35-565
-
35-565
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/07/20(木) 00:12:08 ID:???
-
風香 甘えん坊将軍
1/3
むか〜し、むかし。あるところに将軍様がおられたそうな
しかしこの将軍様、ちょっと困ったちゃんだっだのです
でも今回も将軍様は出て来ません
ここは麻帆良城下のお食事処、くいもん屋五月
いま、ここになにやらみすぼらしい格好の三人が近づいています
さよ 「いらはいましー!!」
元気よくお客さんを迎える幽霊さん。しかし、三人は何も言わず小さな席に座りました
雨でもないのに藁の簑にほっかむり、なにやら様子が変です
しばらくすると、その三人はほっかむりを取りました
すると一人の布の中からふわりと金髪がなびきました。どうやら外国の人たちのようです
そしてその金髪の人はこう言ったのです
高音 「おそばを・・・一つ」
さよ 「一つ・・・ですか」
幽霊さんは思わず聞き返してしまいました
それもそうです。三人できて、何故おそばが一つなのでしょうか?
愛衣 「ご免なさい。お金、一杯分しかないんです」
ナツメグ 「貧乏、なの」
-
35-566
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/07/20(木) 00:12:56 ID:???
-
2/3
五月 どうしたんですか?事情を話してはくれませんか?
ただならぬ雰囲気に、女将さんは三人のお話を聞くことになりました
要約すると、どうやらこういうことのようです
この三人はどうやら異国の生まれで、家が近所だったそうです
一旗揚げるつもりでやってきた麻帆良国、しかし商売はうまくいかず、その上騙されて、お金がなくなったそうです
そして、とある人からいかがわしい商売をしてみないかという誘いがありました
お金がない以上、三人はその誘いに乗るしかなかったのです
そして・・・もしかしたらまともな食事なんてできないかもしれないと思い、無けなしの金でこの店に入ったそうです
五月 なるほど・・・
話を聞いた女将さんは、何とかしてあげたいという気持ちになりましたが、そんな力はありません
ですから、注文のおそばを大盛りにして、お揚げを三つ添えたのです
高音 「あ、あの・・・私はそう言うつもりでいったのではありません」
五月 気にしないでください。私はあなたたちに食べて欲しいんです
ナツメグ 「・・・じゅる」
愛衣 「・・ゴクリ」
五月 さあ
三人は順番に箸をつけ、そして汁まで飲み干すと、一つ大きくお辞儀をして店を出たのでした
高音 「ありがとう」
そして三ヶ月後・・・
-
35-567
名前:風香 甘えん坊将軍[sage] 投稿日:2006/07/20(木) 00:14:23 ID:???
-
3/3
高音 「こんにちは。おそば、三杯お願いいたします」
のれんをくぐって現れたのはあの三人組でした
以前のようなみすぼらしい格好ではなく、きちんとした身なりになっています
さよ 「ああ〜生きてたんですね」
五月 コラッ!!いらっしゃいませ。ご注文は・・・おそば三つでいいですね
三人はにっこりと微笑むと、席に座りました
さよ 「どうしたんですか?お金もちになったですか?」
高音 「こんなことはあまりしたくはなかったのですけれど・・・どうぞ」
といって取り出したのは三枚の絵。絵とはいってもどうやら裸の絵のようです
金髪の少女は全裸で、赤髪の少女は半裸で、三つ編みの少女はすくうる水着を着ている絵です
制作 早乙女工房 販売 本の宮崎堂
高音 「肌をさらすっていうのには抵抗がありましたが・・・皆が待っていると言われましたもので」
愛衣 「わ、私はぎりぎりでした。毛と乳首はえぬじーだそうです」
ナツメグ 「私は・・・水着着用が義務づけられました。あと、妙に絵師の人に気に入られました」
五月 良かったですね。はい、おそばです
卓の上に並べられた三つのおそば。三人はしっかりと手を合わせると、あの日と同じように汁までのこさず食べました
高音 「美味しかったです。また、来ますね」
五月 お待ちしています
こうしてこの三人は、城下でも人気のあいどる”脱ぎ娘”として末永く人々に愛されるのでした
完
35-585
-
35-585
名前:黒い願望[sage] 投稿日:2006/07/20(木) 21:58:55 ID:???
