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33-534

33-534 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/05(月) 21:37:35 ID:???
部活も終って日の暮れた体育教官室
二ノ宮「ん?なんでしずながこんな時間にここにいるの?」
しずな「別にいいじゃない、二ノ宮を待ってたって事で」
二ノ宮「はは、それはどうも」
しずな「あら冗談じゃないわよ」
二ノ宮「?」
しずな「最近まき絵ちゃんとか新体操部員と色々盛んだって噂があるのよ」
二ノ宮「おっとばれてたか」
しずな「生徒とのそういう関係はまずいと思うわよ。それに私がいるのに」
二ノ宮「すまんって、もしや焼きもちか?」
しずな「ふふ、そうかもね…」
「バッ!」いきなりしずなが二ノ宮をベッドに押さえ込んだ
二ノ宮「ちょっと待て!ここでする気か!?」
しずな「駄目なの?最近相手にしてくれないから我慢できないんだもの」
二ノ宮「だってまだ生徒や先生方も…んっ!」
しずな「見られるってのも快感でしょ?特に二ノ宮は」
二ノ宮「そ、そんなこと…」
しずな「二ノ宮ってする時はいつもと性格が180度変わるわよね、そこが可愛いんだけど」
二ノ宮「ちょっとしずな、いきなりそんなにしたら…」
しずな「壊れちゃうって?生徒に手を出さないように私を忘れられなくしてあげる」
二ノ宮「ハア…しずな…私もう…」
しずな「あらもう限界?じゃあ最後にいくわね」

まき絵「失礼しま〜す!二ノ宮せんs…え?」
二ノ宮「ま、まき絵!?いやあのこれはだな…」
しずな「あらあら見つかっちゃいましたね」

まき絵「…邪魔してすいません…私はやっぱり遊びだったんですね…さようなら」

33-548

33-548 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 03:41:07 ID:???
五月屋

五月 いらっしゃいませ。
二ノ宮「へー、結構本格的に出来てるじゃん」
五月 それはどうも。こちらがメニューです。

亜子のひみつ 葉加瀬のひみつ 和美のひみつ
アキラの苦労 ゆーにゃの飼い方 茶々●VSセリ○
千雨のネギ○5ネタバレ ザジの正体 まき絵の可愛さ
エヴァンジェリンの心温まるちょっといい話
刹那の焼き鳥講座 もっこり真名ちゃんのもっこり具合 ALL時価

二ノ宮「えーと。まき絵の可愛さを」
五月 はい
ごにょごにょ
二ノ宮「…!」
五月 さらに…
ひそひそ
二ノ宮「う゛っ」(鼻血)
まき絵「やっほーさっちゃん。あやかのネタないの〜」
五月 残念ですがまだありません。
まき絵「え〜残念〜。あれ二ノ宮先生どうしたの?」
二ノ宮「まき絵、奥の部屋で新しい新体操の特訓よ」
まき絵「えっ!?どうしてちょっと引っ張らないでー!」
五月 一泊2000円、完全防音ですので絶対音は漏れませんよ。
二ノ宮「ありがとう つ2000円札。さぁイクわよ」
まき絵「きゃーあやかー」

あやか「あら五月さん。この近くでまき絵を見ませんでしたか?」
五月 知りません。

33-552

33-552 名前:四姉妹?[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 06:59:48 ID:???
四姉妹?
1/5

「そっくりやなあ……」
「そっくりです……」
 体育の授業中。妹二人の視線は姉と教師に注がれていた。
「ん? どうしたの二人して」
 いち早く視線に気付いた円が声を掛けてくる。すると妹二人は少しおどおどしながら答えた。
「い、いや、円お姉ちゃんと二ノ宮先生って、すごく似てるなあ、って……」
「せ、せやせや! べ、別に円お姉ちゃんが大人んなったら、あんな風に色気ムンムンになるとか思うてへんよっ!」
「―――おねーさん、正直な子は大好きだわ……」
 はは、と苦笑しながら円はしげしげと体育教師を観察する。
 二ノ宮先生。麻帆良学園本校女子中等部において、彼女は生徒達の憧れの存在であった。
 抜群のスタイルに、凛とした表情。
 それでいて性格は気さくで、頼り甲斐がある。そんな彼女を慕う生徒は数多い。
 だから、妹二人の感想はまんざらでもなかった。
「二ノ宮先生かあ……。カッコイイよね……」
 円までもがうっとりとした視線を注いでいると、ようやく二ノ宮先生は自分が見られている事に気が付いた。
「どうした? 私の顔に何かついているか?」
 ずいっ、と二ノ宮先生は三姉妹に顔を近付け、くすりと微笑む。
「い、いいえそのっ! あわわわ……!」
「セ、センセ、顔近付けすぎやっ!」
 美形のアップというものはそれだけで充分な破壊力がある。本人も分かっててやってるのだからたちが悪い。
すっかり顔を赤くしてわたわたする妹二人に苦笑しつつ、円は率直に尋ねた。
「先生。私ってそんなに先生と似てますか?」
「む、まあな……。釘宮は私の若い頃にそっくりだよ」
 二ノ宮先生は少し驚いたような表情を見せ、すぐさまにやりと笑った。
「そうやって同性に好かれる所とか、な」
「あはは……」
 べったりと両脇を亜子と史伽にしがみつかれた状態で、円は乾いた笑い声を漏らした。
33-553 名前:四姉妹?[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 07:00:23 ID:???
2/5

