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28-648

28-648 名前:Dr.アコー診療所2nd・10[sage] 投稿日:2006/04/06(木) 23:53:45 ID:???
Dr.アコー診療所2nd・10

1/3

 麻帆良学園中等部の保健室。そこにはちょっと性癖に難のあるドクターがいました。
「亜子お姉ちゃん、どうしたらいいのでしょう?」
 保健室には亜子先生の他に裕奈とアキラ、そして史伽さんの姿がありました。どうやら史伽さんは相談事が
あるみたいですね。
「風香の奴、また厄介な性癖に目覚めちゃったね……」
 裕奈の表情は早くも引き攣っています。史伽さんの悩みとは、実の姉である風香さんでした。
「お姉ちゃん、私がかえで姉に甘えるのをみてたんです。それで自分もやりたい! って言い出して……」
「ほんで後ろから抱きつこうとしたら、勢い余って長瀬さんのおしりに突撃してもーた、と」
「はいです……。それでお姉ちゃん、これからはおしりの時代だっ! って……」
 変態行為に目覚めてしまった実の姉に、史伽さんは肩を落とすばかりです。
「亜子と超さんだけでも大変なのに、風香まで……」
 アキラは新たなる脅威に身を縮めていますね。彼女の場合、胸もおしりもご立派なものをお持ちですから。
「心配するな。アキラのおちりは私が守る!」
 …………。
 一同の冷たい視線が注がれます。何といいますか、龍宮さんはいつの間にか話に加わっていました。
しかし、龍宮さんの凶悪さはここからなのです。
「こうか? こうなのか風香!」
「ひぃあああぁぁっっ!?」
 龍宮さんはおもむろにアキラのおしりに顔から突っ込みました。そしてぐりぐりと顔を埋めます。
「そうそう、そんなカンジ! やっぱりたつみーは飲み込みが早いなあ〜」
 戸口では風香さんが龍宮さんの指導に当たっています。何の事はありません。既に龍宮さんは風香さんと
つるんでいたのです。
「や、やだ…真名やめっ……!」
「ふはははっ! アキラのおちりは誰にも渡さん! これは私の物だあああっ!!」
 すっかり龍宮さんはおしりの魅力にハマってしまったようです。その光景を裕奈と史伽さんは茫然と
見守っていました。そして、亜子先生は別次元の葛藤を抱えているようですね。
28-649 名前:Dr.アコー診療所2nd・10[sage] 投稿日:2006/04/06(木) 23:54:45 ID:???
2/3

「お尻にたゆんたゆん……。意外とええかも……」
 ぴとっ。
「きゃああっ!?」
 取り合えず亜子先生は裕奈のおしりに手を当てました。そして、
「たゆんたゆんたゆんたゆん……」
 もみもみもみもみ……。
 いつもの感触とは違い、抜群の手応えはあるものの、亜子先生が満足するような柔らかさはありませんね。
「アカンわ。やっぱウチはこっちがええみたいや〜♪」
 そう言って亜子先生はすかさず手を裕奈のたゆんに差し出しました。
「たゆんたゆんたゆんたゆん……。やっぱこの感触やっ! ウチはおっぱいの方が大好きやっ!」
「い、いちいち揉み直すなあぁぁっ!!」
 すぱーん!
 裕奈のツッコミが火を噴きます。しかし、裕奈に迫りくる魔の手は亜子先生以外にもあったのです。
「たつみー、もっとこう、激しく動かなきゃ!」
「ひぃぃぃっ!?」
 突然、風香さんが裕奈のおしりに突撃しました。そして素晴らしい速さでぐりぐりぐりぐりと顔をすりつけます。
「こうだな? この動きだな!」
 つられて龍宮さんもペースアップする始末です。亜子先生は相変わらず裕奈にたゆんたゆんを敢行し、
アキラと裕奈はすっかり餌食になっていました。ただ一人、史伽さんだけがあわあわしています。
「わ、私はどうすれば……?」
 このまま現実逃避してアキラさんの胸をたゆたゆしようかな? と史伽さんが悩んでいた時です。一人の魔王が
史伽さんの肩を優しくポンと叩きました。
「むふふ、やはりおちりは素晴らしい……! おちりこそ最強だ!」
「あらあら。ようやく龍宮さんもおしりの魅力に気付いたのですね」
 ぴしっ。
 すっかりご満悦だった龍宮さんでしたが、背後からの声に凍り付いてしまいます。でも、もう手遅れですね。
 ずどむっ!!
 那波さんの非情なまでの一撃が、龍宮さんを貫きました―――
28-651 名前:Dr.アコー診療所2nd・10[sage] 投稿日:2006/04/06(木) 23:56:03 ID:???
3/3

