名 昨夜の記憶


1/3
ええと・・昨日の夜からの記憶が無い
確か・・さっちゃんの所で飲んで・・それから・・誰かを・・
ううむ、思い出せない・・

ここは私の実家の神社、その中の私の部屋だ。そして私がいるのはベッドの中
で、問題はこの隣で寝ている朝倉だ
ただ寝ているだけなら問題は無い。問題は私と朝倉が裸だということだ
一体私は何をしてしまったんだろう・・いや、この場合、朝倉が何かをしたのかもしれない
とりあえず、朝倉に聞いてみるか・・


真名 「お、起きているか?おーい、朝倉、起きろ・・」
すると朝倉は横を向いたまますねたようにこう言った
和美 「ケダモノ・・」

ケダモノとは何のことであろうか?確か・・

(1)全身毛におおわれ、四肢で歩く哺乳動物。特に、野生のもの。けもの。
(2)人間らしい心のない人をののしっていう語。人でなし。
「あいつは人間の皮をかぶった―だ」 「大辞林 第二版」より

ふむ・・なにぃ!!!
この場合は(1)では無いだろう、つまり・・
私を罵ったのか!!人でなしと言ったのか!!
朝倉・・貴様この仔犬を愛する真名さんに何を言ったのか、わかっているのか?
死して償・・・え?
25-419 名前:真名 昨夜の記憶[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 19:15:17 ID:???
2/3
朝倉 「あんな事して・・アキラたちを弄んだんだ・・」
私が朝倉に怒りをぶつけとようとしたそのとき、突然朝倉は私の胸に抱きついてきた
そしてこんな甘めの台詞を口にしたのである
真名 「貴様何を・・」
私はその続きを言うことが出来なかった。朝倉の唇によって口を塞がれたのである
朝倉 「んっ・・」

どういうことであろうか。朝、目が覚めてみれば隣には裸のクラスメート
起こしてみれば開口一番罵られ、続いて抱きつかれた。さらに今、キスをされ怪しい雰囲気になっている
だんだん覚醒していく頭には一つの事しか思い浮かばなかった
つまりこうだ

夜酔っ払った私はどこかで朝倉を見つけ、そのまま実家に連れ込んだ
そして思うが侭に・・してしまったのであろう
そして朝倉は私を責めつつも、その行為に溺れてしまった
酔った勢いとはいえ・・犯ってしまったようだ

私は朝倉を正気に戻そうと、肩を掴んで唇を引き離そうとした
しかし朝倉の抱きつく力は意外に強く離れようとはしない
そうしているうちに私はキスしたまま、朝倉にベッドの上に押し倒された
朝倉はさらに強く唇を押し付けてくる。やがて朝倉の舌が私の歯を割って口の中に進入してきた
真名 「むぐぅ・・」
朝倉は積極的に舌を絡めて、私を味わおうとする
このままでは朝倉に食べられてしまう・・そうなるくらいなら
25-420 名前:真名 昨夜の記憶[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 19:17:35 ID:???
3/3
和美 「んあっ?」
私の必殺、コークスクリューキスだ
襲いくる舌をカウンター気味に絡めとり、そのまま敵陣まで押し込む
そこまで押し込めば後は私の独壇場だ
れろれろ、ちゅうちゅう、ちゅぱちゅぱ・・
舌の力を抜かせるように弄び、歯茎をそっと舐めてやる
歯を一本一本丁寧に嬲ってやり、唾液を注ぎ込む
そうすれば・・やはり朝倉の力が抜けてきた

真名 「ふう・・」
やっと朝倉の唇が離れた。だらしなく口を開き、潤んだ目で私を見つめている
和美 「まなぁ・・もっとぉ・・」
時計を見ればもう遅刻だ。だったら・・