「しかし……、私にはこんな可愛らしい妹分はいなかったぞ」
「きゃ?」
「ひゃいっ?」
 二ノ宮先生はにやにやしながら亜子と史伽の頭を撫でた。思わず二人は可愛い悲鳴を上げる。
その反応に満足しつつ、二ノ宮先生はこっそりと円の耳元で囁いた。
「―――で、釘宮の本命はどっちなんだ?」
「そそそ、そんなんじゃないですって! オヤジ入ってますよ先生!」
「ほほう、誰がオヤジだ」
 実にいきいきとした表情で、二ノ宮先生は円のこめかみにぐりぐりと拳を押し付けた。
こうなると長女である円も形無しである。妹二人にくすくすと笑われ、顔を赤くするのであった。
「よし釘宮。放課後にでも体育教官室に顔を出せ。色々と事情聴取してやろう」
「うあ、職権乱用だ……」
「ふふ。茶菓子の一つくらいは用意してやるよ」
 そう言って二ノ宮先生はまるで少年のように無邪気な笑顔を見せる。押しに弱い円にとって、
この微笑みは回避出来る代物ではなかった。
「わ、分かりました……」
 顔を伏せたまま小さく答えた円に、すかさず亜子が茶々を入れる。
「ええなあ円お姉ちゃん。ウチも二ノ宮先生と一緒におしゃべりしたいのに〜」
「私もです〜」
「―――だ、そうだが、どうする?」
「慎んでお断りします……」
 話の肴にされるのはごめんだ、と円がうんざりした表情で答えた時、まき絵の情けない声が聞こえてきた。
「セ、センセ……、もう限界……、きゅうぅぅ……」
「あ、すまんすまん。すっかり忘れてたよ」
 二ノ宮先生が三姉妹と雑談に花を咲かせている間、遅刻のペナルティーでずっと走らされていたまき絵の体力も、
ここにきて限界を迎えようとしていた―――
33-554 名前:四姉妹?[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 07:00:57 ID:???
3/5

 そして放課後。円は複雑な心境で体育教官室の扉を開けた。そこに他の体育教師の姿は無く、
二ノ宮先生がまったりと新聞を読んでいるだけであった。
「今頃朝刊に目を通してるんですか」
「そう言うな。昔から朝は弱いんでな」
 円の突っ込みをさらりと流し、二ノ宮先生は新聞を片付けた。
「コーヒーと紅茶。どっちがいい?」
「あ、ではコーヒーで……」
 二ノ宮先生が二人分のコーヒーを淹れている間、円はどことなくそわそわしていた。
「どうした、そんなに居心地悪いか? 私としてはこの部屋の雰囲気は好きなのだが」
 ことん、とコーヒーを差し出して、二ノ宮先生は他愛の無い事を呟く。
「あ、いえ……。ちょっと緊張して……」
 それは正直な感想だった。二ノ宮先生のような美人と二人きり。この状況は同性の円といえども
あらぬ想像をしてしまう。彼女が醸し出す艶やかな佇まい。その空気に円はすっかり当てられてしまった。
 そんな円の様子を見て、二ノ宮先生は感慨深く呟く。
「本当に……、釘宮は私の若い頃を彷彿させるよ。大人びた性格の割にウブな所とか、な」
 さくっ、と鋭い指摘が、円の胸に刺さる。だが、二ノ宮先生の攻撃はこれからであった。
「ボーイッシュな外見のせいで、ちょくちょく同性の後輩に告白されたりもしたし……」
 ぐさっ。
「面倒見の良い性格が災いして、いつも貧乏クジを引かされたり」
 ぐさぐさっ!
「寄りつく男はナンパ目当てのチャラチャラした馬鹿ばかり」
 ぐさぐさぐさっ!!
「他には……。―――どうした、まだ話の途中だぞ?」
「先生……、心が痛いです……」
 あまりに的確な二ノ宮先生の指摘に、円は机に突っ伏したままはらはらと涙した。
「やっぱり先生も同じ道を辿ってたんですね……」
「ああ……。誠に遺憾だが……」
 二ノ宮先生は煙草に火を点け、しみじみと紫煙を吐いた。
33-555 名前:四姉妹?[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 07:01:39 ID:???
4/5