「駄目よ風香ちゃん。おしりにはネギ。それこそが唯一にして絶対の真理ですから、ね?」
 ずりずりと龍宮さんを引きずりながら、那波さんは爽やかに退場します。これには場に残っていた全員が
ガクガクブルブルと震え上がっていました……。
「お、おねーちゃんもうやめて下さい……!」
「だ、大丈夫だって! ちづるみたいな怖い人にやらなきゃへーきだって!」
 風香さんは妹の忠告を無視してまでおしり道を切り開く決意をしたようです。
「ま、風香じゃすぐに飽きちゃうだろうけど……」
「こっちはいい迷惑……」
 裕奈とアキラはジト目で牽制します。風香の視線は亜子先生に移りましたが、亜子先生はにっこり笑って
手をわきわきさせています。亜子先生に突撃しては返り討ちに遭うのが目に見えてますね。
 と、そこに恰好の獲物がやって来ました。
「亜子ー、ちょっと見てよ。このアクセどう?」
 雑誌を片手に円さんが保健室に訪れたのです。すかさず風香さんは円さんのおしりをロックオンしました。
「きしし、ええケツしてんなあ、くぎみー?」
 と、風香さんが突撃した瞬間です。
 ばきぃっ!
 円さんはカウンターのクギミーパンチを浴びせました。風香さんの小柄な身体は高々と宙を舞います。そして、

 ドゴォ!!!!!

 マジカルボマー炸裂です。憐れ風香さんはきらーん、とお星様になってしまいました。
「くぎみーゆーな、つーの……」
 妹以外には情け容赦ないんですね、円さん―――

 これに懲りたのか、風香さんはおしり道を極める事を断念したそうです。そして……、
「こーなったらボクもたゆんたゆんだあぁぁっ!」
 風香さんはたゆられキャラの道を模索すべく、超さんの研究室に足を運んだそうです―――
(次回のゲストは変化球、と予告してつづく)

28-660

28-660 名前:真名ちゃんもっこり日記27[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 00:29:21 ID:???
春休みも残り僅か。
アキラはいつもの運動部4人組とプールへ行った。
実は私も行きたかったが昨日のアキラとの濃厚プレイで腰を痛めてしまった。
私としたことが…自分で自分を恥じた瞬間だった。

仕方ないので今日の仕事はすべてキャンセルして休養に専念することにした。
しかし、腰が痛い時は何も出来ないとはな…いたた…
暇なのでゲームをしようと思ったが肝心のPS2は私の部屋だ(ちなみに寝ているのはアキラのベッド&hearts)。
私の部屋とアキラの部屋は離れていてとても不便だ、今度部屋を変更してもらおう。
しかし腰が痛くて動けないので『ゲームのことならハカセ』とまで言われている葉加瀬に
ハード機器を借りることにした。

ぷるるるるるる がちゃ
「はい、もしもし。今取り込み中なんでちょっと待ってね」
「はぁぁん…だめです…ハカセ。もう限界です」
「だめだめ、もーちょっと我慢しないといいデータが取れないじゃない。そーれそれ感度を上げてみるよ」
「いけ…ません。げ…限界です…ハカセ…はぁぁ…ああああああああああああああああああああああ!!」
プシュー
「あーあ、オーバーヒートしちゃった。冷却系新しく作らなきゃ」
「……お前、何してんだ」
「ちょっと茶々●に人間らしい感情機能をつけようと思って、いろいろとね」
「何をした…」
「ちょーっと朝倉さんのコネで手に入れた、お二人の甘〜いひと時を参考にしてみたんですよ」
おのれ朝倉、あとでヤキを入れてやる。
28-661 名前:真名ちゃんもっこり日記27[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 00:30:07 ID:???
「茶々●に人工皮膚のテストをしてみたの、それで皮膚の感覚テストでやったら敏感すぎて
 オーバーヒート起こしちゃって」
明らかに茶々●をイかせようとしてただろお前…
「それはそうと何か用?」

ようやく本題に移れる。
ゲーム機を貸してほしいと伝えると
「自分が使っているお勧めの超高性能ゲーム機とソフトをプレゼントしてあげる。…プププ」
と言われた。なんていい奴なんだ、最後の笑いが気になるが…