真名 「仕方ないな・・とりあえず昨夜の事情を聞くのは後回しだ。腰を抜かすなよ?」
和美 「昨日みたいの・・お願い!!」

こうやって見ると、朝倉も可愛いものだな。今度からペットにでもしてみようかな


ハルナ 「さーて、朝倉妊娠させちゃおっかな〜」
今日は保健室にて創作系同人誌を作っていた
この前は年寄り二人に大変なことをされた。前の躯は使用不能になったので廃棄した
ハルナ 「龍宮さんエロいしな・・クラスメート全員に手を出しそうな感じ?」
銃とカメラ・・そこから想像出来るのは戦場である。死の匂いのする戦場である

真名 「ランチェスター大聖堂の銀十字錫を溶かして作った特製爆裂鉄鋼弾だ。効くとは思わんがとりあえず撃ちこんでやろう」
和美 「戦場の写真ってとるの難しいんだ。たっぷり実験体になってよ」

25-435

25-435 名前:あやか 電子の妖精[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 21:02:26 ID:???
あやか 電子の妖精


1/2
あやか 「フフフ・・」
カチャリ・・カチャリ・・カタカタカタ・・


千鶴 「どうしたのかしらねぇ・・あやか」
夏美 「最近ひきこもりぎみだね・・」


今日も私は部屋に篭り、ネットに精を出します
最近知った、とあるチャット・・
そこで出会った姿の見えない妖精
ネギ先生くらい私の心を癒してくれます


ハル:さいきん算数がよくわからないです。かけざんってむずかしいよ
あや:>ハルくん どこがわからないの?お姉さんが教えてあげます
ハル:あやさんありがとう。2けたのかけざんができないです
あや:>ハルくん まずは一の位から・・

あやか 「うふふ・・」

ハル:こんど、四年生のえんそくでぼくじょうに行きます
あや:>ハルくん 牧場ですか?お馬さんとかいるのかな?私はお馬さんに乗れますよ
ハル:すごい!ぼくものりたいな!!
あや:>ハルくん 落ちないように一緒に乗ってあげますわ
ハル:怖くないかな?
あや:>ハルくん 怖くないですわ。私が落ちないように抱きしめてあげますから
ハル:それならこわくない。あやさんと一緒にのりたいな〜
25-436 名前:あやか 電子の妖精[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 21:05:23 ID:???
2/2
ブバッ!!
ちょっと鼻血が出ましたので小休止・・

ハル:おふろが怖いです。一人ではいっていると、うしろにだれかがいるような気がします
あや:>ハルくん お姉さんが一緒に入ってましょうか?
ハル:はずかしいよ
あや:>ハルくん でも怖いのでしょう?
ハル:うん
あや:>ハルくん 一緒に入れば怖くないですわ。それに楽しいでしょうし
ハル:水鉄砲とかであそんでくれる?
あや:>ハルくん もちろ

ブバッ!!
また鼻血が出ましたので小休止・・

ハル:ぼくおかあさんがいないから、怖いときお父さんといっしょに寝るの
あや:>ハルくん さみしい?
ハル:あやさんがいっしょに寝てくれるならさみしくないと思う
あや:>ハルくん いいわ、すぐにでもハルくんの家に行ってあげたい
ハル:ぼくもあやさんにあいたいです

あやか 「もう我慢できませんわ!!実家の部隊に命令してハルくんの家を探してもらいますわ!!おほほほほほ・・・」


超 「何してるネ?ネットカ?」
ハルナ 「まあ、そんなところ・・ねえ、ここのセキュリティって完璧よね?」
超 「あたりまえネ!!どんな手段をもってしても、今の技術では進入は不可能ネ」
ハルナ 「いいんちょ、幻想は幻想だから楽しいんだよ?現実厳しいからね・・」