「でも、まあ……。考えようによっては、先生みたいな素敵な女性になれる可能性もあるんですよね」
「おっ、なかなかお世辞が上手いじゃないか」
 ふふん、と小気味良く笑い、二ノ宮先生は円のおでこを軽く弾く。
「では釘宮に質問だ。どうして私が今のような人格になれたと思う?」
 ごそごそと自分の机からお茶請けのクッキーを取り出し、二ノ宮先生は尋ねた。うーん、と円は腕組みして
思考を巡らせるが、なかなか答えが出てこない。
 しばし、時が流れた。
「ふふ、やはり分からないか。では、教えてやろう……!」
 煙草を揉み消しながら、二ノ宮先生は笑った。思わずぞくりとするような、妖艶な瞳で。
 すっ、と二ノ宮先生の手が、円の肩に触れた。びくりと円の全身に電流のような衝撃が走る。
「受け入れたのさ、同性に好かれる自分を―――!」
 魔女の手が円の身体を侵食する。首すじをなぞり、ブラウスを侵入し、まだ熟し切っていない双丘へ。
「せ、先生……!!」
 円は動揺していた。二ノ宮先生の行為ではなく、抵抗出来ない自分に。
 いつの間にか二人の身体は密着し、吐息の感触が分かるくらいに顔を寄せていた。
 魔女が、囁く―――
「お前も受け入れるか―――?」
 女同士の関係。今まで自分を慕う二人に対し姉として接してきたのは、この気持ちを抑える為の手段。
 目の前にある、唇。それは、危険な果実―――
 私。私は―――

「―――なんて、な」
 円の思考が停止する寸前で、二ノ宮先生は悪戯っぽい表情で笑った。そして、円の元から離れる。
「少しは抵抗しろ。危うく本気になる所だったぞ」
「あ……!」
 次第に円の理性は復旧されていく。そして、
 ぼんっ!!!
 瞬く間に円の顔は耳まで真っ赤になってしまった。
33-556 名前:四姉妹?[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 07:02:19 ID:???
5/5
「まあ、取り合えず衣服を正せ。年の割にはセクシーだぞ?」
「もう! 先生がやったんでしょうが!」
 ぷいっ、とそっぽを向きながら身なりを整える円に、二ノ宮先生はこみ上げる笑いを必死に堪えていた。
「まあ、アレだ。お前のような性格の奴はな、もう少し勝手気ままに振る舞うべきだよ。
たまには自分に正直に行動する事だ」
「それが先生の経験談ですか……」
「まあ、そういう事だ」
 ジト目で睨み付ける円に、二ノ宮先生は大人の余裕たっぷりで笑っていた。
「お前を見ていると、妹が出来たような感じだよ」
「どうせそれも冗談なんでしょう?」
「ふふ、どうかな?」
 穏やかな笑みを浮かべる二ノ宮先生に、円はくすりと笑った。
 どうして自分が抵抗出来なかったのか、少しだけ分かったような気がした。
「先生ってズルイよね。自分の笑顔がどれだけ人を惹きつけるか知ってるもの」
「ふっ、それは心外だ。私はそこまで傲慢ではないぞ? それに、お前も人の事は云えないだろう」
 ぶっきらぼうな会話。けれど、円はそれを心地良く思っていた。
 姉のような存在。そんな喩えがしっくりくる。
 この、気さくに接してくれる教師に、円はすっかり好感を抱いてしまった。
「また来ます。今度は私のグチでも聞いて下さい」
「ああ。楽しみにしてるよ」
 笑顔で挨拶を交わし、円は体育教官室を後にした。
「妹、か―――」
 ぽつり、と二ノ宮先生は呟く。
「まあ、それも悪くないな……」
 ちらり、と二ノ宮先生は窓の外からひょっこり見える二人に目線を送った。

