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35-473

35-473 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/16(日) 23:09:47 ID:???
はいどーも、釘宮です。くぎみん言うな。後爆弾なんかもってない!
いやー、それにしても夏美とハカセってラブラブだよねえ。
しかも両方かわいいときた。ま、私はハカセ狙うけどね。
桜子は相変わらず千雨にベタベタ、一時は心配したけど今では呆れてるかな。
美砂は・・・また飲んでるよ。
さーてと、この前は誕生日ということでうまくハカセに近づいたけど
今日は近づく手段がないなぁ・・・。
んー、どーしようか。
思いつかないなぁ。しょうがない、今日は本屋でも寄って夕映っちがいたら
かるくイジって大人しく寮に戻るかな。
それにしても本屋って結構遠いんだよね。ま、いいけどさ、アイス買うし。
うーん、本屋はクーラーがガンガンで気持ちいいなー。夕映っちは・・・いないかー。
35-474 名前:マロン名無しさん[] 投稿日:2006/07/16(日) 23:10:20 ID:PRfmuz/7
それに買いたい本もないし・・・アイスは食べる気無くなった、帰ろう。
あーあ。結局今日は何もなし・・・ん、そうでもないな。
おお、天の助けか。ハカセがいるではないか。いやでも何で寮の近くに?いつも
は研究所で寝てるってきいたけどなぁ。
とりあえず声かけてみようかな。
「ハーカーセッ、何しにきたの?」
お、ちゃんとアクセやってくれてる、結構嬉しいかも。
「あ、ええ。これから夏美さんの部屋に行くところなんですよ。」
やっぱりそれかー、よし、ここは一つ混ぜてもらおうか。
「へー、私も行っていい?」
「いいですよー。」
あっさりOK、そういうとこ好きだよハカセ。
部屋には夏美しかいない、千鶴といいんちょはいないみたい。
「来ましたー。」
「私もお邪魔するよー。」
「あ、ハカセ、来てくれたんだ。それに釘宮さんも。」
うーん、くぎみんって呼ばないところが嬉しい、わかってるじゃないか。
でも敬語なのは少しいただけないかなぁ。
ま、いいや。今日はここで少し・・・ね。
「ねぇねぇ夏美。」
ニヤリ、ここで夏美で遊んでみよう。
「何ですか?」
「あんたハカセの事好きでしょ。」
「当たり前だよー、ハカセは私の大切な・・・・ハッ!」
あらら、結構喋るのね。でもすぐに赤面する、かわいい。
ハカセも顔真っ赤だなー、こりゃ私が入る余地ないかも、でも諦めないぞ。

35-485

35-485 名前:恋愛処刑人 刀子[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 00:31:03 ID:???
恋愛処刑人 刀子


1/2
やむを得ぬ事情により、私は二度目の旦那になるべき男を捨てた。捨てざるをえなかった
それから涙は三日止まらなかった。やがてその色は赤くなり、血となった

刀子 「人は愛ゆえに苦しまねばならぬ!!!ならば、愛など要らぬ!!!」

私は天に誓う。妬かぬ!!恥じぬ!!羨まぬ!!
そして血涙は止まった・・・私は、愛を捨てた女


夏美 「葉加瀬」
葉加瀬 「夏美さん」

お互いの名前を呼び合い、ただ手をつないで歩く
幸せそうなこの光景、許せぬ
これは決して嫉妬ではない。燃え上がる私の使命感なのだ
せめてもの情け、一撃で葬ってくれよう


刀子 「真・雷光剣!!!」
恐怖を感じる間すらあるまい。成仏、せよ!!

葉加瀬 「超電磁フィールド!!」
刀子 「なにぃ!!」
私の刀から発せられた電撃は、それにすべて阻まれた。ついでに剣撃まではじかれる

葉加瀬 「夏美さんの命を狙うとは・・・ククク、死にましたよ、あなた?」(cv:中尾隆聖)
こ、これが狂科学者の、目
35-486 名前:恋愛処刑人 刀子[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 00:32:47 ID:???
2/2
刀子 「まだまだぁ!!滅殺斬空斬魔閃!!」
しかしこれもすべてはじかれる。くそっ!!いったい何なんだ!?コイツは?
葉加瀬 「ちゃちゃと死んでくださいね〜。私はこれから夏美さんと水着を買いに行くんですからね〜」
刀子 「な、何!?私は水着以下だというのか!?」
葉加瀬 「ぴちぴちの夏美さん・・・売れ残りのあなたとは価値が違います。価値が」
刀子 「むっきー!!!殺す!!絶対殺す!!」