-
黒い願望
「嫌アル!やめるアルよーーーー!!」
いくら足をバタつかせても上半身と両腕をガッチリ押さえ込まれた古菲は身動きが取れない。
それ以上に、楓は古菲を力の限り押さえ込んでいるのだから。
そしてそのまま服を剥ぎ取り古の体を自分自身の手で汚していく。
「うっ…ふぇぇ…もぅ…やめぇ………」
大声で抵抗していた古は途中からすすり泣きに変わり、それほど力を入れなくてもいいほどに大人しくなった。
すべてが終わった後、あれだけの天真爛漫さはどこかに消え失せ力なく泣き崩れていた。
これが自分の望んだこと!?これが!
嘘だ!こんなのでたらめだ!こんなことあるはずがない!
こうして最悪の形で目を覚ました。
「…」
楓は全身汗だくで起き上がる。
今日“も”夢だった。はぁっと一息ついて夢のことを思い返す。
「夢で…よかったでござる…」
「あれーかえで姉〜。どうしたの?」
「ひょっとして蛙に囲まれる夢をみたんじゃないの〜」
すぐ横では鳴滝姉妹が事情を知らずに茶化しだす。
「そ、そうでござるな。もう二度と見たくない夢でござるよ〜」
いつもの笑顔で返す。今回ばかりは苦手の蛙に感謝しなくてはならなかった。
このことを誰かに悟られてはいけない。
―自分の中におぞましい願望がうずまいていることなど…
-
35-586
名前:黒い願望[sage] 投稿日:2006/07/20(木) 21:59:30 ID:???
-
学園の昼休み。
「―てな感じで。主人公の葛藤を描くストーリにするのよ!」
「ですがそれはいいとしても、もう少し他の人たちのことも掘り下げてはどうですか?」
「そうだね夕映。私だったらここをこうやって進めようと思うの」
「う〜んそっか。もう少しいじってみるよ」
相変わらず教室では早乙女ハルナの漫画についての追求が夕映とのどかを交えて行われていた。
そんなことは今の楓の耳には届かない。
「…」
黙っていると後ろからその人物が声を掛けてきた。
「楓。ちょっと手合わせ願いたいアル」
古菲が誘ってきた。昼休みに二人で組み手の練習をすることがある。
「いいでござるよ」
楓は立ち上がり軽く準備運動をする。
「それはそうと、もっと効率よくするようにする方法があるでござるよ」
楓が前々から考えていたことを古菲に伝える。
「えっ、どうやるアル?」
互いに強くなるために、さらに上を目指すために一緒に精進する。
それは誰もがやることだ。その願望が強いのはどちらかと言えば古菲の方だろう。
どこまでも貧欲に先を見つめる笑顔、目を輝かせて楓の顔に近づく。
「!」
近くで古菲の笑顔を見た瞬間に、忘れようとしていた夢の内容が思い出される。
夢の中の古菲は泣き崩れ、信頼していた者に裏切られて放心していた。
「―っ!それはでござるな…」
-
35-587
名前:黒い願望[sage] 投稿日:2006/07/20(木) 22:00:36 ID:???
-
咄嗟に目を逸らす。
(違う、拙者はこんなことを望んでなどいないでござる)
そのまま楓は効率のいい練習の仕方を古菲に教える。
一緒に強くなろうとして頑張っている。そう望んでいるはずなのに…
もう一つの願望が強くなってしまう、無視できないほどに。
振り払おうとすればまるで影のようについてくる。
『修行が足りない』と言えばそれだけで終わる問題ではない。
それは自分の心に嘘を認めないための言い訳。
「どうしたアル?楓」
「何でもないでござるよ」
一体拙者はどこまで笑顔のままでいられるのだろうか…
35-591
-
35-591
名前:絶望の淵から[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 00:37:47 ID:???