「エロエロや……」
「エロエロです……」
 先程までのやり取りを、妹二人はこっそり覗いていた。たまらぬ亜子と史伽であった――― (おしまい)

33-585

33-585 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 16:28:51 ID:???
五月屋

五月 いらっしゃいませ
亜子「やってきたで」
ゆーな「にゃー」
五月 こちらがメニューです。

亜子のひみつ 木乃香のひみつ 朝倉のひみつ ハカセのサーヴァント
アキラの苦労 ゆーにゃの飼い方 茶々●VSセリ○ 二ノ宮先生の魅力
千雨のネギ○5ネタバレ いいんちょの『テニスの女王様』
エヴァンジェリンの心温まるちょっといい話 ザジの正体
刹那の焼き鳥講座 もっこり真名ちゃんのもっこり具合 ALL時価

ゆーな「にゃー」
亜子「えっ、ホンマにそれ……えーと、亜子の秘密で…」
五月 分かりました。
ごにょごにょ
ゆーな「に゛ゃ!」
五月 つまりですね…
こそこそ
ゆーな「にゃ〜〜」
五月 極めつけは…
ひそひそ
ゆーな「にゃー!」
33-586 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 16:29:33 ID:???
亜子「な、何をするん!?」
ゆーな「にゃー!」
亜子「もう我慢出来ないって…四葉さん何を言うたん!?」
五月 それは秘密です
ゆーな「にゃー&hearts」
亜子「!(今のゆーなはけだものさんや…このままやとウチ、ゆーなに食べられる!?)」
五月 奥の部屋は一泊2000円ですよ
ゆーな「にゃー」
五月 500円玉が4枚…はい確かに
ゆーな「にゃ〜〜〜」
亜子「ゆ、ゆーな完全にサカっとる。あかん、あの状態やったらたゆんか効かん…犯される!?」
ゆーな「にゃー!」
亜子「きゃー」
バタン

五月 ごゆっくりどうぞ

33-588

33-588 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 17:41:03 ID:???
from:じじい
[件名]おっはー☆
[本文]エヴァちん元気ー?
    今度の日曜魔法生徒の会合あるぴょん。サボったら、メッ><

from:エヴァちん
[件名]Re:おっはー☆
[本文]いい歳こいてぴょんとかマジやめろ

from:じじい
[件名]なんでー☆?
[本文]お互い若々しくいこうZE!まだまだ現役だぴょん☆

from:エヴァちん
[件名]Re:なんでー☆?
[本文]マジキモいからやめろ

33-589 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 17:41:37 ID:???
from:じじい
[件名]Re:Re:なんでー☆?
[本文]じゃあやめろぴょん☆って言ったらやめる

from:エヴァちん
[件名]なし
[本文]はいはいやめろぴょん

from:クソじじい
[件名]Re:
[本文]いやだぴょん><(笑)

返信:なし

33-592

33-592 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 18:14:51 ID:???
from:おさる
[件名]なし
[本文]何か面白いこと言ってよ

from:いいんちょ
[件名]Re:
[本文]授業中ですわよ。真面目に授業を聞いてないからバカになるんですわ。

from:おさる
[件名]
[本文]前から言おうと思ってたんだけどさぁ。メールの中まで「ですわ」とかおかしくない?
     関西人だってメールの中じゃ標準語だっての。

from:亜子
[件名]初メールや。
[本文]授業ヒマやな〜。世界史ツマラへん。

from:おさる
[件名]
[本文]ごめん、なんでもない。

33-595

33-595 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 18:55:10 ID:???
from:このか
[件名]なし
[本文]もうすぐお昼YAE〜♪

from:あすにゃ
[件名]Re:
[本文]一瞬もうすぐお昼YEAH〜!に見えた。

from:このか
[件名]なし
[本文]もうすぐお昼だYO!

from:あすにゃ
[件名]なし
[本文]わかったから

33-599

33-599 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 19:28:25 ID:???
from:ぴぴるぴ〜クラブ
[件名]
[本文]
新田様、期日が後3日と迫ってきております。
それまでに58,000を指定された口座に振り込んでください。
期日をすぎても振り込みがない場合、暴力団関係者の手を使ってでも回収しますのでご注意を。