その後、部屋の前にセガ・サターンが置かれてあった。ソフトはすべてクソゲーもの…
今日はフテ寝だ。
28-662 名前:真名ちゃんもっこり日記27[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 00:31:45 ID:???
おまけ

夕方、アキラが帰ってきた。
「ただいま真名」
「お帰りアキラ」
「楽しかったよ、はい写真」
おぉぉ、写真を撮ってきてくれるとは。なんて優しいんだアキラは。
パラパラ
いろいろあるな。
パラ

ttp://pic.skr.jp/src/img20060407003043.jpg

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
「あ、そういえば偶然いたんだっけ」
何故だ…何故なんだアキラ。
…なんでこいつとこんなに楽しそうにしてるんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
今からでもいい、私も混ぜてくれーーーーーーーーー!!
グキッ
「NOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
この忌々しい腰め…明日は接骨院に行こう。

28-668

28-668 名前:楓 守人 12[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 01:35:11 ID:???
楓 守人 12


1/2
麻帆良学園のすぐ近くには大きな森があるでござる
拙者の修行場であり、家でもあるのでござる
そこには拙者の多くの家族が住み、生きているのでござる

のどか 「りす・・」
森の入り口の近く、ふと気配がしたので行ってみるとそこにはのどか殿がいたでござる
のどか 「おい・・で」
木の上にいるリスに手を伸ばしたのどか殿、しかしリスは森の奥へと走り去っていったでござる
のどか 「あっ・・」
少し残念そうにうつむくのどか殿、そんなのどか殿を拙者は放っておけないでござる

楓 「こんにちはでござる」
のどか 「ひゃあ!!」
拙者、にんじ・・いや、生まれつき気配を消して人に近づくのが癖になっているでござる
そのせいでのどか殿を驚かせてしまったようでござるな
楓 「これは失礼した、ちょっと気になったのでものでござるから・・」
のどか 「気になる?」
楓 「そうでござる、先ほどのリスことでござるよ」
28-669 名前:楓 守人 12[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 01:36:36 ID:???
2/2
のどか 「見てたんですか?」
楓 「そうでござる。のどか殿、何か怖がっていなかったでござるか?」
のどか 「は、はい・・」
やはり・・
楓 「リスはそれを感じ取ったのでござるよ。不安・・でござろうか?」
のどか 「不安ですか」
楓 「そうでござる。来てくれなかったらどうしよう、という不安でござる」
のどか 「・・・」
楓 「今度リスにあったら、いや、何か動物にあったら不安を持たないことでござるよ」
のどか 「難しいですね」
楓 「簡単でござる。彼らを家族と思えばよいでござるよ」
のどか 「家族・・ありがとうございました。本当は少し落ち込みそうだったんです。リスさんに逃げられたから」
楓 「安心するでござる。次に逢うときはきっとそばに来てくれるでござるよ」

心の危機をお救いする。これも地味ながら忍術でござるよ


そしてその三日後

のどか 「楓さん、見てください。お友達になれました!!」
喜ぶのどか殿、そしてその手に平の上に乗っていたのは・・

げこげこげこ・・・

気が・・遠くなって・・・

28-675

28-675 名前:五月 くいもん屋[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 02:22:45 ID:???
五月 くいもん屋


1/3
疲れたとき、癒しを求めるのは当然のこと
私は、そんな人たちを癒してあげたくてここに立ちます
私は五月、人を癒す、くいもん屋のおかみさん


時間は午前3時、今日は緊急事態です。帰れそうにもありません


重い雰囲気の中、私は何もすることが出来ませんでした。そんなときのれんをくぐって現れたのは龍宮さんでした
真名 「やあ、さっちゃん。アキラがここに・・いた」
ああ、龍宮さん・・・こうなっているのはあなたのせいですよ
五月 あ、あの・・
アキラ 「もう一杯!!!」

がこん!!そんな音を立てて、アキラさんが乱暴にカウンターの上にグラスを置きました
真名 「飲んでるのか?アキラ」
龍宮さんがアキラさんのそばまで来ると、アキラさんの肩に手を乗せました
アキラ 「何?」
くるりと龍宮さんのほうを振りかえるアキラさん。その目はかなり怖いです