葉加瀬 「お馬鹿さんですね。死ぬのはあなたなのですよ」(cv:中尾隆聖)

すべては無駄であった
私の3●年にわたる修行は何だったのであろうか?
そのすべては科学の前にむなしく消えた

葉加瀬 「もう終わりですか〜。では死にましょうね〜」
夏美 「や、止めてよ葉加瀬!!もういいってば!!」
葉加瀬 「でも〜」
夏美 「いいから」

刀子 「くっ・・・情けなど要らぬ!!!殺せ!!!」
夏美 「葛葉さん・・・あなたは素敵な人ですよ。ちょっとお茶目で、おっちょこちょいで・・一生懸命で・・・」
刀子 「そ、そんな・・・」
夏美 「ホントは優しくて、しっかり者で、人を愛することができて・・・」
ああ、なんだか・・・天から光が・・・

夏美 「そう言うことをいってくれる人に出逢えますから、だから諦めないで」

本当に天に召されるような気がした。どのような一撃より致命的だった。私、消えちゃうかも・・・

葉加瀬 「やりますね、夏美さん。あの人、魂のレベルまで崩壊してましたよ」

35-491

35-491 名前:Dr.アコー診療所3rd・6[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 07:26:57 ID:???
Dr.アコー診療所3rd・6

1/4

 麻帆良学園中等部の保健室。そこにはちょっと性癖に難のあるドクターがいました。
 どんより曇った空。じめじめした空気。不快指数がぐんぐん上昇するこの季節。保健室の片隅では
澱みまくった空間がありました。
「―――で、こっちはスゴいですよ。○○が強攻めでそこに××も絡んで……!」
「ぬふっ! これはなかなか……」
 二ノ宮先生のデスク一帯は完全に腐界と化しています。デスクに並べられた同人誌の数々。
先程から二ノ宮先生はハルナさんのオススメの同人誌を読み耽っていました。精神衛生上よろしくない空気に、
亜子先生と裕奈さんは遠巻きにその光景を眺めるばかりです。そして二ノ宮先生とハルナさんは
実にいやらしい笑顔を浮かべるのでした。
「カオスだね……」
「カオスやな……」
 裕奈さんはうんざりした表情で、亜子先生は呆れ返った様子で呟きました。
「ねーねー、ネギ×コタとタカ×ネギだとどっちがいいかな、お二人さん?」
 唐突にハルナさんの鉾先が二人にも向けられます。
「どっちでもいいっての……」
 裕奈さんが興味無さそうに答えると、ぎらりと二ノ宮先生の目が光りました。
「まさか明石、貴様は美少年の素晴らしさを理解出来ないというのか!」
 真顔です。二ノ宮先生は真剣な面持ちで言い放ちました。
「だからってホモに走らなくても……」

「ホモが嫌いな女なんていませんっ!!!」

 裕奈さんが反論しようとすると、ハルナさんが口を挟んできます。
「そ、それはウチも入っとるん?」
「トーゼン」
 亜子先生の問いに、ハルナさんはキッパリ答えました。
35-492 名前:Dr.アコー診療所3rd・6[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 07:27:34 ID:???
2/4