-
「―――――ふう、ごちそうさま」
約三十分をかけて、刹那と真名は朝食を食べ終えた。
時刻は九時。完全に遅刻だ。
その原因は、食事を始める前に真名を壁から引き剥がさなければならなかったからだ、とだけ言っておこう。意外と彼女はお茶目でナイーブだったようだ。
―――本題に戻ろう
頃合を見計らって、隣のリビングで待っていた木乃香が声をかけた。
「二人とも、ちょっとええ?」
「はい。なんでしょう?」
未だ不機嫌な真名に変わって刹那が答える。
えもいわれぬ真名のオーラに辟易していた刹那にとって、木乃香の声は蜘蛛の糸にも等しい助けだった。
「あんな、この後一緒に来て欲しい場所があんねやけど」
「……この後、ですか?」
リビングに入りながら訝しげな表情で問い返す刹那。
「うん。おじいちゃんがな、ちょっときて欲しい、て」
「………学園長が、か」
そこでようやく真名が部屋に入ってきた。見れば、三人分のマグを持っている。
真名はそれを二人に手渡しながら、言葉を続ける。
「ふむ……成程。ならば仕方あるまい。何か話したい事でもできたのだろう。断る訳にもいかんな」
そこで言葉を切って、コーヒーをすする真名。
「そうですね………わかりました。行きましょう」
「ほな、決まりやな」
ぽん、と手を叩いて立ち上がり、木乃香はいそいそと出かける支度を始める。
それを見た真名は、マグの中身を一気に飲み干し、同じく準備し始める。
「……………」
「? どうした?」
「いや、苦くないのか?」
「……………………子供」
「うるさい」
まだブラックは、刹那には早かったようだ。
35-605
-
35-605
名前:さよ 小さな知識[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 02:58:46 ID:???
-
さよ 小さな知識
さよ 「私のお墓ってあるんでしょうか?なんてことを思うさよです」
美砂 「飲んでるぅ〜?」
さよ 「よ、酔っぱらいです。宗教と酔っぱらいには関わるなっておばあちゃんが言ってました」
美砂 「もう逃げられない。付き合ってもらうわよ〜」
さよ 「わ、私、今から小さな知識を・・・」
美砂 「ムフフ・・・酒飲みって知識を語りたがるものなのよ。お姉さんがいいお話してあげるからさ」
さよ 「わ、私の場所が〜」
美砂 「さよちゃん、お酒飲んだことある?」
さよ 「無いですよ。私・・・幽霊ですから」
美砂 「年齢だけなら問題ないんだけどな」
さよ 「しくしく・・・どうせ私はおばあちゃんですよ」
美砂 「で、お酒なんだけどね、甘口と辛口があるのって知ってる?」
さよ 「聞いたことぐらいはあります」
美砂 「あれね、4℃の水の比重を基準にして、それよりも大きいものを甘口、少ないものを辛口にしてるのね」
さよ 「はぁ・・・」
美砂 「糖分を含むと、水って比重が重くなるからね」
さよ 「ちゃんと科学なんですね」
美砂 「さて、夜も更けてきたし・・・五次会行こうか」
さよ 「へ?もう寝るんじゃないんですか?」
美砂 「い・ま・か・ら・が、楽しいんじゃないの。行くよ〜」
さよ 「た、たすけ・・・」
完
35-621
-
35-621
名前:アキラ 浴場の幻想[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 18:17:18 ID:???