真名 「お前・・かなり酒臭いぞ。どれだけ飲んでいるんだ?」

実は・・・甘酒一杯なんですけれど
28-676 名前:五月 くいもん屋[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 02:23:34 ID:???
2/3
アキラ 「ま〜な〜・・なんで浮気するの?」
真名 「へ?」
少しあっけにとられている龍宮さん。何だか修羅場の予感です
真名 「それはだな・・」
アキラ 「浮気しちゃ、嫌」
そう言ってアキラさんは龍宮さんに抱きつきました
真名 「お、おいアキラ・・」
嫌がっているような口ぶりですが、龍宮さん、かなり嬉しそうです
真名 「こ、こんなところで・・人前だぞ?」

しかし、アキラさんの暴走はここから始まるのでした

アキラ 「切り取る・・」
その発言は突然でした。しばらく抱きついたままだったかと思うと、突然龍宮さんから離れてそう言いだしたのです
真名 「な、なにを切り取るだって?」
アキラ 「真名の・・おちんちん切り取る!!」
正気の目ではありませんでした。アキラさんはゆらりゆらりとカウンター内に入ってくると、近くにあった包丁を持ちました
真名 「ま、まてアキラ!!そんなことをしてはいけない!!それには私は女だ。おちんちんは無い!!」
必死でアキラさんを止めようとする龍宮さん。もう私、どうしたらいいのかわかりません

アキラ 「おちんちん・・・無いの?」
不思議そうに・・それでいて少し残念そうにアキラさんは言いました
真名 「そ、そうだ。な、切り取るモノがないんだ。その包丁、下ろせ。な?」
興奮させないように、そして落ち着かせるように龍宮さんは説得します
アキラ 「無いの?おちんちん・・なら、おっぱい!!刺す!!」
ダメです。龍宮さん、全治2ヶ月でしょうか?
28-677 名前:五月 くいもん屋[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 02:25:40 ID:???
3/3
真名 「やめろ!!自分が何をしようとしているのかわかっているのか?」
アキラ 「あー・・・おっぱい切り取って亜子にあげるの。きっと亜子喜ぶ」
真名 「喜ぶわけ無いだろう!!おっぱいは体についているからおっぱいなんだ!!な?」
私もそう思います
アキラ 「あー・・・そうなの?」
しばらく惚けながら、考えているようです。でも酔っぱらいですから
真名 「そうなんだ。な、包丁をおろせ?」

アキラ 「まな・・ひどい。私のこと・・どうでもいいんだ。おっぱい・・亜子、ごめんね、おっぱいどこかにいっちゃった・・」
真名 「アキラ!!!ほら、おっぱいは胸だ。胸にあるぞ?」
アキラ 「むね?」
真名 「ほら、おっぱいはここだ!!」
そう言って龍宮さんは胸のあたりに手を当てて、その存在をアピールしました
そのときです

アキラ 「おっぱい!!!真名のおっぱい!!!」
そう言ってアキラさんは龍宮さんの胸に飛び込みました。包丁を持ったまま・・


タカミチ 「と、言う訳なのか・・」
現場検証をする高畑先生。本当は警察沙汰な訳だけど、通報したら営業停止になります。なんとか高畑先生に収めて貰おうと思います
私は高畑先生に見たままを話すと、一つ大きな息を吐いて椅子に座り込みました
タカミチ 「後は僕の方でなんとか処理しよう。今日はもう帰るといい、ゆっくり休んでくれ」
どうやらゆっくり休めそうです。今日は・・疲れた


龍宮さんは次の日一応元気そうでした。刃渡り15cmの刃物が半分ほどお腹に刺さっていたはずなんですが・・
あと、アキラさんは何も覚えていないそうです

28-690

28-690 名前:三姉妹3[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 07:22:56 ID:???
三姉妹3
1/3