「許されぬ同性同士の禁断の愛! アンタらにそれが理解出来ないワケないでしょ!」
 ハルナさんの毒電波は止まりません。これには亜子先生も苦笑してしまいます。
「さすがに亜子にショタ属性は無いと思うよ。だって……」
「ウチはおっぱい一筋やもん!」
 と、裕奈さんの指摘と同時に、亜子先生は白衣を翻しました。そして、素早くハルナさんのおっぱいに
手を掛けます。
「えへへ。なんぼかわええ美少年やゆーても、おっぱいあらへんのやったら願い下げや!」
 いつものようにたゆんたゆんしながら亜子先生は断言しました。悲しいまでに説得力のある発言に、
裕奈さんと二ノ宮先生は苦笑するしかありません。
「わ、分かったからちょっ、やめ…んんっ! ゆ、ゆーな止めっ……!」
「―――まあ、美少年単体ならいいですけど」
「いや、やはりいたいけな少年同士の絡み合いこそ最高だろう!」
 何やらハルナさんは息も絶え絶えになっていますが、裕奈さんはそ知らぬ顔で二ノ宮先生の相手をしています。
このままでは完全に亜子先生の一人舞台ですね。
 と、そこへある人物がやって来ました。
「フッフッフ……。ではハルナさん、こんな実験はどうカ?」
 不敵な笑みを浮かべながら超さんはある薬を手にしていました。全員の注目が集まります。
「えっと、それって『びくびくせっちゃん』だよね?」
 裕奈さんの問いに超さんはゆっくり頷きます。『びくびくせっちゃん』とは、どんなひんぬーも
きょぬーに変える超さんの開発した豊胸剤です。副作用として媚薬効果があるのが難点ですが……。
「で、ソレを誰に使うの?」
 ようやく亜子先生のたゆんたゆんから解放されたハルナさんが尋ねます。すると超さんはおもむろに
二ノ宮先生に耳打ちしました。これには二ノ宮先生もごくりと息を飲みます。
「そう来たか……! 面白い」
 二ノ宮先生は興味津々な様子でメールを送信しました。そして超さんはみんなに実験の全容を告げたのです。
 保健室の空気はより一層どす黒く濁りました―――
35-493 名前:Dr.アコー診療所3rd・6[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 07:28:10 ID:???
3/4

「うわあ……」
 保健室に立ち込める不気味な気配に、思わずネギ先生は顔を顰めます。しかし、亜子先生も二ノ宮先生も
超さんも裕奈さんもハルナさんも何故かにこにこしていました。
「それで二ノ宮先生、用事というのは……」
「うむ。少々長話になるだろうから座ってくれ」
「はいネギ先生。キンキンに冷えた麦茶や」
 言われるままにネギ先生は椅子に座り、亜子先生のお茶を口にします。
「実はチョト実験しているネ。果たしてワタシの薬は男性にも効くのカ……!」
「えっ……?」
 超さんが真相を告げると同時に、ネギ先生の身体に変化が起こりました。

 びくびくっ!!!

 一瞬ネギ先生は痙攣し、次の瞬間にはシャツのボタンが弾け飛びました。
「ええっ!? どうしてボクにおっぱいが……! そ、それになんだか身体が……!」
 自分の身に起こった劇的な変化に戸惑い、そして徐々に息を荒くするネギ先生。その胸には見事なたゆんが
実っていました。
「成功、だな……!」
 二ノ宮先生、たまらぬご様子です。
「ネギ君、ええ乳しとるなあ……!」
 亜子先生、早くも手をわきわきさせています。
「我ながら恐ろしいモノを作てしまたヨ……!」
 超さん、言葉とは裏腹にご満悦です。
「こ、これはちょっと反則かも……!」
 裕奈さん、何やら目覚めてしまったようです。
「取り合えず史伽のナース服を着せるしか!!」
 ハルナさん、ちょっとマニアックです。
 そして、五人のけだものさんは一斉に憐れな子羊に襲い掛かりました!
35-494 名前:Dr.アコー診療所3rd・6[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 07:28:47 ID:???
4/4

「い、いやっ! 皆さん待って…ふあっ!? ぬ、脱がさないで下さ…ひいっ! そんなトコ触らないで!」
 こうしてネギ先生はハルナさんと裕奈さんに着替えさせられ、亜子先生にたゆたゆされ、二ノ宮先生に
色々と可愛がられ、亜子先生にたゆたゆされ、超さんにたゆたゆされ、亜子先生にたゆたゆされ、
ハルナさんに嫌というほど視姦され、亜子先生にたゆたゆされ、二ノ宮先生に唇を奪われ、亜子先生にたゆたゆされ、
亜子先生にたゆたゆされ、亜子先生にたゆたゆされ、亜子先生にたゆたゆされ、亜子先生にたゆたゆされ、
超さんと二ノ宮先生にたゆたゆされ、やっぱり亜子先生にたゆたゆされ、冗談半分でハルナさんにもたゆたゆされ、
しまいには裕奈さんにまでたゆたゆされ、意識がなくなるまでたゆたゆされてしまいました。

 こうして真っ黒に澱んでいた保健室の空気はピンク色に染め上げられたそうです―――



ネギ「汚れちゃった……」

(後ろは振り返らないでつづく)

35-501

35-501 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 19:14:43 ID:???
リクカプ劇場
ザジちう編:遮るもの