25-448

25-448 名前:アキラと刹那〜二人きり〜[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 21:57:55 ID:???
最近気になる人ができた。その人は、いつも真面目で私より小さいのに逞しく見える。
そう思うようになったのは部活のなかった日に私が偶然、世界樹の近くを通りかかったときだった。
それは、綺麗な夕日が大地を照らしていた日で、その夕日を背に彼女は一心に剣を振るっていた。
「ふっ!はっ!」
夕日を受けて閃く刃。
夕日を受けて浮き上がる彼女の輪郭。
「綺麗…」
私が受けた印象は、ただそれだけ。だけど、それ以外の言葉が思い当たらない程綺麗だった。
「あれ?大河内さん?」
知らないうちに私は彼女に歩みよっていたらしい。
彼女―――桜咲刹那さんは剣を振るのを止め鞘に納めて、私に向きなおる。
「こんな所でどうしたんですか?」
「あ…いや、部活が無くて暇だったから…ちょっと散歩してたんだ」
凛とした刹那さんの声に私は少しキてしまう。
白い肌に小さな体、鋭いけれども大きな瞳。
そんな彼女に見惚れてしまい、少し戸惑う。
「邪魔しちゃったかな?」「いえ…ちょうど、休憩しようと思っていたところなので。あの、良ければ少し座りませんか?」
ニコリと笑う刹那さん。その笑顔がとても眩しい。
「うん、良いよ。…というかこういう風に二人で話をするのは初めてだよね?」「あっ!そういえば、そうですね。何時もは明日菜さんや、このかお嬢様がいましたし…」
そんな他愛ない話をしながら、私達は世界樹の根元に腰掛ける。
そのまま、自分の趣味や部活のことについて話した。そこまでは、和気あいあいとした感じだったけど家族の話になった途端に彼女の顔は暗くなってしまった。きっと、辛い過去があったのだろう。
「あ、ごめん…」
「いえ、気にしないで下さい」
とは、言うが彼女はとても悲しそうだったのを今でも覚えてる。

つづく
25-480 名前:アキラと刹那〜二人きり〜[sage] 投稿日:2006/02/23(木) 11:38:34 ID:???
気まずくなった雰囲気を掻き消そうと刹那さんが何故剣の練習をしていたのかを聞いてみた。
「お嬢様を守るためです」分かっていた返答。
きっと、私達の知らないところで大変なことが起きていたりしたんだろう。
「ところで、刹那さんってこのかのこと好きなの?」ふと、気になったこと。
このかと刹那さんは、いつも一緒にいる。それが嘘か真か分からない噂となる。二人が付き合っているという噂。
それの真偽を確かめたかったのかも知れない。
いずれにせよ、私らしくはない。
「え…?」
私の問いに固まる刹那さんは、なんか可愛い。
「クラスで噂になってるよ?あと、龍宮さんとも出来てるとか…」
「えあ!?」
ボンと音を起てて、刹那さんは真っ赤になる。なんか構いたくなるなあ。
それよりも、赤くなるっていうことは身に覚えがあるということなのかもしれない。
「ちち、違います!お嬢様は、私が守るべきお方なわけで龍宮は仕事仲間というか、コンビなんですよ!別にコントをやろうってわけではないのですよ!?」
「刹那さん嘘下手だね…まさかしちゃったとか?」
あまりにも刹那が動揺するので、既に一線を越えてしまっているのかもしれないのが気になる。普段は気にならないけど、今は気になる。
「………ぁぅ」
「あー…」
ちょっと、やり過ぎたみたいで刹那さんの真っ赤な顔は泣きそうな顔になる。
「(これはまずいよ…可愛すぎる)」
一瞬理性が飛びそうになった。反則だ。多分、このかも龍宮さんもこれにやられたに違いない。
「だって…二人が無理矢理…お嬢様も龍宮も友達とし好きだから関係が壊れるのが恐くて断れなくて…」
やっぱりだ。だって、普段のキリッとした刹那さんとはギャップがありすぎる。そして、そのギャップが堪らないんだ。
「刹那さんは優しいんだね…でも残酷だよ」
「え?」
「二人は多分刹那さんが好きなんだよ?いつまでも、このままじゃいけないんじゃない?はっきりしないと、いずれ友人関係は壊れてしまう。このかと龍宮さんはきっと分かってくれるはずだよ」
刹那さんは青くなる。
私に言われて気がついたのか、又は気付いていたのに気付かないフリをしていたのかは私には分からない。
25-481 名前:アキラと刹那〜二人きり〜[sage] 投稿日:2006/02/23(木) 11:40:06 ID:???


