34-557
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34-557
名前:すいみん不足[sageごめんageちまった] 投稿日:2006/06/26(月) 07:05:40 ID:???
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すいみん不足
1/4
「ふわ……あ……」
朝の女子寮にて。自室に戻ってきたアキラは大あくびをした。
「珍しいね。アキラがあくびするなんて」
「うん……。最近寝不足……」
ルームメイトである裕奈の問いに答えつつ、アキラは覚束ない足取りで洗面所に向かう。と、そこで、
ごちん!
「……痛い」
アキラは部屋の壁に頭をぶつけたのだ。
「アキラ、大丈夫なん?」
裕奈の朝食を作りに来ていた亜子がぱたぱたと駆け寄る。するとアキラは赤くなったおでこを押さえながら、
すっかり涙目になった状態で答えた。
「真名の部屋から帰る時、おんなじとこぶつけちゃったから、かなり痛い……」
「あー、たんこぶ出来とるやん」
「同じトコぶつけた、って……。アキラがかつてない程ドジっ子になってる……」
亜子に治療されているアキラを見ながら、裕奈は呆然とした口調で呟いた。
「アキラ、調子悪いんとちゃう? 風邪引いてへん?」
仲良し四人組の中で、いやクラスの中でもしっかり者のアキラである。亜子が尋ねるのも無理は無い。
「ううん、眠たいだけ……。最近、眠れないの……」
「そんなに眠いんだったら、今日は学校サボっちゃいなよ」
「いや、やっぱり授業は受けなきゃ……」
裕奈の提案に首を振ると、アキラは再び大あくびをするのであった。
結局、アキラは登校中に三度電柱に激突し、電車ではドアに挟まれ、階段では派手にすっ転ぶという、
のどかや亜子でも滅多に見せないようなドジっぷりを発揮したのであった。
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34-558
名前:すいみん不足[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 07:06:26 ID:???
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2/4
「ねーねーたつみー、アキラどうしちゃったの?」
教室に入るなり、裕奈は真っ先に真名の元へ駆け寄る。すると真名は重苦しい表情で溜息をついた。
「そろそろ限界のようだ。最早ここまで、か……」
真名の視線の先には、のどかと衝突して頭を押さえるアキラの姿があった。そして二人は謝ろうとして
再びごちん、と頭をぶつけている。
「こいつは重症だね……」
「ああ、重症だ……」
アキラの変わり様にクラスの注目が集まる中、真名は苦渋の決断を下した。
「今夜は我慢しよう。アキラはお前達と一緒に寝かせてやってくれ」
「えっと、どういうイミ?」
「一緒に寝てみれば分かる。そろそろ元のアキラに戻ってもらいたいからな」
真名の意味深な発言に、裕奈は首を傾げるばかりであった。
そして夜。
「いいの? 私が居たら二人の邪魔にならない?」
相変わらず眠そうな感じで、アキラは申し訳なさそうに尋ねた。
「なーに言ってんの! 自分の部屋なんだから遠慮するコトないじゃん!」
「せやせや。おじゃましとるんはウチの方なんやから」
「でも……」
「いーからいーから。さ、とっとと寝ちゃいなよ」
二人に押し切られる形で、アキラは自分のベッドに潜り込む。続いて裕奈と亜子も早々にパジャマに着替え、
裕奈のベッドで横になった。
「寝付きが悪い時ってさ、なんとなく誰かが傍に居てくれる方がいいんだよね〜♪」
「うん……。今日はぐっすり寝られそう……」
しばらく三人はおしゃべりに興じる。そして、小一時間もする頃にはアキラの返事は来なくなった。
「ふふっ、ちゃんと眠れたみたいだね」
「ほなおやすみ、アキラ」
アキラが静かに寝息を立てたのを確認すると、裕奈と亜子は一安心といった様子で笑った。
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34-559
名前:すいみん不足[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 07:07:11 ID:???
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3/4
「―――うにゃ?」
深夜。突然の感触に、裕奈はぱちりと目を開けた。誰かが裕奈の背中にしがみついてきたのだ。
「亜子?」
思わず恋人の名を告げる。しかし亜子は裕奈の目の前ですやすやと眠っていた。と、いう事は……。
「どうしたのアキラ?」
裕奈はゆっくりと振り返る。すると、
「ふええ……、目が覚めちゃったの……。なんだか寝付けなくて……」
アキラは裕奈を抱き枕にしたまま、涙声で答えたのだ。これには裕奈の頭も瞬時に覚醒する。
「一人じゃ淋しいから……、わたしもゆーなちゃんと亜子ちゃんといっしょがいいの……」
ゆーなちゃんと亜子ちゃん、ですと?
「あ、あのアキラ? どうしちゃったの?」
完全に豹変してしまったアキラに、裕奈は動揺を抑えながら尋ねる。だがアキラは答えず、
「ダメ……?」
と、今にも泣きそうな表情で言ったのだ。それも上目遣いで。
ズギャ―――z___ン!!! という効果音が裕奈の胸に響いた。マズイ、これはシャレにならない。
(たつみーが言ってたのはコレだったのか……!)
恐らく、今のアキラは度重なる睡眠不足の影響で、幼児退行したような寝惚け方をしているのだろう。
はっきりいって反則である。普段はクールな印象の強いアキラが、こんなに可愛い姿を見せるなんて。
どくん、と裕奈の内に潜むけだものさんが目を覚ました。
(ヤバイって! このアキラはカワイイなんてモンじゃないって!)