33-606

33-606 名前:楓 守人 18[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 19:58:56 ID:???
楓 守人 18


1/2
麻帆良を護るは拙者の使命
かといって一人で護っている訳ではござらぬ。エヴァ殿、真名殿、刹那殿、そして魔法生徒に魔法先生
皆が力を合わせて護っているのでござる
それと式神たちも・・・


その日は何故か式神が一体も帰ってこなかったのでござる
真名 「五体すべてか。何者かに襲われたのか?」
楓 「わからぬでござる」
刹那 「悪意ある者が侵入したような気配は感じられなかったが」
いつもなら念じれば式神たちの気配を感じて、会話をすることが可能なはず
完全独立型になって、向こうから念話を閉じるか・・・あるいは消されたのか
そうでもならない限り、こんな状況にはならないのでござる

刹那 「少しばかり調査をしないといけないな」
真名 「危険なことになっていなければいいが」
楓 「すまないが協力をお願いするでござる」

こうして3人で調査をしようとし始めたときのことでござった


ネギ 「あれ?楓さん、式神なんか使って何をしてたんですか?」
ふと近くを通りかかり、拙者に声をかけたネギ坊主の言葉に拙者たちは声を荒げて聞いたでござる
楓 「拙者の式神を見たでござるか!?いったいどこで!?」
ネギ 「ええと・・・五体がカフェテラスの方に飛んでいきましたけど」
刹那 「カフェテラスか、急ごう!!」
真名 「ああ」
こうして拙者たちは、呆然をするネギ坊主を残してカフェテラスへ向かったのでござる
33-607 名前:楓 守人 18[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 20:01:50 ID:???
2/2
だがカフェテラスには式神たちはいなかったでござる
真名 「何か痕跡はないか?」
刹那 「待て、今調べる」
楓 「この近くに・・・ん?あの茂みの方に誰かいるでござるな?」
刹那 「本当だな、行ってみよう」

そこは茂みの中、少し開けた場所のベンチ。あたりは木々に囲まれ、まるでそこは森の休憩所のようでござった
そしてそこには・・・
ちび1 「れっつぷりんたいむでござ〜」
ちび2 「ぷりんを奢ってきただき、ありがとうでござ〜」
ちび3 「でも主殿に連絡しなくてもいいのでござ〜」
ちび4 「主殿も、ぷりんたいむは携帯電話の電源を切ってるからいいのでござ〜」
ちび5 「今は主殿よりぷりんたいむでござ〜」

五月 このプリンは今度出す新作です。食べたら感想聞かせてくださいね
ちび×5 「了解、でござ〜」

真名 「楓、ぷりんたいむとはなんのことだ?」
楓 「・・・プリンを愛でる時間のことでござる。真名殿で言う仔犬タイムのことでござる」
刹那 「携帯を切るというのは?」
楓 「・・・邪魔されないための工夫でござる。刹那殿もこのちゃんたいむではそうしているのでござろう?」

美味しそうにプリンを食べる式神たち。な、何故涙が?
け、決して羨ましくなんかないでござる!!この涙は・・・なんでもないでござるからね!!

真名 「帰るか・・・」
刹那 「そうしようか・・・」

33-610

33-610 名前:3人だけの同窓会[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 20:40:27 ID:???
1/6

―ーその日、麻帆良学園の一角で。
学生と呼ぶには少し年上な女性たちが二十人あまり、食堂棟のワンフロアを借り切り、集まっていた。
学祭でもないこの時期、学外の人間がこんなに沢山一箇所に集まっているのは珍しいのだが……。
「……え〜〜、うっそ〜! もう子供3人居るの〜?!」
「やっぱ世界樹見ると、麻帆良に帰ってきたって気分になるねぇ」
「世界樹と言えば、あんたまだ旦那とは上手くやってるの? ほら学祭伝説で捕まえたイケメンの」
「捕まえたって言い方は酷いわね〜。でもまァ、おかげさまで今でもラブラブよ♪」
「か〜ッ、既婚者はい〜ね〜! 羨ましいね〜! どっかにイイ男転がってねーかなチクショー!」
「焦って変なのとくっつかない方がいいよ〜、あたしみたいに離婚で揉めると面倒だし」

グラス片手に、華やいだ雰囲気の中で思い出話に花を咲かせる彼女たち。
そう、彼女たちは全て、麻帆良学園女子中等部のOG。これは久しぶりの同窓会。
二十代後半・女盛りの彼女たちのこと、話題はどうしてもそっちに向いてしまう。