-
アキラ 浴場の幻想
1/4
アキラ 「ふぅ・・・」
誰もいない大浴場、涼風。こんな大きなお風呂に一人だとなんだか気持ちいい
椅子に座って、桶にお湯を注ぐ。なんだかお湯が一杯になるのがもどかしく感じます
きゅ・・・
蛇口をひねってお湯を止めます
垂れるしずくが作る波紋が、桶に映る私の顔をゆがめます
私はその桶を持つと、肩口から一気にかけました
さて、体を洗おうとボディシャンプーを探していたときのことでした
どこを探しても見つかりません
あれ?
しばらくきょろきょろしていると、すっと横から手が伸びてきてボディシャンプーを渡してくれました
アキラ 「あ、ありが・・・」
誰?
円 「これ、探してたんでしょう?」
いつの間にか円さんが私に隣にいました
いったいいつ入ってきたんだろう?
アキラ 「ま、円さん!?いつの間に?」
円 「たった今、よ」
-
35-622
名前:アキラ 浴場の幻想[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 18:18:08 ID:???
-
2/4
アキラ 「あの・・あの・・」
円 「背中、洗ってあげようか?」
アキラ 「でも、でも・・・」
なんだか危険、いえ、淫靡な感じがします
どきどきが凄くなってきて・・・止まらない
円 「いいからいいから・・・」
円さんは私をくるりと反対側を向かせ、背中を軽く手ですりすりしました
アキラ 「ひゃぁん!!」
円 「つやつや、つるつる、むっちり・・・」
な、何を言っているんだろう?
円さんは私の背中にボディシャンプーを、ぴゅっとかけると、手で泡立て始めました
そしてその泡立てた手で、私の背中を洗い始めたのです
アキラ 「く、くすぐったい・・」
円 「そう?私は気持ちいいけどな」
円さんの手つき、ちょっといやらしいと思う
円 「大きな背中、だね」
むにゅぅ・・・
何が起こったのかわからなかった。突然背中に柔らかいものが押しつけられました
円 「それに、暖かい」
声が耳元で聞こえました。どうやら円さんが背中に抱きついたようです
アキラ 「ま、円さん!?」
円 「洗ってあげる。私で」
-
35-623
名前:アキラ 浴場の幻想[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 18:19:12 ID:???
-
3/4
それは不思議な感覚でした
まるで天に抱かれているような感覚、とでも言うのでしょうか?
ふにふにとして、それでいて張りのある柔らかい円さんの肌が私の背中を走ります
そのたびに私の背中には、得も言われぬ快楽が生まれました
アキラ 「ま、円さん・・・」
円 「じっとしてて・・・」
ぬるぬる、くちゅくちゅ、そんな音が浴場に響きました
やがて私の背中の感覚に変化が現れました
二つのこりこりした、突起のような感触が現れたのです
アキラ 「円さん!?」
円 「も、もう少しだから・・・」
円さんの声が、熱いです
しばらくしてその二つの突起の動きにはある一定の法則があることがわかりました
何か文字を書いているようです
す・・・
き・・・
”好き”?
ええと、これって
円 「はい、終わり。次は前もしよっか?」
ふと我に返る私。どうやら背中の感覚に酔っていたようです
アキラ 「ま、前はいいです!!自分でできますから!!」
すると、円さんはちょっと残念そうな顔をしました
円 「じゃあアキラさん。私の背中、お願いしていいかな?」
すっと、背を向ける円さん。なんというか・・・綺麗だ
-
35-624
名前:アキラ 浴場の幻想[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 18:22:15 ID:???