 新学期が迫った春休みの夜。円と史伽は亜子の部屋に訪れていた。
「うう〜、もうギブ。ちょっと休憩……」
 真っ先に音を上げたのは円だった。ぐったりと溜息をつくと、そのまま参考書の上に突っ伏してしまう。
「なんで休み明けテストなんてやんのよ……」
「ほらほら、もうひと頑張りです!」
「だらしないで〜、円お姉ちゃん?」
 二人の妹はくすくす笑いながらペンを走らせている。その光景を円は恨めしそうに見ていた。
「どーせこの中じゃ私が一番バカですよ……」
「けど、英語やったら円お姉ちゃんが一番やん」
「そりゃ洋楽の歌詞を訳すのに必死で勉強したからね……。他の教科にまで頭回んないって」
「せやから三人でテスト勉強しとるんやし。理数系は史伽、文系やったらウチが教えたるから」
「はいですっ!!」
 異様にモチベーションの高い妹二人に円は苦笑を禁じえない。そんな彼女に亜子は追い討ちを掛ける。
「まき絵らも頑張っとるんやから、このままやとバカシルバーになってまうよ?」
「円お姉ちゃんがバカレンジャーになるのは見過ごせません!」
「そいつは屈辱だわ……」
 円は顔を顰めながら、よろよろと勉強を再開した。だが、すぐにペンが止まってしまう。
「史伽、この問題なんだけど……」
「あ、ウチもそこが分からへんかってん」
「えっと、ここはこうして……」
 史伽の解説に姉二人は神妙な面持ちでうんうん頷いている。三人の中で一番学力が高いのは史伽である。
従って、末っ子である筈の史伽が教える立場に回る羽目になっていた。
「……これで答えが出せます。えっと、分かりましたか?」
 にこにこと史伽が尋ねると、姉二人ははーい、と元気に返事をした。
「えへへ、史伽の教え方はかわええなあ〜♪」
 亜子はご褒美とばかりに史伽の頭をなでなでする。ちょっぴり顔を赤くしたものの、史伽の方も嬉しそうに
目を細めていた。この微笑ましい光景に、円の頬は緩む一方であった。
28-691 名前:三姉妹3[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 07:23:57 ID:???
2/3

「じゃあ、そろそろお開きにしましょう!」
 史伽がポンと手を叩くと、円は大あくびをしながら身体を伸ばし、亜子は充実した表情でくたーっ、と
テーブルに突っ伏した。
「お疲れさまでした〜! それじゃあ、お勉強の後は甘い物で疲れを取るです〜♪」
 史伽はいそいそと冷蔵庫に冷やしてあったデザートを取り出す。実のところ、史伽のお目当ては勉強した後の
このひとときであった。
「じゃあ私はホットミルクでも作ろっかな。亜子、台所借りるね〜」
「カップは好きなの使こてええよ〜」
 亜子はてきぱきとテーブルの上を整理すると、お気に入りのCDを流し始めた。
「お、ザバダックとはまたマニアックなトコ突いてきたね」
 台所から円はしたり顔でツッコミを入れてくる。これには亜子もあはは、と頬を掻いた。
「うわあ、綺麗な曲です……」
「えへへ。史伽にはメタルとか流しても合わん思うたからな。こーゆーのやったらええやろ?」
「はいですっ! 特にこの女の人の声がすごく素敵です……!」
 史伽はうっとりした表情で三人分のデザートを並べ、亜子の隣にちょこんと座った。その向かい合わせに
ホットミルクを運んできた円が腰を下ろす。
「この曲なんか十年前のやつなんやで。今でもじゅーぶん通じるやろ?」
「はわ〜、そうなんですか〜。亜子お姉ちゃん、この人達は今でも活動してるんですか?」
「あ、あはは……。まあ、活動しとる、っちゅーたらしとるんやけどな……」
 史伽の質問に、何故か亜子は苦笑している。
「史伽、それは言わない約束だよ……」
 ずーん、と沈み込む二人の姉に、史伽はきょとんとするばかりであった。
「ま、まあその話はおいといて……。今日は二人とも泊まってき〜。まき絵はいいんちょの家行っとるし」
「だってさ。どうする史伽?」
 円がちらり、と伺うと、史伽は返事の代わりに満面の笑みを浮かべていた。
 三人はしばし雑談に興じていた。甘いデザートに円がウエストを気にし、妹二人がからかう。お返しとばかりに
円は亜子にちょっかいを掛け、史伽も同調して亜子がわたわたする。そんなこんなで楽しい時間は瞬く間に過ぎて、
次第に史伽の瞼がとろんとしてきたのを合図に、三人はベッドに入り込んだ。
28-692 名前:三姉妹3[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 07:24:36 ID:???
3/3