たったガラス一枚、それ以外はまったく同じ。
「…」
それは自室で向かい合って宿題をしている時に思ったことだった。
それを見ているザジは小さな勇気を出して手を伸ばす。そして『それ』をつかんだ。
「…ザジ」
当然のことだが相手の千雨はすぐに反応する。
「なに?」
「なに?じゃない。メガネ返せ」
ザジの手には千雨のメガネがある。千雨のメガネは度が入っていない、裸眼で視力は1.2もあるのだ。
別になくてもいい。ただ千雨は意外にも上がり病で眼鏡越しでないと他人が見れない。
愛すべきザジ・レイニーディを除けば。

「千雨って目悪かった?視力いくつ?」
「いいから」
長い付き合いだがザジはそれが気になった。メガネをしていてもしてなくても同じように接している。
千雨はどうしてしている時としていない時があるのだろうか。
「これは?」
ザジがピースサインをする。
「二本」
即座に答える千雨。
「これは?」
その場の教科書を出す。
「現代国語」
これもすぐに答えた。
「千雨って目いいんだね」
35-502 名前:マロン名無しさん[sage リクカプまた募集します] 投稿日:2006/07/17(月) 19:15:36 ID:???
千雨はザジの手からメガネを奪い返しそのままかける。

「…」
「何だよ」
「千雨の素顔ってどっちなの?」
素朴な疑問。いつも同じように接していてもメガネ一つで印象が変わる。
メガネをかけている方なのかかけていないほうが素顔なのか、それが気になって仕方なかった。
当然メガネをかけていない方は“ネットアイドルちう”としての素顔だろう。
だがそれであったら“ちう”でない時の千雨はどうなんだろう。メガネがない状態でも千雨としていてくれるが…
やはりメガネをかけているときの千雨なのだろうか?
「どうなんだろうな…ちうのときとでギャップが違うから自分でもどっちって言いづらいんだよな」
曖昧に応える千雨のそばにそっと近づくザジ。
「私は…千雨でもちうでもいい…」
そっと唇を奪った。
「っ…お前遊んでんのか?」
「ふふ…」
軽く微笑んで今度はご丁寧に舌まで入れてくる。その瞬間、千雨は顔を離してメガネをはずした。
「千雨?」
「メガネしてるとキスしにくい」
そう言って逆に唇を奪われるザジ。
「…ずるいよ千雨」
「お互い様だろ」
そのまま押し倒しだす千雨。
「宿題、終わらせるんじゃなかったの?」
「うっせー、そんなの後で出来るだろ」
35-503 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 19:16:08 ID:???
千雨は顔を赤くしてザジを抱きしめる。その顔にメガネはない。
互いに遮るものがなく見詰め合う二人。本気で求め合う時、自分だけを見てくれるそのザジのその瞳を遮るものは
度の入っていないレンズ一枚でも邪魔なことは絶対に言わない。
千雨の照れ隠しと言うか何というか。

バキッ
「ん゛!?」
ザジの背中から何か鈍い音が聞こえた。
恐る恐るザジの体をどかすとそこには…
「ギャーーーーーーー!メガネが割れたー!!」
ご愁傷様でした。


35-514

35-514 名前:さよ 小さな知識[sage] 投稿日:2006/07/17(月) 22:33:01 ID:???
さよ 小さな知識


さよ 「暑苦しい夜を少しだけ涼しく出来るかもしれないさよです」
超 「本音をばらしたら、みんなに袋だたきになるかもしれない超鈴音ネ!!」
さよ 「あなたは・・・帰ったんじゃないんですか!?」
超 「ナンノコト・・・カナ?」
さよ 「あ、あなたまで・・・ここを乗っ取ろうと?」
超 「よくわかってるネ。では、ちゃおりんの小さな知識、始まりネ〜」
さよ 「いやぁぁぁ・・・」