-
4/4
それは綺麗な背中でした
無駄な肉はなく、まるでしなやかな黒豹のような背中
芸術、と言ってもいいかもしれない
円 「は、早く・・・ちょっと寒いよ」
アキラ 「あ、ご免なさい」
私はボディシャンプーをタオルにかけると、円さんの背中を洗い始めました
滑るような感触、円さんの背中は想像よりとても滑らかでした
円 「んっ・・」
アキラ 「あ、強かったですか?」
円 「う、ううん、丁度・・いいよ。とっても気持ち・・いい」
なんだか顔が熱くなった。なんだろう、この円さんの色気は
私の心を強く刺激してくるよ
円 「んっ・・・あっ・・・はぁん・・・」
背中を洗っているだけなのに、円さんからは熱い喘ぎが漏れてきます
よく見れば、円さんの手は胸と股間に添えてられていて・・・
これって、円さんが・・・しているような・・・
円 「んっ、くぅぅぅ!!!」
円さんは一つ小さく声を上げると、少し力が抜けたようでした
円 「あ、アキラさん・・・ありがとう」
アキラ 「ど、どういたしまして」
それから、残った部分を自分で洗いました
なんとなく話しかけることはできず、無言が続きました
円 「背中って自分で洗いにくいんだ。また、お願いねアキラさん」
アキラ 「は、はい・・・」
完
35-627
-
35-627
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 18:37:47 ID:???
-
円「う〜ん、そろそろ新しいギターが欲しいな…。」
超「フフフ。円サン、ギターが欲しいカ?」
円「あ、チャオりん。うん、まあ欲しいけど…」
超「だったらこれ使うネ。」
円「え、いいの?なんかかなり高そうだけどメーカーはどこ?」
超「ワタシが作ったからメーカーなんてないネ。」
円「…え?」
超「これは凄いヨ!高性能で多機能搭載!音は勿論、軽量、耐久性バッチリネ!」
円「へぇ〜。」
超「更にこの弦。従来の50倍の強度!人形使いのエヴァンジェリンサンのお墨付きネ!」
円「はぁ?」
超「ボディーは防弾使用!ネックには仕込み刀!セレクターを素早く5回倒せば時限爆弾作動!」
円「…あ、あのぉ。」
超「爆弾の時間はボリュームノブを回してセット!他にも色んな機能が…」
円「…やっぱ遠慮します。」
超「どうしてネ?ビームも出るヨ?」
円「いや、ビームとかの問題じゃなくて。てか何てもん付けて…」
超「しかもこれで殴ればドゴォの威力が100倍に…」
円「貰うわ!!」
35-628
-
35-628
名前::『SNS第3回リレーSS』第一話[sage途中参加不可] 投稿日:2006/07/21(金) 18:55:51 ID:???
-
その部屋は、夜中にも拘らず電気がついていなかった。
四方を闇に囲まれ、外からの月明かりでかろうじて周りを確認できる。
その中で、少女――早乙女ハルナは佇んでいた。
「……ふふ」
ハルナが小さく笑いをこぼす。
それを契機に、まるで壊れた人形のように笑い始めた。
「くふふっあははははっはははははははは!」
そのまま乾いた笑いを上げ続け、突如ハルナは叫んだ。
「原稿が仕上がらないぃぃぃぃぃ!」
「うるさい!」
ゴン、と鈍い音を立てて目覚まし時計が頭にヒット。
それを投げた夕映が、息を荒げながら言った。
「今を何時と思ってるですか!常識を考えるです!」
「だって、だってー!原稿が一枚も上がらないんだもん!」
「それはハルナが遊び呆けているからでしょう!」
「しょうがないじゃん、ネタが浮かばないんだから!」
「それは私の知った事ではないです」
「うぅぅぅ!……そうだ!」
ハルナは『閃いたぁ!』とばかりに手を打った。
「今回は夕映×のどか本にしよう!って事で夕映、早速のどかの寝込みを襲うのよ!」
「死ぬです」
夕映はハルナの顔面に哲学書をブチ込んだ。
白目を剥いて気絶したハルナへさらに三回ほど攻撃し、完璧に意識を奪い取ったのを確認する。
「ふぅ、これで寝付けるです」
夕映は一仕事終えた後のイイ汗を流すと、ベッドへ潜りこんだ。
こうして、締め切り四日前の夜は無為に過ぎて行くのだった。
35-631
-
35-631
名前:史伽 禁断のカーテン[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 20:07:47 ID:???