―――後日

刹那さんは、このかと龍宮さんにお断りをした、と刹那さんの口から直接聞いた。フラれた二人は
「刹那が自分で決めたことだ、私に何かを言う資格はない」
「ウチ、せっちゃんのこと応援するからな!」
と、龍宮さんは少し俯いて、このかは涙目でそう言ったらしい。
「ところで、何て断ったの?」
「二人は友達として好きだけど恋愛の好きではないのです…私には本当の意味で好きな人が出来ました、と言いましたよ」
「?そうなんだ?」
ニコリと笑う刹那さんに疑問を抱く。
誰なのかは私が聞いていいことじゃないから、この時は聞かなかった。そのすぐ後にアドレスを交換したりして、私と刹那さんの友人関係が始まった―――
25-654 名前:アキラと刹那〜二人きり〜[sage] 投稿日:2006/02/27(月) 08:05:37 ID:???
それからは、よく刹那さんと行動するようになった。メールを交換したり、一緒にお昼ご飯を食べたり、お風呂に入ったりした。
そして、あの世界樹下に私は部活がない日は刹那さんとお話しする。それが既に日課になっていたんだ。
まるで、昔からの親友だったような気さえする。そんな思いに耽っていると一通のメールが届く。

―――彼女だ

刹那さんのメールは私の好きな洋楽が着信音になっている。それは親友だから、私はそう思っている。
現に、裕奈やまき絵、亜子の着信音もそれぞれ違う。皆も親友だからだ。
「さて…何て書いてあるのかな?」
“明日部活ありますか?”
“確か明日…日曜日は部活はお休みだ”
そう返信してみると
“また、世界樹でお話しませんか?”
いつものお誘いが返ってきた。勿論、返事はOKだ。お弁当も作って行こう
“うん、いいよ!私お弁当作っていくね♪”
“楽しみにしています!では、また明日”

さて、今から下準備をしよう。手軽に食べれるようなのがいいかもしれない。サンドイッチとか。
「和風のがいいかな?刹那さん京都出身みたいだし」しかし、あいにく京都料理は分からない。おまけに、日本食の材料もイマイチだし。
「サンドイッチでいっか」こうして、明日の為にトマト切り、卵茹で…オーソドックスなサンドイッチの材料を後は挟むだけ、の状態にして、床に着く。
「明日はどんな話をしようかな…」
刹那さんと楽しく会話する様子を思い描き、私は意識を手放した。
「ただいま〜」
と、疲れ果てた裕奈の声が聞こえたような気がするが夢の世界から帰るつもりはサラサラなかった

25-451

25-451 名前:木乃香 占い[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 22:53:17 ID:???
木乃香 占い


1/3
大魔道師ルナ先生の占い塾

そのホームページを見つけたのは偶然やったんです
たまたま占いグッズをネットで探していたら見つけたんです
どうやら名前を打ち込んで、その結果で占う姓名判断タイプのようでした
そこでウチは軽い気持ちで自分の名前を入力したんです
するとそこには・・

ルナ 今日は思い人に災難あり、決死の覚悟で守ってあげるのが吉

と出ました。うそくさ〜と思いつつも学校に行ったのです


刹那 「やめろ!!龍宮!!酒臭いぞ」
見た感じ正気ではない龍宮さんが、校舎前でせっちゃんを襲っているではありませんか
真名 「ふふ・・後ろからでも前からでも愛してやる」
せっちゃんに抱きついた龍宮さんは、服の隙間から手を入れ乳を揉んでいるようです
アカン。このままではせっちゃんが公衆の面前で辱められてまうではありませんか
こうなったら・・

