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放課後3−Aにて
「なぁなぁ、せっちゃん。今日からまた渡鬼が始まるえ!」
「ワタオニ・・・ですか?」
「《渡る世界は鬼ばかり》や!知っとる?このドラマに出て来う崩楽ってラーメン屋の
五月はんがツボなんやえ〜〜〜」
「さっ・・・五月だと!?サツキが出てるのか!?」
「エヴァンジェリンさん聞いてたんですか!?」
「あちゃー内緒やえ。エヴァちゃん」
「あ・・・あぁ、絶対見なくては・・・!!」
猛ダッシュで家へと向かうエヴァンジェリンさん。
しかし、家のテレビはビデオ諸共壊れていてウンともスンとも言わないのをこの時の彼女が知る由もありません。
そして今に至っています。
「お嬢様・・・わざと聞かせましたね。しかし、四葉さんの名前を出すのは流石にマズかったのでは・・・」
「何言うとるん、せっちゃん!うちは一度も「四葉はん」とも「さっちゃん」とも言うとりまへん!
「五月」言うたんや!五月が出てくるのはホンマやろ」
「・・・えぇ・・・そうですが。所で先程、茶々丸さんと話していたようですが、まさか・・・」
「エヴァちゃんの家での様子は、茶々丸はんに録画してもろうことにしたんや。
ついでにテレビとビデオは今頃壊れてはるんやえ〜〜〜」
「お嬢様。GJです。」
「あ〜〜〜ん 今から明日の茶々丸はんから貰うビデオが楽しみやわ〜〜〜〜」
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まき絵「……あ、もうあたし?」
あやか「まき絵さん、頑張ってください!!」
まき絵「うん、まかせて!!」
千雨(新田もそろそろあせってるだろうな、もう残り少ないしな…。)
新田(まずい…、まずいまずいまずいッ!!
そろそろ負けを与えないと勢いで突っ切られる…ッ)
まき絵「…ふえぇぇ!?ややや、ヤバイよ!!」
新田「何?見せてみろ…ほほぅ、『超鈴音』か。」
超「まき絵、よくやたネ。ワタシを引くとは運がいいネ。」
まき絵「どこがなのっ!?」
新田「ということで、今回はコレだっ!!」
3−Aとりえリレー
第23走『まき絵の 体重 大増量!?』
まき絵「どどど、どういうことなの朝倉っ!?」
和美「まぁ、聞けばわかるよ。ということで、新田先生よろしくっ。」
新田「説明しよう。
超はとりえがいろいろありすぎて困ったのだが、さっちゃんと一緒にやっている『超包子』にスポットを当ててみた。
今から点心早食い勝負を行う。もちろん先に食べきった方の勝ちだ。」
まき絵「えぇ〜っ!?今月も体重ヤバいのにぃ〜っ!!」
超「だいじょうぶネ、まき絵。今回はサツキと共同で『体脂肪の増えない点心』を作たネ。」
まき絵「ホント!?さすがちゃおりん、わかってるぅ!」
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超「……いいカ、サツキ。間違えないように渡すネ。」
五月 わかりました。
あやか「それでは、私が合図を送りますわ。
…まき絵さん、この勝負に勝ったら…あとでかわいがってあげますわ。」
超「あ、ズルいネいいんちょサン!まき絵さんはワタシのモノネ!」
あやか「何を言いますの、超さん!?まき絵はわたくしのモノですっ!!」
まき絵「ちょっとちょっと!
ちゃおりんもいいんちょも、いい加減にしてよ!」
超「まき絵……」
あやか「まき絵さん……、わたくしも大人気なかったですわ…。」
超「ワタシも少し大人気なかたネ。申し訳ないヨ。」
まき絵「じゃあ、私が勝ったら二人一緒にかわいがってよ!」
超「…ワタシはまき絵の言うとおりにするネ。」
あやか「…わたくしもですわ。」
まき絵「うんうん、それじゃ仲直りの印に……」
ちゅっ… ちゅっ…
超「まき絵……」
あやか「まき絵さん……」
まき絵「…これでよし。それじゃ、私行くね。」
千雨(ククク、惚れた弱みってヤツか?ww
バカピンクがあれじゃ、いいんちょも超も形無しだな。)
五月 今日はエビシュウマイと蒸し餃子、それと肉まん5個を用意しました。
和美「今回も実況はあたしがやらせてもらうよ。」
あやか「両者、準備よろしいですか…?
それでは、用意……はじめっ!!」
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がつがつがつ……
和美「さぁ、両者スタート…おっと、新田先生スタートダッシュだ!!