-
史伽 禁断のカーテン
昼間は雨降り、夜は晴れ
窓からに見える外は、星が綺麗です
しゃっ・・・
私はカーテンを閉めました。いくら星が綺麗でも、楓姉が危険だから・・・
楓 「どうしたでござるか?」
史伽 「楓姉・・・なんでもないよ」
そう、楓姉を守らなきゃいけない。尊敬しているから
楓 「嘘が下手でござるな。さて、何が・・・」
史伽 「空けちゃダメ!!」
私は楓姉の前に立ちふさがる。私が最後の防衛線
風香 「何隠してるのかな〜」
史伽 「お、お姉ちゃん!?邪魔しないで!!」
楓 「いけないでござるな。隠し事とは・・」
風香 「いけないんだ〜」
史伽 「でも・・・」
楓姉は一瞬で私の背後に回ると、カーテンに手をかけました
楓 「何が出るかな・・・それ」
楓姉は禁断のカーテンを開けました。自らの手によって
楓 「ひっ!!!きゅぅ〜」
ばたん、と大きな音を立てて楓姉は倒れます
カーテンの向こう、窓に張り付いたカエルさんは楽しそうにケロケロと鳴きました
完
35-634
-
35-634
名前:Misa 悪魔の唄[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 22:36:49 ID:???
-
Misa 悪魔の唄
この世には 闇が ある
誰もが知りながら その存在を否定する
見たくない 触れたくない 感じたくない
それが 闇
だが、確かに闇は存在する
それが・・・
DMC (DecopinRocket Metal Croquette)
ヴォーカル Misa
闇の女王様、一日三人の魂をFackしないとメイクが溶けてしまうという。メイクの下は地獄が広がっている
ドラム 殺鬼(サツキ)
包丁を持ったドラマー。人間の皮で作ったドラムを日々、包丁で叩き続けているという
ギター サヨ
空中に浮かんだギターを弾く見えない怨霊。ギターからしたたる血は殴り殺した人の血だという。ギターが本体との噂も
美砂 「・・・ていうバンド組みたいんだけど」
五月 お酒も飲んでいないのに酔っているんですか?もう飲ませませんよ?
さよ 「怨霊ってなんですか!?怨霊って」
完
35-638
-
35-638
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/21(金) 23:39:20 ID:???
-
ちう「さみぃ〜!こないだまで熱帯夜だったのに!」
ザジ「(´・ω・`)ちう寒い。」
ちう「う〜ん。布団は押し入れの奥だしなぁ…。」
ザジ「(`・ω・´)ザジいい事思いついた!」
ちう「ちょ、人のベットに…、」
ザジ「(´∀`)ほら温かくなった。」
ちう「…ん、サンキュ///」
35-640
-
35-640
名前:さよ 小さな知識[sage] 投稿日:2006/07/22(土) 00:16:14 ID:???