超 「純銀って知っているカネ?」
さよ 「しくしく・・私、邪悪な吸血鬼とかじゃありませんよ〜」
超 「何を言っているネ。実は純銀とはいっても、限りなく100%に近づけているわけではないネ」
さよ 「そうしないと私を消滅させられないからなんですね、非道い!!!」
超 「もう被害妄想だだ漏れネ。100%か、あるいはそれに近すぎると銀は柔らかすぎるネ」
さよ 「へ?柔らかい?」
超 「そうネ。少しだけ銅を混ぜるネ。だいたい5〜10%ぐらい混ぜるネ。そうすると硬くなって装飾品とかコインになるネ」
さよ 「ははぁ・・・」
超 「反応が薄いネ。まあ、小さな知識だからこんなものカ・・・」
さよ 「で、私は消滅させられると」
超 「いい加減にするネ、でないとランチェスター大聖堂の銀十字錫を溶かして作ったこの銀の・・・わひゃぁぁ!!」
さよ 「ちゃ、超さんが銀で溶けてるぅ・・・邪悪なんですね!!!」
超 「まあ、これは冗談ネ。それより、さよサン、ワタシガ、邪悪トハ、ドウイウコト、ナノカナ?」
さよ 「あは・・・あはは・・・消えます!!」
超 「逃げられるとでも・・・思っているのカナ?ククク・・・」

35-521

35-521 名前:お泊まり会[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 08:08:48 ID:???
お泊まり会
1/3

「―――でさ、あの時のパルの表情は最高だったよ!」
「あははっ、本気でビックリしてたよね〜」

 まき絵とあたしが喋り倒し、亜子とアキラがうんうん頷く。それがいつものあたしたちのスタイルだ。
 あたしたちはしばしば四人揃ってお泊まり会をやっている。今日はあたしとアキラの部屋に集合していた。
ま、お泊まり会といってもいつも通り四人で延々とおしゃべりしてるだけなんだけどね。いつ寝落ちしてもいいように
あたしたちはパジャマ姿で布団に潜り込んでいる。言うなれば修学旅行みたいなノリだよね。
 しょっちゅう顔を合わせてるというのに、よく話のタネが尽きないものだ、と自分でも思ったり。
あたしとまき絵のおしゃべりは止まらない。その度に亜子が笑い、アキラの鋭いツッコミが入る。
こんなカンジで夜が更けていく。そして、いつの間にか亜子もアキラも脱落してるのがいつものパターンなんだ。

「―――やっぱり今日も私とゆーなだけになっちゃったね」
「―――だね」
 あたしとまき絵は互いに顔を見合わせ、くすりと微笑む。ここから先はペースダウンしなくちゃ。、
あたしもまき絵も朝までしゃべりかねないからね。
「おーおー、いい表情してるよ」
 あたしはそっと亜子の布団をかけ直しながら、そのカワイイ寝顔を観察する。
「どんな夢見てるんだろうね」
 まき絵もにこにこしながら亜子の寝顔に釘付けだ。何故なら……。
「……ん」
 軽く寝返りをして、亜子の口が動く。あたしもまき絵もぐぐっ、と身体を寄せた。そして、
「急にボールが来たもんやから、ウチ慌ててもーて……」
 亜子の寝言が炸裂した。和泉さん、どうやら今日は柳沢になり切ってるみたい。
「しっかりしてよ。次のブラジル戦はちゃんと決めてね!」
 まき絵が必死で笑いを堪えながら囁き掛けると、
「ううっ、スタメン落ちだけは堪忍してえな……」
 と、亜子は泣きそうな表情で答えたんだ。あたしとまき絵が盛大に吹いたのは言うまでもない。
35-522 名前:お泊まり会[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 08:09:26 ID:???
2/3