「―――まあ、こうなるのは予想してたけどね……」
 ぴったりと亜子と史伽に密着マークされた状態で、円は苦笑するしかなかった。ベッドは二つあるというのに、
一緒に寝よう、と妹二人にせがまれた結果であった。
 既に妹二人は安らかな寝息を立てている。時折、可愛らしい寝言も呟いたりする。対して円はもう三時間も
眠れずに悶々としていた。
「う…ん……、円お姉ちゃん……、大好きやで……」
「円お姉ちゃんだーい好きですぅ……、うにゅうぅ……」
 両サイドからの寝言攻撃に円のボルテージは一向に収まる気配がない。背中からは亜子の感触が伝わってくる。
さっき寝返りをうった直後に抱き付かれたのだ。お陰で身動きが取れないまま史伽の寝顔をアップで
眺めているのが現状だ。
「ったく、カワイイ顔してこの小悪魔共め……」
 円はもぞもぞと手を動かし、史伽の頬をぷにぷにとつっついた。すると史伽は嬉しそうに笑顔を浮かべる。
その可愛らしさに円はどきりとしてしまう。そして、視界は史伽のピンク色の唇を捉えていた。
(ダ、ダメだって! アスナじゃあるまいし……)
 慌てて自制を促すが、長期戦の末に疲弊し切っていた円の理性は、あっさりと崩れ去ってしまった。
(すぐそこに史伽の唇が……、もう少しで……)
 ゆっくりと、慎重に、円は史伽に顔を近付けた。大丈夫、これは自分だけの秘密にするつもりだ。
 どきどきと高鳴る鼓動を抑えつつ狙いを定め、円は目を閉じた―――
「寝込みを襲うのはアカンよー?」
「ひゃあああっっ!?」
 ぼそり、と亜子に耳元で囁かれ、思わず円は素っ頓狂な悲鳴を上げてしまった。
「あ、亜子起きて……!!」
「えへへ、ウチはず〜っと寝たフリしてただけやもん。全然気付かへんのやからなあ、円お姉ちゃん♪」
 完全に硬直している円に、すっかり亜子は得意満面である。
「夜中に大声出したらアカンよー? 史伽起きてまうやん。それに史伽にキスするんやったらウチにもしてえな♪」
 そう言って亜子はにっこりと顔を近付けてきたのだ。円の葛藤は一層深まるのであった―――
(おしまい)

28-721

28-721 名前:明日菜 唇[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 17:26:57 ID:???
明日菜 唇 22


1/2
明日菜 「お願いがあるんだけど・・・」
彼女は私の言葉を最後まで聞かずに逃げ出してしまった
明日菜 「・・・」
逃げる超さんを追う。もはや彼方まで逃げてしまったけど、問題はない
瞬動術、これは見て覚えた。さらに咸卦法をプラス、これ私のニトロ瞬動術。もはやその速度は楓ちゃんの縮地を超えた

超 「ひゃ!!」
ふむ、超さんが驚くなんて珍しいな
明日菜 「逃げることはないじゃない・・別に取って喰おうって訳じゃないんだからさ」
しかし超さんの表情はすぐれない
超 「嘘ネ・・みんな唇を奪われたあげく、生理が来なくなったって聞いてるネ」
みんな酷い。私そこまで・・していないよね?

明日菜 「話くらいは聞いてよ、実はね・・」

超 「それくらいは作れるガ・・何に使うネ?」
明日菜 「会いたい人(?)がいるの」
超 「キス・・しないって誓うカ?」
明日菜 「いいわよ」


それから二時間後
超 「出来たネ」
28-722 名前:明日菜 唇[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 17:27:52 ID:???
2/2
超さんの手にもたれたそれは青色のクリスタルの瓶
姿形を見ればなんとなくチェスのコマに似ている。結構神秘的で格好いい
明日菜 「へぇ・・かっこいいわね、これ」
超 「瓶はポーシ●ンの空き瓶ネ。経費は300円ヨ」
ほほう・・なかなかお手頃ね
超 「使い方は簡単、この瓶のふたを取れば中から煙が出てくるネ。後はお望みの結果が出るネ」
明日菜 「さすが超さん、天才ね」

その言葉に気をよくしたのか、超さんは胸を反らして上機嫌になり始めた
超 「フフン、私は天才、超ネ。この頭脳は最高の・・むぅぅ!!!」
ありがとう、超さん。これはお礼のキス

明日菜 「ありがとう、超さん。お礼したくなっちゃった」
顔を真っ赤にして震える超さん。ほっぺの赤みがさらに赤くなっちゃってる
超 「い、い、い・・」
明日菜 「んー、一回じゃ足りなかった?では・・」

私より少しだけ背の低い超さん。だから唇を合わせるのがとっても楽
半開きになっている唇に私はそっと唇を当てた
暖かい・・それが感想。腹黒だなんて言われてるけど、本当はとっても優しいんだろう
何らかの理由でそれを表に出してはいけないだけ。私の勘違いってこともあるかもしれないけど・・
私はキスでわかる、その人がどういう人か。キスは嘘をつかないから

暫くして唇を離す。私は自分の唇を舌で舐めてみた
明日菜 「これが超さんの味ね。ちょっと薬品の味がするかな」

超 「キスしないって言ったネ〜!!」
逃げちゃった。まあ、目的のブツは手に入ったし・・
超さん。私、結構あなたが好き。ハルナとばっかり遊んでちゃダメだよ?