木乃香 「那波さん、借りるえ!!」
私はそう言うと、那波さんから長ネギを引ったくり、思いっきり龍宮さんに突き刺しました
真名 「はうっ!!」
長ネギは深々と龍宮さんに突き刺さっています
前に刺さったのか後ろに刺さったのか、それは龍宮さんにしかわからへんでしょう
でもウチの決死の覚悟によって、龍宮さんを止めることが出来たようです
25-452 名前:木乃香 占い[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 22:54:03 ID:???
2/3
木乃香 「大丈夫なんか!!」
刹那 「ありがとうこのちゃん・・」
なんだかせっちゃんのウチを見つめる目がいつもと違い、少し潤んでいます。もしかして好感度アップ?

それからは言うまでもありません
ウチは大魔道師ルナ先生の占い塾の大ファンになってしまいました

ある日には

ルナ 赤い下着が愛を伝えます。しかしチラリズムで・・

この日はせっちゃんと一緒に占いグッズの本を見ました
そのときです。女座りで少しばかり足をずらしました
すると、スカートの中がちらりと見えるのです。どうやらそれにせっちゃんは気がついたらしく、少し赤くなっています
意外にも、せっちゃんはウチのスカートの中が気になっとるようで、ちらちらとウチのスカートの中を覗こうとしています
せっちゃんをちくちく刺激する。これ、なかなかいいかも・・

別の日では

ルナ 黙って愛する人を抱きしめましょう。黙ったまま、一言も喋らずに・・

ウチは世界樹の下で剣の修行をするせっちゃんに無言で近づきました
刹那 「このちゃんどうしたん?なんかようでも・・わひゃあ!!」
ウチはせっちゃんを無言で抱きしめました
刹那 「な、なにを・・ウチ、今汗臭いから離れてんか!!」
せっちゃんの汗の匂い、癖になりそうや・・
刹那 「このちゃん!!困るて!!」
そう言っているせっちゃんの顔は真っ赤です。照れくさいのと恥ずかしいのが入りまじっとるようです
25-453 名前:木乃香 占い[sage] 投稿日:2006/02/22(水) 22:55:20 ID:???
3/3
ウチは思い切ってルナ先生にメールをしてみました

相談なんですが、私には思い人がいます
思いは伝えてあるのですが、相手はなかなか一歩を踏み出してくれません
どうしたらいいでしょうか

大人気のルナ先生です。うちは返事がくるとは思ってはいませんでした

ルナ 既成事実・・それも皆の前で・・

先生から返事がきました。それもなんということやろか、皆の前で既成事実を!?
良く考えればせっちゃんを狙っている龍宮さんも皆の前で既成事実をやろうとしていた
そうやったんや!!!それが一番大事やったんや!!!
もう逃げられんようにする。そうしてしまえば・・

ウチは次の日の朝、校舎の前でせっちゃんに襲い掛かりました
木乃香 「もう我慢ならんえ!!せっちゃ〜ん!!!子供ほしいやろ!!三人は作ろうな!!」
正面から押し倒し、ウチはせっちゃんの服を無理やり引き裂きました
刹那 「このちゃ・・やめ!!!」
木乃香 「みんなも見といてな!!子供はこうやって作るんや!!」


超 「凄いことになってるネ。お!真名サンが参戦してきたネ」
ハルナ 「木乃香、やり過ぎだって。騙されやすいなぁ・・」
超 「誘導しておいてそれは無いネ・・お!今度はアスナサンがハリセンで止めに入ったネ」
ハルナ 「ルナか・・ハを取っただけなんだけどな・・もうホームページは閉鎖するか・・」