「あっはは! もう、亜子ってばおかしいったらありゃしない」
 ひくひくと痙攣しながら呟く。あたしとまき絵だけのお楽しみ。それが亜子の寝言劇場なんだよね〜。
「うんうん! 亜子って想像力豊かだよね〜」
 あたしたちにネタにされてるとは知らず、再び亜子は気持ち良さそうな寝顔を見せる。
うん、まあ、何も知らないというのは幸せだよね。
「たまにはアキラの寝言も聞いてみたいけどね〜」
 ちらり、とまき絵はアキラの様子を伺う。
「ダメダメ。一緒に住んでるあたしですらアキラの寝言なんて聞いたコトないもの。
アキラ本人も夢なんて滅多に覚えていない、って言ってたし」
 あたしの指摘通り、アキラはいつものようにすやすやと安らかな寝息を立てるだけ。何といいますか、
見てるこっちまで眠たくなりそーな寝顔だ。この健康優良児め……!
「ねーねー、ゆーな」
「ん?」
 声を掛けられ、あたしはまき絵の方に振り返る。するとまき絵はいつもの笑顔で言い放ったんだ。
「私、ゆーなのコト好きだよ」
「ぶっ!!!」
 思わずあたしは息を詰まらせる。こ、この子はイキナリ何言い出すのさ……!
「ゆーなも亜子もアキラも、みんなみんな大好きだよ……」
「ああ、そーゆーコトね……」
 あたしの事情などおかまいなしに、まき絵はしみじみ呟く。ついついあらぬ想像をしてしまったあたしは
ばつの悪い表情を浮べながら答えた。
「ずっと……、このまま四人一緒にいたいよね……」
 柄にもなくしんみりするまき絵に、あたしはちょっぴりどきりとしてしまった。だから、
「なーに言ってんの! アンタみたいな危なっかしい子を、あたしも亜子もアキラも放っとくワケないじゃん!」
「わわっ、ゆーな!」
 あたしはぶっきらぼうに言い放ち、がばあっ! とまき絵に抱き付いた。そのまままき絵の柔らかいほっぺを
むにむにと引っ張り回す。そして、ぺちっ、とでこぴんをお見舞いした。まあ、ちょっとした照れ隠しだね。
35-523 名前:お泊まり会[sage] 投稿日:2006/07/18(火) 08:10:04 ID:???
3/3

「もう、ゆーなってば……」
 まき絵はぷくーっ、と頬を膨らませて抗議する。あたしはそっとまき絵の頭をなでなですると、
軽く咳払いしてきっぱり言い放った。
「あたしたちはずーっと一緒だから。この先、何があっても……!」
「せやせや……」
 不意に亜子の声がして、あたしもまき絵も視線を送る。けれど亜子は相変わらず眠ったままだ。
どうやらいつもの寝言だったみたい。あまりに絶妙なタイミングに、あたしもまき絵もくすくす笑ってしまった。
「そうだよね……」
 何やらまき絵はうんうん頷いている。ったく、まき絵ってばああ見えて淋しがりやだからねえ……。
たまーに妙な不安に駆られたりするみたい。
「私たちがバラバラになるなんて、考えられないよ!」
 すっきりした表情でまき絵は言い切った。そうそう、アンタはそーやってポジティブにしてればいいの。
「そーゆーコト。バカピンクちゃんはいちいちそんなコト気にする必要ないから」
「もう! ゆーなのバカ!!」
 あたしがからかうと、再びまき絵の頬が膨らむ。ふふっ、アンタはホントにカワイイんだから……。
「んじゃ、あたしもそろそろ寝ますか! 明日は朝から部活だし」
 まき絵の反撃が来る前に、あたしはそそくさと布団に潜り込んだ。まき絵は腑に落ちない様子で唸ってたけど
やがてごそごそと布団に包まる。
「おやすみ〜」
 そして、あたしはそのまま瞼を閉じた―――

 それから数十分後。まき絵はしばし目を閉じていたものの、やがてむくりと身体を起こす。
 裕奈も亜子もアキラも、実に幸せそうな表情で眠っていた。自然とまき絵の表情も綻ぶ。
「やっぱりここはゆーなにお返ししなくちゃ!」
 不敵な笑みを浮かべ、まき絵は慎重に裕奈の布団に潜り込んだ。そして、ぴったりと抱き付く。
「へへー、明日が楽しみ〜♪」
 翌朝のみんなのリアクションに期待しつつ、まき絵は裕奈の温もりを感じながら眠りに落ちていった―――
(おしまい)

35-542

35-542 名前:アキラ 曲がり角[sage] 投稿日:2006/07/19(水) 10:33:11 ID:???
アキラ 曲がり角


1/2
廊下は走らない
私はそんな基本的なことも忘れてしまったようです
特に急いでいたというわけではないけど
走っちゃったんです

アキラ 「きゃあ!!」
曲がり角は、気をつけよう


ぼーっとしていた私も悪いけど・・・
クラスメートに押し倒されるなんてね
あと、アキラさんはいい匂いがした
円 「きゃあ!!」


ぶつかった拍子に二人は倒れ、アキラは円の上に覆い被さるように倒れ込んだ
そして、その勢いで二人の唇が重なってしまう
円 「んっ・・・」
熱く柔らかい唇はお互いの思考を止め、しばし二人の世界を作り上げた
35-543 名前:アキラ 曲がり角[sage] 投稿日:2006/07/19(水) 10:34:12 ID:???
2/2
アキラ 「ゴ、ゴメン!!」
アキラははっとなり、急いで跳ね起きた
円はゆっくりと起き上がると、何も言わずにアキラを見つめている
アキラ 「ど、何処か打った?」
円 「ううん、どこも痛くない」