28-725

28-725 名前:美化委員(フミカ)様がみてる 4[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 18:32:57 ID:???

きょう一日美しく暮らせますように――――
ここは麻帆良学園中等部3年A組
私――鳴滝 史伽はこのクラスの美化委員
今日もお仕事がんばるです。

風香「史伽ぁ!机の上にジュースこぼしちゃったよー」
史伽「もぉ、お姉ちゃんは汚いですぅ。今拭いてあげますね。」
取り出したるはティッシュの箱・・・これはどこかで見たことがあるような・・・
史伽「丁度、茶々丸さんから使いかけのティッシュ貰ったんですー役に立ちましたー」
風香「おぉっ?なんかフワフワだぞっ。チーン」
風香ちゃんは調子に乗ってティッシュをどんどん使っていきます。
コラコラ、資源は大事に使わなくてはいけませんよ。
史伽「ふぅ、机もようやくキレイになりました。」
エヴァ「おい!それはネピアではないか!私によこせ!」
史伽「あ、エヴァンジェリンさん。いいですよ。あ・・・」
エヴァ「・・・あ?」
史伽「さっきのが最後の一枚だったみたいですー」
エヴァ「ぬぁんだとー ネピアぁぁぁぁっぁああああああ!」

エヴァンジェリンさんの叫び声が教室に木霊します。
そんな声も気にならない様子の史伽ちゃん。
美化委員のお仕事に満足のようです。
史伽「えへへー、今日もがんばったです。」

28-731

28-731 名前:Dr.アコー診療所2nd・11[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 21:48:19 ID:???
Dr.アコー診療所2nd・11