-
さよ 小さな知識
さよ 「お線香の煙が目に滲みるようになったさよです」
しずな 「こんばんは、ここなのかしら?」
さよ 「し、しずな先生・・・先生までここを占領しに?」
しずな 「占領だなんて・・・ちょっと立ち寄っただけよ」
さよ 「ぐすん。いいんです、もう私なんて・・・」
しずな 「泣かないで・・・あら?」
さよ 「いいんです。幽霊だから抱きしめようとしても、スカスカするだけなんです。いいんです・・・」
しずな 「そう。じゃあ、小さな知識の時間ね」
さよ 「やっぱり占領なんですね・・・」
しずな 「これからの時期ってやっぱりざるそばなのよね。私の大好物よ」
さよ 「私、たぶん食べたことありません」
しずな 「そうなの・・・でね、ざるそばには十一(といち)そばていうのがあるの」
さよ 「十一そば?食べると利息が十日で一割増えるという・・・」
しずな 「なんだか偏った知識ね。そうじゃなくて配合のことよ」
さよ 「配合?」
しずな 「そう、そば粉十割につなぎが一割を混ぜたおそばのことよ」
さよ 「へ?それじゃあ十一割になっちゃうじゃないですか!?」
しずな 「そうなのよね。つなぎと混ぜちゃったら九割九厘そばなのよ」
さよ 「語呂が悪いですね」
しずな 「だからって訳じゃないでしょうけどね」
さよ 「おそば・・・食べたいな」
しずな 「じゃあ、今から行きましょうか。さっちゃんのところでいいわね」
さよ 「でも・・・体がないと」
しずな 「ロビーで明石さんがねこ化していたわ。憑依すれば何とかなるでしょう」
さよ 「い、行きましょう!!おそば、食べたいです!!」
完
35-648
-
35-648
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/22(土) 17:05:07 ID:???
-
リクカプ劇場
ゆなまき編:身長コンプレックス
「あーあ、私ももう少し背が欲しいな」
屋上で外を眺めながらまき絵はそう呟いた。
「どうしたの急に?」
横では同じ運動部であり友人の裕奈が不思議そうに問いかけた。
「アキラみたいにさ、みんなから期待されるようになりたいなって」
「それはどうかな?」
裕奈は簡単に突っ込みを入れる。
「アキラはアレだけ身長があってその上で実力もあるんだよ、根本的に何かが違うよ」
「う〜ん」
裕奈の問いかけに少し考え込むまき絵。
「背が伸びたって中身が変わらないと」
その発言にはまき絵も食いつく。
「それって、私には中身がないってこと」
直感的に言い返した。確かにまき絵は明るい。
しかしその底抜けに明るい性格は考えてることをストレートに表現する。
逆に言えば表現が分かりやすい、もしくは単純。
その上バカレンジャーときた。下が明日菜としたらその次、つまりブービー賞。
「そうじゃなくて、背が低くても信頼される人っているでしょ、例えば…」
そこでエヴァンジェリンと言おうとしたが。
-
35-649
名前:マロン名無しさん[sage] 投稿日:2006/07/22(土) 17:05:46 ID:???
-
「ふーちゃんふみちゃんとか」
「う、う〜んそれは逆に子供っぽすぎるよ〜」
相変わらずの発言に今度は裕奈が黙り込む。
「でも、やっぱり身長とかかわいさとかも気になるんだよね」
小さな悩み、それは誰もが持っていそうなコンプレックスだろう。
「ん〜、でもやっぱりそれ以上に一生懸命頑張ってる人って自然と光ってると思うの」
それは毎日訓練を怠らないネギのように。
「そっか、私ももう少し頑張らなきゃ」
「大丈夫、みんなまき絵が頑張ってる所を見てるから。アキラや亜子もその努力は保障するよ」
満面の笑顔で微笑んでまき絵を勇気付ける。
その返答にまき絵も笑って応えた。
「ありがと、ゆーな」
「…でも私としてはあんまり身長は変わって欲しくないんだよね」
いきなりのことにどういう意味か分からず戸惑うまき絵。
「えー!どうして!」
「どうしてって…」
ゆっくりとまき絵に近づく。二人の身長の差は僅かに10センチほど。
何をするのか不安で上目遣いのまき絵を見てほんのり赤く染まる裕奈の顔。
少しだけその顔を堪能すると、間髪入れずにキスをした。
僅か数秒の出来事。途端に真っ赤になるまき絵。
「あ、あわわわわわわ」
-
35-650
名前:マロン名無しさん[sage 書いてほしいリクカプ募集中] 投稿日:2006/07/22(土) 17:07:43 ID:???