「しかし――全員揃ってないってのが残念ね」
「出産で入院してるのが1人、あとは仕事だったり連絡取れなかったり……7人欠席かぁ」
「まぁ、留学生とかはね。連絡取れたとしても、海外からじゃ簡単には来れないだろうし」
「留学生と言えば、例の『小さな女王様』、今どーしてんのかな」
「ああ、『マクちゃん』? どうなんだろね、相変わらずなんじゃない?」
「まだちっこいままだったりして、プププ」
「……こらこら、本人が聞いたら怒るぞ。『マクちゃん』とか呼ぶと」
「いーじゃんにのみー、来てないんだから」
「にのみーって呼ぶな! そんなんだからアンタら、あの子に怒られてばっかりだったんだぞ」
「そーいやニノミンとエヴァっち、いっつもそーやって名前のコトで怒ってたよねー」
「『ニノミン』もやめいっ!」
弄られて怒っていたのは、短い黒髪のハンサムな女性。
ワイワイ騒ぐ彼女たちを、眼鏡をかけ豊かな胸を抱いた女性が、微笑を浮かべ見守っていた。
33-611 名前:3人だけの同窓会[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 20:41:02 ID:???
2/6

……やがて、会はお開きとなり。
日の暮れた学園都市の街並みに、彼女たちは吐き出される。
「またこうやって集まりたいね〜! また来年もやろーよ!」
「今度は『小さな女王様』も来れたらいーのに」
「あれ? ニノミンとしずな、帰らないの? 駅こっちだよ?」
「フフフ。私たちは、帰る方向違いますから」
「あーそっか、2人はココの先生なんだっけ。……あれ? 教員寮ってそっちだっけ?」
「ちょっとね、寄らなきゃいけないトコがあるんでね♪」
「え〜?! なんか怪し〜♪ そーいや2人とも独身だし昔から一緒だし、ひょっとして……」
「だからその略やめろってば! あと変な想像すんな!」
年相応の落ち着きを得た彼女たちだが、しかし中学時代の級友と会えば心も若返る。
昔とまるで変わらぬ様子で騒ぎながら駅へと消える仲間達。
その姿を最後まで見送って、学園に残された2人は互いに頷きあう。
「……じゃ、いきましょうか、二ノ宮先生」
「こら、『先生』言うな、しずな。そりゃあの子は今も『生徒』だけど、今日は『元級友』だろ?」
「ふふふ、そうだったわね♪」

日の暮れた学園都市の片隅、森の中に建てられたログハウス。
メイド服姿の茶々丸に迎えられ、2人は中に通される。
「遅かったじゃないか、2人とも。 どうだった、同窓会は?」
「みんな、変わりなかったわよ。相変わらずって言うべきかしらね〜」
「ま、一番変わってないのはエヴァだろうけどなァ」
「フッ、そういうお前たちもまるで変わってないぞ。あの頃から」
麻帆良学園中等部に、教員として戻ってきた二ノ宮としずな。未だに生徒のエヴァンジェリン。
3人は互いに微笑みあい、そして思い出す。
そう、あれは15年前のこと。3人が揃って、「初めての」中学生だった頃――
33-612 名前:3人だけの同窓会[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 20:42:05 ID:???
3/6