25-497

25-497 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/02/23(木) 21:16:37 ID:???
陽射しのきつい昼下がり、私は青のキャミソールに麦藁帽子を被り、珍しい場所に来ている。
随所から漏れ出すアトラクションを盛り上げるための効果音。乗り物の奏でる鋼鉄音や、それに楽と驚の声をあげる人々。
そうだ、ここは遊園地である。つまりは私とザジの初デート。という訳だ。
デートと言うと、キャミソールかワンピースと麦藁帽子、って服装が思い浮かばないか?
私はそのイメージそって服装を見繕ってみた。
ザジのお気に入りのポニテ眼鏡も捨て難かったのだが、それはもっと回を重ねてからだ。

「ちう、あれに乗りたい」

そして、私の隣で無邪気にはしゃいで――つっても、私以外には普段と変わらないように見えるだろうが。
とにかく、ご機嫌な様子のザジは、白のパーカーに黒の半ズボン。
反則的な可愛らしさだ。普段がスカート姿しか見ていない分、威力は倍である。
あまりの愛くるしさに眩暈すらも覚え始め、慌てて視線をザジの指差す空間へ移す。

「観覧車か」

こくりと頷いたザジの頭を撫で、では乗ろう、と提案を受け入れた。
25-498 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/02/23(木) 21:17:23 ID:???
―――気まずい。二つ返事で乗ったまでは良いんだが、会話が続かない。
部屋では下らない話など次から次から出てくるものだが、デートしていると言う事実が会話を繋ぐ事すら困難にする。
言い表せない沈黙の帳が二人に覆いかぶさり、邪魔になるだろうと脱いだ麦藁帽子を意味も無く弄ぶ。
そしてそのまま会話を殆ど無く半分近く昇った頃だ。

「隣に行ってもいい?」
「あ、ああ」

こういうのは本来向かい合って座るものだと思うが、気まずい沈黙に押しつぶされ、反論も出来ずに頷いた。
徐にザジが立ち上がり、私の隣に着席。

「綺麗だね」
「――え?」

ザジが目で景観の観察を促した。わたしはその意に従って観覧車の車窓を眺めれば、広がるのは大都市、それに折り良く混ざり合う森林。
遠くに見える地平線と、高く昇ったままの太陽。まだ最高点には達していないが、観覧車からの眺めは、やはり絶景。壮観である。
だが、私はこの美しい景色を見ながら物足りなさを感じる。

「やっぱ、夜じゃないと雰囲気出ないな」
「何の雰囲気?」
「――へ?」
25-499 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/02/23(木) 21:18:25 ID:???
問いかけに答える暇も無く、ザジが私の腕にしがみついた。
一気に胸の高鳴りが加速し、顔が高揚していくのが自分でわかる。
それはザジも同じようで、褐色の肌をほんのりと朱に染め、上目遣いでこちらを見遣る。

「―――何の、雰囲気?」
「―――っ」

解かってて言ってるだろ。こいつ。くそ、踊らされているようでなんか悔しいな。
私はわずかな反抗としてザジの頭をくしゃくしゃと撫で、しどろもどろで答える。

「まあ、その、何だ。つまり要するにだな、あの、デートの雰囲気と言うか、恋人のムードと言うか。夜ならもう少しロマンティックかな、って」
「じゃあ、キスして雰囲気だそう?」

―――何でだ。
どんな三段論法だそれは。ミラクル短絡もここまで行くと清々しささえ覚える。
しかし。残念なことに私に与えられた選択肢からは拒否すると言う行動は排除されているようだ。
腕に抱きつかれ、頬を染めて上目遣いされたら、断れないだろう?
私は、更に加速を続ける胸を感じながら、小さく頷いた。

「………んっ」

唇を重ね、二人が時間を共有する。
ザジの鼓動が伝わってくる。ザジの温もりが伝わってくる。ザジの呼吸も感じる。
観覧車の中で、時間は緩やかな流れへと変化する。
お互いがお互いを抱きしめ、長いキスを終え、

「もっと、キスして良い?」
「――うん」
25-500 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/02/23(木) 21:19:31 ID:???
そしてすぐに口付けをする。
よりきつくザジを抱きしめ、甘い接吻に陶酔する。