円はしきりに唇をさすり、先ほどのキスを気にしているようだ
円 「アキラさんは大丈夫?」
アキラ 「私は・・・大丈夫」
しばらくの沈黙の後、円は少し恥ずかしそうにアキラに聞いた

円 「キス、しちゃったね」
アキラ 「じ、事故だよ、事故!!」
円 「私とは、嫌だった?」
アキラ 「そんなことは・・・」
アキラは恥ずかしそうに視線を円からそらす。しかし円の視線はアキラに釘付けだ

円 「柔らかくて、いい匂いがするね。アキラさんって」
アキラ 「え・・あの・・」
円 「私、なんだか躰が熱くなってきちゃった。キスされただけなのに」
アキラ 「ま、まどかさん!?」
円 「アキラさんはえっちだ」

アキラ 「あ・・あ・・ごめんなさい!!!」
その場の雰囲気に耐えきれなくなったアキラはその場から逃げ出した
円 「アキラさん・・・」

35-547

35-547 名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/19(水) 17:26:04 ID:???
リクカプ劇場
まきアキ編:二人ぼっち

私は人見知りで、一歩引いたところでしか誰かを見守ることができない弱虫だと思う。

運動部で亜子と裕奈は部活の夏の合宿でいない、アキラやまき絵は違う日程だったため二人っきりになった。
夏休みは寝ているか遊んでいる以外にやることがなかった。
だから今、二人で本屋で立ち読みをしている。
本日発売の週間雑誌を読み漁り、適当に本を買って一緒に帰る。

寮に戻るとそのまままき絵はアキラの部屋に来た。
しっかりと片付いた部屋はアキラの性格を現している。なくさないようにちゃんと寮の部屋の鍵は二つ並んで置いてある。
そこで買った本を読みながらコンビニで買った弁当やスナック菓子を食べながらテレビを見て過ごす。
その間、まき絵は話題を振るがアキラはそれに応えるだけ。いつも受動的で自分からは言葉を発しない。
ただ何気なく二人だけの時間を過ごしていた。
裕奈と亜子がいないだけでこんなに世界観が変わるとは予想していなかったのだろう。
まき絵も気づけば自分だけが一方的に喋っているだけになっていた。
いつも4人で過ごし4人でいるのが当たり前の生活をしていてこんなに二人がいないのが寂しいと思ったことはない。
夜は更けてもうすぐ11時になろうとしている。

「それじゃあ帰るね」
まき絵が立ち上がり帰る準備をする。
35-548 名前:マロン名無しさん[sage 応えられなかった人スマソ] 投稿日:2006/07/19(水) 17:26:50 ID:???
「はい、鍵」
アキラは机の上に置いてあった寮の鍵をまき絵に渡す。
これで分かれてまたいつもの一日が繰り返される、二人が帰るまでずっと。
「送るよ」
それほど離れてはいないが一緒についていく。まき絵が先を歩いてアキラは決まって後ろだ。
途中で自動販売機の前でまき絵が立ち止まりジュースを買おうとする。
「ねー、10円持ってない?」
まき絵が財布の中をのぞいてアキラに尋ねるがアキラは首を横に振る。
どうやら両者本屋で小銭を使い切ってしまったようだ。
「そっか、お札崩すのやだな〜」
そう言いながらも1000円札を入れてジュースを買った。
「それじゃ、ばいばい」
まき絵が手を振って振り向く。
その後姿を見てアキラはまき絵の手を掴んだ。
「…」
「…?」
まき絵はただじっと見ているアキラを不審がる。
「黙ってちゃ何も分からないよ」
「…」
それでも何も言わないアキラはそっとまき絵に近づいた。
顔は少し赤くなっており、何かを求めるような切実な顔をしている。
「ちょ…ちょっとアキラ!?」
二人の顔が近づきそのまま唇が触れあった。
35-549 名前:マロン名無しさん[sage リクカプ現在とても募集中] 投稿日:2006/07/19(水) 17:27:48 ID:???