裕奈の鼓動が高まっていく。そして、アキラが再び口を開いた。
「ゆーなちゃんの背中、あったかくて気持ちいい……」
アキラはとろんとした口調で、すりすりと裕奈の背中に頬ずりしてきたのだ。これには裕奈の理性も
いっぱいいっぱいになってしまう。
今すぐアキラを食べちゃいたい。裕奈の中のけだものさんがそう訴えていた。
(ダメダメダメッ!! あ、あたしには亜子が……、って、そうだ!)
裕奈の脳裏にある考えが浮かんだ。浮気寸前のこの状況を脱するにはこれしか無い。
「和泉さん! 和泉さん起きてよボンジュール!!」
藁をも縋る思いで、裕奈は亜子を揺り起こしたのであった。
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34-560
名前:すいみん不足[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 07:07:55 ID:???
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4/4
「う…ん……、ゆーな、どないしたん?」
眠そうに目を擦りながら亜子が身体を起こすと、先にアキラが口を開いた。
「亜子ちゃん、わたしもいっしょに寝させてよぅ……」
アキラはようやく裕奈を開放すると、今度はぴったりと亜子に抱き付いてきた。
「ひゃああっ!? ア、アキラ寝惚けとるん?」
「そーみたい……。そりゃたつみーも手を出すよね、この状態じゃ。そんでアキラの寝不足はヒドくなる、と」
目を白黒させながらわたわたする亜子に、裕奈はげんなりした表情で答えた。
「あたし一人じゃガマン出来ないからさ、亜子も頑張ってアキラのゆーわくに耐えてね♪」
「そ、それどーゆーイミ……」
亜子の問いは、アキラの取った行動によって遮られた。
「えへへー、亜子ちゃんのカラダぬくぬくだね〜」
「やぁんっ! ア、アカンてアキラ! そ、そないなトコ触らんといてぇ〜っ!」
アキラは亜子の胸に顔を埋めながらすりすりしてくる。この一撃で亜子の理性も一気に追い詰められた様子だ。
「はいはいアキラ、もう寝るよ」
やれやれといった表情で裕奈はアキラの腕を取った。一瞬アキラがきょとんとした隙に、
亜子もアキラのもう片方の腕を取り、一息つく。
「アキラ、三人でおとなしゅう寝よ?」
亜子がアキラの頭を撫でながら毛布を掛けると、アキラは嬉しそうに目を細めた。そして、
「うんっ! ゆーなちゃんも亜子ちゃんもだーい好き!」
アキラは二人のほっぺにキスをしたのであった。
「うあ……、こんなのたつみーじゃなくても襲いたくなるって……」
「ウチもくらくらしとる……」
二人が心の中のけだものさんと戦っている間に、ようやく安心したのかアキラはあっという間に
眠ってしまったそうな―――
「―――あれっ? どうして私ゆーなのベッドで寝てたの?」
翌朝。アキラが目を覚ますと、あれから一睡も出来なかった二人は乾いた笑みを浮べたのであった。
そしてアキラは例によって昨夜の事は覚えていないそうな―――
(おしまい)
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34-567
名前:禁断の果実 梅雨空に[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 12:56:48 ID:???
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雨
しとしとと降る雨
梅雨入りしてどれくらい経つのか、ここ数日雨ばかり
昼休みに美空は教室の窓辺に頬杖をついて、ため息ばかりついている
いたずら仲間の双子も机に突っ伏して昼寝している、多くのクラスメイトがだるそうにしていた
「よっ、美空」
円が美空の肩を叩く、なぜか元気がいい
「だるいっす・・・。てかなんでそんなに元気な訳?」
美空は円の元気さに嫌味を少し込めて言う
「無理してんのよ、これでも。チアリーダーがへたってちゃ駄目でしょうが」
「チアリーダーねぇ・・・」
美砂は二日酔いなのか沈没状態、桜子は千雨に突っかかってはたかれている
「円だけじゃね?、元気なの。つーか昨日あんだけしといてさ・・・」
いきなり回りを確認して円はキスをする、美空は目を白黒させる
「ちょっと!」
「まったく、あれの時だけ元気で普段がこれじゃあたしの立つ瀬が無いでしょーが」
唇をぺろりと舐めながら円は言う
「はいはい、わかりましたよっと」
美空もお返しのキス、二人はふふっと笑い雨の滴る空を見上げた
34-573
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34-573
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 22:10:43 ID:???
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今から風香 甘えん坊将軍を投下します
アコー先生のようにちょっと設定解説をしてみました
麻帆良国 麻帆良城 麻帆良城下
物語の舞台、江戸時代ぐらいの世界をイメージしてください
和泉養生所
亜子が運営する病院。亜子が先生、アキラが看護婦、せつな、裕奈が居候、エヴァが入院患者。庭は広め
風香 物語の主人公。麻帆良幕府第二十二代将軍、いたずら好きのわがまま将軍
楓 将軍様を守るお庭番衆、長瀬忍軍の忍者。将軍様の良き理解者
アキラ 和泉養生所の看護婦さん。亜子、せつな、裕奈の面倒を見る養生所の良心
実は入院患者のエヴァとは深い関係
せつな 過去に乳入道との戦いに敗れ精神だけ幼女にされてしまった。そのすぐ後に亜子に拾われる
元は帝(=木乃香)の護衛かつ強力な退魔師だった。幼女でせつな、元に戻ると刹那という表記になる
裕奈 刹那と乳入道の戦いに巻き込まれ精神だけねこにされた。そのすぐ後にせつなといっしょに亜子に拾われる
ちなみにねこ耳、しっぽ、ひげも生えてきた
亜子 和泉養生所の問題医師、乳を見るとすぐにたゆん(乳揉み)したがる。だが医者としての腕は確か
乳天御剣流現継承者、第13代 亜子清十郎でもあり武術の達人だったりする
乳入道 最強の妖怪、抱擁されると性格を変えられてしまうらしい。正体は不明。●ばさん・・・とか言ってはいけない
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34-574
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 22:12:39 ID:???