「―――っ!」

ザジが舌をねじ込んできた。
そうか、もっとキスして。のもっと、は、もっと踏み込んだキスという意味か。
それを理解する前に、私はザジを受け入れていた。
ザジの頬に両手を添え、私の舌を貪るザジに答えるように、舌を絡ませる。

「………」
「はぁ、はぁ――」

名残惜しいように顔を離し、ザジの頬をただ撫でた。
息を荒げ、激しいキスの余韻に浸り、ザジをただ抱きしめる。
ザジは気持ちよさそうに目を細め、私の胸にほお擦りをした後、車窓を目で指した

「ちう、あれ面白そう」
「?」

頂点近くまで昇っている観覧車は、さらに景色を美麗に仕立て、その景観の中でザジが求めたものはコーヒーカップだ。
だから、わたしはいつもと変わらぬように頭を撫で、いつもと変わらぬ口調で答える。最初の緊張などまるで嘘のようだ。

「じゃあ、次はあれに乗るぞ」
「うん」

小動物のように私に懐くザジの髪の毛を梳き、思うことは一つ。
今日は、楽しく過ごせるだろうな、と。
25-501 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/02/23(木) 21:20:16 ID:???
★おまけ★


あれはそう、私がかなりのピンチに陥った時だった。

「畜生、あんなのファンじゃなくてストーカーだストーカー!」

私は今、自称ファンと言う男に発見され、思わず裏路地の一角に逃げ込んだところだ。
こういうときは、入り組んだ場所に逃げ込んで、奥に誘い込んだところで大通りへ逃げる。
後は大抵迷って諦める。大通りまで追ってきたとしても、人ごみに紛れていれば見つけられまい。

よって、私は死角を見つけながら、遠巻きに男の様子を観察しているわけだ。
よし、私の居る場所とは逆に行った。あとは後ろをこっそり抜けて大通りに出るだけだ。

「困っているようだな!そこの不審人物の後ろを直進し、T字路を左に曲がってすぐの街灯下にいる少女よ!」

いきなりの声、てゆうかバラしてる。居場所をばっちりと教えながら行き方まで親切丁寧に解説しやがったぞ。
こういうお助けキャラっぽいのが現れた時、悪のほうが「なにっ!?」みたいな月並みな台詞を吐くんだろうが、生憎叫んだのは私だった。
誰だよ。いきなり人の居場所暴露する奴は。

「和美戦隊朝倉ファイブ!参上ッ!」

その時私は目を疑った。私の後ろの街灯のてっぺんに、金色全身タイツの変質者が立っていたのだ。
しかも、戦隊でファイブと名乗っておきながら、あたりには類似する奴が存在していない。明らかに一人だ。

遠くからこちらに向かってくる変態を一瞥。
あいつを危険度100とするなら、こいつの危険度は―――いかん。計測不能だ

次回 超絶魔法美少女プリティーちうちう 第二話
「登場から3分で警察到着。朝倉ファイブあっさり逮捕」 活目して見よ!

※ 次回の超絶魔法美少女プリティーちうちうは、大人の都合により3062年秋の放送となります

25-507

25-507 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/02/23(木) 22:09:33 ID:???
ゆえ「‥‥前からあなたには言おうと思っていましたが
   あなたは勝負の勝ち負けにこだわりすぎですよ」
コタ「何!?」
ゆえ「強さ 弱さと口に出してこだわっているうちはあなたが真に強いと言える日はこないと思うです」
コタ「な 何やて!?」
ゆえ「さらに言えば‥‥


   『心に愛が無ければスーパーヒーローにはなれないのさ』
   恋愛をバカにしてはダメです」
コタ「な‥!?」
カモ「さすが哲学少女 含蓄のある言葉だな なんか有名な偉人の言葉か?」
ゆえ「正義超人だったおじい様の言葉です」

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最終更新:2007年10月13日 17:43