「…」
まき絵が放心した状態でアキラを見つめる。
そこに拒絶するようなことはない。ただ驚いてアキラを見つめていた。
「…!」
すると今度はアキラが驚く。
さっきのお返しとばかりにまき絵がアキラの唇を奪ったのだ。
そのまま顔をアキラ以上に真っ赤にしてアキラの胸に顔をうずめた。
「口で言ってくれればいいのに…」
恥ずかしさからアキラの顔を直視できずにそう呟く。
「…ごめん」
「やっぱ、アキラのとこに泊まるね」
「…うん」
まき絵の頭を抱きしめるアキラ、そしてまき絵の手を引いて自分の部屋に引き返す。
今度はアキラが先頭に立つ。
「今日は…早く寝かせてね。明日の朝練早いから」
「うん」

結局、アキラが渡してくれた部屋の鍵の意味はなくなってしまった。
だが自分のポケットの中にある鍵がアキラの部屋のものだと言うことには、最後まで気づかなかった。

35-551

35-551 名前:アキラ 小さな悩み[sage] 投稿日:2006/07/19(水) 20:01:07 ID:???
アキラ 小さな悩み


1/2
アキラ 「はあ・・・」
ため息が多くなりました
特に体調が悪いというわけではありません
小さな悩みができたのです


円 「いいかな、ここ」
学内の食堂、ぼーっとしながらご飯を食べていた私に、円さんが声をかけてきました
円さんは私の返事を待つことなく、隣に座ります
私の小さな悩みのもと、それが円さん

円 「学食のうどん、美味しいよね」
アキラ 「うん」
なんとなく視線を合わすことができない
それは・・・恥ずかしいから

円 「いつまで続くんだろうね、雨」
アキラ 「うん」
なんとなく併せて返事をする私、失礼なのはわかっている。でも・・

円 「ねえ、アキラさん」
長いすに座っていた円さんは、体を私の方に近づけてきた
そして、太ももが触れた
35-552 名前:アキラ 小さな悩み[sage] 投稿日:2006/07/19(水) 20:01:55 ID:???
2/2
アキラ 「あ、あの・・・」
もじもじしてたら、さらに私の右半身、あばらのあたりに円さんの胸が触れてくる
柔らかい

円 「うわの空だね。私とお話、つまらなかった?」
アキラ 「そ、そんなことは・・・ひゃあ!!」
私の太ももに、円さんの手が乗る
そのままさわさわと、私の太ももの上を滑りました

円 「弾力と張りがあるね。水泳部でよく鍛えてる」
アキラ 「あうあう・・・」
円 「あ、うどん。伸びちゃうよ」
アキラ 「た、食べなきゃ・・」
私は少し円さんから離れると、急いでうどんをかき込みました

円 「ねえ、私が食べさせて・・・」
アキラ 「ご、ごちそうさま!!!」
円さんが何か言い終える前に、私はうどんを食べ終えて立ち上がりました
円 「・・・」

アキラ 「じゃ、じゃあ、私はこれで!!」

また、逃げるように円さんの前から消えました
失礼なのはわかっている
でも、体が勝手に動いちゃうから

35-559

35-559 名前:さよ 小さな知識[sage] 投稿日:2006/07/19(水) 21:58:31 ID:???
さよ 小さな知識


さよ 「お仏壇って心地いいのかな?なんて考えるようになったさよです」
裕奈 「にゃはは」
さよ 「ゆ、裕奈さん!!あなたまで乗っ取りですか?」
裕奈 「いいじゃにゃい。取り憑かせてあげたんだからさ」
さよ 「私の場所なのに〜」

裕奈 「さて、今日は生物の絶滅についてにゃ」
さよ 「絶滅?」
裕奈 「地球が誕生してから今までに生まれてきた生物の99%は、もう絶滅してるにゃ」
さよ 「え、そうなんですか?」
裕奈 「まあ、地球上も場所が限られているからあんまり多くてもね」
さよ 「そう言えば・・・私って何に分類されるんですかね?」
裕奈 「霊長類・・・ではなくて・・・霊類?」
さよ 「なんですか、それ?」
裕奈 「母乳も出ないし・・・脊椎もないし・・・で、ふわふわ浮いてるから・・・クラゲの仲間にゃ!!」
さよ 「そんなのいやですよ〜」
裕奈 「クラゲ目クラゲ科、相坂さよ。生息地は3−Aにゃ」
さよ 「うわぁぁぁん!!あんまりです〜!!」

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最終更新:2007年07月29日 02:28