-
「この方がキスしやすい距離なんでね♪」
「…それは、どーも…」
真っ赤になったまま下を向く。
その可愛さにたまらず猫耳を生やしてまき絵に頬擦りする。
どんなに頑張っても所詮まき絵はマイペース。
自分なりに頑張ればそれでいいと裕奈は思った。
終
35-659
-
35-659
名前:刹那 湯上がり[sage] 投稿日:2006/07/22(土) 19:10:01 ID:???
-
刹那 湯上がり
1/2
服がなかった
学校から帰ってきた私は、その日の汗を流すべくシャワーを浴びた
頭から少し熱めの湯を浴びるとき、頭の中が真っ白になる
しばらくその感覚を楽しんだ後、冷たい水に切り替えて身を引き締める
いつのもの通りだった
浴室から出て、自分で用意したはずの下着が消えていることに気がついた
しばらく脱衣場を探すが見つからない
はて?
そこで困り果てた
真名 「捜し物は、これか?」
脱衣場の入り口から声がかかった。振り向いてみれば龍宮が立っている
刹那 「ば、馬鹿か!?貴様!!」
どう龍宮を見ても、頭部に私の下着かぶっている
後は何もつけてはいない、全裸というやつだ
真名 「さあ、取りにおいで?君の下着はここだ」
とても龍宮が正気とは思えない
まさに変態というやつだ
刹那 「だ、誰かに見られたらどうするんだ!?誤解されるだろう!!」
しかし、見られていた
-
35-660
名前:刹那 湯上がり[sage] 投稿日:2006/07/22(土) 19:11:30 ID:???
-
2/2
木乃香 「そんなことはあらへん」
龍宮の背後から、愛おしい人の声が聞こえてくる
だが、その姿を見た私は、現実から逃避したくなった
木乃香 「似合うやろか?」
私の胸を被うもの、それがさらしだ
そのさらしが間違った使い方をされている
何故、ふんどしに使われているのだろうか?
木乃香 「なんか・・・食い込んで大変や」
大変なのは私だ
何せ、下着は取られて全裸。しかも相手はへんた・・・もとい、私を狙う者たち
よく考えれば、前衛の龍宮、後衛のこのちゃんの組み合わせはかなり強力なのではないだろうか
やがて、その考えは正しいことが証明される
真名 「さて、宴の時間だ」
パンツヘッドの龍宮がそう言った。全裸なのに隙がない
木乃香 「なんでもありや」
間違いさらしのこのちゃんが言う
刹那 「貞操は、自分で守る!!!」
しかし、相手は本気が出せても、私には本気が出せなかった
すぐに押されはじめ、やがては力尽きた
真名 「手こずらせてくれたな」
木乃香 「もう、逃げられへん」
覆い被さってくる二人から、逃れる術はなかった
刹那 「汚れちゃった・・・」
完
35-667
-
35-667
名前:生教の二ノ宮さん[sage] 投稿日:2006/07/22(土) 20:37:10 ID:???
-
生教の二ノ宮さん
麻帆良学園には生徒たちの悩みを解決するべく、ある組織が編成されていた
その組織の名は生徒指導教員部。略して生教と呼ばれていた
そして、そこにはある教員が所属している。その教員は生徒たちからは親しみを込めて”生教の二ノ宮さん”と呼ばれている
二ノ宮 「おや?しずなか?」
Q 指導教員 S・M
酔ったあげくに刀子を思いっきり抱きしめてしまいました
すると、息ができなくなって気絶したのです
問題はその後でした
何故か、刀子は幼児退行して私をお母さんと思うようになったのです
どうしましょうか?
二ノ宮 「最近見ないと思ったら・・・」
A 生教の二ノ宮
3−Aの那波に相談するといい。どうやら同じような問題を抱えているらしい
幼児の扱いは熟練の業だそうだ
どんな幼児もイチコロらしい
二ノ宮 「そう言えば私が通っていた保育園の先生の名前も・・・馬鹿な!そんなはずはない、よな?」
完
最終更新:2007年07月29日 02:28