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「…長谷川千雨、アナタ考えましたね?」
「な、何をだ!? わ、私は知らん! つか思考を読むな!」
「いいえアナタは考えてました。私がオバハンだとかジジ臭いとか老けてるとか乳がデカイとか」
「そ…そんなこと、ちょこっとだけしか……つか最後のはマジで知らん」
「まったく……イケナイ子にはお仕置きが必要ね」
「へ!? わ、や、やめろ!」
がしっ(腕をつかまれる)
ざぶーん(引きずり込まれる)
「あづーっ! まさか!なぜ?どうして?」
「さあ、100までちゃーんと数えましょうねー」
「ぶくぶく(…オカンかよオマエは!)」
「…200までみっちりと数えてあげますねー」
「増えるなーっ!!」
「…チサメ、ふぁいとっ」
「お、お前は何で無事なんだよ! ずるいぞ!」
「…(・ω・)?」
「だって、ザジさんは何も考えてなかったんですもの」
「…えへへ(*´∀`)ゞ」
「褒められてないから!」
「それじゃ行きますよ〜。299〜、298〜、297〜…」
「だから増えてるっつーの!」
―千雨は―
2度と浴槽の外へは戻れなかった…。
温泉玉子とネットアイドルの中間の生命体となり
永遠に熱湯の中をさまようのだ。
そして出たいと思っても思考を読まれて数は増えるばかりなので
――そのうち千雨は考えるのをやめた。