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風香 甘えん坊将軍
1/4
むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな
しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです
麻帆良の国にも梅雨がやってきました
雨が降りしきる梅雨・・・そしてようやく晴れたある日のことです
ここは和泉養生所、そのお庭にアキラさんがいました
アキラ 「晴れたからお布団干すよ」
せつな 「は〜い」
裕奈 「にゃ」
少なからず入院患者の居る和泉養生所、梅雨の時期のお洗濯やお布団干しは大変なのです
三人で物干し台と竿を用意してそれにお布団を掛けていきます
ずらりと並んだお布団、ちょっと強めのお日様の日差しがだんだんと染みこんでいきました
せつな 「ねこさん、もうすこししたらふかふかだね」
裕奈 「にゃぅん」
目を細めてうなずく裕奈さん。きっとふかふかのお布団でごろごろするのを待っているのでしょう
アキラ 「まだ干すまで時間がかかるから・・・お昼にするね」
せつな 「は〜い」
裕奈 「にゃ」
三人のお昼ご飯は、入院患者さんにご飯を配ってからなのでちょっと遅めです
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34-575
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 22:13:54 ID:???
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2/4
さて、お昼ご飯も食べ終わり、布団の干してある縁側でくつろぐせつなちゃんと裕奈さん
ちょっと暇そうにお日様を浴びながらお布団を見つめているときのことでした
風香 「こんちゃ〜!!遊びに来たよ!!」
楓 「こんにちはでござる」
玄関の方からそんな声が聞こえてきました
二人はその声を聞くと嬉しそうに玄関に飛んでいきます
せつな 「こんにちは!!あそびにきたの?」
裕奈 「にゃん!!」
最近、将軍様はここに来るときは玩具とかお菓子とかを持ってくるのです
決してそれだけということはがありませんが、二人は将軍様が来るのを楽しみにしていました
風香 「今日は鞠とおせんべいを持ってきたよ。一緒に食べよう」
せつな 「うわぁ〜、たべよう!たべよう!」
裕奈 「にゃぅん!!」
こうして奥に消えてゆく将軍様たち、その後を追うように楓さんがついていきます
楓 「拙者は亜子先生とアキラさんにご挨拶をしてくるでござる」
風香 「じゃあ、お茶もらってきてね」
楓 「わかったでござるよ」
で、楓さんがちょっと目を離した隙に・・・困ったちゃんが発動してしまったのです
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34-576
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 22:18:26 ID:???
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3/4
風香 「おお〜!!いい感じじゃない」
干してある布団を見つめて満足そうな将軍様。いったい何を考えているのでしょう?
せつな 「おふとんがどうかしたの?」
風香 「あのね、友達のネギ君に仏怒暴琉(ふっとぼうる)っていうのを教えてもらったの。やろうよ!!」
せつな 「どんなの?」
風香 「あのね、鞠を足で蹴って門の中に蹴りこむの。門はあのお布団五つ分ぐらいかな?」
せつな 「それで?」
風香 「真ん中のお布団が5点、その右と左のお布団が3点、一番端のお布団が一点ていうのはどうかな?」
せつな 「こう?」
せつなちゃんはそういうと将軍様の持ってきた鞠を蹴ってお布団に当てたのです
すると鞠の当たった所に、土の丸い汚れがついてしまいました
風香 「おお!!三点だね!!」
せつな 「・・・おもしろい」
裕奈 「にゃ!!にゃ!!にゃ〜!!」
するとそれを見ていた裕奈さん、自分もやりたくなったらしく、せつなちゃんに鞠をせがみ始めました
風香 「じゃあ次は裕奈ちゃんの番だね」
先ほどせつなちゃんが鞠を蹴った位置に鞠を置くと、裕奈さんはじっと鞠を見つめて息を止めました
風香 せつな 「ごくり・・・」
ちょっと微妙な緊張感がその場を包みます
裕奈 「にゃ!!!」
裕奈さんのしなやかな蹴りが鞠の真心を捕らえました
ばしゅぅぅぅ・・・
飛んでいった鞠は、中央の布団のど真ん中に突き刺さります。しばらく鞠は回転しながらお布団を揺らしたのでした
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34-577
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 22:19:47 ID:???
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4/4
風香 「すごぉぉぉい!!」
せつな 「あうう・・・ねこさんすごい」
裕奈 「ふにゃん!」
裕奈さんは胸を張って得意そうです
こうして鞠とお布団を使った仏怒暴琉大会が始まったのです
アキラ 「で、こうなったんだ・・・」
怒っているアキラさんの前で三人は申し訳なさそうに正座をしています
庭をみれば鞠の跡がついたお布団がたくさんありました。どうやら鞠の跡がたくさんついたら、新しいのと交換していたようです
せつな 「あのね、あのね、おもしろかったの。ごめんなさい」
裕奈 「にゃん・・・」
風香 「気がついたらこんなにいっぱい・・・ごめんなさい」
アキラ 「三人ともお布団を汚した罰として・・・夕ご飯抜き・・・」
せつな 「ええ!!!」
裕奈 「にゃぅぅぅん・・・」
風香 「ふええええ!!!」
何故か将軍様までも瞳をうるうるさせ始めました。それを見たアキラさんは仕方がなさそうにこう言います
アキラ 「お布団を綺麗にしたら・・・夕ご飯半分だけあげる」
その言葉を聞いた三人は夕暮れの中、お布団についた汚れを払い続けたのでした
ちなみに試合結果は・・・・
裕奈さん92点、せつなちゃん85点、将軍様80点でした
次の日、幸運にもよく晴れたので再びお布団が干されます
しかしこれ以降、仏怒暴琉大会は無期限延期になってしまったのでした
完
34-580
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34-580
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 23:57:47 ID:???