まき絵は少し遅れたかっ!?」
まき絵(うわわわ、新田先生早いよぉ〜っ!?)
新田(ハハハ、、小娘なぞ敵ではないわ!ハハハハハハ…)
千雨(おいおいバカピンク、体重気にして食ってる場合かよ…。)
ぐきゅるるるる……
新田「はうっ!?」
まき絵「…ほぇ?」
千雨「…何だ…?」
ぐきゅるるるるるるるるるる…
新田(な、何ぃぃ、下剤入りだとぉ!?)
千雨(ま、まさか超の野郎、新田の皿に下剤盛りやがったか!?)
まき絵(新田先生のペースが落ちた…チャンスっ!)
和美「おぉっと新田先生、急にペースダウンッ!アクシデント発生かぁぁ!?
その隙に、まき絵は悠々と抜いていったぁ!!」
超「……サツキ、悪かたネ。」
五月 ……そこまで、まき絵さんのことを…?
超「…新田の速さは異常ネ。
まき絵の泣き顔なんて見たくなかた…。
…だからここまでやったヨ…。」
五月 ……。
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あやか「超さん、これはどういうことですの!?」
超「…見てわかるとおりネ。
ワタシはまき絵の負けるところを見たくなかた…だからやったネ。」
あやか「……超さん、それでいいんですか?」
超「え…?」
あやか「……まき絵さんの気持ちも考えずに、そんなことをしていいんですか!?」
超「いいんちょサン…。」
あやか「わたくしは…もう見るに耐えられません…。
こんな卑怯な勝ち方をして勝つまき絵さんの姿など…。」
超「……サツキ、この料理を新田先生に持ていくネ。」
あやか「超さん…?」
超「…ワタシ、まき絵の負ける姿は見たくないケド、ワタシのせいでまき絵が悲しむ姿はもっと見たくないネ。」
あやか「…!?」
超「いいんちょサン…ワタシ、目が醒めたネ。」
新田「ぐぐぐぐ……。」
和美「新田先生、ペースが上がらないっ!!
このまま大差で負けてしまうのかっ!?」
千雨(おいおい、このまま試合進めんのかよ!?
反則もいいとこじゃねーか!!
いくらあのバカピンクでもさすがに気づくだろーが!!)
新田「……つ、次だ…っ!!」
和美「それでも新田先生、借金がかかっているからか、執念で一皿目を食べきったっ!
まき絵はもうすでに二皿目の中ほどまで来ているッ!!」
千雨(…それでも前に進むのかよ、あのバカは…。)
五月 ……
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コトッ…。
新田(…ん、は、腹の調子が……?)
まき絵(……あれ、新田先生のペースが速くなった…?)
和美「おっと、新田先生の眉間のシワが少し薄くなったっ!
調子が戻ってきたかっ!?」
がつがつがつ…
新田(ふ、ふはははは!!いける、いけるぞ!!)
千雨(…新田の目に光が戻ったか…?
今度はナニやりやがった、あの野郎は…!?)
和美「キタキタキタキタ----------(゜∀゜)-------------ッ!!
新田先生のペースが完全に戻ったぁっ!!
猛烈な速さでまき絵を猛追するっ!!」
まき絵(ヤバイ、完全にペース戻った…!?い、急がないと…。)
和美「そうこうしている間にまき絵は最後の肉まんに手がかかったっ!!
新田先生もそろそろ餃子を食べきりそうだぞぉ!」
まき絵(ひぇぇ、『鬼の新田』が来たよぉ!?)
超「まき絵、がんばるネ!」
あやか「まき絵さん、最後ですよ!!」
まき絵(あ、いいんちょにちゃおりん…。
…あの二人に応援されちゃ、負けるわけに行かないもんね…!)
和美「あぁっと、ここでまき絵がペースを上げた!!
新田先生が迫る中で、逃げ切りを図るっ!!」
新田(負けるかぁぁぁぁぁ!!)
和美「それに乗じて新田先生もペースを上げるっ!!
これはどっちが勝つかわからないっ!!」
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あやか「まき絵さん、がんばってくださいっ!!」
超「負けるナ、まき絵っ!!」
和美「さぁどっちだ!どっちが速いっ!?」
まき絵「…あたしの勝ちっ!!」
あやか&超「「やった!!」」
和美「決まったぁぁぁぁ、先に食べきったのはまき絵だぁ!!
新田先生、健闘空しく敗れ去ったあぁぁぁぁ!!」
新田「むぐぐぐぐ……」