1/3

 麻帆良学園中等部の保健室。そこにはちょっと性癖に難のあるドクターがいました。
 亜子先生と裕奈、そして超さんの三人は呑気に午後のお茶会を楽しんでいます。
「上物の黒茶が手に入ったからおすそわけネ」
「すっきりしてて飲みやすい……。これが本場のプアール茶なのかあ……」
 裕奈は茶杯を手にしたままうっとりしています。どうやらお茶酔いになったみたいですね。
「ん〜♪ この月餅がまた痺れるくらい甘うて、お茶にぴったりやね〜♪」
 亜子先生もご満悦のようです。いくつもの茶杯に注がれた黒茶。そしてお茶請け。至福のひとときですね。
あまりに和やかな雰囲気でしたので、超さんはついついぼそりと呟きました。
「実はこの中に一つだけ『びくびくせっちゃん』が入ってたり……」
「ぶっ!!」
 超さんの笑えない冗談に、裕奈は盛大に吹いてしまいました。超さんはからからと笑っています。
「たちの悪い冗談やなあ……。ゆーなもいちいち信じたらアカンよー? さっき超さんがゆーとったやん。
あの薬は切らしとる、って……」
「けほっけほっ……。そーだったね……。どーせちゃおりんのコトだから、まき絵に飲ませまくったんでしょ?」
「ちゃうちゃう。超さんは飲む方やって」
 と、際どい話題をしていた時です。ガラガラ、と保健室のドアが開きました。
「和泉、ちょっとまき絵が怪我したから診てやってくれ」
 やって来たのは二ノ宮先生でした。背中にはまき絵をおんぶしています。
「ま、まき絵!? どうしたカ!」
 超さんの問いに、二ノ宮先生は苦笑しながら答えました。
「寝不足による不注意。よろけて頭を打ったんだよ」
「きゅうぅ〜。目から星がきらきら……」
 まき絵はどうやら意識はあるみたいですが脳震盪のようですね。取り合えず亜子先生はベッドに寝かせました。
「寝不足、ねえ……」
「あはは……」
 実にいやらしい視線を向ける裕奈に、超さんはしらじらしく目を逸らせるのでした。
28-732 名前:Dr.アコー診療所2nd・11[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 21:50:00 ID:???
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「―――しかし、保健室でお茶会とはいい身分だな……」
 そう言って二ノ宮先生は茶杯を一つ取り、そのまま口に運びます。
「む……、さすがは超だな。澄み渡るような味わいだ」
「まき絵の方は問題あらへんよ。二ノ宮先生もゆっくりしてき〜」
 まき絵の手当てを済ませた亜子先生はにっこり笑って声を掛けます。けれども、その手がわきわき動いているのは
どうしてでしょうね。
「ほんでウチは食後のデザートに……!」
 亜子先生は二ノ宮先生のバックに回り、たゆんたゆんを始めてしまいました。が、二ノ宮先生は全く動じてません。
「たゆんたゆんたゆん……。むーっ、やっぱ先生はリアクション薄いなあ……」
「ったく、和泉は学園トップクラスの保健医のクセに、自分の病気は治そうと思わないのか? ―――おい、明石」
 二ノ宮先生の指示に、裕奈はやれやれとばかりにスリッパを構えました。
「ほーい、そこまで〜」
 すぱんすぱんすぱーん!
 裕奈のツッコミが炸裂しました。それも三連発です。しかし、今回ばかりは亜子先生の手は止まりません。
「ほらほら諦めなって!」
 たゆんたゆん。
 すぱんすぱーん!
「いやや〜! 二ノ宮先生にたゆたゆ出来る機会なんてそうそうあらへんもん!」
 たゆんたゆんたゆんたゆん。
 すぱぱぱぱーん!!
 裕奈のツッコミにもめげず、亜子先生は必死にたゆんたゆんを続けます。見上げた執念ですね。
「そういうのはしずなにやれ、しずなに……」
 二ノ宮先生はたゆたゆされたまま、呆れた口調で呟きます。これが大人の余裕ですね。
「なら、二人掛かりで攻めるヨロシ!」
「よっしゃ! ウチも本気のたゆんたゆんやああーっ!!」
「いー加減にしなさいっ!!」
 ごすごすっ!
 裕奈のツッコミがスリッパから拳に変わったお陰で、ようやくたゆリストたちはおとなしくなりました。
28-733 名前:Dr.アコー診療所2nd・11[sage] 投稿日:2006/04/07(金) 21:51:17 ID:???
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「やっぱりにのみーセンセはカッコイイよね〜。スタイルもいいし、大人の魅力、ってカンジ?」
 騒ぎが一段落して、裕奈はずずずっ、とお茶を口にしながら呟きます。
「ふふ。そんなにおだてても何も出ないぞ?」
「あーあ、ウチの部にもにのみーセンセみたいな顧問が居てくれたらなあ〜」
「ダメダメダメーッ! 二ノ宮先生は新体操部の顧問だもん、ゆーなには渡さないよっ!」
 裕奈の愚痴に、まき絵が口を挟んできます。二ノ宮先生は穏やかに微笑むばかりでした。
「では明石、私が顧問として手取り足取り指導して……」
「石化の光線」
 不意を突いて新田先生が現れましたが、台詞を言い切らぬうちに二ノ宮先生に排除されてしまいます。
 その頃、二人のたゆリストは作戦会議を開いていました。
「一番手っ取り早いんは『びくびくせっちゃん』なんやけど……」
「近いうちに増産するネ! けど今は別の手段を考えないと……」
「なあ、あいつらも排除した方が良くないか?」
 ちらり、と二ノ宮先生の視線が注がれると、二人のたゆリストはあはは、と乾いた笑みを浮かべるばかりです。
「ねーねー、いつものお薬なら私持ってるけど?」
 と、まき絵は空気を読まずにごそごそと錠剤を取り出しました。きゅぴーん、とたゆリストたちの目が輝きます。
「まき絵っ!」
 超さんはまるで石田三成と島左近ばりの手話でまき絵に指示を送りました。まき絵は無邪気に頷くと、
二ノ宮先生の口に薬を投げ込みます。しかし、まき絵の手元を離れた錠剤。それを見た超さんの表情が一変しました。
「ま、まき絵!? それは違うネ!」
 どくんっ!
 途端に二ノ宮先生の目が妖しく光ります。そして、口から煙を吐き出しました。そうです。まき絵が放り込んだのは
『もっこり真名さん』だったのです!
「まき絵のおバカァァァーーーッッ!!!」
 裕奈の絶叫も虚しく、二ノ宮先生の下半身からはゆっくりと室伏君が首をもたげます。
「むっふっふ……、子猫ちゃんが四匹……。わたしが可愛がってぇあげようじゃあないかぁ……!」(cv:若本規夫)
 こうして保健室には四人の悲鳴が響いたそうです―――
(二ノ宮先生のCVは誰がいいだろう?と考えながらつづく)

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最終更新:2007年11月09日 01:31