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アルバイト
明日菜はこの日、朝倉と千雨のコネでピザ屋のバイトをしていた。
朝倉「それにしても明日菜って、どうしてここやる気になったの?」
明日菜「別にいいじゃん。ここ自給いいし」
千雨「ん?どうせいいんちょの誕生日が近いからプレゼント買う金集めてんだろ」
明日菜「うっ…別にいいじゃん」
朝倉「あはは、まぁ私らも今日は一緒に手伝ってあげるからね」
千雨「―ったく、何で私まで」
朝倉「まぁまぁ、電話係だから大丈夫だって」
そう言って仕事をする3人。
途中で千雨が椎名桜子宛にLサイズのピザ10枚の注文があったと聞いた。
いくらなんでも多すぎであったが、注文だから仕方なく配達することに。
明日菜「朝倉ー、配達終わったよー…ってあれ?」
いつの間にか休憩時間で二人はどこかに行っていた。
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34-581
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/26(月) 23:58:26 ID:???
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明日菜「あ、あんな所に…」
そこで明日菜は見てしまった、給湯屋にいる二人を…
二人は換気扇全開でタバコを吹かして上司の悪口をしゃべっていた。
朝倉「昨日もあのハゲに誘われちゃったよー。あれマジヤバイよね」
千雨「だーから、構うなっつーただろうが。バカじゃねーの」
朝倉「まーそうだけどさ…それと千雨にやったアレ、絶対セクハラだよね」
千雨「あのハゲ!ムカつくからお茶の中に雑巾の絞り汁入れてやったぞ」
朝倉「今度したらどうする?」
千雨「今度やったらトイレの水入れてきてやる」
明日菜「…」
何やら聞いてはいけないことを聞いてしまったので無視することにした明日菜だった。
つづく?
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34-584
名前:マロン名無しさん[] 投稿日:2006/06/27(火) 07:29:31 ID:iKP+6byi
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>>580のピザ10枚の真相です。
―麻帆良チアの部室で
桜子「はー、久しぶりに3人で練習したらお腹空いちゃった」
美砂「そうねー。私もペコペコ」
円「昼ごはんどうする?何処かコンビニ寄る?」
美砂「えー、ここから遠いじゃん。却下」
桜子「それじゃあこれどう?明日菜からパンフ貰ったの」
円「へーピザ?いいじゃん」
美砂「みんなで割り勘で一枚頼もうか」
プルルルルル ガチャ
『お電話ありがとうございます。○○ピザ麻帆良駅前店です』
円「!?……そのやる気のない言葉遣い、ひょっとして長谷川?」
桜子「!!」
千雨『ちっ、よりによってお前かよ』
円「どーだっていいわ。こっちは…ちょっと何すうわなにをすr
桜子「千雨ちゃーーーーーーーーーーーーーーーん&hearts」
キィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン
千雨『――!!!』
円「ちょっと桜子私の携帯…」
桜子「こんな所で千雨ちゃんの声を聞けるなんてうれしー」
美砂「聞いてないって」
-
34-585
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 07:30:23 ID:???
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千雨『いいから早く注m
桜子「それよりさっきの言葉もう一回言ってー♪」
千雨『お前、人の話を聞いてな
ピッピッ
桜子「待ってねー。今ボイスレコ録るからー♪激レアーだよー、何にしよ?目覚ましかな?」
千雨『…』バキッ!!(メモ用のシャーペン折った音)
桜子「あっ、いいよ〜」
千雨『ご注文繰り返しますミックスピザLサイズを10枚ですねお電話ありがとうございました(棒読み)』ガチャ
桜子「…へ?」
円「じゅうまい…」
美砂「Lサイズ…」
数十分後
明日菜「お待たせーミックスピザLサイズ10枚ね。何かパーティでも開くの?」
美砂「ねー明日菜…これってキャンセルは…」
明日菜「不可だけど」
円「当然ね…」
『ご注文繰り返します』
桜子「あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん、千雨ちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん&hearts」
美砂、円「領収書の名前と料金の徴収は桜子にね(怒)」
34-589
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34-589
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 19:07:38 ID:???
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今から風香 甘えん坊将軍を投下します
設定解説です
麻帆良国 麻帆良城 麻帆良城下
物語の舞台、江戸時代ぐらいの世界をイメージしてください。練兵場があります
早乙女工房
ほとんどが猥褻なものを扱う作品工房。少年愛が中心の作品が人気。実はあやかも常連だったりする
風香 物語の主人公。麻帆良幕府第二十二代将軍、いたずら好きのわがまま将軍
史伽 将軍様の影武者。将軍様とは血はつながってはいない。将軍様のいたずらの被害者だったりもする
楓 将軍様を守るお庭番衆、長瀬忍軍の忍者。将軍様の良き理解者
あやか 将軍家家老筆頭にして将軍様お目付役、将軍様にほとほと手を焼いている。ネギ王子が好き
葉加瀬 将軍家財政担当大臣。麻帆良国は事実上彼女が運営している。実は裏でいろいろといけないことをしている
軍曹さん 初登場の鬼軍曹。「分かったか豚娘ども! 分かったら返事をしろ!」なんて台詞は言わないかもしれません
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34-590
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 19:09:10 ID:???