「――今日からこの1−Aに編入されることになる留学生を紹介します。
 エヴァンジェリン・A・K・マクダウェルさん。みなさん、仲良くしてあげて下さいね」
「はーいせんせー!」「かわいー!」「お人形さんみた〜い!」
「ほら、マクダウェルさん、自己紹介を」
「……………ッ」
女教師に紹介された小さな転入生の姿に、能天気な声を上げて喜ぶ30人の生徒たち。
その騒ぎを前に、エヴァンジェリンの頬がピクピクと動く。
何が悲しくて、こんなガキどもと一緒にガッコウなんぞに通わねばならないのか。
全てはエヴァの不覚によるものではあったが、それでもなお、堪えきれぬ怒りが湧き上がってくる。
あの忌々しい呪いさえなければ――何が『光に生きてみろ』だ、サウザンドマスターめ――!
「……マクちゃん、どーしたの?」「ひょっとして、日本語わかんない?」
自己紹介を始めようとしないエヴァの姿に、クラスがざわめく。
ヒソヒソと、しかしモロに聞こえてくるその言葉に、エヴァはついにキレた。
冷たい怒りを込めた目で、クラスを睥睨する。
「――騒ぐな、ガキども。日本語など100年も前に習得している。完璧に、な」
「ひゃ、百年?!」
「それに『マクちゃん』とは何だ。我が家名を勝手に略すな。……縊り殺すぞ?」
エヴァは生徒たちを睨みつける。その冗談抜きの殺気に、クラスは静まり返る。
凍りついた教室の中、その緊迫した空気を破ったのは――
「うん、確かに変な呼ばれ方したら気になるよね〜。
 でさ、じゃあ何て呼べばいい? エヴァちゃん、なら許してくれる?」
「『ちゃん』づけは止めろ。フルネームでなければエヴァでいい。……で、何だ、お前たちは?」
視線の先には、1人の生徒。見れば彼女と、彼女の隣に座るもう1人だけが、全く怯えていない。
「私? 私は出席番号23番、新体操部の二ノ宮。こっちは26番の源。覚えといてね、エヴァ。
 あ、『にのみー』とか『ニノミン』とか略すのはヤメてよ。私もそーゆーの嫌だから」
「……ふ。いい度胸をしている。良かろう、覚えておくぞ、二ノ宮。」
真祖の視線に臆することなく笑う、ボーイッシュな少女に。その隣で笑うおっとりとした少女に。
エヴァは初めて、少しだけ唇の端を持ち上げ、微笑んだ。
33-613 名前:3人だけの同窓会[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 20:42:49 ID:???
4/6

それからの3年間。能天気なクラスメイトたちとは、多少の距離を置き続けたエヴァ。
その尊大な物言い、同級生を馬鹿にしきった態度から、『小さな女王様』と呼ばれた彼女。
まだ学校生活の経験が乏しかった彼女は、しばしばクラスメイトとトラブルを起こした。
だが、数少ない例外は――
「……にしても、エヴァちゃんって全然おっきくならないね」
「放っておけ。そういう体質なんだよ」
「しずなは日に日に大きくなるよなー。主に胸が」
「あらあら、オヤジ臭いわねぇ。でも正直困るのよね、ブラジャーも合わなくなっちゃうし」
「フン。……それより、何でお前たちは屋上なんぞに来てるんだ」
「ほい、エヴァちゃんがさっきサボった授業のプリント。明日までに提出だってさ」
「ちゃんと授業出なきゃダメよ?」
時間を見てはエヴァに声をかける、いつもの2人。
茶目っ気に溢れる二ノ宮、落ち着きがあり母性的な雰囲気のしずな、孤高を保つエヴァ。
彼女たち3人はアンバランスなデコボコトリオではあったが、確かに親友同士であった。
確かに、同じ時を過ごしていたのだった。

「……二ノ宮。お前には、礼を言わねばならんな」
「やだなー、エヴァ。何を改まって」
それは中学3年の3学期も終ろうという頃。エヴァは、彼女を屋上に呼び出していた。
出会った頃はあまり差のなかった2人の身長。
しかし成長期の中学3年間を経て、スラリとした長身美人となった二ノ宮。子供のままのエヴァ。
クラスの誰もがそのことに疑問を持たなかったが、よくよく考えると奇妙なことではある。
「お前がいなければ――私は、クラスの誰かを殺していたかもしれん。
 奴らの能天気さに我慢できず、1人くらい縊り殺していたかもしれん。
 お前には、何か礼をせねばなるまい、と思っている」
「やだなーエヴァってば、大袈裟な」
「いいや、本気さ。……とはいえ、私が与えられるモノはそう多くはない。多くはないが――」
エヴァはそこで言葉を切り、相手の顔を見上げた。ニヤリと浮かぶ、邪悪な笑み。
「二ノ宮。お前、『永遠の命』は欲しくないか?」
33-614 名前:3人だけの同窓会[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 20:43:42 ID:???
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「えいえんの――いのち?」
「そうだ。古今東西を問わず多くの者が求めた、不老不死の夢だ」
エヴァは笑う。屋上を吹き抜ける風の中、長い金髪をたなびかせ、親友に笑いかける。
「実は私は、不老不死なんだよ。成長もないが、老いることもない身体だ。
 おまえやしずな辺りは勘付いていただろう? この私の、いつまでも小さな身体に。
 不自然なまでに、成長の気配すらないこの私に」
「…………」
「そして私は、分け与えることができる。私が選んだ相手に、永遠の命を分けてやることができる。
 二ノ宮。お前の身体は、今が恐らくピークのはずだ。成長も終わり、あとは老いてゆくだけの身体だ。
 ――どうだ。私と共に、若さを保ったまま、永遠の時を生きてみる気はないか……?」
エヴァの青い瞳が、二ノ宮の瞳を覗き込む。嘘や冗談を言ってるとは思えぬ、真剣な瞳。
エヴァのしなやかな指が、二ノ宮の滑らかな肌を伝う。
胸元から首元、頚動脈あたりを探り、後頭部に手を伸ばして抱き寄せる。
エヴァの口元から鋭い犬歯が覗く。チロリ、と、伸ばした舌が二ノ宮の首筋を舐める。
夜の眷属には相応しからぬ太陽の下、無限の命持つ魔物は、少女を誘惑する。
「二ノ宮――お前はただ、頷くだけでいい。頷くだけで、永遠の若さが、お前のものに――」

