354-361 乙!
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┃ i 〃⌒ヾi ? 『米さ清酒か .┃
┃ | i(l `ヮ´ノ| ハ .? 呑ま呑まイェイ!』 ┃
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401
「擦っちゃダメ!」
ザジは咄嗟にアキラの手首を掴み、擦っている目から離させた。
「ちゃんと見せて!」
ゆっくりと手首から離すと、今度はアキラの右目へと手を伸ばした。
そっと瞼に触れ、目の中を覗き込む。
顔と顔がほんの数センチという所まで接近しているというのに、
照れるどころかザジは真剣な顔をしてアキラをまじまじと見つめる。
アキラはというと見慣れないザジの言動に呆気に取られて言われるままに大人しくしている。
けれども、ザジの瞳を間近で見て、ドキドキと胸が早鐘を打ち始めていた。
「砂埃が入ったのかな。まだ痛い?」
「ん、ちょっとだけ。でも、もう大丈夫。」
二人の顔がゆっくりと離れる。
アキラの涙で滲んだ視界に、ザジの浅黒い顔がぼんやりと浮かんだ。
「あ・・・」
不意にザジは声を上げると、アキラへ近づいた。
「えっ!?」
アキラが身じろいだ瞬間・・・・
―――ちゅっ
小さな軽い音と共に、アキラは目先が熱くなるのを感じた。
薄く小さなザジの唇が、アキラの右の瞼へそっと触れていた。
「治るように、オマジナイ」
アキラの瞳に映った、涙でぼやけたザジはニッコリと微笑んでアキラを見つめていた。
桜霞のかかった公園で、淡い香りに包まれながら、二人はお互いを見つめていた。
空からは、春色の淡い雪がいつまでも二人の上に降り注いでいた。