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風香 甘えん坊将軍
1/5
むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな
しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです
さて、今日も例のごとくお城を脱走した将軍様。ついでに史伽さんまで連れて行ったようです
あやか 「うふ・・うふふ・・・もう我慢なりませんわ・・・」
鬼の形相のあやかさん、また切れてしまったようです
あやか 「こうなったら・・・うふふ・・・」
葉加瀬 「はれ?あやかさん、どうしたんですか〜」
ここは葉加瀬さんの執務室。あやかさんはどうやら葉加瀬さんに用があるようです
あやか 「葉加瀬さん、この方に連絡を取っていただけませんか?」
あやかさんは一枚の紙を葉加瀬さんに手渡しました
葉加瀬 「ええと・・・え!?こ、この人をですか!?」
あやか 「うふふ・・・そうです。この方に連絡を取って欲しいのです」
葉加瀬 「この人がどういう人か知ってて呼ぶんですよね?」
あやか 「上様再教育計画、この方に委ねようと思います」
葉加瀬 「わかりましたです・・・」
そして二日後・・・
風香 「な〜に〜あやか姉、何のようなの?」
史伽 「な、何で私まで?」
楓 「拙者にも何か用でござるか?」
ここは麻帆良城練兵場、動きやすい着物に着替えさせられた三人が集められました
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34-591
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 19:10:48 ID:???
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2/5
あやか 「今日から・・・あなたたちのたるんだ心を引き締めさせてもらいます」
楓 「拙者、たるんでいるのでござろうか?」
史伽 「ちょっと怖いです〜」
風香 「たるんでいるの、あやか姉のお腹じゃん」
あやか 「おだまりなさい!!!」
三人は一喝されました
あやか 「今日はそのために指導教員の方をお呼びしています。では、先生どうぞ」
その言葉の後に、すっと練兵場の扉が開きました
?? 「貴様らか、私の指導を受けたいというのは・・・」
扉が開いて入ってきたのは、軍服に身を包んだ一人の女性でした
厳しそうな目つき、手に持った当たると痛そうな鞭、革製の黒い軍靴、まさに鬼軍曹です
?? 「ふん・・・どいつもこいつも軟弱そうな面しやがって・・・鍛え甲斐がありそうだ」
あやか 「こちらは将軍家筆頭練兵教官、二ノ宮の守(にのみやのかみ)さんです」
二ノ宮 「今日から私が貴様らを鍛えることになった。これで今日から貴様らは最強の兵士となる」
あやか 「では後はお願いします。死ななければそれでよろしいですから・・・」
そう言い残すと、あやかさんは練兵場を去っていきました
風香 (ね、ねえ、やばくない、あの人。鞭なんか持ってさ・・・)
史伽 (痛そうです・・・)
楓 (ふむ・・・なかなかの使い手とみたが・・・)
二ノ宮 「なにをこそこそとしゃべっている!!貴様らは私が質問したときだけ口を開けばいい!!」
※以降の表現は少し緩めにしてあります
二ノ宮 「まずはこれを頭にたたき込め!!口を開く前と後に『さー』と言え!! 分かったか仔猫ちゃんども!! 」
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34-592
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 19:11:35 ID:???
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3/5
三人はあっけにとられて何も言えませんでした。すると・・
二ノ宮 「ほほう・・・最初から反抗か?いい度胸だ・・・」
軍曹さんはそう言うと、手に持っていた鞭を地面に叩き付けました
ぴしぃ・・・
二ノ宮 「もう一度言う!!分かったか仔猫ちゃんども!!」
三人 「さ、さー、いえっ、さー・・・」
二ノ宮 「ふざけるな!!!聞こえんぞ!!!」
ぴしぃ・・・と再び鞭が唸りました
三人 「さー!!いえっ!!さー!!」
二ノ宮 「貴様らを鍛えて最強の兵士とする。その日までは仔猫ちゃんだ! 地球上で最弱の生命体だ!!」
三人 「・・・」
二ノ宮 「返事はどうした!!聞こえんぞ!!!」
ぴしぃ・・・と再び鞭が唸りました
三人 「さー!!いえっ!!さー!!」
二ノ宮 「貴様・・・名前は?」
史伽 「ふ、史伽ですぅ・・・」
ぴしっ!!
軍曹さんの鞭が史伽さんの脳天を捕らえました
史伽 「あううう・・」
二ノ宮 「もう私のお言葉を忘れたのか?」
史伽 「さ、さー、史伽です、さー・・・」
二ノ宮 「ふざけるな!!!聞こえんぞ!!!」
史伽 「さー!!史伽です!!さー!!」
史伽さん、泣き泣きです
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34-593
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 19:12:23 ID:???
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4/5
二ノ宮 「・・・貴様ずいぶんとでかいな。身長はいくつだ?」
楓 「さー!!182でござる!!さー!!」
二ノ宮 「ふん、まるでそびえ立つ●ソだな・・・」
Σ( ̄□ ̄lll)!!
二ノ宮 「貴様はまだ体力がありそうだな」
楓 「・・・非道いでござる」
二ノ宮 「さて・・・貴様が一番の問題児らしいな・・・」
風香 「ふん、ボクが麻帆良幕府第二十二代将軍、風香だいっ!!頭が高いぞ!?」
ぴしっ!!
軍曹さんの鞭が風香さんの脳天を捕らえました
風香 「あイタっ!」
二ノ宮 「誰がそんなことを言えと言った?」
風香 「非道い!!基本的人権は・・・」
ぴしっ!!
再び軍曹さんの鞭が風香さんの脳天を捕らえました
二ノ宮 「ふふ・・貴様はじっくりかわいがってやる。泣いたり笑ったり出来なくしてやる」
にやり・・
軍曹さんの形相に風香さん、ちょっと怯えています
二ノ宮 「さて・・・史伽といったな、貴様に指令だ。いやらしい本を持ってこい」
史伽 「い、いやらしい本!?」
ぴしっ!!