エヴァのログハウス。
教師となった二ノ宮としずなは、エヴァの秘蔵のワインを片手に、昔話に花を咲かせる。
3人の手元には血のように赤い液体。一口飲んで、エヴァは二ノ宮を見上げる。
「――しかし、寂しいものだな。アレでも私は、相当思い悩んだ上での告白だったんだぞ?」
「ん〜、エヴァの言葉を信じなかったわけじゃ、ないんだけどな〜」
二ノ宮はとぼけた顔でつぶやく。
あの時、あっさりエヴァの言葉を信じた彼女。そしてそれ以上詳しいことを聞こうとしなかった彼女。
時代は違えど、流石は麻帆良の生徒と言うべきか。
しかし彼女は、エヴァの誘いには乗らなかった。
笑って、こう答えた。「気持ちは有難いけどね。私はフツーに生きていくさ♪」 と。
その時のエヴァの寂しそうな表情を、どう表現すれば良いのだろうか。
今でも二ノ宮にはありありと思い出せる。
「でもね――エヴァ」
33-615 名前:3人だけの同窓会[sage] 投稿日:2006/06/06(火) 20:44:21 ID:???
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「でもね。正直私は、永遠の命なんて、いらなかったんだけどさ――
 嬉しくは、あったんだ。この私を選んで、その秘密を明かしてくれたことはね」
「…………」
告白の意味が違う、と言いかけて、しかしエヴァは黙り込んだ。
吸血鬼にとって――それも真祖にとって、血族への招待は、単なる永遠の命のプレゼントではない。
永劫にも等しい人生を送るパートナーを選ぶのと、ほぼ同義なのだ。
しかし、そんなことを、一般人に過ぎぬ二ノ宮が知っていようはずもなく。
軽く溜息をついたエヴァに、しかし横からしずなが声をかける。
「でもね、エヴァ――彼女がなんで教職を目指したのか、知ってる?」
「ちょッ、しずなッ、それは……!」
「彼女、新体操ばかりやってて勉強できなかったじゃない。バカレンジャーとか呼ばれてたりして。
 それが高校に入ってから、人が変わったように勉強頑張りだしてね……」
「わーっ! わーーッ!!」
「高校生の頃から、中学校の先生目指して頑張ったのよ。
 なんでも、エヴァを1人にしたくないから、ですって。
 永遠に一緒は無理だけど、麻帆良の先生になれれば、定年までは一緒に居てあげられるから、って」
「……なっ……!?」
「……しずな〜、恨むぞ〜。こうなったらアンタが先生になった動機、タカミチにバラしてやる〜」
しずなの言葉に、息を呑んで真っ赤になるエヴァ、視線を逸らしてグチグチ言い出す二ノ宮。
けれどもしずなの微笑みは変わらない。まるで平然としたまま、言葉を続ける。
「A組のクラス担任になれなかった時にはね、それはもう落ち込んだのよ、彼女。
 体育の授業でしか会えないし、その授業だってエヴァは相変わらずサボリばかりでしょう?」
「……しずな、お願いだからもう勘弁してよぉ……」
「…………」
顔を真っ赤にして突っ伏す二ノ宮に――エヴァは、立ち上がって窓の外を暫く眺めた後。
背を向けたまま、つぶやいた。
「……二ノ宮。同じ学園に居るんだ、ヒマな時には遊びに来るがいい。
 今度はこの、お節介な奴抜きで、な」
                                    (終わり)

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最終更新:2007年07月29日 02:26