軍曹さんの鞭が史伽さんの脳天を捕らえました
二ノ宮 「返事が違うだろう!!」
史伽 「さー!!いえっ!!さー!!」
そしてしばらくして・・・
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34-594
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 19:14:08 ID:???
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5/5
史伽 「さー!持ってきたであります!!さー!!」
顔を真っ赤にしている史伽さん、ちょっと可哀想です
ぺらぺらぺら・・・
軍相さんは半分ほど読んだところで・・・ぽいっと本を捨ててしまっいました
二ノ宮 「何だこれは?いやらしい本じゃないか?私は凄いいやらしい本を持ってこいといったはずだが?」
史伽 「ふえぇぇぇぇぇぇ」
二ノ宮 「口答えするな!!そうだな・・・早乙女工房に行ってこい、そこでお尻愛Vol.23を買ってこい」
史伽 「ふぇっ?」
二ノ宮 「くくく・・・ついでだ、”仔犬の悪ツ(わるつ)”と”王子さま、愛のれべる21”も買ってこい」
史伽 「ふぇぇぇぇ・・・」
と、ここで将軍様の瞳が煌めきました。何か思うことがあるようです
風香 「さー!!ボクと楓姉も一緒に買いに行きます!!さー!」
二ノ宮 「ん?まあいいだろう、しかし時間は1時間以内だ。逃げようなんて・・・思うなよ?」
風香 「さー!!いえっ!!さー!!」
こうして三人は早乙女工房に買い出しに行ったのです
しばらくして・・・
二ノ宮 「うほっ・・・ほほっ・・」
軍曹さんの目の前には山のように積まれた美少年が××したり、されている本が置かれています
なんと、軍曹さんはその本を読むのに夢中になってしまったのです
風香 「さー!!みんなで走り込みをしてきます!!さー!!」
二ノ宮 「ああ、行ってこい。うほっ・・・いい組み合わせ・・・」
こうして三人は逃げ出すことに成功しました
これ以降、軍曹さんには××な本を提供することでその訓練をさぼるのでした
当然、将軍様の遊び癖は矯正されることは無かったということです
完
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名前:まほ落語 二つ目 目黒の秋刀魚[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 20:51:40 ID:???
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『♪デンデンテケテケ・・・』
亜子「こんばんわぁ。和泉家亜子にございます。
彼のアメリカ合衆国大統領のカーターさんは初来日した際、焼き鳥と食べて
甚く気に入ったそうや。そして再来日した際、日本の議員達に料亭に招待され
焼き鳥をご馳走になったそうや。
その後、記者団から「焼き鳥はおいしかったですか?」と聞かれ、
「新橋のガードしたで食べた焼き鳥のほうがおいしかった」と答えたそうな。
どうやらお忍びで行ったらしいで。
似たようで似てないことは日本にもありまして、徳川三代将軍の家光公が遠乗りに出たとき
とあるところで秋刀魚を食し、その美味さに大感激した話があるそうや。
どうやらそれが『目黒の秋刀魚』の元なそうや。
ちなみに、落語の中の人は焼き鳥の『ねぎま』についつい目が行っちゃう人やw」
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名前:まほ落語 二つ目 目黒の秋刀魚[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 20:52:39 ID:???
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亜子「とある秋の日、お殿様が気まぐれで供の者を引き連れ、遠乗りに出かけたんや。
訪れた場所は目黒、昔は草木生い茂る所やったそうな。
さあ、お昼になり、殿様がお腹をすかせ」
エヴァ「あ〜、腹が減ったな。飯にするぞ!準備をいたせ!」
刹那「殿。昼食の用意をしろと申されましても、急に遠乗りに出られた故・・・」
エヴァ「何?準備してきてない?しょうがない、準備ができないなら買って来い!」
刹那「買って来いと申されましても、あたり一面草木が生い茂っているだけ。店も何も無いです。」
エヴァ「ムキー!この役立たずどもめ〜!」
亜子「腹を立てて喚き散らしておりますと、どこからとも無く良い香りが漂ってきて」
エヴァ「んんん?!この香りは何だ?」
刹那「この香りは、秋刀魚という魚を焼いている匂いです。」
エヴァ「秋刀魚?良い香りだ、匂いの元をたどって秋刀魚という魚とやらを分けて貰って来い!」
刹那「それはなりませぬ。秋刀魚は下々の者が食すもの、上様が召し上がるような物ではございません。」
エヴァ「うむむぅ・・・う〜ん・・・。」
亜子「そう言われてもすきっ腹に脂の乗った秋刀魚が焼けるえぇ匂いが漂ってきて、我慢がでけへんから
求めてまいれ。それはなりませぬの押し問答。とうとう殿様、我慢ができず 」
エヴァ「治に居て乱を忘れず!戦場で食うものが無い時に、下魚だからと食わずに餓死しろというのか!」
刹那「で、でも今は・・・」
エヴァ「ギャピー!つべこべ言うな!もう良い!お前が行かぬなら余が行くぞ!」
刹那「解りました!解りました!私が求めてまいりますのでお待ちください!」
亜子「こう言われたら仕方がないと匂いをたどって行きますと、秋刀魚を焼いてる農家を発見し」
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名前:まほ落語 二つ目 目黒の秋刀魚[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 20:53:29 ID:???
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刹那「あのぉ、すみませんが、その秋刀魚を頂けませんか?」
千雨「名も名乗らず秋刀魚をよこせだ?最近の侍は礼儀がなってねぇなぁ。」
刹那「あ、申し訳ありません。私、この先の城のエヴァンジェリン様に仕える刹那と申すものです。
我が主が遠乗りに出てきて、お腹をすかせたところに秋刀魚を焼く香りが漂ってきて、
その秋刀魚を食べたいと」
千雨「断る!・・・って言ったら殿様に首を落とされそうだしな。
しょうがねぇなぁ、一匹だけだぞ。・・・・ほら。」
刹那「申し訳ありません、ありがとうございます。」
亜子「秋刀魚を手に入れ、御前に出しますと」
エヴァ「これが秋刀魚と申す魚か?良い香りじゃ。いただきま〜す!・・・うんうん、脂が乗ってて
・・・この焼き加減・・・・美味いっ!余は満足じゃ!」
亜子「それ以来、殿様は秋刀魚の虜になりまして。寝ても覚めても頭の事は秋刀魚のことばかり。
ある日、麻帆良城で殿様たちが集まった時に」
エヴァ「秋刀魚は良いぞぉ〜、なんと言っても脂が乗っててだなぁ」
風香「その話は先ほど聞いたでござる。」
エヴァ「そうか?では焼いた時の素晴らしさを」
風香「それも聞いたでござる。」
エヴァ「まぁ、お前たちオコチャマは大島名物のくさやでも食べてなさいってこった。」
夕映「(くさやなめんなです。)」
あやか「ゴホン。皆様方、将軍様のご好意により本日の夕食はお好みのものを用意するとの」
エヴァ「秋刀魚!余は秋刀魚を所望いたす!」
あやか「秋刀魚?秋刀魚とはあの秋刀魚ですか?」
エヴァ「うむ、その秋刀魚だ!」
あやか「しょ、将軍様。秋刀魚はありますか?」
朝倉「う〜ん、いくら麻帆良城といっても、秋刀魚は無いなぁ・・・。
どうしてもと申すのならすぐに用意させよう。」
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名前:まほ落語 二つ目 目黒の秋刀魚[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 20:54:13 ID:???
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亜子「意外な注文に驚きながらも、早馬を飛ばして品川の魚河岸から仕入れ調理を始めたんやけど」
明日菜「う〜ん、脂が障っては一大事。蒸して脂を落とそう・・・・・これでよし。
骨が喉に刺さっては一大事だ、毛抜きで骨を抜いてしまおう。・・・・よいしょ!
よいしょ!・・・あ。身がぼろぼろに・・・。」
木乃香「あちゃ〜、やってもうたな〜。これじゃあ、つみれにするしかないなぁ〜。」
亜子「さて、滅茶苦茶になった秋刀魚を難とかつみれに仕上げまして」
エヴァ「♪さかなさかなさかn・・・何だこれ?!」
あやか「その方が所望した秋刀魚ですわ。」
エヴァ「そう言われれば、かすかに秋刀魚の香りが。・・・いただきます。・・・うん、脂が乗って・・・ない
・・・・この焼・・いてないのね・・・う、うううう・・・不味い・・・。
あの、この秋刀魚はどこで仕入れたのカナ?」
あやか「品川の魚河岸ですわ。」
エヴァ「なにぃ?品川の魚河岸ぃ?」
亜子「『それはいかん!やはり、秋刀魚は目黒に限る!』
これが、つみれが発明された由来の一席・・・・ってのは違うで。
この噺の舞台である目黒では、さんま祭りってのを毎年やっとるそうやで、いっぺん行ってみぃ。
お後がよろしいようで。」
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名前:古×楓[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 21:01:20 ID:???
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ここは麻帆良学園の地下研究所。その研究室に向かう一人生徒。そして研究室の扉が開かれる。
「やあ、楓サン。早かたネ。」
研究室で座っていた超がこちらを向きながら不敵な笑みを見せた。
「して、例の物は?」
「勿論完成してるネ。」
「性能の方は?」
かなり神妙な面持ちで尋ねる楓。
「誰に言ってるネ。ワタシ天才ネ。天才に不可能はないヨ。」
これ以上ないくらいの自身に満ちた顔だった。
「すまん、では早速これの使い方を教えて欲しいでござる。」
それを聞き一呼吸置いてから超は話し始める。
「ではこの『超音波発信式蝦蟇撃退装置』通称“里にカエル君”の使い方の説明に入るネ。使い方は簡単。
このツマミを右に回すだけネ。いいかい?“右”だヨ?」
「あい分かった。所でこれはどういう仕組みでござるか?」
(さっき『超音波発信式』といったのニ…。さすがバカブルーネ。)
半分呆れた表情になる超。
「簡単に言えば音ネ。カエルの嫌がる音お出して追っ払う。楓サンもカエルの鳴き声を聞いたら離れるネ?」
「なるほど…。」
やっと理解したのか、深く関心している。
「色々とすまないでござる。では、ごめん。」
そういい残すと一瞬で消え去ってしまった。
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名前:古×楓[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 21:08:05 ID:???
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山道の入り口に楓は立っていた。楓の視線の先には看板があった。
『この先カエル出没注意!!』
こんな看板を作り、注意するのは彼女しかいないのだが取敢えず突っ込まないでいよう。
なぜ彼女がわざわざこんな所に行くのか?それはこの先に修行場があるからである。
「…では、行くでござる。右に回すでござったな。」
カリカリと回すとカエルの声が聞こえなくなっていった。
「おお!すごい効き目でござる!」
意気揚揚と歩く楓。忍者○ットリくんを口ずさみながら軽快な足取りで修行場に向かった。
「んー…、やはりここは気持ちいいでござる♪」
修行場に着くと大きく伸びをする楓。
「さて、一眠りしたら修行開始でござる。」
楓は近くにあった木に登るとそのまま眠りについた。
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名前:古×楓[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 21:08:50 ID:???
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数分後
「楓、また修行を…ってアレ?」
古がやってきた。どうやら一緒に修行をしようと来たらしい。だが楓は見当たらない。
仕方なく古は楓を捜索することにした。捜してる途中に古は“里にカエル君”を見つけた。
「これは何アルカ?」
古はツマミを適当に回す。その時…
バキッ!
「あ、取れちゃったアル…。」
「んむ…。お、古来てでござるか?」
「あ、そんな所にいたアルカ。」
「ちょっと一眠りを……!!お、お主それ!!」
「ん?ああ、これちょっといじってたらってどうしたアルカ?」
楓は怯えた表情で震えている。すると周りの草むらがガサガサと音を立て始めた……。
「超さん。左に回したらどうなるんですか〜?」
「ん?ハカセカ。左に回すと逆の効果、つまりカエルが寄ってくるネ。」
―その日山奥からこの世のものと思えない悲鳴が聞こえた…。
おわり
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名前:真名ちゃんもっこり日記設定[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 22:59:35 ID:???
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Dr.アコーの人や甘えん坊将軍みたいに設定を作ってみました。
真名ちゃんもっこり日記設定
この日記は龍宮真名こともっこり真名ちゃんのありのままを綴った文章である。
車ネタはネタをネタと(ryの方式で行きたいですが日記に差し支えのない程度に描こうと思ってます。
登場人物
龍宮真名:闇に生きるガンマンのはず。浮気魔、百合棒所持、ちょっと天然。愛車はランチアストラトス
大河内アキラ:水泳部のエース、真名の恋人。本気で怒ると真名も手が出せない。愛車はRX−7FD
長谷川千雨:ツンデレネットアイドル。、大事な人はザジ。最近不良化が進んでいる。愛車は不明。
ザジ・レイニーディ:ちう一筋早一年。意外なところでハスラーであることが判明。
早乙女ハルナ:ゴキブリ。どんなにコミケで失敗しても懲りない婦女子。愛車はランエボ(ゴキブリアンテナ装備済)
以下準レギュラー
桜咲刹那:受け担当。真名の浮気相手の一人。近衛木乃香には頭が上がらない。
和泉亜子:たゆリスト。たゆれる胸と裕奈の世話が大好き。
明石裕奈:ネコ、真性のネコ。
佐々木まき絵:あほ。
超鈴音:未来j(アーッ)。天才だがその使い道は真名を騙したりにしか使わない。愛車はS2000
古菲:クーフェイマンの正体。よく爆破される。
四葉五月:最近「五月のバーボンハウス」なるものを経営。カクテルはなかなかうまい。
M子:アキラのそっくりさん。最近、真名が別れ話を持ちかけ殺しかけた。ネタの都合で封印。
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名前:真名ちゃんもっこり日記82[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 23:00:07 ID:???
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真名ちゃんもっこり日記82
今日、私は依頼を終えて報酬をアタッシュケースに入れて街を歩いていた。
早く帰って中身を確認したかったのだがそこで人にぶつかった。
相手の男もアタッシュケースを持っていたようで、同じ形、色のアタッシュケースが折り重なっていた。
「すみませんでした!」
男は謝るとアタッシュケースを拾って走っていった。全く、無礼なやつだ。
そのまま自分のケースを拾って寮に帰って開けてみた。
…何だこれは?重要書類のファイルが一枚???
一枚目をめくってみる。
パラッ
「―!!」
こ、これは今年秋に放送予定の第二期ネギまのアニメの設定資料集ではないか!
すごいものを手に入れたぞ私は!!他の誰よりも先にネタ情報をゲーット!!
しかし1話の設定が甘いな…私がアレンジを加えてやろう。
早速机に向かってシャーペンと消しゴムを取り出す。ウニメ10話の実績があるのだ大丈夫だろう。
しかしあの後、シャレで書いた火葬ネタが後になってホントに使われるとは思ってもみなかったな。
よーし、腕がなるぞー。
その頃
「何これ!金は嬉しいけど大事な資料は!?やっと出来たばかりであれしかないんだよ!
勝手に手を加えられたらとんでもないことに…」
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名前:生教の二ノ宮さん[sage] 投稿日:2006/06/27(火) 23:30:08 ID:???
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生教の二ノ宮さん
麻帆良学園には生徒たちの悩みを解決するべく、ある組織が編成されていた
その組織の名は生徒指導教員部。略して生教と呼ばれていた
そして、そこにはある教員が所属している。その教員は生徒たちからは親しみを込めて”生教の二ノ宮さん”と呼ばれている
二ノ宮 「ほほう・・」
Q 絡繰茶々丸
拝啓、梅雨の晴れ間にのぞく青空に夏らしさが、少し嬉しい季節になりました
さて、茶道部にてお茶会を催すこととなりましたので、先生にも参加していただきたくご案内申し上げます
茶道部内草庵にて開催いたしますので、ご友人をお誘いの上、是非とも遊びに来てください
日時 7月1日
場所 茶道部内草庵
では、心よりお待ち申し上げます
敬具
二ノ宮 「茶々丸・・・こういうお前が私は好きだな」
A 生教の二ノ宮
喜んで参加させていただく。とりあえず了解を取ったしずなを連れて行こうと思う
楽しみにしているよ
二ノ宮 「小雨の降る侘びた草庵、庭では紫陽花が蝸牛と戯れ、それを眺めつつ茶を喫す・・・この時期だけの風情だな」
完
最終更新:2007年07月29日 02:27